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【白猫】シェアハウス版レクト・ストーリー

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シェアハウス版レクトのストーリーです。

ストーリーはイベント専用のシナリオであり、思い出とは別のものになります。


シェアハウス版レクトのストーリー

後ろ向きの前向き

レクトが家の前でウロウロ
している?


レクト

や、やあ……


主人公

どうして、家の前に?


レクト

そ、そうだよね。

ごめん、帰るよ。

やっぱり僕がいちゃ変だよね。


そういう意味で聞いたのでは
ないのだが……


レクト

いや、ここで帰ったらダメだよね。

せっかく僕なんかを

誘ってくれたのに。


レクト

あ、できれば、詳しいことを

説明してもらえると助かるよ。


レクト

共同生活……

いや、自給自足は望むところ

なんだけど共同生活か……


主人公

なにか困ることでも?


レクト

僕なんかがいたら、空気を

悪くするかもしれないから。


レクト

……帰りたくなってきた。


レクト

……僕なんかがいても、

本当にいいのかな?


レクト

え?

一人だと肩身がせまい?

共同生活じゃないの?


主人公

実は――


レクト

お、女の子もいるの!?

そんな、聞いてないよ!


主人公

事前にわかっていなかったこと

なので……


レクト

ますます帰りたくなってきた。


――それは困る!


――非常に困る!!


レクト

怒らせてごめん。


怒ったわけではない。
どうやら反応がねじれて
伝わってしまったようだ。


レクト

急にキャンセルなんてしたら、

君も困るよね。


そんなことはない。
いや、困るのは事実だが――


レクト

わかってるさ。

僕も君の立場なら怒ると思う。


どうにも反応が
うまく伝わらないようだ。


レクト

僕は今まで君たちやリネアや……

おじさんや、

いろんな人に甘えてただろ?


レクト

でも、いつまでもみんなの厚意に

甘えてるわけにはいかない。


レクト

僕もひとりの自立した男として

がんばりたい。

変わりたいんだ。


レクト

怒らせてごめんよ。

その、よろしくお願いします。


いや、怒ってはいないのだが……


紆余曲折あったが、
レクトも参加してくれるようだ。

変化を求めて

レクト

家賃……?

そ、そうだよね。

一応、貯金はあるんだ。


話が早くて助かる――


レクト

でも、なにか

バイトでも始めないと……


主人公

――喫茶店のバイトは?


レクト

うん、接客業はやってきたけど、

違う可能性を広げたいと言うか……


レクト

こんなこと言っても困るよね?


いや、困ってはいないのだが……


レクト

一応、冒険家だけど、

本当にこのままで

いいのかなって……


レクト

自分がなにをしたいのかとか、

わからなくて……

とにかく、バイト、探してみるよ。


レクト

そんなに困らなくても大丈夫だよ。

がんばるからさ……

君は不安かもしれないけど。


――やはり反応がねじれて
伝わっているようだ。

特訓!面接!!

レクト

なに?


主人公

――仕事探しは順調?


レクト

実は、やってみたいバイトが

見つかったんだ。

新聞社での雑用係で……


レクト

その、不安にさせてごめん。


やはり、反応がうまく伝わらない。


レクト

えっと、実は……

いや、なんでもない。


レクト

バイトの面接があるんだけどさ、

練習したいなと思ってさ。


レクト

できれば、手伝ってもらえると

助かるんだけど……

無理だよね。


レクト

困らせてごめんよ……


主人公

大丈夫!

やれる!!


レクト

え?

いいのかい?

助かるよ。


レクトの面接をすることに
なった――


主人公

――弊社を選んだ志望動機は?


レクト

その、ルーンカメラが趣味で、

出版業界だったら、その辺の技術を

活かせると思ったんです。


主人公

特技は?


レクト

ハブラシの歌とルーンカメラです。


主人公

――学生時代、取り組んだことは?


レクト

が、学校は、いろいろあって

今、行ってなくて……


主人公

――なぜ?


レクト

その……


レクト

…………


レクト

(当然、聞かれることだよな。

でも、どう言おう?)


レクト

(冒険家になったから?

でも、冒険家なのにバイト……)


レクト

(……全部説明するのも

言い訳じみてしまう)


レクト

(自分の本当の気持ちを

言うしかないよね)


レクト

悩んでいるからです。

このまま流されて

いいのかなって……


レクト

自分で自分の可能性を

探ってみたいんです!


主人公

――弊社に可能性がない場合も

ありますが?


レクト

かもしれません。

でも、やってみないと、

それすらわからないと思うので。


…………


――もう少し練習したほうが
よさそうだ。


レクト

そっか、うまくいってたか……


いや、違う――


レクト

ありがとう、当日、がんばるよ。

が、がんばります

レクト

面接、行ってくるよ。


大丈夫だろうか……



レクト

(緊張してきた

うまくしゃべれるかな……)


???

おい、そこのボーズ!
ちょっと手伝え!


レクト

いや、でも、これから面接が。


???

もう採用だから。


レクト

え?でも……


???

ごちゃごちゃ言ってないで

仕事しろ。とりあえず誤字脱字が

ないかゲラチェックしろ。


レクト

ゲラ?


???

ゲラ刷りのことだよ。

ゲラってのは校正用の原稿だ。


???

で、校正ってのは原稿に不備が

ねーかチェックすることだ。


???

ま、専門知識のないボーズに校正を

させる気はねー。

校閲、誤字脱字チェックだけでいい。


レクト

は、はい……


???

そこにゲラチェック時の記入例が

あるから、

それ見て直せ。


レクト

直接赤ペンで書き込むんですか?

い、いいのかな……


???

スキエンティアの魔法学園に

入れたんだろ?

できる、できる。


???

安心しろ。

時給分と交通費は出すから。


レクト

はい……


レクト

(なんかすごい場所に

来ちゃったな……)


レクト

あの……


???

なんだ?


レクト

誤字脱字チェック、

終わったんですけど……


???

おお、早いな。

さすがはインテリだな。

おい、ルッソ。



ルッソ

なんすか?


???

こいつ、なかなか有望だ。

覇気はねーがな。鍛えてやれ。


ルッソ

デスクがそう言うなんて

珍しいですね。


レクト

デスク?


ビアンコ

そう言やあ、自己紹介が

まだだったな。

デスクのビアンコだ。


ビアンコ

俺がバリュータイムズの責任者だよ。

ルッソはカメラマン兼記者だ。


ビアンコ

お前の履歴書にカメラが趣味だって

書いてあったろ?


ビアンコ

プロの技術を学ぶいい機会だ。

助手としてルッソにつけ。


レクト

は、はい……


ルッソ

君、名前、なんだっけ?


レクト

レクトです。

レクト・ラロです。


ルッソ

じゃ、ここにある写真のなかから

使えるやつと使えないやつを

選んで。


レクト

……すごい数ですね。


ルッソ

使うのは一枚だけどね。

記事はできえるから、どれが合うか

自分で考えて選びな。


ルッソ

それと、続けるつもりなら寝袋、

買っといたほうがいいよ。


ルッソ

この業界、定時なんて

あってないようなもんだから。


レクト

が、がんばります……

倒れちゃったけど

レクト

いろいろ心配かけちゃってごめん。


主人公

無理は良くない――


レクト

覚えることとやらなくちゃいけない

ことが多くて……

でも、無理って感じはしないんだ。


レクト

そんな困った顔しないでくれよ。


やはり、まだ反応の伝わり方に
ねじれがあるようだ。


レクト

たしかに大変な仕事だけど、

やりがいがあるよ。


レクト

今、先輩が、とある事件を

追ってるんだ。


主人公

事件とは?


レクト

ごみ捨て場じゃない場所で

勝手にゴミを捨ててく人が

いるらしい。


レクト

中には人体に害が出るようなゴミも

捨てられてるんだってさ。


レクト

警察も動いてくれないらしくて

だったら新聞社で暴いてやろうって

デスクの意向で。


レクト

デスクが言うには、新聞には

聞こうとしない人を動かす力が

あるんだってさ。


レクト

僕も先輩と一緒に張り込みを

することになりそうだよ。


レクト

今度はみんなに迷惑をかけないよう

気をつけるよ。

終わりの時

レクト

(徹夜で張り込み……

こんなに疲れるなんて……)


レクト

(本格的に寝袋の購入も視野に

入れないと……)


レクト

(眠い……

ベッド……)


レクト

ただいま~……


かなり疲れているようだ……


レクト

ごめん……

とにかく寝かせ……て。


レクト

(なんだろう、いい匂い……

自分の枕じゃ……

ない、みたい……)


レクト

Zzz……


レクトがシャルロットの部屋に
入っていった!?


レクトがシャルロットのベッドで
寝ている――!


シャルロットにバレたら大変だ!!


レクト

なんだよ……

寝かせて……


シャルロットが帰ってくる前に
レクトを起こさなければ!


シャルロット

ただいま~!


ルカ

あれ?

○○さん、

いないみたいですね。


シズ

それは都合がいいですね。

鬼のいぬ間に洗濯もとい、

本日の戦果を確認し合いましょう!


シャルロット

戦果って買い物の?

あたしは別にいいけどさー。


まずい!
これは非常にまずい!!


レクト

だから……

眠いって……

あれ?


レクト

ここ、どこ!?


主人公

シャルロットの――!


シャルロット

あれ?

ドア、開けっ放しじゃん。


主人公

ここは――



レクト

声を落として!


クローゼットのなか――


シャルロット

さーて、男共もいないし、

試着しとくか……


レクト

(き、着替えてる!?

ば、バレたら殺される……)


…………


レクト

(○○が

遠い目をしてる……!?)


この場にキャトラとアイリスが
いたら、こんなことには
なっていなかっただろう。


――飛行島が恋しい。


レクト

(もしかして、現実逃避

してるのかな?)


レクト

(そうだよね。ここでバレたら、

今まで築き上げてきた信頼を

失うことに……)


シャルロット

ばっちし!

やっぱ、あたしって

どんな水着でも似合うねー。


レクト

(み、み、み、水着だって!

やばい、どうしよう!?

バレたら殺される!!)


もし仮に、この場にキャトラが
いたならば――


絶体絶命のピンチを強引に
うやむやにしてくれる気がする。


――今、かつてないほどに
キャトラの肉球を触りたい。


シャルロット

オッケー、開いてるよー。


シズ

おお!
シャルロットさん、
素敵な水着ですね。


ルカ

やったらーい!
今からプールが楽しみですね!


レクト

(あ、これ、終わったな。

警察に突き出されて、捕まるね。

当然だ)


レクト

(リネア、身元引き受け人に

なってくれるかな……無理かな。

あははは……)


もし仮に捕まったら――


飛行島には、もう帰れない
のだろうか……


その後――


女子トークが小一時間ほど続き、
誰かが仕事の時間だと言った
ところで、解散になった。


さらに、その後、シャルロットが
部屋に引きこもったが――


昼寝をはじめたところで、
どうにかレクトとともに
抜け出した。


二人でピンチを乗り越えたことで、
さらなる友情が芽生えた気がした。

新たな試練

ルッソ

レクト、この写真はダメだよ。

色が飛びすぎ。


レクト

すいません。


ルッソ

モノクロならいいけどカラーだと

使えないよ。


レクト

はい。


ルッソ

それでちょいちょい……


レクト

なっ!

顔が近い……です……!


ルッソ

内緒の話なんだから、

しかたがないだろ。

ちょっといいかい?


レクト

(こんなに近いと……

緊張してしまう)


ルッソ

ゴミ捨て事件の話だけど、

昨日の夜、とうとう捕まえたよ。


レクト

本当ですか!?


ルッソ

写真はたしかに撮ったよ。

普通のゴミ捨て業者だった。


レクト

それってスクープってやつじゃあ……


ルッソ

なに言ってんの?

あんなの末端のパシリ業者だよ。


ルッソ

裏で操ってる奴がいるね。


レクト

……それで、どうするんですか?


ルッソ

あとは、業者と黒幕のつながりさえ

立証できれば、こっちの

勝ちってやつよ。


レクト

でも、つながってるって証拠……


ルッソ

バカだねぇ。

それくらい当たりつけてるに

決まってんだろ?


ルッソ

プードル>の下請けに工場が

あるんだけどさ、そこの社長が

あやしいんだよね。


ルッソ

そこで、手伝って欲しいことが

あんのよ。


レクト

なんですか?


ルッソ

そのあやしいやつらが

よく会ってるって話があってね。


ルッソ

場所はサロンみたいな高級クラブ

なんだけど女一人で行くと

あやしまれるだろ?


ルッソ

そーゆーわけで、恋人役として、

ちょっとつきあってよ。


レクト

え?


ルッソ

フリだよ、フリ。

そんなに緊張するなって。


レクト

ぼ、僕にできますかね?


ルッソ

できなくても、暇なのが

あんたしかいないんだし。


レクト

わかりました……


ルッソ

そーゆーわけで、

ゲラチェックお願い♪


レクト

はい。


レクト

ただいま。

眠い……


レクト

まだ起きてたんだ……


レクトはとても疲れた顔をしている。
大丈夫だろうか?


レクト

たしかに大変だけど、

いろいろ勉強になって

楽しいよ。


レクトが倒れた!?


レクト

Zzz……


眠っているようだ。
しかし、大丈夫だろうか……

一皮むけろ!

レクト

その、いろいろあって……

先輩とデートすることに

なったんだ。


レクト

本当のデートじゃなくて、

フリなんだよ。

恋人のフリをするだけだよ。


レクト

でも、僕、女の人と

デートしたことがなくて……


レクト

リネアは違うよ。

仕事を手伝ったりはするけど……


レクト

それで、うまくエスコートできるか

不安なんだ。


レクト

だってフリとはいえ、

先輩に恥をかかせるわけには

いかないだろ?


レクト

僕は雑草かもしれないけど、

がんばれば雑草にだって花は

咲くと思うんだ。


相変わらずのネガティブぶりだ――


レクト

君にはアイリスさんもいるし、

女の子の知り合いも多いだろ?


冒険家の知り合いは多いが――


レクト

どうしたら、かっこよくエスコート

できるか教えてくれないかな?


荷が重すぎる――


レクト

どうしたの!?


主人公

デューイに聞くのが一番だ!


レクト

確かに!


主人公

二人で聞きに行こう!


レクト

うん、そうだね!


結局――


デューイのモテるための秘訣は、
あまりにもレベルが高かった。


それでも、レクトにとって
勉強になったようだ。


レクトと一緒に少しだけ大人に
なれたような気がした――


ルッソ

レクト、こっち!


レクト

えっと、その、今日は

よろしくお願いします……


ルッソ

なにかしこまってんの?

ほら、行くよ。


レクト

はい……

隠し撮り大作戦

レクト

(す、すごいところに

来てしまった……)


ルッソ

腕くらい組んでもらわないと

困るんだけど……


レクト

あ、はい!

すいません……


ルッソ

あのさ……

もう少し恋人らしく振舞って

くれない?


レクト

……は、ハニー……


ルッソ

はい?


レクト

いや、えっと、こ、恋人同士って

そう呼び合うものなんじゃあ……


ルッソ

ぷっ!

あんた、面白いねぇ。

じゃあ、ダーリン、お願いね。


レクト

(よかった……

正解だったみたいだ。

やれば、できるもんなんだね)


レクト

それで、その、僕はどうすれば……


ルッソ

基本、このクラブって

カメラ撮影禁止なのよ。


レクト

じゃあ、ダメじゃないですか……


ルッソ

そこがプロのテクニックって

やつよ。レクト、ちょっと騒ぎを

起こしてちょうだい。


レクト

え?騒ぎですか?


ルッソ

その隙にパシャリってわけ。

うまく行ったら、あたしが

あんたを回収するから。


レクト

ぼ、僕にできるかな……


ルッソ

別に逆でもいいけど、

あんた、撮影に成功する自信ある?


レクト

ありません……


ルッソ

じゃあ、よろしくね。


レクト

行っちゃった……


レクト

(注目を集めるとか、

どうしたらいいんだろう?)


レクト

(わからない。

どうしたら……)


レクト

(ウケがよかったって意味なら

ハブラシの歌かな……)


レクト

(やっぱり僕には

ハブラシの歌しかない!)


レクトはハブラシの歌を
大声で歌った。


レクト

(よし!注目されてるぞ!)


黒服

お客様……


レクト

え?


黒服

他のお客様に迷惑ですので、

こちらへ……


レクト

いや、えっと……


ルッソ

あら、ごめんなさい。

この人、ちょっとパニックに

なっちゃって。


ルッソ

行くわよ。


レクト

先輩……

撮れたんですか?


ルッソ

撮れなかったわよ……


ルッソ

あのさ、病気のフリをするとか、

もっと穏便に行く方法とか

あったんじゃないの?


ルッソ

いきなり歌を歌い出したら、

そりゃあ黒服が動くっての。


レクト

すいません……


ルッソ

こっちの指示もいい加減だったわ。

まあ、次のチャンスを待つしか

ないわね。


レクト

ただいま……


今日は帰りが早かったが、
元気がない。


レクト

ああ、ちょっと仕事で

ミスしちゃってさ……


レクト

はあ……


大丈夫だろうか……

レクトの一線

かなり落ち込んでいたようだが、
レクトは大丈夫だろうか?


レクト

なに?


主人公

なにかあった?


レクト

仕事でミスをしたんだ。

そのせいで、いろいろダメに

しちゃってさ。


…………


レクト

厳しい先輩だったんだけど

あまり叱られなくて……


レクト

気を使われたのか、

見限られたのか……


レクト

僕って本当にダメな奴だなって……


主人公

レクトはがんばってると思う。


レクト

ありがとう。

でも、やっぱり僕には向いてない

仕事なのかなって……


主人公

そんなことはない。

疲れてはいたが、嫌そうでは

なかった。


レクト

うん、そうだね。

嫌じゃないよ。

楽しかった。


レクト

でも、自分の好きなことを仕事に

するのって、楽しいだけじゃ

ダメなんだなって……


主人公

――やめるのか?


レクト

それも、少し考えた……


レクト

でもさ、胸の辺りが

モヤモヤするんだ。


主人公

それは、やめたくないのでは

ないか?


レクト

でも、また迷惑をかけて

しまうかもしれない。


主人公

……生きていれば人に迷惑を

かけることがある。


主人公

そもそも誰にも迷惑をかけずに

生きている人間はいない。


主人公

だからこそ、みんなで力を

あわせるのではないのか?


主人公

それに、好きなことを見つけられた

だけでも、幸福なことだと思う。


レクト

…………


レクト

うん、そうだね。

いろいろあったけど、

やめたくないよ。


レクト

……諦めたらダメなんだ。


レクト

一線を越えなきゃ……


主人公

――できることがあれば手伝う。


レクト

ありがとう。


レクト

撮れなかった写真、

僕が撮ってみせる。


レクト

○○、

調査を手伝ってくれると助かるよ。

迷惑かもしれないけど……


レクトと一緒に悪徳業者の社長を
張り込んだ。


レクトが仕事の時は
自分が
一人で張り込みをし――


仕事が終わった後、
レクトが交代する。


当然、レクトの睡眠時間は
削られていった――


そして、とうとう動きがあった。


レクト

(あれは……)



有名な社長だ――!!


悪徳業者

なっ!


社長

おい!なんだ、貴様ら!


レクト

やった!

撮れたぞ!


悪徳業者

なにやってんだ、てめぇら!


レクト

あ、まずい……


取り巻きのような男たちが
こちらへ走ってくる。


社長

困るねぇ。

こういうのは非常に困るよ。


悪徳業者

すいません。

こっちで始末します。


――逃げなければ!

いつか記事を

レクト

撮りました!


ルッソ

こんな時間に、なにしてんの!?


レクト

先輩こそ……


ルッソ

あたしは残業だよ。

そろそろ帰るつもりだけどさ……


ルッソ

で、なにかあったの?


レクト

あのゴミ捨て業者と工場の社長が

一緒にいるところを

写真で撮りました。


ルッソ

マジで!?


ルッソ

やってくれたね、レクト。


レクト

え?


ルッソ

これから原稿書かないと

ならないじゃん。


ルッソ

スクープは鮮度が命!

朝刊はギリギリ……行けるな!


ルッソ

レクト、デスクに電話しといて。

それと泥みたいに濃いコーヒー!


レクト

は、はい!


ルッソ

あんたのお手柄だよ。


レクト

え?あ、はい……


ルッソ

あんた、いいじゃん。


レクト

え?


ルッソ

最初はすぐにやめると思ってたけど

けっこう根性あるじゃん。


レクト

ありがとう……ございます。


ルッソ

電話する前に寝るなっての。

ったく……


レクトのスクープにより、
その日のバリュータイムズ紙の
売り上げは跳ね上がった。


それから――


レクト

ただいま。


主人公

おかえり。


レクト

行ってきます。


レクト

ああ、カメラを取りに戻ったんだ。


主人公

カメラ?


レクト

その、はじめて一人で

取材してこいって言われて……


レクト

これも○○の

おかげだよ。

ありがとう!


レクト

えっと、そのお尋ねしたいことが……

あの~……

行っちゃった……


レクト

(はあ、誰も聞いてくれない……

取材って大変だな……)


レクト

(僕なんかが話しかけても、

そりゃあ聞いてくれないよな)


レクト

(でも、こんな僕でも、

やればできるって

わかったんだし……)


レクト

(一線を越え続けていけば、

きっと人は変われるんだ……)



レクト

あの、すいません、

少しお時間いただけますか?


通行人

はい?

なんですか?


レクト

聞いてくれるんですか!?

あの、実は……


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ゲーム情報
タイトル 白猫プロジェクト
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014年07月25日
    • Android
    • リリース日:2014年07月13日
カテゴリ
  • カテゴリー
  • RPG(ロールプレイング)
ゲーム概要 ド迫力のバトルシステムで白猫の新たな冒険を体験しよう!

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