Haze on Cruise

イベント「Haze on Cruise」についてのページです
イベント概要
- イベント期間は、2025/06/25~2025/8/20 4:00 2025/08/27 4:00
- イベント開催期間中ミッションを達成するとルーレットチケットを獲得できます
- ミッションは毎日達成する「デイリー」と、開催期間中に一度達成できる「限定ミッション」の2種類あります
- 集めたルーレットチケットで「シノビンゴ」を回すことができます
- イベント終了時点で残っているチケットは消滅します
- 解放されたストーリーを見ることで、一つのエピソードにつき青猫石🔵100が手に入ります
ミッション
デイリーミッション
- デイリーミッションは毎日AM4:00にリセットされます。リセット時点で受け取っていない報酬は消えるので注意
- 「任務中忍法を20回習得」は下位任務・上位任務でのみカウントされます。ボスを倒した際のルーレットでのカウントはされません
- 装飾品「戦闘開始の際、忍法を❶個習得」があれば、一度の任務で達成できます
| ミッション名 | 報酬 |
|---|---|
| 1回ログインする | 5 |
| 任務を1回クリアする | 10 |
| 体力を30消費する | 10 |
| 任務中忍法を20回習得 | 10 |
| イベントデイリーミッションをすべてクリアする | 15 |
| 合計 | 50 |
限定ミッション
- 受け取りは一回のみ。達成さえすれば期間中はいつでも受け取ることができます
- デイリーミッションとはタブごとに独立しているため、一度切り替えないと、「全て受け取る」を押しても受け取ることはできません
| ミッション名 | 報酬 |
|---|---|
| 任務を10回クリアする | 50 |
| 任務を20回クリアする | 60 |
| 任務を30回クリアする | 80 |
| 装飾品を10回合成する | 50 |
| 装飾品を20回合成する | 60 |
| 装飾品を40回合成する | 80 |
| 陰陽の鏡を6回クリアする | 50 |
| 陰陽の鏡を9回クリアする | 60 |
| 陰陽の鏡を12回クリアする | 80 |
| 協同作戦を6回クリアする | 60 |
| 協同作戦を9回クリアする | 80 |
| 協同作戦を12回クリアする | 100 |
| 任務中忍法を50回習得する | 100 |
| 任務中忍法を100回習得する | 150 |
| 任務中忍法を200回習得する | 200 |
| 3回ログインする | 50 |
| 5回ログインする | 70 |
| 7回ログインする | 100 |
| 合計 | 1270 |
シノビンゴ
- 集めたチケット10枚につきで1回ルーレットを回し、該当する番号の報酬がもらえます
- 期間は56 63日なので、最高で4070 4420枚獲得できます
- 一枚のビンゴカードでそろえたラインの数につき報酬がもらえます
- 1~3枚目は豪華な報酬がもらえ、4枚目からは同じ内容となります
- 同じ番号が出た場合はビンゴは進みませんが番号の報酬はもらえます
- 同じビンゴカードで21回目以降は、まだ空いてない番号が当たります
- すべての番号を当てたら自動的に次のカードになります。また、4枚目以降は途中でビンゴカードの更新ができます
ルーレット報酬一覧
| 番号 | 報酬 |
|---|---|
| 1 | 猫谷の勾玉×10 |
| 2 | 💰コイン×1000 |
| 3 | 猫賽銭×2 |
| 4 | 猫賀の缶詰×10 |
| 5 | 💰コイン×100 |
| 6 | 猫賀の缶詰×5 |
| 7 | 制作書×10 |
| 8 | 忍術書×20 |
BINGO報酬一覧
| ライン\ シート | 1枚目 | 2枚目 | 3枚目 | 4枚目~ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 忍術書×100 | 猫賀の缶詰×20 | 制作書×100 | 💰コイン×200 |
| 2 | 💰コイン×500 | 防壁の礎×30 | 猫谷の勾玉×50 | 忍術書×40 |
| 3 | 防壁の礎×2 | 💰コイン×4000 | 防壁の礎×30 | 制作書×20 |
| 4 | 制作書×100 | 猫谷の勾玉×50 | 猫賀の缶詰×50 | 猫賀の缶詰×20 |
| 5 | 💰コイン×6000 | 猫賀の缶詰×50 | 猫賽銭×10 | 防壁の礎×20 |
| 6 | ゴールド細工チケット×5 | ゴールド細工チケット×5 | ゴールド細工チケット×5 | 猫谷の勾玉×10 |
| 7 | 青猫石🔵×200 | 青猫石🔵×200 | 青猫石🔵×200 | 💰コイン×500 |
| 8 | CPコイン🪙×10 | CPコイン🪙×10 | CPコイン🪙×10 | ゴールド細工チケット×1 |
ストーリー
- ビンゴカードを交換するごとに新しいエピソードが解放されます
- EP.6~は第2部で解放
ネタバレ注意!
悔しいコウモリ:キエェッ~!
陽野レオナ:ウリャアアッ!連続火球!
冬海大河:フフッ。身を切るような寒気!
ぽかんとするクサタマ:キュー?キュッ!
砂岡ネネ:こいつ、なんでキョロキョロしてるの?
砂岡ネネ:跳躍☆砂爆!
夜桜エンマ:…崩石連打。
雷鳴メイ:エイッ!イオン爆破!
何も考えてないスライム:ミュウウ~ン
七凪ヒスイ:ふああ~ん。なんか私と似てるね?強襲竜巻~。
森見クロコ:ハハッ!受けたまえ!連発木輪!
反抗するシルフィー:きゃあああ!
真夜猫あかり:今よ、リョウちゃん!
中津神リョウ:分かりました、雷遁!
あかり&リョウ:雷電クナイ!!
無念なバケサル:ケケッ!まだバナナも投げられてないのに!
中津神リョウ:君たちがいた所に戻りなさい、審判の雷!
:ドカーン
真夜猫あかり:うわぁ!最後のかっこよかったよ、リョウちゃん!
砂岡ネネ:ふん!どうして前よりスピードアップしてるのよ!?
冬海大河:あら~リョウちゃんはいつも朝早くから練習していますよ?
雷鳴メイ:そう☆雷遁術は速度が命だからね!
夜桜エンマ:…努力とは、常に光を放つものなり。
陽野レオナ:ふぅ、もう防音結界を解いてもいいぜ、ヒスイちゃん。
七凪ヒスイ:うーん。真空崩壊~。
中津神リョウ:亀裂は完全に閉じましたよね?
真夜猫あかり:うん、うん!一応このクルーズの中からは妖気をまったく感じない!
陽野レオナ:ははっ、蒼昏の姉ちゃんたちがいなくても、これくらいはお手の物さ!
冬海大河:師匠が無理な任務を任せることはありませんからね。
砂岡ネネ:ふふ、つまり、ネネたちの任務はこれで終わりってこと?
夜桜エンマ:うん…これまでサマーブリーズクルーズであった謎の騒動はもうないはず。
夜桜エンマ:きっと…。
真夜猫あかり:へへ!それなら~!
雷鳴メイ:ヤッホー☆豪華クルーズで夏休みだっ!
砂岡ネネ:どこから行く?プール?レストラン?
それともカジノ?全部行けるんだよね!?
中津神リョウ:砂岡さん…。
ハケの声:ネネ、お前!
また問題を起こすつもりかい!
砂岡ネネ:ふああぁー、師匠?
冬海大河:あら。ビデオ通話が繋がっていたんですね。
雷鳴メイ:そうよ!さっきからあたしが生☆放送してたから!
ハケの声:ゴホン、みんなリョウの指示によく従ったのぅ。
陽野レオナ:うん!量は冷静だからみんな右往左往しなかったよ!
ハケの声:ほほっ…今回の任務はリョウが最後まで責任を持って終わらせるように。
ハケの声:さあ、それじゃあお前たちの望み通り休暇を楽しんで来なさい。
全員:ヤッホー!
七凪ヒスイ:(首をかしげながら)あれ?任務がまだ終わってないってこと?
七凪ヒスイ:怪しいなぁー。
陽野レオナ:ゔぅ、こ…これ以上は…
雷鳴メイ:食べられない!
冬海大河:ふふっ、メイさんとレオナちゃんのプール食べログは素晴らしかったです。
森見クロコ:おっ!登録者も増えたじゃん!
森見クロコ:そういえば夜桜
そこで遊んでいたのにどうしたの?
夜桜エンマ:…隠して。
砂岡ネネ:もう、夜桜ー!どこに行ったのよ!
真夜猫あかり:あははっ!エンマちゃんが崩石をネネちゃんの目の前に落とすとはね!
砂岡ネネ:ゔぅ、ずぶ濡れじゃない!
中津神リョウ:(首を振りながら)本当に、あなたたちは…
七凪ヒスイ:ふぅ~ん、そういえばリョウちゃんって、一度も水に入ってないよね?
砂岡ネネ:うふふっ、そういうこと?
真夜猫あかり:リョウちゃんっ?
中津神リョウ:な、なんですか。近づかないでください!
冬海大河:あら、その反応はみんなを刺激するだけですよ?
森見クロコ:中津神だけキレイなままじゃだめだ!
雷鳴メイ:さあ☆あたしが撮るね!
真夜猫あかり:今だよ、ヒスイちゃん!
七凪ヒスイ:はぁ、竜巻増幅!
中津神リョウ:きゃぁあっ~!
:どぶん-
陽野レオナ:あはははっ!しっかり落ちたね!
夜桜エンマ:くっ…
雷鳴メイ:うわぁあ!笑えるんだね!
ここ見て、カメラの前で一回だけ笑ってみて!
夜桜エンマ:……
冬海大河:あら?エンマちゃん。今回は私の後ろに隠れるんですか。
夜桜エンマ:…うーん。砂岡が行ったら雷鳴が来た。
七凪ヒスイ:そういえば、私たちが遊んでいる間にリョウはこれを読んでたの?
森見クロコ:「そして誰もいなかった」?
冬海大河:あら、有名な推理小説ですね。
陽野レオナ:何それ?推理小説なら怖い話か?
夜桜エンマ:…怖い話?
冬海大河:ふふっ。エンマちゃんには怖いかもしれませんね。
砂岡ネネ:お~い!た、助けて!
真夜猫あかり:リョウちゃん!だめ、我慢して!
冬海大河:あらっ!
中津神リョウ:審判の…
森見クロコ:ま、待って!プールで雷遁術はだめだ!
雷鳴メイ:うわあっ!これを撮ったら万バズ確定!
七凪ヒスイ:はぁ。あのおバカたち…
真夜猫あかり:わーあっ!とても豪華な夕食だったよね?
あかねお姉ちゃんも一緒だったらよかったのに。
陽野レオナ:うん、鉄板料理もすごかった。
姉貴が好きなお酒も沢山あってさ!
あかり&レオナ:なんか会いたくなった‼
(´・□ω・□`)‼
砂岡ネネ:ふーん。意外ね。
お姉ちゃんの真夜猫なら絶対来てると思ってたのに。
森見クロコ:蒼昏チームはプロだからやっぱり忙しいよね。
冬海大河:ふふっ、次はみんなで私の親戚が運営しているテーマパークに行ってみましょう。
七凪ヒスイ:大河ちゃんの親戚たちはみんな何してる人なんだろう。
夜桜エンマ:ところで、どうしてみんな寝ないでここに集まってるの?
パジャマまで着て…
夜桜エンマ:ちょっと…恥ずかしいんだけど。
雷鳴メイ:ゴホンッ!これはね~
パジャマ☆パーティーってものよ!
中津神リョウ:…パジャマパーティー?
冬海大河:あら、エンマちゃんとリョウちゃんはパジャマパーティーをしたことがなかったですよね?
森見クロコ:うん、2人はいつもこんな場に居なかったから。
中津神リョウ:でも私は…
真夜猫あかり:えへへ~今日は1人残らずみんなで楽しく遊ぼうね!
陽野レオナ:よし!
冬海大河:ええ、師匠が特別に用意してくれた場ですから。
雷鳴メイ:さあ-☆みんなこっち見て!
記念写真撮るよ!
真夜猫あかり:うえーん。
砂岡ネネ:えっ。あかりちゃんはどうして急に泣き顔なの?
真夜猫あかり:だって、お姉ちゃんともパジャマパーティーしたことないもん…。
陽野レオナ:あっ、そういえば僕も…
あかり&レオナ:寂しいよ…シク(´・□ω・□`)
森見クロコ:さ、さあ。真夜猫さんも陽野さんもあなたたちが楽しんでくれることを願っているはずだよ。
でしょう?冬海?
???:あかりぃ-
???:レオナぁ-
冬海大河:もちろんです!あらっ?
砂岡ネネ:な、なに。今変な音聞こえなかった?
雷鳴メイ:あたしも!あたしも聞こえた!
中津神リョウ:どこからだろう?
夜桜エンマ:……
冬海大河:き、聞き間違えでは?
森見クロコ:みんな聞き間違えることってある?
全員:……
真夜猫あかり:かすかだったけどお姉ちゃんの声だったような…。
陽野レオナ:迫力が足りなかったけど姉貴の声だったような気も…。
雷鳴メイ:蒼昏が来たのにあたしたちの所に来ない理由なんてないじゃない。
全員:……
冬海大河:そういえばこの前温泉に現れたツクモガミも人の真似ができましたよね?
真夜猫あかり:うーん?でもなんかおかしい。妖気はまったく感じないもん。
森見クロコ:そ、それじゃあまさか…
砂岡ネネ:本物の幽霊?
中津神リョウ:…そんなはずは。
中津神リョウ:このスイートルームは大きいから音が部屋の中に響いたのかもしれません。
七凪ヒスイ:そう、そう。特にクルーズは鉄で作られてるから。
雷鳴メイ:でも、そういうのって、普通は直前の音が反響するんじゃないの?
中津神リョウ:さあ。とりあえず海の上では湿度が高くて音波の伝達速度が変わりますから。
七凪ヒスイ:他の所でざわざわする音を私たちが聞き間違えたのかも。
真夜猫あかり:うわあぁ。リョウちゃんとヒスイちゃん本当に賢いね!
陽野レオナ:そ、そうさ!やっぱり僕たちが聞きたいように聞いてたのかもしれない。
砂岡ネネ:チッ~!何よ、それ。
結局幽霊なんかじゃないってこと?
森見クロコ:あはは…幽霊じゃないなら安心だね。
夜桜エンマ:…幽霊。
怨霊の声…
冬海大河:あら、エンマちゃん。手をそんなに握っていたら痛くありませんか。
夜桜エンマ:……
砂岡ネネ:ふふっ、こんな雰囲気になったついでに怖い話でもしようよ。
雷鳴メイ:いいよ!賛成、賛成☆
夜桜エンマ:わ、私はお手洗いに…
真夜猫あかり:待って!エンマちゃん!私も一緒に…
真夜猫あかり:って、何これ?
:(エンマが慌てて出たドアの床にメモが落ちている)
:砂岡ネネ:ん?なんのメモ?
真夜猫あかり:「夜桜エンマは夜遅くに祖母に内緒で栗羊羹を食べたことがある」?
陽野レオナ:えっ?おばあちゃんに内緒で栗羊羹を…?
冬海大河:あら!それが本当ならエンマちゃんには衝撃的な暴露ですね。
中津神リョウ:だけどこんなメモがどうしてここに…?
七凪ヒスイ:はあぁ~誰かがわざと落としたみたいで怪しいね。
森見クロコ:うーん、まさかこれで夜桜を脅すつもりかな?
真夜猫あかり:ええっ、だからあんなに急いで出て行ったってこと?
砂岡ネネ:ふ~ん、これが夜桜の秘密ってことか。
冬海大河:ところで…エンマちゃん戻ってくるのが遅くないですか?
真夜猫あかり:エンマちゃん?エンマちゃ~ん!
中津神リョウ:…嫌な予感。
中津神リョウ:みんなで手分けして探しましょう。
中津神リョウ:うん、もしものために二人ずつ分かれて探します。
真夜猫あかり:う、うん!師匠が今回の任務はリョウちゃんの指示に従うようにって言われたから。
陽野レオナ:いいぜ!僕とクロコさんはデッキの方を探すよ。
森見クロコ:行くよ、陽野!
七凪ヒスイ:ふわぁん、私は?
雷鳴メイ:オッケー☆ヒスイちゃんはあたしが見ておくよ!
七凪ヒスイ:うーん、雷鳴さんが…?
雷鳴メイ:ハーイ!メイのチリッとする~今日もメイと電圧フル☆チャージ!
雷鳴メイ:今日はヒスイちゃんと一緒にミステリーな事件を謎解いてみるよ♬
七凪ヒスイ:はぁ、なんで私が…
砂岡ネネ:それじゃあ私はあかりとロビーの方を!
真夜猫あかり:うん!わかった!私たちも出発しよう!
冬海大河:ふふっ、残るは私とリョウちゃんですね。
中津神リョウ:大河先輩と私はキャビンを確認してみます。
冬海大河:ええ、リョウちゃん。まずはエンマちゃんが最後に行ったトイレから見てみましょうか?
:(30分後、再度集まった一行たち)
陽野レオナ:はぁ、デッキのどこにもエンマちゃんの痕跡がない。
森見クロコ:救命ボートも確認したけど、なにも…海に落ちた様子もないし。
雷鳴メイ:プールも同じ。エンマちゃんを見たって人もいなかった。
七凪ヒスイ:はぁあ~レストランでも特に手がかりは…
真夜猫あかり:うぇーん!ロビーも。職員のひとたちもエンマちゃんを見てないって。
砂岡ネネ:はあー?こんな豪華クルーズで乗客が消えてもいいの?
中津神リョウ:私たちはトイレとエンマの部屋、そして私たちの部屋まで隅々確認しました。
陽野レオナ:何か手掛かりでも見つかったか?
中津神リョウ:それが…ありませんでした。なんの痕跡も。
雷鳴メイ:えっ?それじゃあエンマちゃんが自分の部屋に戻ったわけでもないの?
真夜猫あかり:シクッ、どうしよう…
冬海大河:心配しないで、真夜猫。まだ確認してない場所も多いから。
中津神リョウ:…大河先輩。さっきから静かですね。
冬海大河:私たちのキャビンはすべてスイートルームA区域…ですよね?
中津神リョウ:ええ、師匠が全部予約されたので。
冬海大河:うーん…一つ引っかかることがあります。
砂岡ネネ:なに?一人で考えてないで話してよ。
冬海大河:それは…
:(みんなが大河を見つめる)
冬海大河:…そんなに見つめられたら恥ずかしいです。
冬海大河:少し私の部屋に行ってきてから話してもいいですか?
雷鳴メイ:うわぁ!ここで話を切るの?
冬海大河:ふふっ、5分だけ待ってください。隣の部屋ですから。
中津神リョウ:5分…確実に経ちましたよね?
真夜猫あかり:うん、うん!一か月に感じるくらい!
森見クロコ:なんだかおかしい。冬海の部屋に人気もないし。
砂岡ネネ:ええっ。まさか大河も?
陽野レオナ:えいっ、これ以上待てない。
みんなで入ってみよう!
雷鳴メイ:あたしが撮るからいち、にの、さんでドアを開けよう!
全員:いち、にの、さんっ!
:(ごくっ)
森見クロコ:誰も…
砂岡ネネ:いないじゃん⁉
雷鳴メイ:うわっ!大事件☆
七凪ヒスイ:あらら?ドアの前に何か落ちてるよぉ?
中津神リョウ:これは…エンマさんの時と同じメモですね。
真夜猫あかり:私が読むね!
真夜猫あかり:「冬海大河は水遁術の練習中に母が大切にしている池をカチコチに凍らせたことがある」
真夜猫あかり:ええ?大河さんが?
中津神リョウ:あの人がしそうなことではありますね。森見クロコ:ははっ!冬海はそそっかしいところがあるからな。
七凪ヒスイ:ってことは?大河ちゃんもいなくなったの?
中津神リョウ:部屋が綺麗なままってことは大河先輩は部屋に来てないか…
中津神リョウ:部屋に入ってすぐにこのメモを見て出た可能性が高そうですね。
砂岡ネネ:いったいどんなヤツなの?こんなわけのわからない秘密ばっかり書いといて!
中津神リョウ:まずは師匠にこのことを伝えましょう。
雷鳴メイ:いいよ!あたしがかけてみるね。
雷鳴メイ:あれ、あれれ~?
森見クロコ:画面が真っ暗?
陽野レオナ:そんな時は一回叩けば…!
雷鳴メイ:ああっ!何すんのよ!あたしの大切なカメラに!
中津神リョウ:…おかしなことが起きていますね。
私たちが確認できていないところがあるかもしれません。
七凪ヒスイ:うーん、あとはカジノだけなのに。
砂岡ネネ:ネネが行く!ネネに任せて!
中津神リョウ:砂岡さん…あそこは未成年は入れない場所ですって。
砂岡ネネ:チッ、でもあそこが一番怪しいんでしょ?
雷鳴メイ:えへん!ここで唯一の成人、このメイ様が行くしかないね。
七凪ヒスイ:ええ?でも雷鳴は私と見た目は同じくらいに見えるじゃん。
森見クロコ:はははっ!それはそうね。
あらっ?だけどみんなどうして…
森見クロコ:私を見てるの?
砂岡ネネ:ここで一番大人っぽく見えるのはやっぱり…
中津神リョウ:クロコ先輩ですね。
森見クロコ:え、ええ⁉
森見クロコ:…本当にこの格好で行かなきゃいけないの?
真夜猫あかり:うわっ!クロコ先輩!バニーガール衣装を似合ってる!
中津神リョウ:仕方ありません。
中に入るには年齢確認を徹底的にされるはずですから。
雷鳴メイ:さあ☆胸の部分に私そっくりなミニミニカメラをつければ…
雷鳴メイ:あれ?
森見クロコ:うへへっ!くすぐったい!
雷鳴メイ:あんまりにも大きすぎてカメラが入る隙もないじゃん⁉
チッ…
砂岡ネネ:ふんっ、もしもの時のためにこのネネ様の特別霧爆弾も準備したよ。
砂岡ネネ:これを雑なしっぽの間に隠せば…
砂岡ネネ:あれ?
森見クロコ:ああっそこはダメ!
砂岡ネネ:お尻がぱんぱんで爆弾を隠す場所がないじゃん⁉
砂岡ネネ:一体この爆弾はなんなの?
陽野レオナ:クロコ先輩の体って確かにすごいよね。
真夜猫あかり:クロコ先輩、やっぱりカッコいい!
七凪ヒスイ:…ふぅんmそれでいつになったら侵入するの?
中津神リョウ:船上マジックショーが終わって人が移動するときに私たちも一緒に動きましょう。
真夜猫あかり:リョウちゃん!頼もしい…!
中津神リョウ:そ、そんなことは…
陽野レオナ:ははっリョウちゃんが作戦を指揮したらいつも頼もしいから!
中津神リョウ:うっ…!「さ、さあ各自早く自分の役割につくことにしましょう。
七凪ヒスイ:それじゃあ~、私はキャビンを守ってればいいってことでしょ?はは~ん。
森見クロコ:そう!まだ小学生の七凪が入るには、まだはやいんだからね。
中津神リョウ:七凪さん以外はみんな急いで移動しましょう。
七凪ヒスイ:いってらっしゃい- スーッzZzzZz
雷鳴メイ:わあ!ここがカジノの入口か☆
入りさえすれば超ラッキーな動画を撮れそうじゃん!
砂岡ネネ:バーカ!あんたはこのさき100年過ぎても入れないでしょwww
中津神リョウ:雷鳴さん、みんなが見れるようにタブレットを用意してください。
中津神リョウ:さあ、みなさん。クロコ先輩の首元のリボンについた超小型カメラで内部を隅々まで確認しましょう!
真夜猫あかり:うん、うん!よし!自信いっぱい!
陽野レオナ:さあ、それじゃあクロコ先輩が入口に入ったら…
陽野レオナ:え⁉
中津神リョウ:どうしたんですか?
雷鳴メイ:なに!クロコはどこに行ったの⁉
砂岡ネネ:さっきまで横にいたのに…?
中津神リョウ:(床から怪しいメモを拾いながら)
これは…
砂岡ネネ:「実は森見クロコの木輪にはすべてかわいい名前がついている」?
雷鳴メイ:ええっ?
中津神リョウ:…クロコ先輩までやられたんでしょうか。
真夜猫あかり:ふああっ⁉ありえない!
陽野レオナ:待って、僕たちはヒスイを部屋に置いてきたんだろう?
中津神リョウ:早く客室に戻りましょう。
砂岡ネネ:ふむ。どうせ七凪はまだ寝てるはずよ~
雷鳴メイ:そういう時はこうやってビデオ通話をかけたら☆
雷鳴メイ:あれ?あれれ…
:(急にクルーズの中が停電する)
真夜猫あかり:ふえ~ん!暗い!
雷鳴メイ:あたしの映像機器がぜんぶ壊れちゃった!
砂岡ネネ:うわっ!今誰かが私のこと押したよ!
中津神リョウ:こっ時こそこういう冷静に…
陽野レオナ:火遁!火花照明の術!
陽野レオナ:ははっ、どう?これで暗くないだろう?
中津神リョウ:先輩の忍法はこういう時に便利ですね。
真夜猫あかり:キャア♡レオナちゃんは火の扱いが上手だから!
砂岡ネネ:チッ、残念。レインボー閃光弾7号を使う絶好のチャンスだったのに!
中津神リョウ:砂岡さん、今回はまたどんな爆弾を作ったんですか?
雷鳴メイ:さあ~☆早く移動しましょう!
陽野レオナ:そういえばさっき、廊下から何かヒュッと出てきて消えなかったか?
真夜猫あかり:ええ?怖い!
雷鳴メイ:なんですって?そういうのは撮っておかなきゃいけないのに!
どこ!どこ~!
中津神リョウ:見えなかったけど一瞬爽やかな風を感じました。
中津神リョウ:…なんだか異国的な香りが…
砂岡ネネ:七凪がいる部屋の前まであと少しだよ!
砂岡ネネ:お~い、七凪!怖くて泣いてるんじゃないよね?
七凪ヒスイ:そんなわけ!あたし、ヒスイはこんなことで泣かないみょん!
陽野レオナ:あれ?なんか話し方が…
七凪ヒスイ:気、気のせいよ!
真夜猫あかり:ヒスイちゃあん~、クロコ先輩までいなくなっちゃった。
中津神リョウ:そうです。それで残っている人たちは集まっていようと思います。
:(パッ!)
雷鳴メイ:わあっ!電気がついた!
雷鳴メイ:お疲れ様、レオ…
雷鳴メイ:ええ?
真夜猫あかり:レオナちゃん⁉
中津神リョウ:さっきまで私たちの後ろにいませんでしたか?これは一体…
砂岡ネネ:ここにまたメモがある!
砂岡ネネ:「陽野レオナは鉄板料理を拾うしようとしてマドカの前髪に火をつけたことがある。」
真夜猫あかり:ええ?えええっ?
砂岡ネネ:ありえる?どうしたらこんなに跡形もなくいなくなる!?
中津神リョウ:あかり先輩!妖魔の仕業ですか?
真夜猫あかり:ううん?違う。妖魔の気配は一切感じない。
雷鳴メイ:なに。これはまるであれみたいじゃん。
タイトル何だっけ。
雷鳴メイ:そして誰かいた?
砂岡ネネ:誰かいたけどいなくなった?
真夜猫あかり:しかし誰でもいなくなる?
七凪ヒスイ:ふむ…似たようなタイトルだったのに。
中津神リョウ:そして誰もいなくなった、でしょう。
雷鳴メイ:そうそう!さっきリョウちゃんが読んでた本のタイトル!
中津神リョウ:それは…こんな内容とは違います。
それに私たちは何の罪も犯していませんから。
真夜猫あかり:そ、そうよ!小さなミスはしたけど。
砂岡ネネ:ふんっ!ネネはミスなんかしないもん!
中津神リョウ:…これ以上油断してはいけませんね。
雷鳴メイ:妖魔の仕業じゃないなら誰なの?
まさか他の忍者⁉
中津神リョウ:それはわかりません。
中津神リョウ:私たちは巨大な密室に閉じ込められたの同然ですから。
七凪ヒスイ:密室だなんて。
そんな風に言ったら何か事件でも起きたみたいじゃない。
中津神リョウ:起きたのも同然ですよ。
雷鳴メイ:あ、そうだ!それならさっき任務中から撮っておいた動画がある。
中津神リョウ:あなたの動画が役に立つこともあるんですね。
どこにあるんですか?
雷鳴メイ:待ってて。あたしの部屋に保存してたのがあるから!
雷鳴メイ:すぐに戻るね☆
砂岡ネネ:ス、ストップ!みんなで引っ付いてることにしたじゃん!
真夜猫あかり:戻ってきて、メイ姉ちゃん!
真夜猫あかり:うん?
七凪ヒスイ:ここにまたメモが落ちてる!
真夜猫あかり:「雷鳴メイが身長を測る機械の前でつま先立ちをして転んだことがある」?
真夜猫あかり:ふえ~ん!メイ姉ちゃんまで消えたみたい…どうしよう!
砂岡ネネ:おいっ、中津神。その表情はなんなの。
中津神リョウ:さっきからもしかしてって思っていましたが。
やっと分かりました。
中津神リョウ:謎は解けました。
中津神リョウ:犯人は…この中にいます。
真夜猫あかり:うん?犯人?どういうこと?
中津神リョウ::さっきからみんなを一人ずつ消した人!
中津神リョウ:それはまさにあなたです!
七凪ヒスイ:うーん?わ、私?
砂岡ネネ:急にどうしたのよ。七凪は私たちの仲間じゃん!
中津神リョウ:七凪さんは仲間です。
中津神リョウ:本物の「七凪ヒスイ」であれば、ですけど。
真夜猫あかり:リョウちゃん…ヒスイちゃんがヒスイちゃんじゃないってこと?
中津神リョウ:はい、そうです。
中津神リョウ:さっきからおかしな所はありませんでしたか?
砂岡ネネ:何のことなの。
中津神リョウ:まさにこの時間まで起きていることです。
中津神リョウ:あの「七凪ヒスイ」が!
真夜猫あかり:あっ!そういえば…
真夜猫あかり:ヒスイちゃんならすでに寝てるはずなのに。
砂岡ネネ:なーんだ、たったそれだけのことで⁉
七凪ヒスイ:そ、そうよ!
今日は眠くないだけって!
中津神リョウ:1つ目は、少し前から妙に周囲に漂っているキツい香水の匂い。
真夜猫あかり:クンクンっ、本当だ!
中津神リョウ:そして、何かを見つけたか、見つけ出しそうな人の順にいなくなりました。
砂岡ネネ:あ…?言われてみれば!
中津神リョウ:それに本物の七凪さんはもっと背が小さいです。
中津神リョウ:今のあなたは…
中津神リョウ:なぜあかり先輩とこんなにそっくりなんでしょうか。
真夜猫あかり:えっ?ヒスイちゃん…いつこんなに大きくなったの?
砂岡ネネ:そうじゃなくて、あれは七凪じゃないってことでしょ!
中津神リョウ:3つ目、さっきから感じていた温かい異国的な風。
中津神リョウ:風遁術の忍者ですね、あなた!
中津神リョウ:正体を明かしなさい!
七凪ヒスイ:……
真夜猫あかり:本当なの、ヒスイちゃん?
砂岡ネネ:だからあの人は七凪じゃないってこと!
七凪ヒスイ:へへ☆仕方がない!
:(パンッ!)
あかり&ネネ:あっ⁉
与那覇ジュリ:よ~は☆与那覇ジュリです~!
あかり&ネネ:ウハハッ?
中津神リョウ:…予想通りですね
与那覇ジュリ:リョッピ!一体いつから分かったの?
与那覇ジュリ:ううっ、残念!ネネりんまでいなくなれば私の勝ちだったのに!
中津神リョウ:みなさん聞いていますよね?もう出てきてください。
ハケ:コホン!そこまで気づくとはのぅ。
真夜猫あかり:師匠~!ここにはどうして?
如月セナ:ふふっ、やっぱりリョウはんは違いますわぁ。
陽野マドカ:うわあ、モニターを長く見てたから体がうずうずする!
真夜猫あかね:…あかり。
砂岡ネネ:うわっ!な、なに。蒼昏チームまで全部いたの?
砂岡ネネ:それじゃあ他の人たちは?
森見クロコ:あははっ!ここよ、ここ!
冬海大河(特装):あら、心配させすぎちゃいましたね。
夜桜エンマ:…真夜猫さんの目が赤くなった。
ハケ:これでリョウは、中忍テストの一つを無事に通過したのじゃ。
陽野レオナ:おめでとう、リョウちゃん!
中津神リョウ:はあ、すべてテストだったんですか?
雷鳴メイ:いや、待ってよ!
それじゃあ私はわざと捕まるように放っておかれたの?
中津神リョウ:はい、まあ…
どっちにしろ安全だとわかっていたので。
雷鳴メイ:ひどい!ひどいよ!
如月セナ:ほな、新しくうちらの仲間になってくれはった与那覇ジュリはんに、ごあいさつしておくれやす。
全員:よろしく、ジュリ!!!
砂岡ネネ:おいっ~七凪。あんたはいつから変わってたの?
七凪ヒスイ:ふうん、なに。また部屋じゃん!
七凪ヒスイ:知らなぁい…くぅzZzZz

