ミキ・思い出

ミキの思い出とボイス

思い出1

キャトラ

しょぼーん……

アイリス

ど、どうしたのキャトラ？

そんなに落ち込んで……

キャトラ

……楽しみにとっておいた

カニカマが、いつのまにか

なくなってたの……

アイリス

そ、そうなんだ……

でも、だからって

そんなに気を落とさなくても……

キャトラ

だって！

すっっごく楽しみにしてたのよ！

食べる気マンマンだったのよ！

キャトラ

うう……カニカマ……

アタシのカニカマ……

もう今日はフテ寝しようかな……

？？？

元気だして！　子猫ちゃん！！

アイリス

きゃっ！　び、びっくりした……

キャトラ

……んもう～、

誰よ、こんなときに……

？？？

子猫ちゃん、

カニカマが好きなのね？

キャトラ

うん……好き……

むしろ大好きよ……

？？？

今日は食べられなくても、

明日になったら

また買ってくればいいじゃない！

キャトラ

ん……まあ、そうなんだけど……

？？？

きっとだいじょうぶ！

明日になれば食べられる！

明日は必ず来るよ！

キャトラ

明日になれば……カニカマ……

？？？

今日をがんばれば、

明日はご褒美のカニカマだよ！

キャトラ

ご褒美……！

……そ、そうね。

そう言われると確かに……！

？？？

元気をだして！

今日一日がんばろう！

子猫ちゃん、ファイトー！

？？？

フレー！　フレー！

カニカマ！　カミングスーン！

だよー！　オー！

キャトラ

おおお……！

なんだか落ち込んでるのが

バカらしくなってきたわ……！

キャトラ

うおおおーー！

明日のカニカマのために！

アタシは今日をがんばる！

アイリス

す、すごい……！

さっきまでの落ち込みようが

ウソみたい……！

キャトラ

……ところで、

アタシを励ましてくれた

アナタはどちらさま？

ミキ

あたしは、ミキ！

チアリーダーのミキだよ！

みんな、よろしくね！

思い出2

ミキ

フレー！　フレー！

みなさん、ファイトだよ！　オー！

ミキに応援された人々が
活き活きとした笑顔で
仕事をしている。

アイリス

みなさん、ミキさんに応援されて、

やる気満々ってかんじね！

キャトラ

ほんとにねー。

見てるこっちも元気がでるのよね

不思議だわ～……

ミキ

こんにちは！

アイリス、キャトラ！

キャトラ

精がでるわね～。

いつもこんなことしてるの？

ミキ

うん！　あとは競技大会みたいな

イベントに呼ばれた時には、

チームみんなで応援したりするの！

ミキ

こんな風にポンポンを

振り上げて……

フレー！　フレー！

ミキ

さらに！　足を高く上げて、

ハイキック！　ハイ！　ハイ！

アイリス

わあ！　ミキさん、

体やわらかーい！

ミキ

最後に、全身をバネのように

伸ばして、ジャーンプ！

キャトラ

おおー！　飛んだぁ～！

すごいジャンプ力ね！

ミキ

ふぅ～！　こんなかんじかな！

キャトラ

ブラボー！

けっこう激しい動きだったわねー。

ミキ

チアはアクロバティックな技を

見せることが多いから

体力勝負なの！

ミキ

毎日のランニングやストレッチ、

それにダンスレッスンは

欠かせないかな！

キャトラ

へえ～……

華やかそうに見えて、

けっこうキツいのねー……

アイリス

よーし、わたしも、ハイキック！

えい！　えい！　えい！

はあ……はあ……ふう……

キャトラ

あらら、アイリス、

息があがってるわよ～？

アイリス

はあ……はあ……

これ……すごく疲れる……

も、もうダメかも……

ミキ

あきらめないで！

アイリス

わあ！　ミ、ミキさん……？

ミキ

自分を信じて！　本当の自分は、

努力した先にあるの！

ミキ

がんばれ！　アイリス！

アナタならできる！

ファイトー！　オー！

アイリス

な、なんだかできるような気がしてきた……！

わたし、がんばってみようかな！

ミキ

うんうん！　その意気だよ！

それじゃあ、私に続いて！

アイリス

はい！　コーチ！

キャトラ

ま、まあ、ほどほどにね……

思い出3

アイリス

最近、島のレストランが

大繁盛してるんですって。

キャトラ

新メニューでもできたのかしらね？

ちょっといってみよっか。

主人公たちが
レストランに顔を出すと……

ミキ

いらっしゃいませ～！

アイリス

ミキさん！？

キャトラ

アンタ、こんなところで

なにしてるの？

ミキ

ウェイトレスのアルバイトだよ！

アイリス

チアのほうはいいんですか？

ミキ

いつもチアの練習があるわけ

じゃないからね！

ミキ

オフのときはバイトをして

生活費を稼がないといけないの！

アイリス

そうなんだ……

けっこう苦労してるのね……

アイリス

せっかくだし、なにか

食べていきましょう。

キャトラ

そうね。

それじゃあさっそく、

注文おねがーい。

ミキ

はいはーい！　何にしますか～？

アイリス

それじゃあ……

シチューの……えっと、

小盛りで……

ミキ

あきらめちゃだめだよ！

アイリス

えっ！？

ミキ

小盛りだなんて……

アイリスならもっと

食べられるはず！

アイリス

で、でも、今月は

おこづかいがちょっと

心もとなくて……

ぐぅ～……

アイリス

あ。

ミキ

自分に素直になろうよ！

自分を見失わないで！

ミキ

限界っていうのはね……

超えるためにあるんだよ！

アイリス

自分に素直に……

限界を……超える……！

ミキ

ゴーゴー！　アイリス！

レッツトライ！

アナタならきっとできる！

アイリス

……ミキさん！

さっきのシチュー……

アイリス

特盛りにします！

ミキ

毎度、ありがとうございま～す！

キャトラ

……あ～、繁盛してるって

そういうことだったのね……

思い出4

ミキ

８９！　９０！　９１！

９２！　……

ミキが地面に仰向けになり、
一生懸命に腹筋をしている。

キャトラ

ミキは、トレーニング中かしら？

ミキ

うん！　できれば

もうちょっと筋肉をつけたいの！

キャトラ

今でもけっこう力あるんじゃない？

ミキ

実は、男子のチアの

パフォーマンスに

挑戦しようと思ってて……

アイリス

男の人のチアリーダーが

いるんですか？

ミキ

いるよー！　男子の応援は

パワフルでダイナミックで、

すっごくカッコいいんだよ！

ミキ

男子の力強さをアピールするために

空に向かって人を

高く放り投げたりとかね！

アイリス

それは確かに

ダイナミックですね！

キャトラ

へえ～、さすが男子って

ところかしらね。

ミキ

この前、その応援を見てね、

アタシ、感動しちゃって、

それで……

キャトラ

自分もやってみようって

思い立ったわけね。

ミキ

えへへ……そういうこと。

ミキ

でも、今のアタシじゃ筋肉が

足りないから、まずは筋トレから

始めようかなって！

アイリス

なるほど、

そういうことだったのね。

キャトラ

ところで、やっぱり

男子のチアリーダーって、

女の子のファンがいっぱいなの？

ミキ

うん、すごい人気だよ―！

ファンクラブもあるみたい。

キャトラ

だってさ、主人公。

アンタもチアリーダーに

なってみたら？

ミキ

本当？！

それじゃあアタシと

一緒に筋トレしよっか！

ミキ

主人公は最初だし、

まずは軽く100セットから

はじめよー！

アイリス

がんばってね！

主人公！

思い出5

ミキ

うーん……うーん……

どうしよう……

キャトラ

ん？　ミキ、どうかしたの？

アンタが暗い顔なんて珍しいわね。

アイリス

ミキさんはいつも元気だからね。

……なにかあったんですか？

ミキ

……んとね、今度、

競技大会のイベントがあって、

その応援に行くんだけど……

キャトラ

ああ、チームのみんなで

やるってやつ？

ミキ

そう。　だけどチームの

マネージャーに手違いがあって……

ミキ

対戦する両方の団体から

応援の依頼を受けちゃったの。

アイリス

それは……

どうしたらいいのかしら。

キャトラ

まあ、普通は早い者勝ちでしょ。

悪いけどもう片方は

お断りするってことで。

ミキ

で、でも！　きっとどっちの団体も

アタシたちの応援を

すごく楽しみにしてるんだよ！

アイリス

……そうよね。

だってミキさんの応援は、

すごく元気づけられるものね。

ミキ

もし断っちゃったら、

きっとすごく落ち込むと思う……

ミキ

アタシはそんなの嫌だ……

誰かを落ち込ませるなんて、

チアリーダー失格だよ！

キャトラ

き、気持ちはわかるけど、

こればっかりは、

どうしようもないんじゃ……

ミキ

……アタシはあきらめない！

きっと、何かあるはずなの……

アタシにできることが……

アイリス

ミキさん……

思い出6

ミキ

この光……すごい！

なんだか元気が湧いてくる……！

ミキ

あ……あ……

アイリス

あ？

ミキ

熱くなってきたー！！

キャトラ

おおう！？

ミキ

アタシ決めたよ！

キャトラ

決めたって……なにを？

ミキ

アタシ、どっちも応援する！

キャトラ

どっちもって……

対戦する団体を

両方とも応援するってこと？

ミキ

うん！

どっちの団体も応援して、

みんなで良い試合にするの！

キャトラ

えーー！

そんなのアリなのぉ～！？

アイリス

でも、ミキさんらしくて

いいと思う！

キャトラ

そうは言うけど、

具体的にどう応援するのよ？

ミキ

んっと、今回の競技は、

オーソドックスな

点取り競技だから……

ミキ

点を取るごとに

応援する団体を

交代しようと思う！

キャトラ

……つまり、点が入るたびに

団体の間を往復するってわけ？

ミキ

そういうこと！

アイリス

そ、それって

すごく大変なんじゃ……

キャトラ

すごくどころか、下手すると

試合中、ずっと走り回らなきゃ

いけないんじゃないの？

ミキ

そうなると思う！

キャトラ

だ、大丈夫なの～！？

ミキ

きっと大丈夫！

アタシならできる！

あきらめなければできる！

ミキ

がんばれ、アタシ！

フレー！　フレー！　アタシ！

ファイト！　オー！

キャトラ

じ、自分で自分を

応援してる……ですって！？

アイリス

フレー！　フレー！

ミ～キ～さーん！

ファイト！　オー！

キャトラ

熱血がアイリスにも移ったぁ！

ミキ

よーし！　応援がんばるぞー！

チアリーダー、ミキ！

ファイト！　オー！

ボイス

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