第1回 | L | 赫炎竜神ヴォルラーダ | 炎 | | かつてイシュグリアを荒らし回った古代竜。衝動のままに破壊の限りを尽くしたとされるが、ある時期を境にその被害が抑えられ始める。これは、魔神との戦いを通じ、力を制御する理性を身に付けたためと推測される。特に、幾度も繰り広げられた好敵手とも呼べる魔神との戦いの記録は、回を重ねる毎に互いの力を高め合い、古代竜が戦いを楽しむほどの知恵を獲得していったことが見て取れる。 |
第1回 | L | 烈煌の覇暁神アヴァン | 炎 | | アグニ帝国の元騎士。記憶を取り戻した彼は世界が希望を失ったのは息子の死が原因であることを知る。何もできなかった不甲斐無さに三日三晩泣き叫んだ後、彼は炎剣とともに再び旅に出た。彼が目指したのは噂で聞いた新天地を目指す集団。しかし、集団に追いついた後も彼はそこに加わることは無かった。彼は離れた場所から集団に向かう神軍に単騎で挑み続け最期まで民衆を守ったという。 |
第1回 | L | 蒼珠閃神メディナ | 水 | | 神託の騎士に任命されなかった彼女は不満を抑えつつさらに剣技を磨き続けた。そんなある日、彼女は自身の中にある疑念を消すため神託の騎士に再戦を申し込む。しかし、騎士と巫女から人を滅ぼそうとする神を倒すために力を貸してほしいと頼まれてしまう。突然の依頼に困惑しながらも、彼女は騎士が本当に神託の騎士にふさわしい人物なのか旅の中で見極めるために同行することを決意する。 |
第1回 | L | 蒼瀑杖神コルツ | 水 | | 神器を見出したとされる神徒。神器は本来、神々と関係の無い力であり、人の手に渡るべき存在ではなかった。彼は漠然とした力でしかなかったそれらに神器という名を与え人間に授けようとした。恐らくこのことが神々の怒りに触れ、彼は罰せられたのだろう。しかしイシュグリアへの流刑は、彼にとって幸いであった。かの地に秘められていた力こそ、神器の力を開花させる鍵であったのだから。 |
第1回 | L | 緑樹竜神ラグシェルム | 樹 | | 魔族の力を受け入れ、より凶悪な姿へと変化した古代竜。強大な力を得た代償として、知性を失い、人間に対する憎悪のみがその行動を支配していった。意識もおぼろげになっていく中、古代竜は己の前に再び現れた人間たちと戦いを開始する。炎の剣士がかつての復讐心ではなく未来を感じさせる一撃を古代竜に向けて放った時、それに呼応するかのように古代竜の力も極限まで高められたという。 |
第1回 | L | 疾風薙神ディオン | 樹 | | かつて神託の騎士とともに神と戦った双剣を操る剣士。戦いで負けたことの無かったディオンは、旅先で神託の騎士と出会う。その実力を感じ即座に彼に挑むが、完膚なきまでに敗北してしまう。その後、神託の騎士を執拗に追い、何度も勝負を挑み続けたが、その度に獣人の少女に邪魔をされたという。最終的には神託の巫女の説得により、獣人の少女ともども神討伐の旅に加わることになる。 |
第1回 | L | 迅崩獣ロドルマギア | 雷 | | 魔獣に異界の力が加わるという特殊な環境で生まれたロドマギア。魔獣として最強クラスの破壊力を持つこの獣は、種として自身をより強い存在へ高めようとする特徴があった。それは肉体に秘められた能力のみならず、その身に宿した異界の力をも進化させていく。大概の個体は進化の過程で変化に耐え切れず滅びるが、極稀に完全な形へと進化し、大陸を沈める程の力を手に入れるという。 |
第1回 | L | 護天雷神シエラ | 雷 | | 神に逆らい人とともに歩むことを選んだ元神徒。古代竜を倒すため、仲間たちとバリウラの大穴へと辿り着く。剣士と王女が古代竜へと挑んでいく中、かつての友はその裏に潜む魔族を発見する。協力しようとする彼女に、神徒は「お前が守ると決めた人間とともに生きろ」と伝え、微笑んだという。古代竜との戦いにより開いたゲートがすべてを飲み込む中、彼女は人と友の未来を憂い涙を落とす。 |
第1回 | L | 大神聖メルキオ | 光 | | リゼリアの地を蹂躙した十翼の破壊者。ミセルら一行の活躍により倒されたメルキオだったが、天より謎の光が降り注ぎ、再び活動を開始する。その力は大幅に進化しており、ミセルたちは一瞬で壊滅的被害を受けた。その後、ミセルの決死の突撃と、仲間たちの絆がこの無慈悲な破壊者を追い詰めるが、メルキオには隠された奥の手があった。これまでのすべての行為を無に還すほどの破壊の力が。 |
第1回 | L | 人型掃討兵器リリスΩ | 光 | | 異界より現れた人の姿を模して造られた機械兵器。目標の破壊に失敗後、主により新たな改装を施された際、彼女は密かに動力核へ細工を施した。自身諸共敵を破壊する最終手段だ。しかし、神々との戦いで主が危機に陥った際、それは起動しなかった。主に気付かれていたことを知った彼女は、自力で主を守り抜く覚悟を決める。この時、彼女は本来の性能以上の能力を発揮し続け戦ったという。 |
第1回 | L | 閻業神鬼ミーファ | 闇 | | 元第十魔神討伐隊隊長にしてイシュグリア先遣隊の生き残りであるミーファの擬似ユニット。イシュグリア到着当時は、先遣隊の中でも最年少で可愛らしい容姿だったため、メンバーから可愛がられていたという。しかしそれだけではなく潜在能力も高く、そのことも彼が愛された理由と言えるだろう。その後、イシュグリアに1人残された彼は、生き残るために魔神の力をも取り込むことになる。 |
第1回 | L | 異層虚神マーレ=ベル | 闇 | | 滅んだ神の魂が異界から召喚された際、彼女自身もそれを利用しエルガイアに降り立つ。すぐにそこで新技術の探索を開始した彼女はその地で様々な新技術を発見する。中でもその地の神により生み出された召喚術は彼女に大きな刺激を与えた。しかし、調査を進める彼女の前に3人の召喚師が現れる。ただならぬ気配を感じた彼女は即座に離脱するが、その先で同郷の女神と出会うことになる。 |
第2回 | L | 緋徨の巡黎神レダ | 炎 | | アクラス召喚院に所属する召喚師レダの力を模した擬似ユニット。グランガイアで様々な記憶のカケラを集めた彼女はさらに歴史への興味を強め、ある召喚老の力を借りイシュグリアへと渡ることになる。そこで彼女は数々の魔神に襲われるが、決して正面から戦わず生き残ることにだけ注力した。結果、無事にエルガイアへの帰還を果たすが、彼女が行った偉業について知る者はほとんどいない。 |
第2回 | L | 聖神紀クリューク | 炎 | | 神界の十神に数えられる上位神。その類まれなる叡智に加え、人間を重んじることも軽んじることもなく全生物を平等に扱い、様々な種族を配下としたことで知られている。そのため神界の中でも異色かつ有力な勢力を築いたが、クリューク自身は人と神の大戦が始まる少し前に大神皇から召致され、その後、行方が知れなくなっている。そこには、ある神の暗躍の噂もあるが、真偽は定かではない。 |
第2回 | L | 因裁忌ユーグ | 水 | | 皇国黎明期、十人の無法者集団として恐れられた「十忌ディスノミア」に属した魔導具使い。地方領主として、代々伝わる魔導具で民を守っていたが、皇国の奸計により土地を追放される。その後、放浪中に出会った十忌のリーダーに心酔し、拠点設置や“仕事”の交渉などで組織に貢献した。彼がいなければ、十忌の者たちは個々でしか動けない、ならず者集団で終わったとも言われている。 |
第2回 | L | 凄臨艶神サヴィア | 水 | | ミルドランの台頭は他者からの支配を嫌う旧来の魔神にとって脅威であった。彼女を盟主と呼ぶ魔神たちはミルドランの討伐を叫び戦を仕掛け続ける。結果エストリアも何度も同国と戦い、彼女も敵王アデルと対峙することになった。二王の激しい戦いは、誰も側に寄ることを許さなかったという。戦いの後、侵攻が止まったことから彼女の勝利が叫ばれたが、彼女は静かに状況を見守ったという。 |
第2回 | L | 剱迅神将トウテツ | 樹 | | 二刀を操る異界の剣士。自身の力でグランガイアへと降り立った彼の前には、大量の神軍が待ち構えていた。即座に神々を斬り伏せた彼だが、その後、自身の後ろに人が倒れていることに気が付く。その双剣を持った黒鎧の騎士を放置しておけず、側にいた妖精に預け次の戦場に向かおうとするが、直後、異界への扉が開き別の地へと飛ばされてしまう。そんな彼の眼前には無数の魔神がいたという。 |
第2回 | L | 繰堕の擬神イステリオ | 樹 | | 破壊兵器に滅ぼされ魂の存在となった異界の神。彼の魂は召喚術によりエルガイアに喚び出された。人造の器に入れられたその魂は、研究者たちに試作型擬似ユニット“擬神”と呼ばれるが、彼はそれらすべてが気に入らなかった。未完成の器は怒れる神の魂を縛ることはできず、暴走を許すこととなる。自我と新たな身体を取り戻した異界の神は、自身の魂を冒涜した者たちへの復讐を開始した。 |
第2回 | L | 磁塊麗神ラフィル | 雷 | | 機械技術の発達したある異界の神。彼女は自身の庇護する人間が異世界へと渡り“擬神”という存在を造ろうとしていることを知る。それが人々に災いをもたらすだろうことを予測した彼女は、その痕跡を辿り破壊兵器とともに異世界へと渡る。そこには擬神として復活した二柱の神がいたが、それを従者に任せると彼女は別の存在の元へと向かう。以前より感じていた戦いの裏に潜む影の元へと。 |
第2回 | L | 紫霆斧神マハル | 雷 | | 神器を人間に与えた神徒。かつて、グランガイアにはイシュグリアより魔神の大軍が侵攻してきた時期が何度かあったという。彼女が人に神器を与えたのもそうした時期の1つであったようだ。彼女自身、斧の神器を手に魔神と戦い、彼女に見出された神器の使い手とともに戦ったと伝えられている。しかし、彼女とその人間は魔神を倒した後、罪を犯した者たちとして神々から追われることとなる。 |
第2回 | L | 天秤槍神ナドレ | 光 | | 槍の神器とともに語られる存在。史書など公式な記録には記載されていないが、歴史の節目となる時期には、必ずといってよいほど強大な魔獣やその他悪しき存在の出現がほのめかされている。しかし、それらの被害や討伐の記録はほぼ残っていない。神器にまつわる伝承を知る者たちは、そうした魔物はナドレにより討伐されたと信じている。通常の歴史とは別軸に存在する神器の歴史として。 |
第2回 | L | 覇神竜デュエルメクス | 光 | | 神話にも名が残されており竜種の中でも最強とされるラメルダリア。その伝説に続きがあることを知る者は少ない。わずかに残る伝承では、不敗で知られるラメルダリアが一度だけ、人の手により地に落とされたとされている。しかし竜はそれを恥じることなく、逆にその者を讃え敬意を示したという。人への寛容を手に入れたその時、眩い光と共にその竜は覇神竜デュエルメクスへと進化したのだ。 |
第2回 | L | 呪昏剣神ラベルド | 闇 | | エルガイア黎明期に活躍した剣士。純粋に剣術の道を進む師と異なり、その技を世界のために役立てようとした彼は、当時の臨時政府へ身を寄せる。当初、政府の上層部は得体の知れぬ彼を遠ざけようとしたが、その実力を知ると彼の剣技を暗部で活用していったとされる。しばらくして特別部隊ランドールガードの設立が決まると、彼も同部隊に入ることとなる。それまでの任務を継続したまま。 |
第2回 | L | 呪螟の神艶ヴェルマ | 闇 | | 六皇神の一人、光皇神カルナ・マスタの神徒謀略を得意とし、奸計を用いて海皇神と炎皇神が全面戦争を始めるように仕向けたとされる。その後も両陣営の神徒の離反、炎皇神が地皇神を殺めるよう讒言して誘導するなど、皇神たちを弱体化させるべく数々の策謀を実行し、主たちの勝利に貢献した。だが、彼女自身は皇神の争乱の中で、暴走した空皇神の一撃により滅ぼされたとされている。 |
第3回 | L | 炎皇神ラグネダ | 炎 | | 遥か昔、十神以前に君臨した六皇神の一人。炎皇神と呼ばれた上位神で、アグニ地方を治めた。戒律と叡智を司り、人間に数多くの知識を授けたという。粗野で下品だと蔑んだ海皇神との衝突は絶えず、やがてほかの皇神をも巻き込んで全面戦争に突入。混乱の中で地皇神を葬るが、逆上した空皇神より致命傷を受け、ついには世界を守る大義の下、後に大神皇となる神に討たれたと伝えられる。 |
第3回 | L | 竜駆焔騎ルデロ | 炎 | | とある異界にて、蘇った邪悪な魔竜を討伐したという救世の騎士。遥か昔に死んだはずの魔竜が復活すると、騎士は主君より討伐令とともに、神々によって鍛えられた戦戟ソドレイクを与えられた。騎士は神戟を手に強大なる魔竜へと敢然と立ち向かい、その死闘は三日三晩に及んだと伝えられる。2つの強大な力の衝突は次元の歪みを生じさせ、決着がつかぬまま両者の姿は掻き消えたという。 |
第3回 | L | 蒼旋騎神ステイン | 水 | | かつてグラデンスたちとともに冒険をした召喚師。4番目の召喚師としてグラデンスに才能を見出された彼は、頭脳明晰ながらも皮肉屋としても知られ、ともに冒険した女召喚師との仲は良くなかったという。だが、ある神徒とそれに従う神獣との戦闘で、彼は女召喚師にかばわれ一命を取り留める。その直後、彼が取った行動は、女召喚師と同じく己を犠牲にして仲間を守るというものだった。 |
第3回 | L | 海皇神ゼレスト | 水 | | 遥か昔、十神以前に君臨した六皇神の一人。海皇神と呼ばれた上位神で、サーマやパルミナ地方一帯を治めた。混沌と狂乱を司り、数々の水害を起こし人々を恐れさせたが、一方でその言動の数々は民話として残り、今に至るまで親しまれている。敵対する炎皇神とは衝突を繰り返し、果ては領域侵犯を口実に全面戦争となった。だが戦いの中、後に大神皇となる神に成敗されたと伝えられている。 |
第3回 | L | 悠神エル・フェリス | 樹 | | 神界の十神に数えられる上位神。人類に理解を示し、手を差し伸べた慈愛の女神として知られ、人々に厚く信仰された。特に女性からの尊敬を集め、数多くの優れた者たちが、その下に集ったという。しかしその最期は、寵愛した1人の少女の手によるものだった。上位神が人間に殺されたという知らせは神界に大きな衝撃を与え、後に起きた神々と人間の戦いの遠因になったとも言われている。 |
第3回 | L | 嵐碧牙神ディセ | 樹 | | ラ・ヴェーダに住まう大神皇の神徒。グランガイアを訪れた最初の召喚師たちと遭遇し、彼らと交戦した。召喚術という予想外の力を前に劣勢へと追い込まれ、従えていた神獣を殺された彼女は、怒りを引き金に秘めた力を解放。神獣を倒した召喚師を追い詰めるが、彼の仲間の身を挺した妨害により果たせず、ついには最初の召喚師に倒される。死の間際に、彼女は美しい狼へと変貌したという。 |
第3回 | L | 雷伐神サイラス | 雷 | | 神衛使メイリス初代メンバーの1人。幼き頃よりある珠を所持していた彼は、同じ珠を持つ女剣士と出会い、それが大神皇より選ばれた証の四元聖珠の1つであることを知る。その後、女剣士とともに同じ珠を持つ仲間を求めて旅だった彼は、やがてメイリスを設立する。神衛使として神に逆らう魔神を各地で討伐した彼だが、その天才的な槍術は今もなお伝説として語り継がれている。 |
第3回 | L | 凰霆姫神レイラ | 雷 | | かつてオーンたちとともに冒険した召喚師。当初はルシアスの門が見えなかったが、冒険中に負傷したオーンを看護した後、3番目の召喚師として覚醒する。だがオーンらとの旅の中、ある神徒とそれに従う神獣と戦闘になり、神獣の攻撃から仲間をかばってオーンの腕の中で息を引き取った。その際、オーンは彼女からある願いを託されたというが、その内容について彼は口を閉ざしている。 |
第3回 | L | 金色の守帝エリオール | 光 | | ランドール皇国の皇族護衛部隊“インペリアルガード”隊長であるエリオールの力を模した擬似ユニット。下級貴族の出身ながらもその類まれな能力で、若くして高い地位を手にする。その地位に相応しい剣術の腕と頭脳を持ち、部下や民衆のみならず皇族からも多くの支持を得ている。後にアクラス召喚院との同盟を結ぶことになるが、その際に副官とともに情報をノエルに提供したようだ。 |
第3回 | L | 聖冠の神綺リナセーラ | 光 | | 六皇神の一人、闇皇神アルザ・マスタの神徒復活と再生の力を持つとされる。六皇神のうち四人が滅ぼされた後に、兄弟神であった残り二皇神の争いが勃発。彼女は弟神の信頼厚い腹心であったが、戦場に姿を現すことはなかった。戦いは封神を味方とした兄神が勝利し、弟神は異界に封じられる。彼女も何処かへと姿を消したが、一説には主を復活させるため、その命を捧げたとも言われている。 |
第3回 | L | 人型掃滅兵器レミスⅡ | 闇 | | 異界の科学者レーゼが造った人型機械兵器。彼女が多くの試験運用を重ねる中、人体強化兵器の1体であるNo6の暴走事故が発生。敵性反応を即座に感知した彼女は、いち早く破壊を試みたという。No6の白兵能力は彼女の実験情報が元だったこともあり、一時は相手を圧倒する。しかし、自己進化能力を有したNo6により技術を吸収され、次第に凌駕されてしまう。それでも彼女は最後まで、立ち向かい続けたと伝えられている。 |
第3回 | L | 呪錨溟神ディク・レゾ | 闇 | | サーマ深海に開いた異界の門より突如現れた魔神。殺害した相手の魂を現世に留め、怨念と変えて放つ力により、海の生物は次々と命を奪われた。さらに“海樹”もその呪力に蝕まれ枯れかけたが、海樹の王により討伐を依頼されたサーマの第一王子は、魔神の力の源が呪いの錨だと見抜くと、錨に集中攻撃を加え粉砕した。王子の放つ光剣に、魔神はなぜか抵抗することなく刺し貫かれたという。 |
第4回 | L | 煌槍の神討騎ゼラス | 炎 | | 人と竜との戦争を終結に導いた英雄。代々受け継がれてきた紅蓮の槍を継承していたという。槍は先祖が何らかの契約の証として神より授かったと言われているが、神代の出来事のため、詳細は現代にまでは伝えられていない。彼は戦争により父母が亡くなって以来、妹と2人で平穏に暮らしていた。狩りで生計を立てているが、物心ついたころから戦いに生きてきたため、戦い以外のことは不器用。家事や村人との折衝は妹に頼り切っている。 |
第4回 | L | 爆炎獅バラガン | 炎 | | 破獣軍を率いる七魔将の1人。イシュグリアを追放された過去を持つ。後に初めての敗北を喫したことを機にネグレスに加わった。魔将として常に先陣を切って異界を侵攻して回ったが、その飾らない態度と強さに惹かれて多くの獣人が彼の軍門に降ったという。こうした経緯から、彼を慕う獣人兵はネグレスではなく彼個人のために戦う者が多い。好敵手を相手に正々堂々戦い果てた彼だが、弔い合戦を望む声も上がっている。 |
特殊 | L | 闘魔武神シュスイ | 炎 | | イシュグリアのある地方を治めていた魔神。元はシュラと名乗っていた彼は、武神と呼ばれる魔神に師事し、兄弟子と共に修行に明け暮れていた。しかし己の死期を悟った兄弟子より、身命を賭して技と力を叩き込まれる。以降、彼はその想いを名と共に受け継ぐと、師から武神の称号を継承するまでに成長を果たした。やがて伝説の召喚師に敗北するその日まで、自身の力をさらなる高みへと導くであろう強者との闘争を求め続けたという。 |
特殊 | L | 禍魔刻神アム=ユノス | 水 | | 禍魔刻神アム=ユノスの能力の再現を試みた擬似ユニット。イシュグリアのザームブルグ地方を支配する彼女は、かの世界の歴史が生まれる以前より変わらぬ姿で存在しており、“時間”という概念を超越した魔神だと言われている。長く生き続けた彼女は己の生死にすら興味を失っていたとされるが、その力は凄まじく、自分の支配を拒絶した巨人を死ぬまでザームブルグに縛り付けていたという。 |
特殊 | L | 魔蟲樹神モルデリム | 樹 | | 魔蟲樹神モルデリムの能力の再現を試みた疑似ユニット。ラクシュルトの地を支配したその強さはほかの有力魔神からも一目置かれており、イシュグリアの勢力均衡の一端となっていた。異界技術への関心が高く、人間の技術力に着目した彼女は、さらなる技術を得るためにエルガイア侵攻も企てていたという。エルガイアでの異界に関する騒動、襲撃のいくつかは、彼女の仕業だと目されている。 |
特殊 | L | 業滅雷鎧ベイオルグ | 雷 | | 業滅雷鎧ベイオルグの能力の再現を試みた疑似ユニット。敗北した相手を越える自己強化機能を持ち、イシュグリアの一地方を支配していた。その機能により開発者は自身の作の中でも、この鎧を最高傑作と評したという。イシュグリア探索中の召喚師たちに破壊されたとされるが、ベイオルグは開発者の望みを叶えるかのように、最後のその瞬間まで進化を続けようとしていたと伝えられている。 |
特殊 | L | 闇魔仙神モーラ | 光 | | 闇魔仙神モーラの能力の再現を試みた擬似ユニット。イシュグリアのレーム地方を支配する彼女は、召喚師たちを利用して各地を治める魔神の力を狙ったとされる。策略を巡らして、常に用意周到に行動したが、同時に武神と呼ばれる魔神と渡り合う程の強さも持ち合わせていたという。また、イシュグリアを冒険中の紅き召喚師との出会いは、彼女の心にある変化をもたらしたと言われている。 |
特殊 | L | 封魔導神カロン | 闇 | | 封魔導神カロンの能力の再現を試みた擬似ユニット。強大な魔力と分身を作り出す能力を持つ彼は、イシュグリアでも恐れられた存在として知られていた。だが、ある巫女との出会いをきっかけに、力を誇示することはほとんどなくなり、ただひたすらイシュグリアを守るという使命のためにその身を捧げるようになったという。その行動は巫女の意志を受け継ぎ、殉じたものだとも言われている。 |
第5回 | L | 洸閃晶姫シーナ | 水 | | 正義を信じる荒野の銃使い。大自然の中で逞しく純粋に育った彼女は、父の指導により人並み外れた銃の扱いを身に着けていたという。唯一の肉親であった父は、病に倒れ亡くなる直前に、彼女に特別な銃を託した。それはこの世に二丁しかない特別な銃であり、自ら使用者を選ぶ古代遺物であった。天涯孤独の身となった彼女は、もう一丁の銃を悪党に渡してはいけないという遺言を果たすため、当ても無いまま旅立った。 |
第5回 | L | 黒霧の虐蛛キショウ | 水 | | 凰刃那原、刀渡の里の忍。蜘蛛の巣を張り巡らせるように仕掛けられた狡知の罠は、彼の標的となった者に逃げることを許さなかったという。彼は毒の使用を好んだとされるが、特別に調合された毒はすぐには命を奪わない。それは苦しみ、動けなくなった犠牲者たちを眺めて楽しむためだったと言われている。止めを刺す際には、霧から作り出した蜘蛛を操り、体の肉を切り刻みながら少しずつ殺す嗜虐的な男であった。 |
第6回 | L | 奇術師メルフェル | 樹 | | 奇遊軍を率いる七魔将の1人。怜悧狡猾であり、奇策を巡らせて相手を玩弄する術に長けている。ネグレスがセルタビアを急襲する以前、複数の異界で生じた混乱に彼が関与した形跡があり、長きに渡り暗躍していたことが伺える。その後、若き騎士たちが故郷奪還に立ち上がるとようやく姿を現し、幾度も妨害を行った。それは単なる時間稼ぎのためだけでなく、彼が密かに忠誠を誓うエルハザの思惑に深い関係がある。 |
第6回 | L | 茨咲の繚精クロネア | 樹 | | フェブラー兄弟の絵本『いばらの城』から生まれたとされる内向的な精霊。物語に登場する、世界を茨で覆い尽くし破滅に導く呪われた姫の姿をしている。挿絵を描いた絵師と出会った彼女は、物語の登場人物たちのように、彼が姫を討つためにやってきたのだと考え、身を護るため街を茨で埋め尽くした。その様は正しく茨の城のようであったという。なお、物語では王子が姫の心を開き、呪いを解いたと書かれている。 |
第9回 | L | 闇囚幻詞ディクト | 闇 | | セルタビアの古い時代の絵本作家フェブラー兄弟。その物語の執筆を担当していた兄。弟と共に絵本作家としてセルタビアで人気を博していたが、ある時期から自身の作品の方向性に苦悩するようになる。そんなある日、弟と言い合いになり、彼は家を出て行方をくらませた。その後はルーメラクス地方の街を巡り、自身の作品を改変した物語を人々に読み聞かせていた。その話を聞いた者たちは皆、負の力に精神を蝕まれたという。 |
第7回 | L | 紫雷の天業レンジ | 雷 | | 凰刃那原、刀渡の里の忍。弱者を徹底排除すべしという彼の過激思想は里の方針と合わず、幾度も里長と衝突した。しかし、一方でそんな彼に共感する者も存在し、彼を担ぎ上げ、改革を行おうという動きもあった。しかし、改革などという生ぬるいことは、彼にとって噴飯物の戯言であった。なお、彼の片目は以前里長と争った際に失われていたが、彼はそれを些末なこととして気にも留めていなかったと伝えられている。 |
第7回 | L | 執剋の鋒神マーロ | 雷 | | 封神の神徒として、数多の暗躍を重ねた秘蔵の暗殺者。狙った相手を必ず仕留める手練として封神の信頼を勝ち得ており、護神十二聖の生き残りを始末するため放たれた。その詳細は不明だが、使用する武器の形状から異界出身であると推測されている。護神十二聖の女戦士の殺害に成功した後、サーマ王国に向かい、最後の1人の殺害を試みたというが、その成否は明らかになっていない。 |
第9回 | L | 煉獄神セルヴィア | 闇 | | バリウラ帝国の第一皇女。優れた統治者の資質を持つセルヴィアだったが、女性であるというだけで皇位を継承することが叶わなかった。しかし、その感情を露わにすることはなく父である皇帝テオドロスの片腕としてよく働いた。その甲斐もあり、要職にある者は皆、彼女の人柄に厚い信頼を寄せていたという。細身で華奢な見た目に反し、戦場では身の丈ほどもある大剣を、片手で軽々と振り回し戦ったと伝えられている。 |
第8回 | L | 械狂忌イオニア | 光 | | 皇国黎明期、十人の無法者集団として恐れられた「十忌ディスノミア」に属した魔導と異界技術の研究者。皇国の魔導研究所で将来を嘱望されていたが、突如行方不明に。その後十忌に加わり、求めに応じて様々な発明品を提供。リーダーとは以前より交流があったという。最期はインペリアルガードに討たれたとされるが、皇国を危機に陥れた魔神討伐の場にいたという証言も存在している。 |
第8回 | L | 封穢の義忍ソウヤ | 光 | | 凰刃那原、刀渡の里の忍。里長の子で、幼少期より忍とは影より正義成す存在と教えられて修行に励み、周囲の期待によく応えた。しかし彼が12歳となった年の初夏、のちに五穢忍と呼ばれるようになった者たちが乱を起こす。里長のみならず、里の者は次々と殺され、刀渡は壊滅。彼とある上忍の犠牲により難を逃れ、唯一の生き残りとなった。その後、五穢忍の凶行を止め、仇討ちを果たすべく、伝説の忍の門を叩いた。 |
第1回 | E | 神帝皇オルヴェン | 炎 | | 神々との大戦時、アグニ帝国を圧倒的な支配力で統べていた皇帝。帝国を最強の国家にすることを絶対の目標に掲げていた彼は、黒炎姫ラヴァといった超エリート剣士を育成する極秘プロジェクトなども自ら指揮した。当時より人望のある弟アグニ将軍と比較されることが多かったが、彼自身は弟のことなど気にも留めておらず、むしろ弟の人気を冷静に把握し、自身の治世に利用していたという。 |
第1回 | E | 熔神帝アルファ | 炎 | | 元ゼヴァルアの神徒。力がすべてと考えるアルファは、自身の主であるゼヴァルアの力をも試そうと、戦いを挑んだという。この戦いの中で、彼は初めて自身の全力を出して戦うことを知り歓喜した。しかし、戦いはメアの姦計によって中断され、アルファは大きな傷を負って退散する。そんな彼にある上位神が手助けを申し出た。提供された結界の中で、アルファは傷を癒すため眠りについた。 |
第1回 | E | 虐神フィー | 水 | | かつて大罪を犯したとされ幽閉されていた神徒。地上に降り立った彼女は、神に侵攻される中でも、未だ人間がお互いに争いを続ける世界の状況を見て、自分が唱えた人間不要論が正しかったことをあらためて確信したという。手始めにアグニ帝国の漁港を壊滅させると、神徒ナルミカとともに、その後、人が立ち入ることすらできなくなるほどの凄惨な破壊を、各地で行っていったという。 |
第1回 | E | 蒼瞑皇妃テスラ | 水 | | ランドール皇国の皇族護衛部隊“インペリアルガード”に所属するテスラの力を模した擬似ユニット。同部隊の隊長であるエリオールの副官を務めている。エリオールの目的を陰から支える活動を行っており、表に出ることは少ない。そのため、多くの隊員は彼女と会話をすることがないが、その存在感は非常に大きく、彼女が隊員の前に出た時、部隊は重要な任務を開始すると言われている。 |
第1回 | E | 魔岩大神グラビオン | 樹 | | 強大な魔力を秘めた魔動人形。災厄の獣の復活を予感していた人形の主リラは、父の遺品である魔道書を調べ、人形の戦闘力を飛躍的に向上させていく。しかし、その力は災厄の獣ではなく、人間を滅ぼそうと侵攻してきた神軍に向けられることとなる。恐ろしい岩の巨人は神軍の攻勢から人間を守り、人類の守護神と称えられるようになるが、巨人が誰の指示で人々を守ったか知る者は少なかった。 |
第1回 | E | 神霊司リュカ | 樹 | | 空想の生物を具現化する術を扱うアムダール帝国の青年貴族。父から所領を受け継いだ彼は、領内の遺跡を視察中にそれまで目にしたことのない魔物を発見する。遺跡内に巣を張り巡らせた虫のような魔物に危険を感じ、彼はすぐさま調査を開始した。当初、おとぎ話のような冒険の始まりに心を躍らせていたリュカだったが、この戦いが数年に渡る過酷なものになるとは予期していなかった。 |
第1回 | E | 雷星神エミリア | 雷 | | 神々との戦いの際も、臆すことなく前線で戦い続けた。その結果、大軍帝と呼ばれたヴァイスと、アタルヴァ共和国で双璧をなす将軍にまで成長する。ヴァイスとの恋仲も噂されていたが、その話を聞くと本人は動揺しながら激しく否定。「私は恋よりも剣に生きる」との言葉と共に短い生涯を独身で貫いた。 |
第1回 | E | 神獣エクスヴェル | 雷 | | 大きな宿命を背負った者の前に現れ、啓示を与えるとされる伝説の幻獣。神々と人間との大戦が激しさを増すと、その存在は以前より多く噂された。神軍との戦いの最中にこの幻獣と出会い、啓示を受けたある戦士は、その際に幻獣の行動を邪魔した神軍が、幻獣により一撃でなぎ倒されたと話している。神にも匹敵するほどの力を誇り神々しく輝くその姿を見て、戦士は獣を神獣と呼んだという。 |
第1回 | E | 聖十騎神ウィル | 光 | | 世界崩壊に最後まで抵抗したラ・ヴェーダ共和国の騎士。ルシアスによる救済が示された時、彼は軍を束ねる者ではなく、1人の騎士に戻る決意をする。部下にルシアスの指示に従うよう伝えると、同国に伝わる数々の神器を身に付け、単身で神々に挑んだのだ。軍を率いるという重責から解放されたウィルの力は凄まじく、指示に逆らい彼に付いてきた兵士と共に、数多の神々を撃ち砕いたという。 |
第1回 | E | 聖戦神アリュート | 光 | | 叛逆者追討の神勅を受けた護神十二聖。兄である叛逆者ソディウスとの戦いは、周囲の予想と異なり手加減の無い死闘となった。一撃必殺の攻撃が交互に放たれる最中、アリュートの顔には笑みが浮かんでいたという。数時間に及ぶ激闘の中、アリュートが渾身の一撃を放つと、ソディウスはそれを正面から受け止める。その直後兄は何かを語ろうとする。弟の影に潜む存在に気がつかないまま。 |
第1回 | E | 魔操神帝クダ | 闇 | | 謎の騎士に雇われていた暗殺者。幾度も六英雄アトロの命を狙ったと記録されている。大戦末期、修羅の如く戦うアトロの光剣を折り窮地に陥れるが、その際、追撃を行わずその場を離れるという不審な動きをしている。各国の軍の一部が、神軍の作戦を知っているような動きをした時期があり、クダは神軍の動きを探るために内部に入り込んだ間者とする説は、この行動が理由となっている。 |
第1回 | E | 聖魔神騎フェブロス | 闇 | | 謎の騎士に雇われていた暗殺者。幾度も六英雄アトロの命を狙ったと記録されている。大戦末期、修羅の如く戦うアトロの光剣を折り窮地に陥れるが、その際、追撃を行わずその場を離れるという不審な動きをしている。各国の軍の一部が、神軍の作戦を知っているような動きをした時期があり、クダは神軍の動きを探るために内部に入り込んだ間者とする説は、この行動が理由となっている。 |
第2回 | E | 燐黒晶神リネス | 炎 | | 神器『レド=クローガ』の使い手。彼女が幼い頃に洞窟で見つけた水晶は、彼女の成長とともに、膨大な魔力を生み出すようになっていった。ある神が、それは人には過ぎた力だとして、彼女から宝石を取り上げようとするが、人が神を傷付けるという前例の無い事件に発展する。次々と追手を討ち倒した結果、神の敵となった少女は、神々の残した記録にまるで魔神のようだと記されている。 |
第2回 | E | 魔焔征神アデル | 炎 | | ミルドランの国王。侵攻を続けイシュグリアの半分を占めるまでに版図を広げた彼は、残る半分の地を支配する魔神たちから盟主と呼ばれる国家エストリアと争うこととなる。激化する戦いの中、遂に双方の王が戦場で直接刃を交わす。その戦いで両王が何を語ったのかは知られていないが、アデルはこの後、武力による支配ではなく、他国との共存による支配へと方針を転換していったという。 |
第2回 | E | 魔氷影神ファーゼン | 水 | | エルガイア黎明期に活躍した剣士。放浪する彼を探し出し、新設部隊ランドールガードに招いたのはグランガイアで神官だった者たちだと言われている。部隊に所属した後も彼は本名を名乗らず、素性は謎のままであった。また、彼は魔物退治の傍ら、臨時政府の指示で極秘任務に従事していたとの記録も残っている。氷の様に研ぎ澄まされた刃は、新たな秩序を乱す者に容赦なく振るわれたという。 |
第2回 | E | 流殻の擬神クラウス | 水 | | 破壊兵器に滅ぼされ魂の存在となった異界の神。召喚術研究所の先代所長は擬似ユニットの実用化に必要な強き魂の開発に苦心していた。しかし、ある機関から出向してきた異界の人物から異界の神の魂についての情報を得ると、それを核とした擬似ユニット“擬神”の開発に着手する。実験は成功したかに見えたが、贄となった神の魂は器をも取り込み、自我を完全に取り戻して暴走を開始した。 |
第2回 | E | 瑞晶憐神シアン | 樹 | | 魔神サヴィアの側近。統率のとれたミルドランに対し、旧体制の維持だけを共通目的としたエストリアの軍は脆かった。そんな不利な状況にも関わらず、戦線を維持できたのは彼女の役割が大きかった。敵の巧妙な戦術の前に敗北を重ねながらも寄せ集めの魔神たちを説得し、壊滅することなく戦意を保たせ続けたのだ。それらの戦いの中、彼女は何度も敵の参謀と刃を交え策略を阻止したという。 |
第2回 | E | 地皇神ダロス | 樹 | | 遥か昔、十神以前に君臨した六皇神の一人。地皇神と呼ばれた上位神で、ヴリクシャ地方を治めた。娘神の空皇神を甘やかし過ぎたきらいはあるものの、豊穣と慈愛を司る彼は動植物を愛し、ヴリクシャの人々も彼の庇護下で安心して暮らしていたとされる。皇神同士が争いを始めると、戦いの無益さと下界の被害を訴え停戦を呼びかけた。だが炎皇神に敵と見なされ、討たれてしまったという。 |
第2回 | E | 軍神ヴァイス | 雷 | | 神々に滅ぼされたアタルヴァ共和国の軍師。ルシアスより救いの手が差し伸べられた時、彼は計画していた最後の作戦を発動させる。それは自らを囮とした撤退戦であった。援軍はもちろん補給すらも期待できない絶望的な戦いの中、彼に従った兵士たちは高い士気を保ち続けたという。全滅寸前になりながらも民衆を逃しきった後、彼が呟いた「ようやく勝てたか」の一言は伝説となっている。 |
第2回 | E | 黄魔の法神エレノア | 雷 | | 神と人類の大戦より遥か昔、アタルヴァの地に存在したグランガイア闘技場で名声を博した魔闘士。アタルヴァ出身の高名な魔術師だった彼女は、闘技場の熱心な観客でもあり、そこで活躍していた拳闘士に心を奪われる。やがて彼とともに戦うため、チーム“ゼクタサ”に加入する。そこでの華々しい戦いの日々は、彼女の人生最良の時であったに違いない。とある黒き剣士の出現までは……。 |
第2回 | E | 凛槍天将イズナ | 光 | | 義を重んじて戦った異界の女武将。窮地の者に手を差し伸べ、理不尽な侵略者には全力で戦った彼女は、二刀を操るサムライとの試合で互角に渡り合った槍術の達人としても知られている。だが、遠征中に狐神の妖魔と遭遇し、その時に負った傷がもとで夭折してしまう。その後、領国は支えを失い急速に衰退するが、己の正義のために戦った彼女の武名は忘れられることなく語り継がれたという。 |
第2回 | E | 玲洸神騎レセウス | 光 | | 文武に秀で人望篤きサーマ王国の第一王子。利害対立する諸部族を忍耐強く説得し、部族同士を団結させ、治安回復と軍事力の増強を成し遂げる。神々による侵攻が開始すると、海樹の王の助力を得るため、王を苦しめていた魔神の討伐を果たした。その後、部族軍と海樹の兵力を率い、神々と刃を交えたと伝えられる。海中に没するその最期まで、彼は人々のために光剣を振るい続けたという。 |
第2回 | E | 幽剋の羅侠ゼクウ | 闇 | | 神と人類の大戦より遥か昔、アタルヴァの地に存在したグランガイア闘技場に突如現れた異界の剣士。圧倒的な力で当時最強チームの“ゼクタサ”を撃破した彼は、その後、求めに応じて彼らと再戦。壮絶な戦いを展開するが、その最中に次元のひずみが発生する。闘技場が崩壊する混乱の中、彼も忽然と姿を消す。彼がひずみの中へと吸い込まれるのを見たと言う者もあるが、真相は定かではない。 |
第2回 | E | 魄魔断神ザルヴァード | 闇 | | ランドール皇国に突如出現し、未曾有の被害を与えた魔神。周囲の人間の魂を強制的に吸い上げて自らの活動源とし、存在するだけで周辺一帯に壊滅的な損害を与えた。その被害の大きさから、存在自体がエルガイア最凶の災厄とされ、人々を震え上がらせた。だが、その被害も「魂を吸う魔剣」の登場により終結する。魔剣によってそれまで吸収した全ての魂を放出させられ、倒されたという。 |
第3回 | E | 陰陽神イヲリ | 炎 | | 異界出身とも噂される凄腕の陰陽師。遺跡を巡る戦いが激化し、全面戦争の危機が迫る中、亡霊を引き連れ魔神が現れたという噂が戦場を駆け巡る。彼は噂の“魔神”との交戦を避けながら、その恐ろしさを両軍に伝えて回り混乱を助長させたという。このため、恐れをなした両軍は速やかに撤退。かくして全面戦争の萌芽は摘み取られた。なお、彼は元々魔神の正体を知っており、戦争を回避させるため傭兵になったとする説もある。 |
第3回 | E | 武兇羅神シュラ | 炎 | | イシュグリアのある魔神の能力の再現を試みた擬似ユニット。“武神”と呼ばれる魔神に師事した彼は、実兄のように慕う兄弟子と厳しくも充足した日々を過ごすが、やがて修行中にその兄弟子を殺めてしまう。それは兄弟子の意志を汲み取っての事だったが、その喪失感は計り知れぬものだったと伝えられている。その後、彼は兄弟子の名の一部を継ぎ、果てなき闘争の渦中に身を投じたという。 |
第3回 | E | 冴槍の貴神ノア | 水 | | アクラス召喚院の正規軍に所属する召喚師ノアの力を模した擬似ユニット。以前、ノアは魔神討伐隊の部隊長を務めており、その将来を期待された召喚師だった。しかし、ある魔神の調査任務で失敗をし、その責任を取り同隊を離れ、正規軍の一召喚師に戻ることとなる。その後ノアは、仲間を作ることを嫌い、単独で行動するようになるが、その力は単独行動に耐えるほど、鍛えあげられていく。 |
第3回 | E | 蒼晶聖徒ルーミス | 水 | | 太古の昔、神に仕えた高名な聖女。幼い頃、木から落ちた瞬間に彼女は青い鳥を幻視し、病や傷を一瞬で治す奇跡の力に目覚めたと言われている。神が自分の命を救う代わりに使命を与えたのだと信じた彼女は、その力で多くの人々を救い、時には戦場に赴いて神に仕える兵士の傷を癒したと伝えられる。彼女の力の全てが込められた聖杖は、持ち主の死後も信仰の象徴として永らく祀られたという。 |
第3回 | E | 眼環忌バロ | 樹 | | 皇国黎明期、十人の無法者集団として恐れられた「十忌ディスノミア」に所属した魔獣使い。魔獣と共生する珍しい部族出身であったが、迫害を受けて一族は散り散りに。放浪の末に十忌に加入した彼は、使役する魔獣の力での偵察を得意とし、組織の眼として活躍。インペリアルガードの襲撃についてもいち早く察知し仲間に対応する時間を与えた。襲撃による乱戦の後、彼の姿を見た者はいない。 |
第3回 | E | 宝呪姫ロザリア | 樹 | | “風の姫君”と称されたある小国の王女。亡き父に代わって国を治め、代々伝わる宝玉を守った彼女は、それを狙う魔導師に襲われ、危ういところをある怪盗に救われる。その後魔導師は手勢を率いて王国を急襲。彼女は宝玉に秘められた力により、魔導師を倒すことに成功する。だがその代償により、その容貌は呪いで醜く変貌してしまう。以降、王女は人前に姿を現すことはなかったという。 |
第3回 | E | 閃韋騎リヒト | 雷 | | エルガイアを正すために立ち上がった義勇軍の剣士。沈着冷静な性格で隠密活動を得意とし、幼馴染であるリーダーの女性を助けた。基本的には彼女の命令には黙って従っていたが、暴走した際には制止役にもなっていたという。皇国建国後の任務中、皇帝の側近の参謀が、義勇軍とそのリーダーを反逆罪として追討令を発したとの情報を得る。彼は誰よりも早く駆けつけ、彼女を守り戦死した。 |
第3回 | E | 雷焦烈神パメラ | 雷 | | 彼女が初めて女神と出会った際、どのようなやり取りが交されたのかは分かっていない。だがその時を境に、彼女が女神の熱烈な信者となったことは確かである。その後、姉妹たちと再会し、女神の教えを広める活動を開始する。信者たちを守るため、剣技に磨きをかけた彼女はどのような敵にも勇猛に戦ったが女神の前に出ると一転して幼子のような純朴な表情を見せていたと伝えられている。 |
第3回 | E | 咆威神狼ゼクト | 光 | | ある神徒に従っていた狼種の神獣。その戦闘能力は神々をも凌ぐとされ、単独冒険中の最初の召喚師と戦い、その顔に大きな傷を負わせた。その後、仲間を連れた召喚師らと遭遇し、主である神徒とともに彼らと再戦する。神獣は数で勝る相手に一歩も譲らず女召喚師を仕留めるが、その直後に別の召喚師の槍に貫かれ致命傷を負う。だが死に瀕してなお、神獣は主を守ろうと戦い続けたという。 |
第3回 | E | 暁光帝アグレス | 光 | | ランドール皇国初代皇帝。エルガイアに人々を導いた英雄の子孫とされ、天賦のカリスマ性を持つ彼は、政情不安で苦しむ民衆のためにエルガイア統一戦争を開始する。義勇軍やランドールガードの助けを得て、数々の戦いに勝利しランドール皇国を建国する。だがその後、彼が最も信頼する参謀と周囲の確執により、それまでは協力関係だった義勇軍が離反。融和の願いは叶わぬまま生涯を終えた。 |
第3回 | E | 征威統帥ラナス | 闇 | | エルガイア連邦において秘密裏に異界の情報を収集する組織「アベル機関」の創設者で、現長官ラナスの擬似ユニット。アベル機関はアクラス召喚院に対抗できる唯一の組織と言われ、彼とアクラス召喚院の召喚老らとの間には浅からぬ因縁があると噂されている。統率力、戦闘力の高さは疑うべくもないが、本ユニットはわずかな情報で作成されたため、その能力は本人に遠く及ばないと思われる。 |
第3回 | E | 死魄神ミゾ=ドルテ | 闇 | | 魂を自在に操る“魂剥術”を生み出したとされる魔神。元々はイシュグリアにいたが、次元の狭間に飲み込まれてグランガイアに辿り着いた。環境に体質が合わず衰えていく中、彼は2人の魔術師に術を授けたという。その中の1人、後に闇術師を名乗る男より己の魂を使った実験の提案を受けた彼は、自身の滅びが近いことを悟り、それを受諾。魂剥術の発展のため、自身の魂を利用させたという。 |
第9回 | E | 霊瘴神グレイフ | 闇 | | かつて大罪を犯し追放されたエルフ。魔族とのハーフである彼は、生まれながらに植物を枯らしてしまう瘴気を持っていた。その体質から同族内でも忌み嫌われていたが、幼い頃に迷いの森で出会った、後のエルフ族の女王だけは彼を受け入れてくれたという。ある時、猛獣に襲われそうになった女王を助けようとして瘴気が暴発し、彼は広範囲の森を腐食させてしまう。その罪で追放されていたが、十数年ぶりに故郷の森へと戻った。 |
第9回 | E | 英駿騎帥ナタリィ | 闇 | | ルーメラクス一の智者と称えられた才女。女王が国民の生活を豊かにするため建設した庶民のための学校へ通い、彼女はその才能を開花させた。自身に学ぶ機会を与えてくれた女王を深く敬愛し、その力となれるよう民間から王国への貢献の道を探る。しかし、政道に干渉したことが一部の貴族の逆鱗に触れ、不条理な法によって辺境へと追放された。だが、しばしば顔を隠して王都を訪れ、人々の相談に乗っていたと伝えられている。 |
第4回 | E | 白炎の暴鬼リュウゴ | 炎 | | 凰刃那原、刀渡の里の忍。戦いの技量は里の中でも指折りだった彼が上忍となれなかったのは、敵を殺すことに夢中になってしまうためだった。これは、かつて修行中に誤って相手を殺してしまった際に、大いなる愉悦を感じたことが発端だとされている。普段の素行にも問題があり、禁じられていたにも関わらず里から遊びに出ては面白半分で様々なものを破壊したという。周辺の村人からは、お山の白鬼と恐れられていた。 |
第4回 | E | 謀焔神キルファ | 炎 | | アタルヴァ共和国軍に属する天才魔術師。彼はその優れた軍才で目覚ましい活躍を見せていたが、上層部を見下す態度を取るなど、素行には問題があったという。ある時、小隊を率いていた彼は前線に潜む敵大軍の存在を察知する。しかし、上官が対応しきれずに待機命令を出したため、彼は独断で奇襲を敢行、大軍相手に圧勝した。その勇気と機転は兵士や民衆から賞賛を浴びたが、無能の烙印を押された上官から恨みを買ったという。 |
特殊 | E | 赤鳳烈晃神ファルオン | 炎 | | 最愛の女性を手にかけた彼に、彼女の最後の言葉は届かなかった。行先を失い震えるその刃は、呆然と立ち尽くす彼を嘲笑した少女に突き刺さる。その後かつての仲間たちに次々と襲いかかるが、その力はそれまでとは異なり、迷いや驕りがなく鋭かったという。リーナ、シグネスを斬り倒した後、グライヴと相討ちとなるが、その直前に彼の瞳に最愛の人の姿が映っていたとの伝承も残っている。 |
特殊 | E | 雪嵐の蒼牙獅シグネス | 水 | | かつての仲間の凶刃で片目を失った彼女だがグライヴがファルオンを刺し違えて止めたことで命の危機を脱する。しかし、傷ついた体でソディウスの元に向かった彼女が目にしたのは最悪の結末だった。その後、彼女は歴史から姿を消し、神に抗う英雄たちを陰から支えていく。彼女の最後は不明だが、伝承に残る神軍から逃げ遅れた子供たちを身を挺して守った隻眼の女剣士を彼女とする説もある。 |
特殊 | E | 叢迅の彗母神フィリア | 樹 | | シグネスとの戦いの後、彼女は神域に向かった。迷いを断った彼女の力は立ち塞がる神徒を一掃するほどだったとされる。しかし、直後に突如として消息不明となり、道中で何者かに暗殺されたとも言われている。なお、残された彼女の日記には十二聖それぞれが傑出した人物であることが記されており、同士討ちで滅びるような事態になったのは、何者かの暗躍とする説が生まれる原因となった。 |
特殊 | E | 金律の奉神騎リーナ | 雷 | | 彼女の神に対する信仰心は絶対だった。例え神が人にどんな罰を下そうともそれを受け入れただろう。そんな彼女の最後の行動は彼女自身も理解できていない。ファルオンの凶刃を受けて倒れたかつての仲間。その者は神の敵であったが、ファルオンの刃が再度その者に向かった時に彼女は身を挺して代わりに刃を受けたという。後に救われた者は語る。その瞬間の彼女は神よりも神々しかったと。 |
特殊 | E | 聖輝戦神皇アリュート | 光 | | 兄との一騎打ちの最中、彼は兄のすべての想いを感じ取る。そして、兄が弟の平穏な日々を願っていたと気付きながら、自身も神々へ反旗を翻した。襲い来る神徒たちを親友に任せ、前へ進んだ彼は上位神たちに単騎で立ち向かい、互角以上の戦いを見せる。しかし、大切な人が捕らえられていることを知ると、無念を叫びながら最期を受け入れる。懐かしい日々に戻れないことを嘆きながら。 |
特殊 | E | 艶傀の瞑儚神ルナリス | 闇 | | 影と魔槍を操る護神十二聖。彼女の絶望は愛する人を救えなかったことから始まり、大切な人を自分のせいで失うことで終わる。すべてが終わり、彼女が意識を取り戻したとき、事態は彼女にとって最悪の結果を迎えていた。その瞬間、彼女の力は暴走し周囲の神徒たちを瞬時に斬り伏せる。そして、すべての力を使い尽くした彼女は静かに眠りにつく。懐かしい日々に戻れることを夢見ながら。 |
限定 | E | 夜死姫キクリ | 闇 | | 【元素騎士コラボアバター】異界より突如やって来た踊り子の少女。自らが殺めた相手の血を浴びることに喜びを感じるキクリが、より多くの獲物を求め戦場に向かったのは自然な成り行きであった。敵味方問わず目に入る者すべてを血に染める彼女の凶刃は、同じ異界の民ミフネに止められることとなる。それに対しキクリは「みんな同じ鬼やろ?なんでウチだけ怒られるん?」と首をかしげると、再び戦場に舞い戻り一面を朱で染め上げたと言われている。 |
第5回 | E | 獣魔神ネ・カウ | 水 | | 最強の称号を求める謎の獣人魔導師。その奇異な風体などから、異界出身と推測されている。魔の道を極める求道の魔導師、あるいは弱きを助け悪を挫く武侠の徒と呼ばれ、武神の神徒や魔神ではないかとも噂されていた。強敵との戦いそれ自体が目的であったと目されているが、普段の彼は非常に礼儀正しかったという。だが、一度戦闘となれば、魔神に間違えられるのも当然と言える程の猛々しさを発揮したと伝えられている。 |
第5回 | E | 征晰審官ギャレット | 水 | | エルガイア連邦の秘密組織「アベル機関」の諜報員ギャレットを模した擬似ユニット。長官ラナスの思想に傾倒し、彼の右腕とされている。目的の為ならば手段は問わず、常に秒単位で計画を立てて行動しているという。封神儀を巡る戦いでは密命を帯びた召喚師たちの前に度々立ちはだかり、優れた召喚術を見せてその足止めに成功した。その強さは召喚院も脅威と認識を改める程である。 |
第6回 | E | 義剣の創伝師ナギト | 樹 | | ヴェーダ剣術創始者の弟子の1人。三代目ゼルバーン。敵対流派に師と兄を殺される。師の娘である姉弟子が仇討ちのため神前試合に挑んだが、彼女もまた決勝前夜に卑怯にも暗殺されてしまう。深い悲しみを胸に、姉弟子に代わり決勝戦に臨んだ彼は、敵対流派の長を見事に打ち破った。その後、師の姓___ゼルバーン___を名乗り、その流派は国定のヴェーダ剣術として受け継がれたという。 |
第6回 | E | 翠書賢神クリム | 樹 | | 遥か昔、知識や知恵を重んじる神々の一団により創造された精霊。精霊は神々が作った魔導書に宿り、それを手にした知恵のある人間を陰で支えながら神域まで導く役目を持つと伝えられる。魔導書は永らく様々な賢者たちの手に渡り、精霊は彼らを神域に導いていた。後に魔導書はサーマ王国の貴族の娘に渡ることになるが、彼女は精霊が今まで見守ってきた知識を追い求める賢者たちとは少し違っていたという。 |
第7回 | E | 封魁雷神オルディネ | 雷 | | イシュグリアに突如現れた戦斧を封印した魔神。彼女は、ある下級魔神が強力な魔神たちを次々と葬り去る姿を目撃する。その魔神が手にしていたのは、使用者の気力に応じて一撃必殺の力を発揮するという強大な力を秘めた戦斧だった。彼女はその力を危険視し、隙を突いて魔神から斧を奪う。この斧によって無用な争いが起こることを危惧した彼女はその存在を隠蔽し、長きに渡り封じたという。 |
第7回 | E | 狩盗神レミオ | 雷 | | 賞金首が最も恐れる男と呼ばれた賞金稼ぎ。彼は愛犬の鼻と、巧妙な罠を武器に数多の高額賞金首を捕縛したと伝えられている。「やつに狙われたら足を洗うしかない」と無法者から恐れられた彼が稼いだ額は途方も無く、ある時期からは金ではなく名声のため、影すら触れられぬと言われた怪盗ゼルナイト捕縛に執念を燃やすようになる。しかし、伝説の怪盗は一枚上手であり、罠を逆に利用されるなど、結果は惨憺たるものだったようだ。 |
第8回 | E | 森聖神妃レフィーナ | 光 | | 迷いの森に住むエルフ族を統べる女王。瘴気や邪気といったあらゆる悪しきものを浄化する力を持ち、その高潔さに全ての者がひれ伏したという。様々な種族が手を取り合って生きていける世界を実現したいと考えていたが、即位してからまだ日が浅いためにエルフ族が獣人族を見下す風潮はなかなか変えられずにいた。そんな時、とある機関の人間が現れる。その男は理想の実現のために尽くすと言い、彼女は喜んで協力関係を結んだ。 |
第8回 | E | 創聖剣皇アラン | 光 | | グランガイアの争いを平定したとされる伝説の王。六皇神時代よりもはるか昔、混沌の時代にあったグランガイアで、彼は「全ての者が平等に生きる世」という理想を説き、それに同調した神や魔神たちと共に一振りの聖剣エクスデウスを作り上げる。そして種族を超越した絶大な力を持つその聖剣を携え、各地の争いを平定して回ったという。その後、聖剣は国宝として祀られたと伝えられている。 |
第1回 | R | 火神ヒノカグツチ | 炎 | | かつてサーマ王国を壊滅の危機に陥れた災厄の獣。力の源を氷喚塔獣に封じられたが、神に背いた大天使エルシエルによって解放されることとなる。自由を得た獣は終焉をもたらす劫火の如く燃え盛り、神の定めた地上の秩序を焼き払おうと暴れ回る。いくつもの街を灰へと変えた禍の火神は、半人半魔の少女と巨大な魔法生物により滅せられることとなるが、その最期には様々な説が残されている。 |
第1回 | R | 創竜姫アーシャ | 炎 | | アムダールにあるジュレル村出身の竜騎士。炎竜より竜騎士の技を教わった彼女は、傭兵として各国を渡り歩いていた。非常に貴重な戦力である彼女は、いくつもの国から誘いを受けていたが、竜騎士団が存在しない国へ行くことは決してなかった。彼女の興味は自分の竜騎士の技に磨きをかけることだけだったからだ。そんな彼女はいつしか竜騎士たちから“創竜王姫”と呼ばれるようになる。 |
第1回 | R | 大海王神メザ | 水 | | サーマ王国の大提督にして元海賊の長。海賊の誇りを失った者として、一部の海賊たちから敵視されていた。その説得に赴いたメザは会談の船上で受けた神軍の奇襲から身を挺して海賊をかばう。結果、致命傷を負うが、この行為が海賊たちの心を動かすことになる。それを見て微笑みながら眠ろうとするメザだったが、海の精霊たちが彼を呼び覚ます。宝斧に宿る大いなる大精霊の意思と共に。 |
第1回 | R | 晶錬神リグネス | 水 | | 史上最も高名な錬金術師。彼は一般的な錬金術師のように工房に籠もることなく、素材を求めて各地を巡った。現在も使われている多くの稀少素材の命名はリグネスが行ったとされる。それだけではなく、秘境の奥地に生息する魔物たちに関する知識も彼がもたらしたと言われており、近年は魔法に長けた冒険家としての側面が注目されている。彼にかかれば魔物でさえ素材の宝庫なのかもしれない。 |
第1回 | R | 翠女神リディス | 樹 | | 神々に滅ぼされたヴリクシャ公国の王女でありながら、国内でも有数の剣士。彼女の活躍で一時、戦況は回復したものの圧倒的な戦力差により徐々に公国は崩壊へと進んでいく。そんな中、自らを犠牲にし民を救う決意をした彼女の身に奇跡が起きる。人ならざる何かが彼女に宿り、さらなる活躍を見せ始めたのだ。しかし、民は知らなかった。その力は彼女が命と引換えに得たものであることを。 |
第1回 | R | 妖精の神レオール | 樹 | | ティターニアによって妖精族として育てられた青年。当初、妖精軍は絶望的な劣勢にあったが、レオールの指揮で人間との協力関係が成立し、次第に戦況が好転し始める。「妖精でも人でも小さな命が踏みにじられるのを看過することはできない」というレオールの言葉は協力関係を象徴するスローガンとなる。その言葉と共に最前線で神速の剣を振るうレオールの姿は、両軍を勇気づけたという。 |
第1回 | R | 破壊の大天使ロヌエル | 雷 | | 自由を求め神に叛逆した天使。秩序の番人との戦い以降の足取りは、どの歴史書にも記されていない。しかし、伝説に登場する「天より舞い降り神軍を破った天使」が彼女を指している可能性は高い。伝説で語られる、雷雲と共に現れ双刃を振るい神々を薙ぎ倒す様と彼女に、多くの共通点が見られるのだ。半魔の女性や災厄の獣と共闘したという伝承もあるが、詳しい内容は伝えられていない。 |
第1回 | R | 雷剛破神バルグラン | 雷 | | かつて神託の騎士とともに神に抗った勇士。生き別れた妹と再会したのは、妹が神託の騎士や仲間とともに、メイリスと呼ばれる神に仕えた戦士たちと戦っている場面だった。傷ついた体ながらも悲壮な覚悟で戦うメイリスに怯む一同を見た彼は「俺には覚悟がある。お前たちには覚悟が無いのか?」と叫ぶと、瞬時に相手を蹴散らしたという。その後、他の者も彼に続きメイリスを倒すこととなる。 |
第1回 | R | 白光の女神テミス | 光 | | ラ・ヴェーダ共和国の天才魔導師。自分の実力を周囲に認めさせるため、当時敵対していたバリウラ帝国へ単独で潜入した。しかし、そこで騎士マグルスに捕らえられ、徹底的に脅され国外まで連行される。本当は涙が出るほど怖かったのだが、最後まで強がり大騒ぎしたとの記録が残っている。なお、マグルスのこの行動は、彼女に興味を持った同国の闇術師から守るためだったとの説もある。 |
第1回 | R | 聖援神姫リノン | 光 | | 神託の巫女の座を親友に譲った彼女は、目標を失い人生に迷いながらも修行を続けた。そんな彼女に神託の騎士に選ばれた男が声をかける。ある神が人を滅ぼそうとしているので力を貸してほしいと。彼女は彼をもう1人の騎士候補であった親友を出し抜いた者と見ており嫌悪感を抱いていたが、その誘いに応えることとなる。彼女は自分を必要としてくれる何者かを探し続けていたのかもしれない。 |
第1回 | R | 死統霊神レムリア | 闇 | | 反魂の術を扱う女魔道士。次々と死者を甦らせるレムリアは、冥界の理に反するとされ、死神ログ・ダーナの怒りを買うことになる。しかし、彼女はその後も反魂の術を繰り返し死者の魂を奪い続けた。その結果、ログ・ダーナとレムリアの間で魂の支配権を巡る争いが起き、それはレムリア自身が死者となるまで続くことになる。死してなお争わされる魂たちの嘆き声を撒き散らしながら。 |
第1回 | R | 魔喰姫リラ=ウス | 闇 | | 魔族の父と人間の母を持つ少女。魔族として挑んだ秩序の番人である白き獣との戦いで、彼女は自分が半人半魔であり、人としての心を捨て切れないことを再認識する。魔族として生きることを諦め、未来への指針を失い途方に暮れる彼女に、白き獣は災厄の獣討伐の手伝いを依頼する。これまでの罪を少しでも消そうと健気に頷く少女の側には、常に父が遺したゴーレムが付き従っていたという。 |
第9回 | R | 宵天誘使リーネル | 闇 | | 命を生み出した大神の精神から分化した双子の存在の片割れ。大神の元々の性格である慈愛の心と冷静さを受け継いでいる。彼女は穢れに冒された大神を救うため、セルタビアの地上をくまなく見て回った。少しでも穢れを打ち消す可能性のある方法、清らかな水や命溢れる土を試してみたが、大神を蝕む穢れには何の影響も与えることができなかった。そして彼女は気付く、大神を癒すには、穢れの大元を断たなければならないのだと。 |
第9回 | R | 彫祷呪師マディク | 闇 | | 異界アズカステリの若き戦士。彼は持ち前の好奇心ゆえに、神の呪いを受けた。肉体を残したまま魂だけ冥界へ下ったのだ。冥界では過去の賢人や偉大な戦士たちの助けを借り、魂が捕らわれぬよう戦い続けたという。そんな彼が甦ることができたのは、親友のお陰である。金櫃と呼ばれる神具により、彼は冥界から救い出された。以来、親友を守るため金櫃の守護者として、神の力を狙う石巨人たちと戦うことになる。 |
第2回 | R | 蛮鎖燬神バルバラ | 炎 | | エルガイア連邦の基となった三勢力の1つ、ヌイカル部族連合の指導者。荒くれ者が多いヌイカル地方を武力と一本気な人徳でまとめ上げ、その勇猛さはインペリアルガードをも苦しめた。その後、皇国に対抗すべく、フレンベルク共和国、ディクマーデ王国とともにエルガイア連邦を成立させる。そのタイミングで彼女は指導者の座を退くが、永らく同地の相談役として頼りにされたという。 |
第2回 | R | 焔戟神ラース | 炎 | | ある日、服役中の彼の元に連邦の役人が現れた。その者は彼に魔神の棲む地の調査を行うことで罪を免じるという話をする。ラースは免罪ではなく魔神との戦いにのみ興味を示しその提案を快諾したという。ともにその地へ向かう者たちと面した時、彼は名乗るだけで他者と距離を置き、黙々と愛戟の手入れをするだけだった。しかし、他の者も同様の態度だったと部隊長の記録には残されている。 |
第2回 | R | 槍神帝レディオン | 水 | | 卓越した双槍術を操り親友のために戦った護神十二聖。叛逆者たちに追いつくと、彼は一目でソディウスに邪心が無いだろうことを確信する。しかし、兄との一騎打ちを望む親友の心情を察し、2人の戦いを邪魔する者のみ迎撃した。伝承によってはレディオンを叛逆者に組した者として扱う場合があるのは、一騎打ちの際、ソディウスを倒そうとする大量の神官を容赦なく撃ち倒したからだろう。 |
第2回 | R | 氷訝忌カミラ | 水 | | 皇国黎明期、十人の無法者集団として恐れられていた「十忌ディスノミア」に属した女盗賊。皇国付近で活動していたが、インペリアルガードの攻撃により自身の盗賊団が壊滅。その際、十忌のリーダーに助けられ組織に加入した。仲間を利用することも厭わない性格から不信感を抱く者もいたが、その情報網は確かで、皇帝殺しの男の情報を十忌リーダーに伝えたのも彼女だったと言われている。 |
第2回 | R | 機神ダグラス | 樹 | | ヴリクシャ公国に居候するガトリングガンの使い手。異界よりの来訪者と伝えられる。圧倒的な破壊力を持つガトリングガンを手に神々との戦いの先陣に立った。弾倉の代わりとなる魔力を得るため本人も修行を怠らず、その結果、一撃の威力はさらに増していく。作戦に従うことはなかったが、どんな戦場でも恐れることはなく、最期は数万の敵へ単騎で挑み、敵将を討ち取ると共に力尽きた。 |
第2回 | R | 翠司軍神エステル | 樹 | | エルガイア黎明期に活躍した軍師。新設されたランドールガードの軍師を任された彼女はヴァイスの戦術を駆使して、仲間たちと多くの魔獣討伐を成功させていく。しかし、数々の実戦を経験したことで、彼女はヴァイスの偉大さにさらに気付かされたという。また、この頃からヴァイスの作戦の完全な模倣を止め、そこから発展した独自の戦術展開を行うようになるが、その理由は定かではない。 |
第2回 | R | 轟壊神ルゼオン | 雷 | | 連邦の部隊を全滅させた罪で投獄されていたルゼオンの前に1人の役人が現れ、彼に罪を免じる代わりにイシュグリアの調査を行うことを提案した。最初は興味無く無反応だったルゼオンだったが、イシュグリアに棲息するとされる凶悪な魔獣の話を聞くと、その提案を受けたという。部隊の他の仲間との初顔合わせ時、彼は自身の名前だけ告げ、その後は一言も発せず他の者たちを睨み続けていた。 |
第2回 | R | 黄帝龍神ゾルダルク | 雷 | | 魔神の新国家ミルドランに与した雷を司る古代竜。組織への帰属を嫌う古代竜が力を貸したのは、同国の参謀であるジェドとの友情があったからだと言われている。エストリア国主の側近の策によりジェドが窮地に陥った際には、無謀とも思える強襲で彼を救っていることからもそれは事実と言えよう。しかしこの時期、古代竜がその魔神に主君と距離を置くよう提言したという記録も残っている。 |
第2回 | R | 法光司神ライラ | 光 | | 主のもとで確実に任務をこなし、彼女が順調に実力を培っていた中、突如、主が大神皇に反逆して、処刑されたとの噂が流れる。彼の生存を信じ、なおかつ反逆者とされていることに大きく憤った彼女は、主の安否の確認とその無実を訴えるため、他者が制止するのも聞かずに1人で大神皇のもとへと向かっていく。すでに上位神たちに、彼女たちへの討伐令が下されていることを知らずに……。 |
第2回 | R | 白輝龍神ディラゲイズ | 光 | | サーマ地域に棲んでいた古代竜。温厚なこの古代竜も、根拠の無い伝説で命を狙われ続け忍耐の限界が訪れた。古代竜は次に人が自分を害しに来たならば、周辺の人間を根絶やしにしようと考えたのだ。しかし、現れた人間が行ったのは、愚かな伝説に幕を引くため自分に何かさせてくれという懇願だった。古代竜は彼に宝珠を預け、何か条件を言い渡したとされるが、具体的な伝承は途絶えている。 |
第2回 | R | 異憑呪神ユウラ | 闇 | | 神託の騎士と巫女たちを観察していた彼は、その者たちが神を倒そうとしていることを知る。そして、彼は瞬時に帝国を捨て騎士たちとともに行動することを選んだのだった。巫女は彼を一切疑わずに受け入れたが、他の仲間たちは彼を警戒した。中でも巫女の親友2人は彼を徹底的に邪険に扱ったが、ユウラはそれに皮肉で答え相手をさらに怒らせる。巫女はそれを見て楽しそうに微笑んだという。 |
第2回 | R | 滅双闘神ラギナ | 闇 | | 100柱もの神々を滅したとされる異界の闘神。美しく気品のある女性として伝えられているが、その内面には凄まじい闘志を秘めていた。彼女が作り出した双剣は、その刀身に彼女の闘志を反映して、天にも届くほどの大きさになったと言われている。それほどの闘志を抱いていたにもかかわらず、戦いにおいての彼女は超然と微笑を絶やさず、どんな敵であってもたやすく切り裂いたという。 |
第3回 | R | 緋法妖神シェリー | 炎 | | 女神に仕える女戦士が魔獣と戦う場面を目にした彼女は、荒々しくも凛々しく戦うその姿に心を奪われる。すぐに女神のもとに向かった彼女は、信者を守る女戦士の活動に参加。補佐役として自身の魔術の力をさらに高めていったという。彼女が女戦士を慕う気持ちは尋常ではなく、服装や言動、メイクや仕草に至るまで、その姿を倣うように変化させていったことが記録に残されている。 |
第3回 | R | 傀奇燥神マレフ | 炎 | | 究極の存在を造り出す研究を行っていた魔神研究の末、自我が希薄ながらも凄まじい力を持つ魔神を生み出した彼は、成果を独占するため、共同研究者を襲撃。相手の殺害には成功するものの、死に際の反撃により彼も半死半生の境を彷徨う。そんな彼を救ったのは、レームを支配する女魔神だった。その後、自身の研究を続けるため、彼は自ら女魔神に利用される道を選んだという。 |
第3回 | R | 海樹の蒼王ヴァイサル | 水 | | 深海の領域を支配し、海樹の王と呼ばれる古き海神の末裔。海に敬意を払わぬ人々を厭いつつも、大神皇に連なる神々とも距離を置き神軍によるサーマ侵攻に対しても当初は不干渉で臨んでいた。しかし、領域を荒らしていた魔神をサーマ第一王子が討伐したことを契機にサーマ海軍への協力を決意。神軍との戦力差が絶望的だと知りながらも、海樹の王は人々と運命をともにしたという。 |
第3回 | R | 魔層龍神リグディラ | 水 | | かつてイシュグリアを荒らし回った古代竜。強大な力を持つ魔神たちですら、この竜の暴虐を恐れたという。そのため、イシュグリアの大海が古代竜により支配されていた時代も存在するようだ。その後、ある魔神が、自らの版図を広げるため、数々の機械兵器を率いて戦い、これを撃退したとされる。その戦いの激しさは、戦いの後に海岸線が大きく変貌したことからも知ることができるだろう。 |
第3回 | R | 翠天騎神ヒスイ | 樹 | | イシュグリアで“武神”と讃えられた存在を師に持つ魔神。師の教えのもと、無骨な弟弟子とともに各地を渡り歩いて修行に励んでいたが、長く患っていた病が悪化。自身の命が長くないことを悟った彼は、己の技のすべてを弟弟子に受け継がせるため、勝負を挑む。その戦いの結果、弟弟子の手によって倒されることになるが、その表情は非常に満ち足りたものだったと言われている。 |
第3回 | R | 叢煉剣神セージュ | 樹 | | 獅子の魔神と、その娘に仕えた暗殺者。異界の出身で元々は軽業師に過ぎなかったが、イシュグリアで生き残るためにその技を戦闘術へと昇華させていったという。異種族に寛容な半獅半神の魔神の庇護を受けた彼は、獅子族崩壊の混乱の中で主の娘を救出。さらに彼女の復讐に協力してグランガイアに赴くが、竜族の長の子を探しに来た召喚老と遭遇し、死闘の末に倒されたと言われている。 |
第3回 | R | 怪弄忌ゾラ | 雷 | | 皇国黎明期、十人の無法者集団として恐れられた「十忌ディスノミア」に所属した尋問担当。読心術に秀でており、尋問相手を精神的に弄ぶことを無上の喜びにしていたという。戦闘時の心理戦も得意とするところで、インペリアルガードから襲撃を受けた際には、数多の騎士たちを翻弄し、屍の山を築いた。だが、仲間の魔導人形に危機が迫った時にその身を挺して守り、絶命したとされている。 |
第3回 | R | 旋雷仁将オーエン | 雷 | | エルガイア連邦の基となった三勢力の1つ、ディクマーデ王国の将軍。国内の政治腐敗に心を痛めていた彼は、国王が進めるフレンベルク共和国、ヌイカル部族連合との協力体制に異を唱え、ランドール皇国と友好関係を結ぶべきと上申する。インペリアルガードの強さ、民の疲弊を知っての発言だったが、謀反を疑われてしまい、国王より依頼された無法者集団「十忌ディスノミア」に暗殺される。 |
第3回 | R | 義導の護剣神セグルド | 光 | | ヴェーダ剣術の創始者。初代ゼルバーン。顔の傷を隠すため、常に仮面を身につけ、実の娘と養子の兄弟にのみ、その剣技を授けた。ラ・ヴェーダ共和国で神前試合が開かれるにあたり世間からその活躍が期待されるも、“剣は人を護るためのもの”として他流試合を良しとせず、興味を示さなかった。しかし、度重なる挑発に耐えかね、敵対流派の長に挑んだ弟子の危機を救い、命を落とした。 |
第3回 | R | 白麗の彗神ジャニス | 光 | | 神と人類の大戦より遥か昔、アタルヴァの地に存在したグランガイア闘技場で凄まじい人気を誇った女性闘士。生い立ちなど一切が謎に包まれているが、チーム“ゼクタサ”の一員となってからは、無類の強さと観客を意識したパフォーマンスで、熱狂的ファンを数多く生んだ。彼女の姿を描いた絵画は飛ぶように売れ、現在でも闘技場があったとされる場所からそれらが度々出土されている。 |
第3回 | R | 竜徒リオメルグ | 闇 | | 竜徒リオメルグの能力の再現を試みた擬似ユニット。竜族の長より最も信頼されていた戦士であり、その力は一瞬で森を焼き払うほどであったという。長の妻候補と目されたこともある彼の姉も一流の戦士で、姉弟揃って竜族の要として活躍した。姉が長と人間の間の子を守ってグランガイアで消息を絶ったことを知ると、その痕跡を探そうとするが、グランガイアへ行くことは叶わなかったという。 |
第3回 | R | 闇虚旋神ジール | 闇 | | 神界において封神の勢力が増した頃、彼は神界の命令系統に不審さを感じ、主の了承のもと極秘裏に調査に動き出す。それからの彼の行動は明らかになっていないが、大神皇に関する重大な情報を入手したとされ、一説にはそのことが直後に彼の主の行方不明に繋がったとも言われている。彼の情報が主とその配下に伝わったのかは不明だが、主が消えた後彼は誰とも関わらず単独で動き続けた。 |
第4回 | R | 暁貴卿クリストフ | 炎 | | ルーメラクス有数の権勢を誇る若き侯爵。彼が生まれを鼻にかけることなく真っ直ぐに育つことができたのは、パートナーたる炎獅の精霊の導きによるところが大きい。彼には身分違いの友人がいた。幼い頃から友情を育んでいたその友人は、身分制度が原因で理不尽な追放刑を受けてしまう。以来、彼の心には生まれで人を別つことへの疑問が燻っていた。幾度か身分制度改革を提言したが、彼の地位をもってしても焼け石に水だった。 |
第4回 | R | 赤鉱旋騎バートル | 炎 | | フィルアーム王国のヴァイザーの生き残り。元々は鉱夫であったが、親方であり相棒でもあるモルッタと共にアーガスに見出された。ネグレス侵攻の際には民衆を守りながら退去し、人々を鉱山に匿っていたという。若き騎士がフィルアーム城を解放したことで帰還を果たした彼は、復興のための資源を集めるために召喚院から最新の螺旋式掘削機械を供与される。しかし彼は気付いた、掘削機が憎きネグレスと戦う強力な武器になることに。 |
特殊 | R | 神衛煌ダルバンシェル | 炎 | | サーマ王国が他国の侵略を受け、戦況悪化する中、宰相となっていたダルバンシェルはその対策に悩んでいた。そんな彼に、妻エクセイルは自らの魔力を込めた武具を差し出す。彼女より「あなたの盾は国を守るためのものです」と告げられた彼は、一時的に武官に復帰することを決意。妻から渡された武具に身を包み、陣頭指揮を執って若い兵士たちを叱咤激励し、侵略軍を見事に撃退したという。 |
特殊 | R | 神海宝姫アヴェルス | 水 | | 主を救うため大神皇の元へ向う彼女をゼヴァルアが制したと伝えられている。そこで初めて彼女は主とは二度と会えないだろうことを悟る。ゼヴァルアを“主を陥れた敵”と判断した彼女は十神の一柱に矛先を向けた。自暴自棄の無謀な行為だったが、瀕死の重傷を受けた彼女を強い想いが突き動かす。神徒の能力の限界を超えた彼女の力を見たゼヴァルアはさも愉快そうに笑ったと伝えられている。 |
特殊 | R | 錬壊の翠法司ルーリー | 樹 | | 戦場を眺めていた彼女は突如笑顔を見せると大切な恋人を貫き呆然とするかつての仲間の元に向かった。2人を見て満面の笑みを浮かべた彼女だったが、直後、自身も炎の戦士に貫かれその生涯を終える。なお、彼女が生まれつき強大な力を持っていたのは、代々護神十二聖を輩出してきた名門の血筋のためとされる。その家系は婚姻相手の選別を続けることで魔力を高め続けたと伝えられている。 |
特殊 | R | 幻蒼の雷劫神リュード | 雷 | | 支配していた世界を失った帝王。神々の罠によりイシュグリアに封じられたが、彼はその巨大な力でゲートすら操ろうとした。その試みは一度は成功しイシュグリアから脱出するが、グランガイアに戻る最中さらなる罠が発動し、異界の狭間を彷徨うことになる。彼はその後は不明だが、永久に狭間を彷徨う魔神になったとも、同じように狭間を彷徨い続ける機械兵器に滅ぼされたとも言われている。 |
特殊 | R | 輝龍神キラヴェール | 光 | | サーマ地域に棲んでいた古代竜。騎士の願いに応じるため、山岳を去ったキラヴェールは海へと棲家を移した。しばらくは平穏な時が流れたが、やがて元の山岳へと戻っていく。理由は彼の元の棲家に魔神が現れたこととされている。しかし、山岳で行われた魔神と古代竜との決戦は、人間の歴史書には残されていない。ある時、一夜にして山岳地帯が平野になったと記されているのみである。 |
特殊 | R | 影罰の悪架神カジャ | 闇 | | 神々と人間との大戦後、上級神はカジャを再び断罪を司る地位に就けようとするが、彼はそれには応じず、個人で断罪行為を続けた。一説では、勃発しかけていた大神同士の戦いに自身が利用されるのを避けるためだったとも言われている。その後さらに断罪の力を増したカジャだが、同種の力を持つ神と遭遇。ある神徒の暗躍を感じつつも、その神と熾烈な戦いを繰り広げたとされている。 |
限定 | R | 調査員エリーゼ | 炎 | | 【ブレヒロ4周年記念アバター】アクラス召喚院にてレイドバトルの受付を担当している女性、エリーゼの力を模した擬似ユニット。現在でこそ戦場には立っていないもののかつては召喚師であり、第二十一魔神討伐隊“シルバーナイツ”の副隊長を務めていた。その実力は隊長のノアも認めており、自分の右腕として信頼していた。ノアが気付かないような細やかな気遣いもできることから隊員たちからも信頼されていたという。 |
第5回 | R | 煉獄神ミューゼ | 水 | | バリウラ帝国の第四皇女。皇帝の子女たちはそれぞれが強い個性と信条を持ち、関係は決して良好ではなかったが、ミューゼだけは誰からも愛されていた。不治の病に冒されており皇位争いに加わらなかったのも理由のひとつだが、誰もが守りたくなる彼女の穏やかで柔和な人柄こそが最も大きな要因だろう。他の兄弟姉妹とは違い、積極的に戦いに加わることはあまりなかったが、類稀なる魔導の才を秘めていた。 |
第5回 | R | 駆鯨雄騎フリオ | 水 | | フィルアーム海軍のヴァイザー。口を開けば楽して生きたいとのたまうお調子者だが、ネグレス侵攻の際には相棒の鯨カトリーヌと共に必死で戦った。重要な港湾こそ奪われてしまったが、彼の活躍により船団は無事に沖へと逃れることに成功する。補給のために寄港した際に異界の援軍がフィルアーム城を奪還しようとしているという噂を聞くと、余所者にばかり戦わせられるかと発奮。陸戦隊を編成しフィルアーム城へと急いだ。 |
第6回 | R | 竜養賢騎リーヴァン | 樹 | | ヴァイザーのパートナーとなる動物たちの世話をする心優しき青年。ネグレスが侵攻を開始した際に動物たちを連れてフィルアーム城を脱出し、交戦を避けて逃げ抜いた。その後、フィルアーム城が解放されたことを知り帰還した彼は、そこでパートナーであるヴァイザーを失った多くの動物たちと出会う。ヴァイザーの多くが討ち死にした事実を知った彼は決意する。彼らの遺志を継いで自ら戦いに赴くことを。 |
第6回 | R | 煉獄神フェリーネ | 樹 | | バリウラ帝国の第七皇女。幼さの故なのか、感情を抑える術を知らず喜怒哀楽が非常に激しい。また、周囲の人間に対する気遣いがなく、高飛車な態度が目立ったという。更には自分に従わない者には愛用の鞭で容赦なく罰を与え、臣下から恐れられていたと伝えられている。兄弟姉妹と進んで接することはなかった彼女だが、歳の離れた第一皇女セルヴィアには心酔しており、忠実な側近のように献身的に働いた。 |
第7回 | R | 錬菓導騎ジェローム | 雷 | | フィルアームで最も有名な菓子職人。彼の両親はヴァイザーであり、彼にもその素質があったため、父親は幼いころから軍学を教え込み、騎士として育てようとした。しかし、彼には菓子職人になりたいという確固とした夢があり、勉強と訓練の合間を縫って菓子作りを学んだ。そして、両親の反対を押し切って家を飛び出した彼はセルタビアで最も有名な菓子職人となる。だが、ネグレスの侵攻により彼の店は焼かれてしまった。 |
第7回 | R | 義剣の雄激将ラザク | 雷 | | ヴェーダ剣術創始者の弟子の1人。国定剣術を決める神前試合に対し、不出場を表明した彼の師を敵対流派の長は臆病者と罵倒した。度重なる挑発に耐えかねた彼は師への愛ゆえに敵対流派の長に単身戦いを挑み深手を負ってしまう。駆けつけた師は敵を圧倒するものの、卑怯にも背後からの暗殺術に倒れる。自らの失態で師を失った彼は、激昂して仇に挑むが、実力及ばず斬り伏せられた。 |
第8回 | R | 光幻画聖レティスト | 光 | | セルタビアの古い時代の絵本作家フェブラー兄弟。その挿絵を担当していた弟。彼の温かみのある絵はその人柄と共に幅広い世代の人々に愛されていた。常に行動を共にしていたルピは、彼が描いた挿絵から、強い絆の力が具現化して生まれた存在だと伝えられている。ある日、兄が突然の失踪を遂げ、それをきっかけに街で異常な事態が起こり始める。暴徒と化した民衆に襲われた彼は、ルピによって戦う力を得たという。 |
第8回 | R | 人型掃射兵器ルシェⅡ | 光 | | 異界ベクタスの科学者レーゼが、兄の影響を受け、2番目に造り上げた人型の機械兵器。白兵戦特化型の1番目の機体に対し、本機体は射撃戦に特化して開発され、長射程からの目標制圧が可能となった。また、1番目の機体と比べ視覚性能は抑えられたが、思考および判断能力が改善され、人間に認可された行動を優先する学習機能も備わっている。後に開発された妹機リリスには、射撃能力と性格の基礎部分が洗練され受け継がれたという。 |
第1回 | U | 炎導神ウルキナ | 炎 | | 神域で育てられた狂信的な魔法使い。護神十二聖の崩壊は、彼らに憧れ、その座を目指して努力を重ねてきた彼女の心に暗い影を落とす。十二聖に代わり神の意志に従おうとした彼女は、涜神者たちに炎の裁きを与えたと記録されている。多くの史書に記されている「神に疑いを持つ者に生きる資格は無い」という彼女の言葉はこの時期のものであり、時には村単位での裁きも行われたという。 |
第1回 | U | 堅武神ヴァンベルク | 炎 | | 兜鍛冶師としても有名な魔法戦士。傭兵として戦場に身を置く彼は、優れた装備を求め、いつしか防具を自作するようになっていた。特に精緻な装飾と優美な姿を持つ兜の評判は高まり、数多の騎士や貴族、果ては皇帝までもが製作を求めたため、鍛冶師としての名声は世界中に轟いたという。しかし、この頃の彼は戦士としての評価を望んでいたとされ、皇帝への献上を拒否したという噂も流れた。多くの史書に記されている「神に疑いを持つ者に生きる資格は無い」という彼女の言葉はこの時期のものであり、時には村単位での裁きも行われたという。 |
第1回 | U | 海竜マルナパリス | 水 | | ___強大な力を持つ海竜族の中において、すべての海竜の始祖と言われる偉大な巨竜。その誕生に関する逸話は天地創造の時代まで遡り、世界中の海はマルナパリスによって創られたとの伝説が残るほどである。海竜族の中では比較的に穏やかな性格と言われているが、一度逆鱗に触れるとその怒りは凄まじく海を裂きすべての存在を深淵なる海底へと流れ落とすまで嵐を巻き起こし続ける。___ |
第1回 | U | 鎗騎神帝ヴェルニル | 水 | | 異界の海洋騎士。海上の大穴に飲み込まれたヴェルニルは、グランガイアの洋上に浮かび上がった。運良くセイレーンに助けられ、海樹の王に謁見することができた彼だが、元の世界へ帰ることの困難さに直面する。しかし彼は絶望することなく、新天地において海樹の王に仕えることを決断。王は彼から類稀なる実力と誠実さを感じ、大切な姫の護衛を任せるほどの信頼を寄せたという。 |
第1回 | U | 重装神ダルヴァン | 樹 | | ヴリクシャ公国の将軍。神々との大戦では彼が守りを固め、ダグラスが敵を粉砕するという戦術で神軍を幾度も退けた。しかし、神軍が大攻勢を仕掛けてくるとの話を聞き、ダグラスはその迎撃に向かうことを決意する。その前夜、ダグラスはダルヴァンの鎧が異界の物だと伝えると、本来の機能を開放した。しかし、その力は未だ制限されており、全開放すればただでは済まないだろうと告げて。 |
第1回 | U | 錬候神ディルマ | 樹 | | トルティア武芸院出身の武闘家。アツい戦いを求め旅する中、鬼人の噂を聞きバリウラ帝国へ向かった彼は、その途中で出会った少女に恋をする。自分が機械人形であることを説明する少女を無視し、ディルマの熱は上がっていく。そして、今まで存在しなかったその感情は、ディルマを武闘家としてさらなる境地へ導くことになる。彼女の悲願を果たすためその技をさらに磨き続けていくのだった。 |
第1回 | U | 雷神老ブラン | 雷 | | アタルヴァ共和国の伝説に残る大賢者。神々の侵攻に対しても当初は無視を決め込んでいたが、お気に入りの菓子屋が破壊されると激怒し報復を開始する。軍には参加せず個人で戦っていたが、戦況分析の精度も戦闘力も非常に高く、軍内では正式に戦列に参加するよう頼んで欲しいという声がヴァイスに殺到した。しかし、軍師は「気紛れで動く者を作戦に組み込めない」と、一蹴したという。 |
第1回 | U | 天雷神エイミ | 雷 | | パルミナ国内でも有数の貴族の長女。神々との戦いが始まると、彼女は領地に戻り父を助けたいと王へ申し出るが、王は自己防衛を優先し彼女の申し出を拒否する。その間に彼女の領地は神々に滅ぼされ、両親も行方不明となる。自分が王都で浮かれており、領民を守るという本来の役割を忘れたために悲劇が起きたと考えた彼女は、その斧槍を悲しみと共に王家のために振るったと伝えられている。 |
第1回 | U | 輝獣王ルブラディーン | 光 | | 秩序の番人として地上の平穏を守り続けた白き獣。叛逆天使によって災厄の獣の封印が解かれると、彼はリラとゴーレムを伴い戦場に向かった。しかし、そこで待ち受けていたのは、雷を操る叛逆天使だった。リラとゴーレムを先に進ませ、叛逆天使と対する白き獣。叛逆天使が抱える自由への憧れと苦悩を見抜いた白き獣は、最大の力を持って彼女の攻撃を受け止め続け説得を試みたという。 |
第1回 | U | 聖賢神王ファダル | 光 | | 大神皇神衛使メイリスの1人。イシュグリアにて魔神を討伐せよとの神託を降された時、彼は迷うこと無くそれに従った。その後、その地で数々の魔神を倒すことになるが、彼が仲間の中でもっとも信頼していたのは、意外にも信仰心の薄いクェイドだった。ファダルは彼の良き参謀として行動し、何度も仲間の危機を回避したという。そんな彼が、ある神から大神皇を狙う者の存在を知らされる。 |
第1回 | U | 死神ログ・ダーナ | 闇 | | “死”そのものを司る神。死を与える者ではなくログ・ダーナの存在そのものが“死”である。死を間近にした者しかログ・ダーナを見ることはできず、その姿を目にした者は己の明日を覚悟するという。一方でログ・ダーナが対象の前に姿を現すのは身辺を整理する時間を与えるためであると考え、慈悲深い神として信仰する人々もいるが、特殊な教義のため、周囲からは奇異の目で見られている。 |
第1回 | U | 黒崩竜神レ=ガルス | 闇 | | 古代イシュグリアの国家エストリアを守護していた闇を司る古代竜。エストリア建国以前よりその地に棲んでいたとされる古代竜が国家を守護した理由は、その国を中心に魔神たちを混沌へと導くことだったとされる。故にエストリアの国主は、後に魔神同士が自由に戦うための魔神同盟の盟主となる。魔神同士が真の意味で群れることを嫌ったこの同盟は古代竜の意志そのものと言えるだろう。 |
第2回 | U | 鍛帝ガーラント | 炎 | | 神々に滅ぼされたアグニ帝国で活躍した鍛冶師。祖父が残した言葉を胸に修行を続けたガーラントは、鍛冶師としてさらに高みへと登っていく。最高の品を作り出すため、自ら素材集めの旅に出たのだ。そんな中、彼は星からの贈り物と出会う。彼がその素材をどんな手法で入手したかは不明だが、ガーラントが持つ最高の技術を使い作られた兜は、伝説の逸品として記されている。 |
第2回 | U | 征焔鎧将ヴァレン | 炎 | | 無法者集団「十忌ディスノミア」討伐を指揮したインペリアルガード。皇国を危機に陥れた魔神の討伐方針から、同僚である親友と対立。やがて親友による皇帝殺害の報を聞き、自ら追討に乗り出す。親友と接触のあった十忌の拠点を次々と攻略し、遂には組織を壊滅させるが、友との再会は最後まで叶わなかった。その後、二代目インペリアルガード隊長に就任し、生涯をかけて皇国を支えた。 |
第2回 | U | 凍刃神カイル | 水 | | 彼はイシュグリア調査隊に選ばれた罪人たちの経歴を調べた後、各々の能力と性格を把握した上で計画を立案する。協力しての活動が困難と考えた彼は、調査の効率化を図るため各自で調査を行った後に合流する計画を立てたが、それはイシュグリアに降りた直後、ある魔神の出現で崩される。事前準備もできずに開始された調査は困難を極め、合流地点へ戻ってきたのは彼を含めて3人だけだった。 |
第2回 | U | 奏霞氷神ソレイユ | 水 | | 信奉する女神との邂逅を果たした彼女は、信者たちのまとめ役となり、奔放な妹たちに悩まされつつも、女神への信仰を広げる活動を行う。女神が人々に度を越した施しをした際などは諫言することもあったが、根底には女神への揺るぎない信心があったとされる。一方で、女神がある少女に並々ならぬ寵愛を注いでいることに一抹の不安を感じていたことが、残された彼女の日誌に綴られている。 |
第2回 | U | 彩苛棘神レオナ | 樹 | | 槍術使いたちの仲間となった彼女は、ともに神衛使メイリスを結成する。その際、彼女と仲間たちが持つ珠が1つになり大いなる輝きを放つ。それに触れた彼女は潜在能力を覚醒させたとされている。他のメイリスと比べると信仰心が薄く、仲間と度々衝突したという彼女だが、それ故に現実的な思考をし、各地での活動も神衛使という立場にとらわれない彼女の信念に基づいたものだったという。 |
第2回 | U | 竜友騎帝バルゲイオス | 雷 | | サーマ王国最初の竜騎士。空と海から同時に攻めることの可能なサーマ竜騎士団が脚光を浴びるのは、彼の確立した水竜に乗るという特異な竜騎術に拠るところが大きい。水竜に乗るために必要な技術と才能は飛竜の場合と異なっており、水竜を乗りこなすこと自体、非常に困難なことだった。歴代の竜騎士の中でも飛竜と水竜の両方に乗ることができた者は彼以外ほとんど存在しないとされる。 |
第2回 | U | 技神工ガルナン | 雷 | | アタルヴァ共和国にて、異界の技術を研究する老技術者。異界技術を管理する技師長である彼は、部下の研究には厳しい目を向けたが孫娘エルルが開発品を持参した時にはどんなものでも褒めたという。また、ラスハイルに影響を与えたことでも知られており、当時、異界技術を利用した強化鎧の前で熱心に質問するラスハイルと、それにぶっきらぼうに答える彼の姿が頻繁に目撃されていた。 |
第2回 | U | 法亢創神レイハード | 光 | | 実験中の事故でエルガイアに流れてきた異界の研究者。エルガイアで途方に暮れていた彼はある機関に拾われこの世界について知ることとなる。そこで召喚術というこの世界独自の技術を知った彼は、ランドールの召喚術研究所を訪ね当時の所長と出会う。情報交換を行う中、開発中の擬似ユニットという存在を知ると、彼は自身がいた世界の神の魂を召喚しそれを器に入れることを提案したという。 |
第2回 | U | 月導神妃アリシア | 光 | | 服役中の彼女の前に連邦の役人が現れ、罪を免じる代わりにイシュグリアの調査を行うよう命じた。その地に棲む魔神がルシアスに封じられた存在であることを知っていた彼女は調査隊に協力することを快諾する。神官として人に教えを説いていただけあり、仲間たちとの初顔合わせでも理知的に振るまい、隊長からも信頼されていたという。しかし、調査開始後、魔神と遭遇すると彼女は豹変する。 |
第2回 | U | 罪剣神ジェイド | 闇 | | 計画通り調査隊に選ばれた彼は調査開始からその最後の時まで仲間に皇国の諜報員であることを悟らせなかったという。イシュグリアに降りた後、仲間と別行動を取った彼は会話のできる知的な存在を探索する。そして辿り着いた地では、その地を支配する人型の竜と黒き魔竜が激しく戦っていた。彼は情報収集のため魔竜陣営に力を貸すことを選ぶが、それは彼の血筋に関係があったようだ。 |
第3回 | U | 炎烈毅神ゴルゾ | 炎 | | ある日リゼリアの塔付近で神秘的な珠を拾った彼は、不思議と自らの力がみなぎるのを感じる。その直後、同じ珠を持つ女剣士と槍術使いが現れ、その珠が大神皇に選ばれた証だと告げられる。唐突な話に、最初は警戒していた彼だが、部族の伝承に登場する神の使いの話を思い出すと、彼女らの目的である神衛使設立に協力することを決意。部族を離れ2人の旅に同行した。 |
第3回 | U | 煉焚忌ルゴール | 炎 | | 皇国黎明期、十人の無法者集団として恐れられた「十忌ディスノミア」に属した炎闘士。理知的かつ合理的な思考の持ち主で、任務達成のためには手段を問わない非情さで知られている。一方で、仲間を決して見捨てない人情家の面もあり、身内からは慕われていたという記録も残る。インペリアルガード来襲時は味方を逃がすため、内なる炎の力をすべて解放して、多くの敵とともに爆散した。 |
第3回 | U | 悠氷の聖領主アルソム | 水 | | 海樹の王を信仰するサヴァトの民の族長。自然との共生を望むあまり変化を拒む彼の部族は、近代化を望む諸部族と対立。サーマの混乱の一因となっていた。だがサーマ第一王子の説得を受け、その熱意に感じ入った彼は、その後、進んで部族間の団結に協力したという。神軍の侵攻の際には、若き女剣士に族長の座を譲った後、サーマと海樹の王の架け橋となり、戦線構築に一役買ったとされる。 |
第3回 | U | 渾刃義将ザルツ | 水 | | ランドール初代皇帝に仕えていた老将。元ランドールガード隊長であったが、後進の若者が成長した後は隊長の座を譲り、それを支えた。後の初代皇帝が旗揚げした際、その傘下に加わるよう進言。皇帝からの信頼も厚かったが、エルガイア統一戦争中に全軍の窮地を救うため戦死する。皇帝が信頼する側近の参謀が建国後の危険因子になることを危惧し、その動向を注視するよう遺言を残していた。 |
第3回 | U | 盟導主フリード | 樹 | | エルガイア連邦の基となった三勢力の1つ、フレンベルク共和国の元首。エルガイア北部の地方王族だった彼は周辺地域をまとめ上げランドール皇国に対抗すべく共和制国家を作り上げた。その後、ヌイカル部族連合、ディクマーデ王国とともにエルガイア連邦を発足し、初代盟主に就任。また、皇国から出奔した義勇軍リーダーを迎え入れ、側近としてよくその言を聞き入れたという。 |
第3回 | U | 儚愁の蕾姫フィレーネ | 樹 | | アタルヴァの大賢者ブランに師事していた魔術師。優れた才能を見せる一方で、生命そのものを操作する、ある種禁忌と言える分野に強い興味を示した。やがてある魔神から“魂剥術”という術を授かった彼女は、後に闇術師を名乗る同窓生の協力のもとに危険な実験を行い、それを成功させる。その後、実験の記録をその者に譲って姿を消し、以降の魔術史で彼女の名前が上がることはなかった。 |
第9回 | U | 魔王レギオン | 闇 | | 死を超越した存在であるリッチさえも凌ぐ魔力を誇る魔族の王。しかし、人々が目にするレギオンの姿は、リッチが不死の秘術により作り出した仮の身体に魂を入れた存在でしかなく、本当の肉体は、どこかに封じられているとの伝承も残っている。レギオンの本当の肉体と魂が再び融合した時、神々を超えた存在が誕生し、世界を死者で埋め尽くすほどの殺戮が起きると記された禁書も存在する。 |
第3回 | U | 弑皇騎レギル | 光 | | ランドール皇国初代皇帝を殺害したとされる元インペリアルガード。実力、人格ともに次期隊長候補とまで言われたが、突如皇帝を殺害し出奔。無法者集団「十忌ディスノミア」に身を寄せた所を、インペリアルガードに討たれたとされる。だが近年の研究では、十忌のリーダーより入手した「魂を吸う魔剣」で皇国を危機に陥れた魔神を討伐。その後、何処かへ去ったという説が有力となっている。 |
第3回 | U | 輝聖賢神アスタール | 光 | | 大神皇の神徒より神衛使になるよう直々の指名を受けた彼だが、その理由は彼自身の能力のみならず、代々続く名家の血筋である点も関係したと考えられている。その後、神衛使のメンバーと合流した彼は、同じように神徒から直々に指名された魔術師の少女とは良好な関係を築いたが、それ以外のメンバーに対しては壁を作り、活動方針について対立することも少なくなかったとされている。 |
第3回 | U | 冥異剣武ネヴィロ | 闇 | | 大神皇の神徒より神衛使になるよう直々の指名を受けた彼だが、その理由は彼自身の能力のみならず、代々続く名家の血筋である点も関係したと考えられている。その後、神衛使のメンバーと合流した彼は、同じように神徒から直々に指名された魔術師の少女とは良好な関係を築いたが、それ以外のメンバーに対しては壁を作り、活動方針について対立することも少なくなかったとされている。 |
第4回 | U | 烙賊漢マリアーノ | 炎 | | 強盗団で女首領の右腕を務める悪漢。アートリア東部の犯罪組織に属していたが、裏切りの汚名によって都会に居場所を失い西部へと流れた。先代の首領にその腕と頭脳を買われ、組織の幹部へと一気に登り詰める。それに見合うだけの貢献と異例の出世は伝説のように語られ、西部のならず者たちから尊敬を集めたと伝えられている。後にある鉱山から出土する古代遺物に目を付けた彼は、愛する女のためにその地の占有計画を立てた。 |
第4回 | U | 創炎竜ダリマオン | 炎 | | 火竜族の始祖とされる最古の竜の一種。“火竜の大半はダリマオンの劣化品だ”と言われるほど竜種の中では抜きん出ている。しかし気性が荒く使役しづらいため、調教し穏やかなダリマオンを生み出そうという研究も行われた。その結果、穏やかな個体も現れたが、調教されたダリマオンの能力は、通常のものに比べ遥かに低く、気性の荒さにこそ強さの秘密があるという結論に達した。 |
第5回 | U | 神星妃エクセイル | 水 | | サーマ王国に仕える占星術師。星々から力を引き出す魔法の他、星々の配列や動きから情報を読み取る予知能力や、自身の非常に豊かな学識により、王国に様々な益をもたらした。ある日彼女は、軍師と揉めている1人の兵士を見かける。その兵士は軍師の戦略を聞かず頑なに正面突破を主張していたのだが、見かねた彼女が助言をすると、素直に言うことを聞いたという。これこそ、後に猛将と呼ばれる男との出会いであった。 |
第5回 | U | 水妃精メルティア | 水 | | すべての水を司る上位精霊。水分が少しでも存在する場所であれば、空中でも自由に移動できる。円形の虹“光冠”が天にかかるとメルティアが現れ、虹の上で舞い始めると伝えられている。その姿を見た者には幸運が訪れると言われ、メルティアを捕えようと空に手を伸ばしたものは数多い。しかし、触れそうになったその瞬間、冷たい微笑と共に、すべては氷の中に閉じ込められてしまうという。 |