【リバリバ】かよわいキツネにご用心・弐の性能
リバリバのスクリプト「かよわいキツネにご用心・弐」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (かよわいキツネにご用心・弐の性能)
「かよわいキツネにご用心・弐」のステータス
| レア | SSR | ロール | ブレイカー |
|---|---|---|---|
| 実装日 | 2026/1/2 | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | /1028.7 | 攻撃力 | /1209.0 |
| 物理防御 | 0.0 | 特殊防御 | 15.0 |
「かよわいキツネにご用心・弐」のスキル
| 1 | 装備騎士のスキル攻撃によるダメージが30.00%増加する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士がモノなら、装備騎士の出撃コストが1度だけ4減少する |
| 1 | 装備騎士のスキル攻撃によるダメージが15.00%増加する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士がモノなら、装備騎士の出撃コストが1度だけx減少する |
「かよわいキツネにご用心・弐」の内容
かよわいキツネにご用心・弐
彼女の視線の先を追うと、街路を二匹の狐が連れ立って駆けていくのが見えた。夜露に濡れた舗道に、軽い爪音が残る。片方は何度も振り返って、何かを確かめるように立ち止まり、もう片方はそれを待って、尾をゆるく揺らしている。
—— キツネ、かわいいよね
運命がそう口にすると、モノは驚いたように目を見開き、それから遅れて頬を赤らめた。肩が少しだけ跳ね、尻尾がぶんぶんと左右に揺られる。しかし、すぐになにかに気付いたように眉間に皺を寄せ、深くため息を吐いた。
「……そうね、かわいいわよね」
同意の言葉なのに、どこか距離があった。
さっきまで忙しなく揺れていた尻尾が、しゅんと力を失って下がる。
何か困らせてしまっただろうか、と考えたが、どこが悪かったのかはわからない。
少し間を置いて、モノが「でも」と続けた。
「もう少し、親近感くらいは湧くと思ったのだけれど」
そう言って、肩をすくめる。自分を笑うような、慣れた仕草だった。
「結局のところ、中途半端なもの。本物の妖狐にはなりきれないし、かといって普段の自分とも違う」
絶大な力を誇った妖狐デバイスだったが、モノ自身は満足していないようだった。
身体強化の出力こそ会心の出来であったが、やはり付随する副作用が気になるらしい。
「けれど今回のことで、必要なデータは取れたわ」
その横顔は、まさしく研究者のそれだった。
まだ見ぬ可能性に、光を見出した人間のそれだ。
運命は一瞬、その横顔に見惚れた。
その視線に気付いてか、モノは少し顔を赤らめた。
そして胸元を押さえ、わずかにそっぽを向く。
落ち着かない様子で、尻尾が小さく揺れた。
「特に、外見には影響が出ないようにしないと」
意図せず生えてしまった耳と尻尾を、彼女はやはり気にいっていないのかもしれない。
「そっか」と返すと、「そうよ」と即座に返ってきた。
その言葉は少しだけ強くて、尻尾は更に下がった。
外に視線を戻すと、狐はもういなかった。
狐が走り抜けた気配も、爪音の余韻も、どこにも残っていなかった。
——かわいいよね、キツネ
もう一度言うと、モノの尻尾がびくりと反応した。
モノは顔を伏せて小さく呟いた。
「……あなたね」
責めるほどの力はなくて、むしろ諦めに近い声色だった。
モノは視線を逸らし、耳にかかる髪を指で押さえる。
責めるほどの力はなくて、むしろ諦めに近い声色だった。
モノは視線を逸らし、耳にかかる髪を指で押さえる。
けれど尻尾だけは、正直に揺れていた。
『かよわいキツネにご用心・弐』より抜粋


