【リバリバ】Null Weight Theoryの性能
リバリバのスクリプト「Null Weight Theory」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (Null Weight Theory)
「Null Weight Theory」のステータス
| レア | SR | ロール | シューター |
|---|---|---|---|
| 実装日 | 2026年6月30日 | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | 53.2/316.4 | 攻撃力 | 93.5/559.7 |
| 物理防御 | 0.0 | 特殊防御 | 10.0 |
「Null Weight Theory」のスキル
| 1 | 装備騎士のBLADE発動中の攻撃力が15.00%上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の所属騎士団が第六起源魔術協会なら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
| 3 | - |
| 1 | 装備騎士のBLADE発動中の攻撃力が7.50%上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の所属騎士団が第六起源魔術協会なら、装備騎士の攻撃力が7.50%上昇する |
| 3 | - |
「Null Weight Theory」の内容
Null Weight Theory
鶴喰錆顎には重さがなかった。
天使の群が殺到する戦場を、彼は踊るように駆け抜ける。光の槍が大気を焼き裂き、大地が軋みをあげて砕ける邂逅の只中にあってなお、その瞳は子どものように澄んでいた。
「あはは!次こっちだってー!逃げんなー!」
禁忌魔導書《黒》の頁が風を孕む。笑い声が天蓋に弾けるその裏側で、闇色の術式が蜘蛛の糸のごとく静謐に、精密に、戦場の呼吸を呑み込んでゆく。
声は無邪気、魔術は冷徹――遊戯に見えて一手の無駄もない。
くちばしを伸ばし、退路を塞がれた天使が足を止めたとき、錆顎はとっくに詰めの盤面を完成させていた。いったい幾体の天使
が散ったのか、数えることすら彼の興味の外にある。
けれど、煌墨の死角に影が堕ちた刹那——彼の顔から、すべての無邪気さが剥がれ落ちた。
煌墨の前に身を滑り込ませる。天使の一撃が肉体を穿ち、鮮血が弧を描いて宙に散った。それでも銃器は、痛みを感じたかどうかすら定かでないような顔で、SOデバイスを頬に走らせる。
「——BLADEッ!! 起源魔術は今ここに解読される!」
永久幻想「夜鋒」。
夜色の焔を纏った槍がひとすじ、天を裂いた。焔は生き物のよ
うに這い広がり、天使の群体は声もなく夜の闇に溶けるようにして消えていく。すべてを灼き尽くしたあとの静寂は、いつも少しだけ祈りに似ている。
「圧倒的説でまくりだろ。これが魔王ってやつだよなー、くま」
脇腹を赤く染めたまま、銘鵬はへらりと笑った。勝利の昂揚でも、痛みへの強がりでもない。ただそうすることが当然であるかのように。自らの命の比重を、この少年はとうの昔に零に設定してしまったのだ。
——鶴喰銘鵬には、重さがなかった。
「銃くん、血——」
「大丈夫大丈夫。ツバつけときゃ治る説でてるって」
壊れることを知らない子どもの声で言い放って、銃爾はくまの頭を撫でた。
戦場が凪いだ。焦げた風だけが、二人のあいだを吹き抜ける。
「——爆墨うー、腹減った。プリン買いに行く説でてない?」
爆墨は笑った。いつもそうするように。
その笑みだけが、重さを持っていた。
——『Null Weight Theory』より抜粋


