マイ・思い出
マイの思い出とボイス
思い出1
マイ
炊けた……炊けました!
この色つや、食欲をそそる匂い
……完璧です!
不思議な格好をした少女が、
釜を見つめて笑っている。
キャトラ
こんなところで火遊び~?
火事にならないようにしてよね
マイ
違います!
お米を炊いていたのです!
薪はちゃんと片づけます!
キャトラ
変わった人ね……。
どこから来たの~?
マイ
マイと申します。
東の国から、お米の素晴らしさを
伝えるために参りました。
大きなシャモジを釜に突っ込み
慣れた手つきでお米を茶碗によそう。
マイ
お米いかがですか?
炊きたてホッカホカですよ~。
たーんと、召し上がれ!
キャトラ
う~ん、アタシ猫舌だから
熱いのはちょっと……。
マイ
そんな……。
もしかして、かつお節があれば
食べてくれました?
キャトラ
そういう問題じゃないわよ。
主人公、
代わりに食べてよ。
アイリス
みんな~。
バロンさんがパンを買ってきて
くれたから一緒に食べましょう。
キャトラ
いいわね~。
アタシはどっちかというと、
お米よりもパンの方が――。
マイ
パン……そう……
あなたもパンを選ぶのですね……
キャトラ
うっ、後ろから殺気が……
マイが鬼の形相で
オニギリを握っている。
マイ
憎い……憎たらしい……熱っ……
あんなパサパサしたもののどこが、
くうう……憎い……熱っ!
キャトラ
怖い、怖い!
怒りながら、
オニギリつくるののやめてぇ……
思い出2
マイ
天よ……
乾いた水田に慈悲深き恵みを……
キャトラ
へっぽこな踊りね~。
なんか意味あるの?
マイ
雨乞いです。日照り続きのとき、
よくやっていたんです。
気がつけば習慣になってまして……
マイ
そのときにパ……がやってきて……
お米の地位が……ぐうう……
キャトラ
お米づくりって大変そうねぇ。
マイ
そうなんです!
戦いはお米を釜に入れる前から
始まっているのです!
マイ
そう、まずは
土づくりから!
マイ
土壌の栄養を一定のバランスで
保つのが大切です。
肥料選びは慎重に!
マイ
土を掘り返してミミ、オエッ
ミミズがたくさんいれば
その土はよいとされ――オエッ。
キャトラ
よくわかんないけど、
お米が好きなのとミミズが嫌い
なのはわかったわ。
アイリス
ねぇ、みんな~。
フライパンどこ置いたか
知らない?
マイ
フライ……<パン>……
アイリス
せっかく、パンプキンスープに
挑戦しようと思って
材料そろえたのに……
キャトラ
それって普通、
お鍋で作るものじゃないの?
アイリス
そうなの?
マイ
<パン>……プキン……
パン……忌々しい……
マイが怨念を込めながら、
力強くお米を握っている。
キャトラ
そのお米どこから出したの!?
思い出3
キャトラ
ざるの上に、
赤い木の実がたくさんあるよ~。
1個くらい食べてもいいよね。
キャトラ
すっぱ!
うう……にゃにこで~。
マイ
ふふ、梅干しは初めてですか?
キャトラ
ウメボシ?
マイ
私の国で、お米のお供として
古くから親しまれている漬物です。
マイ
酸味があって人によって
好き嫌いはありますが……。
キャトラ
すっぱいのやだ~。
マイ
根気よく漬け込んでいけば、
そのうち
味がまろやかになりますよ~。
マイ
この後、壺の中に梅干しを
戻すのですが、道具や手を清潔に
保つことでより味が整います。
マイ
だから私は髪の毛や、服にも
気を配っていて――
マイ
むっ! 主人公さん!
その服についたシミはなんなんですか!
アイリス
ほんとだ。何のシミだろう……。
ここのところ、
冒険続きだったからね……
マイ
なんと!? それはいけません。
いけませんよ!
マイ
洗濯は1日2回が基本です!
私に近寄らないでください!
キャトラ
アタシは綺麗にしてるよ~。
白いから汚れも目立つしね。
マイ
キャトラさん!
尻尾の先が汚れていますよ!
洗って差し上げます!
キャトラ
え、ちょ、
――それは?
マイ
洗濯用の釜です。
キャトラ
ねえ? なんでアタシ、
釜の中に入ってるの?
マイ
5回ってとこですね。
キャトラ
とがないで~!
思い出4
キャトラ
マイに教わったとおり、
ふっくら炊けたんじゃないかしら?
アイリス
うーん、でもちょっと
水っぽいね……ベトベトするし。
水の量を間違えたのかなぁ……。
キャトラ
アイリス、ドンマイだよ。
これでも十分、美味しいよ。
アイリス
ドンマイ?
……なんか、
元気が出る言葉だね。
マイ
みなさ~ん。
上手く炊けましたか~?
マイ
おや? それは<もち米>なので
<うるち米>の水量より、
やや少なめにしないと…
アイリス
お米にも
色んな種類があるんですね。
マイ
はい。他にも緑のお米や黒いお米、
発芽玄米に酒米なんていうのも
あるんですよ~。
キャトラ
へえ~。
全部食べてみたいわね~。
マイ
ふふ、我が一族に代々伝わる
とっておきのお米もーー
おっと、秘策なので内緒でした。
アイリス
秘策?
マイ
これを使えば誰もがお米の虜に……
ふふふ……
思い出5
キャトラ
お米が光ってる!?
マイ
………。
これは<お米のルーン>です……
アイリス
すごく小さいんですね……
マイ
本当は漬物石くらいの
大きさだったんですけどね……
アイリス
もしかして、秘策って……
マイ
はい……。この光を見た者は
お米のありがたみを思い出し、
お米を口にしたくなるのです……
マイ
しかし、今では見てのとおり
微かな光……
かつてほどの力はありません……
マイが物憂げに空を見つめる。
マイ
昨年、私の国は天候に恵まれず、
干害に見舞われました。
マイ
人々の主食であったお米は
収穫困難になり、他国に援助を
求めるしかありませんでした。
マイ
他国からパンが配給され、
食卓に並んだとき、
人々は戸惑いました。
マイ
けれど、それはほんの束の間。
パンを一口食べれば人々は感動し、
あれよあれよと大流行……
マイ
今ではパンづくりを
生業とするものも増え、
お米の存在価値が薄れています……
アイリス
一時の流行だと思いますよ。
そのうちみんな、
パンに飽きてお米を……
キャトラ
アタシはマイの炊くお米好きだよ。
ほら、
今日もホッカホカで美味しそう。
キャトラ
――って、マイ!?
お米になに塗ってるの!
マイ
チョコレートを塗ると
美味しいらしいですよ……
手づくりの梅ジャムなんかも
どうですかね……
キャトラ
こんなことして……。
お米の美味しさを
伝えるんじゃなかったの?
アイリス
マイさん……
マイ
もういいんです……。
パンさえあれば、
みんな幸せなんですよ……
思い出6
マイ
この光……ホッカホカ……
炊き立てのお米のような……
マイ
悩むことなんて……
ありませんでしたね……
マイ
主人公さん。
そのパンを私に!
マイが迷いを断ち切るように
パンを豪快にかじった。
キャトラ
マイ!?
マイ
外はカリッとした食感なのに
中はもっちりとしていて……
美味しい!
マイ
最初から……
パンを食べてる人たちの笑顔を見て
分かってはいたんです……
マイ
パンに嫉妬していただけなんです。
素直に認め合えば
よかったのに……
アイリス
マイさん――
アイリス
ドンマイですよ!
マイ
丼……米……?
初めて聞くお米ですね……
アイリス
ええっ! えっと……
マイ
そうか…。
マイ
どんな味でも噛みしめて、
大きな器で包み込む。
私にはそれが足りなかった……。
マイ
<丼米>とは
そういうことなのですね!
アイリス
キャトラ、そうなの?
キャトラ
そういうことにしときましょ。
アイリス
あら?主人公、
そのパンに塗ってるのって
梅ジャム?
キャトラ
美味しそうね~。アタシも塗る~。
マイ
はっ! パン生地に米粉を
練り混ぜると、よりもっちりとした
弾力になりそうですね……
キャトラ
ああ、それも美味しそう!
発想が無限に広がるわね~。
アイリス
お米とパン……
仲良くやっていけそうですね!
マイ
はい! フワフワのパンに
負けないように
ホッカホカのお米を炊き続けます!
マイが嬉しそうに
お米を茶碗によそう。
マイ
さあ、みなさん。
た~~~~んと、召し上がれ!
ボイス
状態 | ボイス |
---|---|
キャラ詳細画面 | お米のために、戦います! |
Lvアップ | おかわり~ |
スキル | ほっかほかですよ~ |
交代時(入) | 炊き込みます |
交代時(出) | 漬け込みます |
クエスト開始時 | たーんと、召し上がれ |
クエスト中放置 | 雨乞いでもしましょう |
クエストクリア時 | お・し・まい! |
戦闘不能時 | てん…てこ…まい |
タウン1 | 清潔にしましょう! |
タウン2 | 薪を割らなきゃ |
タウン3 | 梅干し、どうですか? |
タウン4 | ノーライス!ノーライフ! |
タウン5 | おいしく炊けました |
攻撃1 | ていっ |
攻撃2 | たぁ! |
被ダメ1 | くっ! |
被ダメ2 | きゃうっ! |
被ダメ3 | あああっ! |
協力待機 手振りorお辞儀 | 美味しく炊けました♪ |
協力待機 バンザイ | やりました♪ |
協力中 土下座or頭を抱える | そんなっ…… |
温泉 |
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仙人
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冒険者さん
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冒険者さん
182014年11月04日 20:04 ID:m4l0i1fzキャトラ「ああ、それも美味しそう!
発想が無限に広がるわね~。」
アイリス「お米とパン……
仲良くやっていけそうですね!」
マイ「はい! フワフワのパンに
負けないように
ホッカホカのお米を炊き続けようます!」
マイが嬉しそうに
お米を茶碗によそう。
マイ「さあ、みなさん。
た~~~~んと、召し上がれ!」
これでもマイの思い出は終わりです。
長文すみませんでした。
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冒険者さん
172014年11月04日 20:00 ID:m4l0i1fzマイ「丼……米……?
初めて聞くお米ですね……」
アイリス「ええっ! えっと……」
マイ「そうか…。」
マイ「どんな味でも噛みしめて、
大きな器で包み込む。
私にはそれが足りなかった……。」
マイ「<丼米>とは
そういうことなのですね!」
アイリス「キャトラ、そうなの?」
キャトラ「そういうことにしときましょ。」
アイリス「あら?主人公、
そのパンに塗ってるのって
梅ジャム?」
キャトラ「美味しそうね~。アタシも塗る~。」
マイ「はっ! パン生地に米粉を
練り混ぜると、よりもっちりとした
弾力になりそうですね……」
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冒険者さん
162014年11月04日 19:54 ID:m4l0i1fz思い出6
マイ「この光……ホッカホカ……
炊き立てのお米のような……」
マイ「悩むことなんて……
ありませんでしたね……」
マイ「主人公さん。
そのパンを私に!」
マイが迷いを断ち切るように
パンを豪快にかじった。
キャトラ「マイ!?」
マイ「外はカリッとした食感なのに
中はもっちりとしていて……
美味しい!」
マイ「最初から……
パンを食べてる人たちの笑顔を見て
分かってはいたんです……」
マイ「パンに嫉妬していただけなんです。
素直に認め合えば
よかったのに……」
アイリス「マイさん――」
アイリス「ドンマイですよ!」
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冒険者さん
152014年11月04日 19:46 ID:m4l0i1fzマイ「チョコレートを塗ると
美味しいらしいですよ……
手づくりの梅ジャムなんかも
どうですかね……」
キャトラ「こんなことして……。
お米の美味しさを
伝えるんじゃなかったの?」
アイリス「マイさん……」
マイ「もういいんです……。
パンさえあれば、
みんな幸せなんですよ……」
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冒険者さん
142014年11月04日 19:43 ID:m4l0i1fzマイ「人々の主食であったお米は
収穫困難になり、他国に援助を
求めるしかありませんでした。」
マイ「他国からパンが配給され、
食卓に並んだとき、
人々は戸惑いました。」
マイ「けれど、それはほんの束の間。
パンを一口食べれば人々は感動し、
あれよあれよと大流行……」
マイ「今ではパンづくりを
生業とするものも増え、
お米の存在価値が薄れています……」
アイリス「一時の流行だと思いますよ。
そのうちみんな、
パンに飽きてお米を……」
キャトラ「アタシはマイの炊くお米好きだよ。
ほら、
今日もホッカホカで美味しそう。」
キャトラ「――って、マイ!?
お米になに塗ってるの!」
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冒険者さん
132014年11月04日 19:36 ID:m4l0i1fz思い出5
キャトラ「お米が光ってる!?」
マイ「………。
これは<お米のルーン>です……」
アイリス「すごく小さいんですね……」
マイ「本当は漬物石くらいの
大きさだったんですけどね……」
アイリス「もしかして、秘策って……」
マイ「はい……。この光を見た者は
お米のありがたみを思い出し、
お米を口にしたくなるのです……」
マイ「しかし、今では見てのとおり
微かな光……
かつてほどの力はありません……」
マイが物憂げに空を見つめる。
マイ「昨年、私の国は天候に恵まれず、
干害に見舞われました。」
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冒険者さん
122014年11月04日 19:30 ID:m4l0i1fzマイ「はい。他にも緑のお米や黒お米、
発芽玄米に酒米なんていうのも
あるんですよ~。」
キャトラ「へえ~。
全部食べてみたいわね~。」
マイ「ふふ、我が一族に代々伝わる
とっておきのお米もーー
おっと、秘策なので内緒でした。」
アイリス「秘策?」
マイ「これを使えば誰もがお米の虜に……
ふふふ……」
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冒険者さん
112014年11月04日 19:27 ID:m4l0i1fz思い出4
キャトラ「マイに教わったとおり、
ふっくら炊けたんじゃないかしら?」
アイリス「うーん、でもちょっと
水っぽいね……ベトベトするし。
水の量を間違えたのかなぁ……。」
キャトラ「アイリス、ドンマイだよ。
これでも十分、美味しいよ。」
アイリス「ドンマイ?
……なんか、
元気が出る言葉だね。」
マイ「みなさ~ん。
上手く炊けましたか~?」
マイ「おや? それは<もち米>なので
<うるち米>の水量より、
やや少なめにしないと…」
アイリス「お米にも
色んな種類があるんですね。」