【白猫】アンナ・思い出
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高飛車お嬢様 アンナ・セイクリッド cv.青木瑠璃子 セイクリッド公爵家の一人娘。 気位が高くわがままで、かわいいものが大好き。 |
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フォースターStory
思い出1
セイクリッド公爵家の一族ですわ。
<豪奢なドレスを着た少女は、ふふん、と自慢げに胸を張った>
いいですわ、存分に目の保養をなさい!
<突如として、目を輝かせ――アンナはキャトラに飛びついた!>
わたくしへのプレゼントですの!? あっりがとぉー!
やーん、この子、家宝にいたしますわね!
思い出2
――プレゼントの時間ですの?
おやつの時間とプレゼントの時間がありましたわよ?
レディーに会うのにプレゼントがないだなんて!アンナ悲しい!
でなかったらこの子を家宝にしますわ!
思い出3
<キャトラの必死の眼差しを受けて、
一輪の花を差し出すと――
アンナは、大きく目を見張った>
派手ではないけど、健気に慎ましく咲き誇る……
そう、まるでわたくしのように……
気に入りましたわ……あなた。
思い出4
ふふ……うれしいですわ。
あなたでしたら……あのお花も見つけられるかもしれませんわ。
<アンナは、夢見るような瞳で語り始めた>
冒険の途中で、そんなお花のウワサを聞いていたりしませんこと?
<首を横に振ると、彼女は落胆の表情を見せた>
でも、あきらめませんわ!
きっとそのお花を見つけて、我が花園に飾ってみせます!
あ、安心してくださいね。
もちろん、あなたとキャトラちゃんも隣に飾って差し上げますわ!
思い出5
<アンナは、すっかりしょげ返っている>
わたくしの愛が足りないのかしら。
なんでも手に入れることができましたわ。
でも、それは誰かに贈ってもらったから。
自分の力で手に入れるのが、こんなに難しいなんて……
家がどれだけすごくても、わたくし自身には何の力もないのかしら……
もしかして、何の価値もないの……?
思い出6
何て鮮やかで、だけど優しい光……まるでわたくしのよう――
……いえ。まさに、あなたのよう、ですわね。
<アンナは、いたずらっぽく、くすりと笑った>
わたくしのために、あんな美しい光を見せてくださるあなたがいる……
そんなわたくしに価値がないなんてこと、あるはずないものね!
ふふ……燃えますわー、燃えてきましたわー!
今度こそ幻のお花を手に入れて見せますわ!
じゃ、アタシたちはこのへんで――
思い出7
そう……一段とエレガントさを増したわたくしは、蝶のように華麗に羽ばたくのですわ。
キャトラちゃんを抱き抱きして、かわいさ成分を補給ですわー!
思い出8
結局キャトラちゃんには逃げられてしまいましたわ……
ですけど、ご安心を! わたくし嘘は申しません。
きっちり一皮むけましたわ!
かの<戦神>の娘として……
今後は、いままで以上に活躍してみせますわ♪
花園の公爵令嬢
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