春巻・手紙
半分風雅
同袍同沢
主人公名:
「手紙の文字は非常に美しく、別の紙で何回も練習していたようだ。」
「春が来た、春が来た、どこに来た?湖に逆に映る風景に来た」、昨日教えていただいた歌を歌えるようになりました。いい歌ですね!でも、若様が歌うのが一番素敵です。
春巻
以心伝心
主人公名:
今日は川辺で紫色の花を見ました。その形はまるで羽ばたく小鳥のようです。
燕の花だというと、青団が教えてくれました。綺麗で長持ちできるらしく、花瓶に入れて若様の机に置きました。いつでもこんな綺麗な花を見られるといいですね!
もしよければ、その花が萎れたら……わたしと一緒に埋葬しませんか?
春巻
金蘭之契
主人公名:
親愛なる○○、ずっと考えていたのですが、花は咲いたら必ず枯れ落ちますよね。どうして春の花刺繍の燕みたいに永遠に傍にいることができませんか?
やさしい○○は教えてくれました。花が枯れ落ちても、必ずまた咲くことを。空桑のみんなが一緒なら、どの季節でも、季節ごとの特別な景色を楽しめます。
私はいろんな花が咲く春が一番大好きです。季節にはそれぞれ違う色彩がありますが、若様が傍にいてくれたら、わたしにとっては、どの季節も春のようです。
春巻