レジェ環境で通用する(絶滅寸前の)魔攻パーティを紹介します!
目次
魔攻パーティが絶滅寸前のレジェ環境
僕は今でこそ攻撃ユニットも多少使いますが、ブレヒロリリース当初から3年間、基本的に魔攻パーティのみで戦ってきました。コスパ重視だったため、そして魔攻ユニットのほうがパッと見で好きなユニットが多かったからですw
しかしパリスの登場で魔攻パーティが絶滅寸前のところまで来ています。今回のランクマッチの結果を見てもフロンティア帯では皆無、ゴールド帯では僕を含め2名ほどしか魔攻パーティを主軸にして戦っているプレイヤーはいませんでした。
これはヴァルガスが登場した当時の環境ヴァルガス祭り(勝手に命名しましたw)以来の圧倒的物理環境と言えるでしょう。この環境がもたらされている原因としては以下の3つが考えられます。
パリス対策のハードルが高い
パリス対策としては、まず雑念を対策しなければなりません。これにはラフドニア・ドレヴァス・ランセル・エデア(防衛時不可)が必要であり、いずれもブレヒロ1.0時代の高レアリティアセットのため入手困難です。
そしてそれだけでなくパリスの真価は全味方ユニットの防御力を50%底上げするところです。これにより今までよりもダメージ量を上げなければ相手ユニットを倒すことができなくなりました。
ヴァルガスのような最強ユニットがいない
ならばヴァルガスのような味方の攻撃・BBを大幅にアップするユニットを入れてダメージ不足を補おうとしても、単体で問題を解決してくれるようなユニットは魔攻ユニットにはいません。
攻撃主体のパーティでもパリス同様マグルスがいるためダメージ不足が深刻な問題であり一時期はヴァルガス以外の攻撃ユニットを見かけなくなるというそれはそれで恐ろしい時代がありましたが、魔攻ユニットはヴァルガスがいない状態で同じような環境に追い込まれています。
ダンデルガのような最強スフィアがない
ならばスフィアの力でどうにかするしかない!と思うかもしれませんが魔攻型スフィアにはダンデルガのような最強スフィアは存在しません。簪…宝髪飾『緋血神刺』があると言うかもしれませんが、ダンデルガと性能を比較するとやはり見劣りしてしまいます。
銃スフィアやレクシーダなど敏捷値に優れたスフィアは攻撃スフィアよりも多いのですが、ダメージを底上げする魔攻型スフィアは充実しておらず、ダメージ量不足に悩まされるのが現在の魔攻パーティです。
魔攻パーティに求められる3つの対策
パリス対策
パリス対策で重要なのは①雑念を対策すること②シナジーを利用してダメージ量を底上げすることです。もしラフドニア・ドレヴァス・ランセル・エデア(防衛時不可)により雑念対策ができたとしてもダメージ量が足りないと思います。
そこで重要になってくるのがシナジーを利用したダメージの底上げです。魔攻強化とBB強化できれば属性強化も組み合わせてダメージ量を底上げします。もちろんBBだけでなくスフィアによる底上げも組み合わせます。
具体的には魔攻強化のアルスと簪・グリスタ、BB強化のシダとユラオブ、属性強化のヒルダとゼルドヴィアなどが挙げられます。これらを可能な限り組み合わせることでダメージを底上げすることが可能です。
ランセル対策
魔攻パーティのランセル対策は攻撃パーティよりもハードルが低いです。そのためランセル対策ユニットであるモーヴディケイの攻撃はスフィアを装備して2000程度あれば十分です(魔攻ユニットのみの場合に限る)。
これを利用してモーヴディケイのHP・防御・魔防を高くすることができれば攻撃パーティよりも優位にランセル対策をすることができます。もちろんモーヴディケイを使わなくても無垢なる遊戯を上手く使えばある程度ランセル対策することも可能です♪
ヴァルガス対策
ヴァルガス対策は①ヴァルガスのBBを発動させずに倒す②ヴァルガスのBBを受け切るのどちらかしかありません。①はヴァルガスを単体で組み込んでいるパーティに有効であり②はヴァルガスを複数組み込んでいるパーティに有効だと考えています。
①ヴァルガスのBBを発動させずに倒すには、呪いでBBを封印するか2〜3ターン目に追い越し戦術をかけて一気に敵を壊滅する方法が有効です。ここまででピンときた人もいるかもしれませんね。そうです。シダが有効です。
②ヴァルガスのBBを受け切るには前列に挑発ユニットを固める必要があります。それには三枚盾か耐久パーティあたりが有効ですが、アタッカーを減らすことになるのでダメージ量が足りないときは、妖蛇などを使うと面白いかもしれません。
レジェ環境で通用する魔攻パーティ
一撃必殺シナジーパーティ
コンセプトと戦略
マグルスとパリスで防御を固め、相手が物理型であればマグルスを後列に、相手が魔攻型であればパリスを後列とすることで2枚目の挑発ユニットが簡単に落ちない布陣を敷きます。
アルス・ヒルダ・シダのシナジーを最大限利用することで味方ユニットのダメージ量を最大化します。これにより挑発ユニットであれば2撃、アタッカーであれば一撃必殺で相手を倒していくのがコンセプトです。
他にしている工夫としては敏捷をあえて捨てて攻撃倍率の高いスフィアを使うこと。相手の編成に合わせて追い越し戦術を決めるタイミングを変えるためにシダの敏捷を相手に合わせてコントロールすることなどです。
ランセルが相手パーティにいるときは1枚目の挑発ユニットをモーヴディケイに変えることで対策します。今回のランクマッチの8割方はこのパーティで戦いゴールドには入れたのでそれなりに通用していると思います。
攻撃・魔攻混成パーティ(高コスパ)
コンセプトと戦略
魔攻パーティではなくなるかもしれませんが、現実的には魔攻ユニットと攻撃ユニットの混成パーティがよく使用されていました。特にヴァルガス+Σレイヤーなどのバランスの良い組み合わせは現環境でも十分通用します。
Σレイヤーなどの魔攻ユニットを活かすために僕はモルス・ブロンテを採用しましたがイマイチ火力不足でした。一方、ゴールドにランクインした別のプレイヤーが使っていた魔攻パーティはフレアヴィジョンを採用しており、非常にバランスがよくコスパも良いので参考にさせて頂こうと思っています。
また攻撃ユニットと魔攻ユニットが混在することで覇嵐皇装『轟馬』が輝きます。最も攻撃の高いユニットと魔攻の高いユニットの敏捷を上げることで、追い越し戦術を狙うこともできます。
ただしランセル対策は純粋な魔攻パーティに比べると難しく、先述の一撃必殺パーティにしてもこのパーティにしてもワンパターンのみで戦い抜くのは難しいので、魔攻パーティを主軸として戦うには全体攻撃や妖蛇など多彩なパーティを使いこなすことも求められるのかもしれません。
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