【リバリバ】デイドリーム・ジュブナイルの性能
リバリバのスクリプト「デイドリーム・ジュブナイル」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (デイドリーム・ジュブナイルの性能)
「デイドリーム・ジュブナイル」のステータス
| レア | SSR | ロール | アタッカー |
|---|---|---|---|
| 実装日 | - | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | -/- | 攻撃力 | -/- |
| 物理防御 | 15.0 | 特殊防御 | 0.0 |
「デイドリーム・ジュブナイル」のスキル
| 1 | 装備騎士の被ダメージが30.00%減少する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士のBLADEゲージをためる量が30.00%増加する |
| 3 | 装備騎士の所属騎士団がアクシオンゲートなら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
| 1 | 装備騎士の被ダメージが15.00%減少する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士のBLADEゲージをためる量が15.00%増加する |
| 3 | 装備騎士の所属騎士団がアクシオンゲートなら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
「デイドリーム・ジュブナイル」の内容
デイドリーム・ジュブナイル
額に雨粒が落ちた。急がなくては。
スリッパが石畳を叩くたびに、パタパタという音が反響する。
傘を差した大人たちは、少女の肩をすり抜けるように通り過ぎる。
ぶつかったはずの腕も、最初からそこになかったみたいに
何の反応も返さない。
知らない場所だ、と頭では思うのに、
角を曲がるたび、胸の奥で何かが「知っている」と囁く。
建物の窓はどれも眠っているように暗く、
行き交う人々の顔は溶けかけた飴細工みたいに歪んでいた。
雲は低く垂れ込み、
夕方とも夜明けともつかない薄暗い空が広がっている。
何かをしなくては。何をだったっけ。
少女は歩きながら、その目的を思い出そうとしたが、
それは指の間をこぼれる水みたいに捕まらない。
ショーウィンドウのガラスに映る自分の姿も、
雨粒に歪んで、はっきりと結ばれない。
誰かに助けを求めようかと思ったが、
その勇気は喉まで届かず雨音に押し戻された。
——エニグマ…
ぎゅっと抱きしめると、それは力なく垂れ下がり、
そのまま溶けるように腕をすり抜けて地面に落ちた。
慌ててそれを拾おうとしたが、
それはすでに水たまりになってしまった。
その水たまりは、街灯の滲んだ光を抱え込み、
底のない鏡みたいに揺れている。
指先を伸ばすと、温度のない水が触れた。
その瞬間、水面が柔らかな膜のように沈み、
少女の手首を引き込んだ。
驚く間もなく、体は前のめりに傾き、
音もなく水たまりの中に落ちていく。
雨の街は遠ざかり、代わりに重たい静けさが全身を包んだ。
小さな魚の群れが、雨の名残の光を反射しながら、
彼女の周りをゆっくり回る。
髪は漂い、裾は藻のように揺れる。
魚たちは恐れず、彼女の指先をかすめ、また離れていく。
そのうちの一匹が口を開いた。
泡でもない、水音でもない、震えるような歌声が、水を通して広がった。
その声は祈りにも似ていた。
途端に苦しくなって、少女は息を吸い込んだ。
水が胸に押し寄せ、思考が白く濁んでいく。
もがくように手を伸ばすと、掴み返してくれる手があった。
驚いて見開いた目に、黄色いバンダナが映ったような、気がした——。
***
ハルが目を覚ますと、エニグマに、
噛み跡がいくつか増えていた。
ハルの愛用する抱き枕はダメージを負ってもなお、
いつもの表情で優しくハルを見つめていた。
ハルは生地のほつれた部分を隠すように撫でつけると、
身体を起こそうとした。
「……んぅ?」
ところが思うように身体が動かない。
そこでお腹のあたりになにか不自然な温かい重さがあることに気づいた。
詳しく見やると、そこには猫になったシオンが
丸まって眠っていた。
「…シオンねぇね?」
ハルが背を撫でると、シオンは眠そうに顔を上げた。
そしてハルの頬を舐めると、またすぐに瞳を閉じる。
「ありがと、シオンねぇね」
ハルがそう言うと、シオンはひとつ、鼻を鳴らした。
——「デイドリーム・ジュブナイル」より抜粋


