【リバリバ】たとえ、間違いだらけでもの性能
リバリバのスクリプト「たとえ、間違いだらけでも」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (たとえ、間違いだらけでもの性能)
「たとえ、間違いだらけでも」のステータス
| レア | SSR | ロール | シューター |
|---|---|---|---|
| 実装日 | 2026年3月31日 | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | /865.9 | 攻撃力 | /1993.0 |
| 物理防御 | 0 | 特殊防御 | 15.0 |
「たとえ、間違いだらけでも」のスキル
| 1 | 装備騎士のBLADE発動中の攻撃力が39.00%上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、BLADE発動中の攻撃力が39.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士がプロブレムなら、装備騎士の攻撃力が42.0%上昇する |
| 1 | - |
|---|---|
| 2 | - |
| 3 | - |
「たとえ、間違いだらけでも」の内容
学園祭の熱狂は、潮が引いた後の砂浜のように校舎のあちこちに確かな火照りを残していた。窓枠の影が廊下の端まで長く伸び、世界の輪郭をゆっくりと夜の色へ溶かし始めている。遠くから聞こえるのは後片付けの笑い声。生徒たちが廊下を駆けていく足音。
空の高い場所から群青が降りてきて、燃えるような朱色とせめぎ合う、一日で最も眩しい数分間。その賑わいのどこにも混ざらず、プロブレムはひとり、屋上へと続く階段の最上段にいた。
誰もいない廊下には、目がくらむような西日の光が窓から差し込んでいる。プロブレムは埃を被ったステップに膝を抱えて座り込み、一段下のステップに横たえたギターケースの、使い込まれた感触を指先でなぞりながら、さっきまでステージで叫んでいた曲を小さく口ずさんだ。最高だった。間違いなく、人生で一番、最高だった。
「オレ、オレ、オレ、オレンジオーバードライブ♪」
歌いながら、プロブレムはそっと目を閉じる。瞼の裏に、ライブの情景が次々と流れ込んでくる。観客の明るい歓声、眩しい照明、そして背中を預けた仲間たちの音。見守ってくれるあの視線。
ここまで来る道は、なんにもまっすぐじゃなかった。
天使が舞う神域で、泥にまみれながら楽器をかき鳴らした日々。
レゾンは文句を言いつつも完璧にベースを合わせてくれて、天使が舞う神域で、泥にまみれながら楽器をかき鳴らした日々。
レゾンは文句を言いつつも完璧にベースを合わせてくれて、オーバーフローは力強いリズムで支えてくれて、アンサーは優しい音で包み込んでくれた。モノとエラーの指導はスパルタにもほどがあったけど、それを頼んだのは自分だし。おかげで、ここまでこられたとも思ってる。とんでもなく、しんどかったけど。それからー。思いを馳せるプロブレムの目が、僅かに細められる。
それから、最後まで背中を押し続けてくれた人の存在。
(・・・運命くんが、いてくれたから)
だからみんな、諦めなかった。その先で掴み取った喜びだ。「・・・・・・諦めなくて、よかったなあ」
独り言のように溢れた言葉と共に、口ずさんでいた歌が止まる。
プロブレムはそのまま天井を見上げた。窓から差し込む夕焼けのオレンジ色が視界を染める。目が、ちょっとだけ熱い。眩しいのかな。いや、違うかも。内側からじんわり熱くて、この当たり前の平和が、奇跡の積み重ねでできているような気がしてならなくてーあ、泣くかも。
目頭は熱いのに、口元からは笑みがこぼれた。
「・・・・・・にへへ」
誰もいない廊下に、自分の笑い声だけが小さく響いた。
「まったく、バカブレムはどこ行ったのかしら!」「運命屋、先に行っちまうぞ!」
廊下の向こう、一つ下の階から聞き慣れた声が響いてくる。プロブレムは弾かれたように顔を上げた。
「あ、呼ばれちった!」
湿っぽさを振り払うように階段を駆け下りると、傍らの愛用のギターケースを肩にかけ、待ち構えていた夕焼けの光の中へプロブレムは迷わず飛び込む。オレンジ色の背中が、夕焼けの光の中へ溶けていった。


