パッチノート11.5
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TFTデバフシステムの刷新
- 今回の変更により、TFTで使用されるデバフのほぼ全てが共通システムに組み込まれます。これによりデバフを受けているチャンピオンに同一種のデバフ(物理防御低下など)を重ねて与えた場合、効果が一番高いものが効果時間の最後まで適用されるようになります。効果が一番高いデバフの終了時に効果の弱い同種デバフの効果時間が残っている場合は、その差分だけ弱いほうのデバフが適用されます。
- この変更を導入するに至った理由のひとつは特定のチャンピオン/アイテムの組み合わせが敵チャンピオンの物理防御や攻撃速度などを-100%にする状況を防ぐためです。同時にプレイヤーの皆さんがTFTの(かなり高速な)ゲーム速度の中で各種デバフを把握する役にも立つと見込んでいます。そして将来的に使い続けられる共通デバフシステムを構築することは、新たなチャンピオンのスキルを開発していく際にも有用であり…<セット5のネタバレとなるため削除>。
- 同一種のデバフが重複して適用されないように変更しました。
- ユニットに対して同一種のデバフが複数個発生した場合は一番効果の高いものが優先され、効果時間一杯まで適用されます。
選ばれし者のショップ出現率
- 前パッチで選ばれし者の出現率を上げましたが、その結果としてレベル7でティア4チャンピオンの選ばれし者を入手できる頻度が高くなりすぎていました。レベル7時点でのティア4選ばれし者はリロールをかなり重ねた場合に出てくるべきものなので、出現率が意図した通りになるよう調整しています。
- レベル7での「選ばれし者」出現率:0/40/55/5/0% ⇒ 0/40/58/2/0%
特性
- 堅牢すぎてOP(強すぎ)だった特性を下方修正したほか、「比較的」OPだった特性にもナーフ(弱体化)を加えました。とはいえ、それほど大規模なナーフではありません。
- キーパー - シールド量:150/200/275 ⇒ 150/200/250
- ヴァンガード - 物理防御:100/250/500/1000 ⇒ 100/250/500/800
- ヴァンガード - 魔法防御:20/40/70/100 ⇒ 10/25/50/80
チャンピオン - ティア1
- ダイアナは毎回登場していますが、これはきっと月の満ち欠けを表現しているんでしょう。その他のティア1ユニットにも若干のバフが入っていますが、これは不遇な構成の戦力底上げを意図したものです。
- ダイアナ - 「朧月の羽衣」シールド量:175/250/350 ⇒ 200/300/450
- ナサス - 「ウィザー」ダメージ:350/550/750 ⇒ 350/550/850
- ニダリー - 初期マナ/合計マナ:0/70 ⇒ 0/60
- ヤスオ - 「刺突の刃」攻撃力反映率:180/185/190% ⇒ 190/200/210%
チャンピオン - ティア2
- ルルのスキル発動マナ低下で「おおきくなぁれ!」がより高頻度に。
- ジャンナ - 「ストームブレス」シールド量:250/300/400 ⇒ 250/275/350
- ルル - 初期マナ/合計マナ:80/150 ⇒ 75/140
チャンピオン - ティア3
- ベイガーのスキルダメージを増加し、キャリーとしての存在感を向上。
- アカリ - 「五連苦無」ダメージ:175/250/400 ⇒ 200/275/450
- シヴィア - 「戦姫の号令」増加攻撃力:100/200/400 ⇒ 100/200/350
- ベイガー - 「ダークブロッサム」ダメージ:450/600/900 ⇒ 500/650/1000
チャンピオン - ティア4
- オレリオン・ソルに対する変更はメイジ特性でスキル2発目を「撃つ前」にトラップクロウの効果が発動するようにするためのものです。それ以外の点では実質的にほぼ変更ありません。トラップクロウがようやくトラップ(罠)としての役割を果たすようになった、というべきでしょうか。この他にはモルガナのスキル説明文に現在は発生しない魔法防御減少の表記があったため修正。また、セジュアニは大抵の構成に組み込める状態にあったため、スタンの効果時間に若干のナーフを加えました。
- オレリオン・ソル:メイジ特性でスキル2発目を撃つ前に0.1秒のディレイを追加
- モルガナ:ツールチップから魔法防御減少効果を削除
- セジュアニ - 「ファイアクラッカー」スタン効果時間:2.5/3/6秒 ⇒ 2/2.5/8秒
チャンピオン - ティア5
- サミーラはデスブレードを装備させるとモンスターに化けますが、それなしでは存在感を出せませんでした。今回の変更はサミーラ向けアイテム選択肢の多様化とアイテムなし状態での火力底上げを目指すものです。
- サミーラ - 「インフェルノトリガー」:これまでは自身の攻撃力の割合のみだったダメージに、レベルに応じた固定値ダメージを追加
- サミーラ - 「インフェルノトリガー」ダメージ:0/0/0 ⇒ 15/25/40
- サミーラ - 「インフェルノトリガー」攻撃力反映比率:50/60/80% ⇒ 30/40/60%
- ヨネ - 「忘られざる者」マナコスト:20 ⇒ 10
アイテム
- デスブレード - 初期スタック数:4 ⇒ 3
- スタティック・シヴ - ダメージ:60 ⇒ 65
- トラップクロウ:発動エフェクトの移動速度を大幅上昇(繰り返しになりますが、オレリオン・ソルに対するカウンターとなります)
ユーザー体験(UX)改善
- 最初の2点は前パッチでリリースされたものですが、「アレうざかったよなあ」と思い出してもらうために再掲します。ドラフトラウンド(通称「回転寿司」)中のショップ無効化は当初本パッチでの修正を予定していましたが、既に11.4Bにてリリース済みです。エンジニアの一人がランク戦で不要なユニットを誤購入したのが原因でしょう(冗談です)。
- PC版のラウンド1-1で「チャンピオンを売却」ホットキーを無効化し、1体しかいないユニットを売却できないように修正(ミニオンもまたひとつの命…とはいえプレイヤーの利便性を考慮)
- ゲーム中のUIおよび試合結果画面にダミーが表示されないよう変更
- ドラフトラウンド中のショップ無効化が正しく機能するよう修正、リトルレジェンドたちがポータルをくぐっている間にユニットを誤購入することがなくなりました
バグ修正
- ヘラを使ってジャーヴァンⅣにメイジ特性を付与している時、二発目のスキルが同一ターゲットに対して正しく発動するよう修正
- 複数のカリスタが盤上に出て同一ユニットを攻撃している時、最初に攻撃したカリスタが倒されると他のカリスタが「引き裂く遺恨」を発動させられなかったバグを修正
- ガリオの着地点が敵の密集地帯から外れることがあったバグを修正(エイトロックスが敵ユニットを引き寄せる際に発生することがあったバグ。修正前のガリオも対象が引き寄せられる先を密集地帯と判断していたものの、エイトロックスがスキル発動アニメーションを終えていない場合はターゲットの初期位置を着地点としていたため、密集地帯から外れた場所に着地していた)
- トリンダメアの「スピンスラッシュ」ダメージにスピン後の通常攻撃強化分ダメージが加算されることがあったバグを修正
- ルナーン・ハリケーンが発生させる矢がトリンダメアの「スピンスラッシュ」発動後の通常攻撃強化スタックを消費していたバグを修正
- プレイヤーがへら派生アイテムで特性を追加したチャンピオンを持ったまま降参すると、そのチャンピオンをショップで再入手したりドラフトラウンドで入手したりした場合に降参時の装備アイテムを全て持った状態で登場することがあったバグを修正
- チョンクが再びリズムを刻むようになりました
- プレイヤーBertasaurusのエラー#11141として記録されているバグについては把握しており、今後競技シーン向けにバランス変更を予定しています