【白猫】フォースター☆プロジェクト MUGEN Story
2016/11/16〜17
story
r 私は新米ダンサーのルネッタよ。今日はよろしくね♪
……うん。自己紹介はシンプルにこれでいこう。
さて。出場者が集まるまで、まだ時間があるわね……今のうちにステップの練習しとこっと。
憧れの<あの人>と同じ、ジョカのステージに立てるように猛練習しなきゃ!
ミュージック・スタート!
a 我が名はアゾート。死すべき定めに抗う<蛇つかい>。
さあ、ここに負傷者はいないか?不条理な病に苦しむ者は?
r ♪
a ほほう。あそこでなにやら見目麗しい乙女が踊っている……
……しかし、足取りが覚束ないでいる。あれは寝不足からくる症状だな。
これは絶好の機会だ……今なら一瞬で……
b 待ってください。
a なんだ君は?
b 私は処刑用アンドロイド、パニッシュともうします。
罪人に罰を与えるために私は存在しています。
a ほう、攻撃型アンドロイドか……
b 彼女になにをしようとしているのですか? その手首から伸びた鈎爪で……
a なにってこれはだな……
b もし傷害事件を起こせば、私はあなたを即刻、罰しなければなりません。
未遂なら罪に問うことはいたしません。ですのでおとなしく――
r ステップ&ターン!からの、ターーーータタたたっ、と、ととっ……
きゃっ!?
a むっ。転倒したようだな。
<アゾートは鋭い鉤爪をギラリと光らせ、ルネッタに駆け寄る。>
b させません。
r あいたたたた……あーもう、ぜったい足ひねってるよぉ……
a 大丈夫か?
r えっ?誰?あ、ちょ、そ、その刃物はなんですか!?
a 落ち着け。私は医者だ。これは医療器具だ。
患者の治療こそが我が至福。だから、じっとしているのだ。
r え、そ、そんなこと言われても~!
a 待て、逃げるな。仕方ないこれで動きを……
b その布でなにをするつもりですか?
a 君こそ、物騒だな。
r はあはあ……いったいなんなの……
あ、あれ? 走れる?
b あなたを罰します。
a 私の治療の邪魔をするな。
r あ、あの~……
a b ?
r あんなに騒いどいてなんですけど……私の足、なんともなかったみたいです……
a b …………
b お騒がせして、すみませんでした。
story 折り紙パニック
b ここが会場か。エリートなボクにふさわしい場所だね。
t 君も折り鶴にしてあげようか?
b 小さなレディ、はじめまして。ボクは王立騎士団副団長、ブライ・マグマイアだよ。
t あたしはチヨ。ここで勝負することがあると聞いたんだけど……?
e ヴィクちゃん、こっちやで! ほら、早うし! ごめんな~、遅れて~。
v …………
e ほら、ヴィクちゃん、挨拶せなあかんよ!
v ……北方氷槍騎士団団長、ヴィクトール・フォントネルだ。
e お嬢ちゃん、かわええな。飴ちゃん、あげよか?
t ありがとう。じゃあお礼に、この包み紙でドラゴンを折るね。
b ……すごいね。本当に小さいドラゴンだ。
v ……動かせるのか?
t 願いを込めればね。それがあたしの能力なの。
e ごっつ器用やな~。なんでも折れるん?
t うん、できるよ。
e ほな、ここにおるヴィクちゃんは?
t 原寸大ならできるよ。たくさん折り紙使うから、ちょっと待ってて。
…………
……
e そっくりやん!!
t でも、本物じゃないよ。『偽物として作られたが、本物を倒して、なり代わろうとしているヴィクトールさん』だから。
b 微妙に重い設定だね……
e これ、表情とか変えられるん?ほら、ヴィクちゃんて無表情の鉄面皮やろ?
t できるよ。笑わせてみる?
e ヴィクちゃんが爆笑しとる!!
v …………
e ヴィ、ヴィクちゃんが赤面しとる! こ、これはえらいこっちゃでー!!
v …………
b そ、そろそろやめた方がいいんじゃないかな?
e あかん!こんな表情豊かなヴィクちゃん、ちっちゃい頃以来や!!
t あとはダンスとかもできるよ。
e ヴィクちゃんがブレイクダンス!? 騎士団のみんなにも見せたげたいわ!!
v ……おい。
e なんやの!? 今、ウチ、忙しいねん!!
v ……俺は感情表現が苦手だ。他人の感情を理解するのも苦手だ。だが、感情がないわけじゃない。
b えっと……どうして槍をブンブン振り回してるんですか?
v この槍はフォントネル家の家宝……時さえ凍結させる魔槍……一度振るえば、加減はできん。
チヨ、ブライ殿、逃げるのなら、追わん。今日のことは忘れろ……
e え? ウチは?
v ……答えはこれだ。
t ドラゴンさんが……カッチンコッチンに……
b と、とりあえず、逃げようか?
t うん……
v …………
e ……じょ、冗談通じんとモテヘんよ?
v ……もう一撃行くか?
e 堪忍やでえええ!!
story 乗り物勝負
c 目的地に早く着く乗り物は<ルーントレイン>です!
v いンや<自動車>だ!
m 二人ともいつまで話しているつもり?
v あン?白黒はっきりするまでに決まってんだろ!
c いいでしょう。だったら何度でも、ルーントレインのほうが優れていることをアピールさせていだたきます!
まず、ルーントレインは渋滞に巻き込まれることはありません!
v はっ。それなら自動車は遅延なんかしねェぞ。
c ル、ルーントレインは道に迷うことはありません!
v そりゃつまり、近道ができねーつてことだよなァ?
c くうう……
v おウ? 痛いところつかれてグウの音も出ねエってか?
c ルーントレインは車窓から眺める景色が最高です!
m 論点がずれてきてるわね。
c その、なんと言っても汽笛がカッコイイんですよ!
v クラクションのほうが断っ然、イカすっつーの!
c なら自動車で駅弁が食べられますか!
v 弁当なんかどこだって買えるわ!
m …………
えい。
v うお!?さ、さっみィ……なんだこの冷気は……
m 少しは頭冷えた?
v あ、ああ……
m こういう論争は、第三者に答えを決めてもらったほうがいいと思うの。
c では、お聞きしますがマフユさん。どちらが早く目的地に着くと思いますか?
v そら自動車だよなァ?
m そうねえ……条件によるわ。
例えば、吹雪の日だったらどうなるのかしら?
c そ、それはダイヤが乱れて……
v 路面凍結で運転どころじゃあねェな……
m じゃあ引き分けね。
v へっ……とどのつまり、乗り物は雪には勝てねーっつうわけか……
m あら、それは私の勝ちってことかしら?
c こ、これは!? してやられましたね……
m ふふふ♪
story
h ん~、みんな叶えたい願いとかないん?
g 願いか……そうだな……
a 遠慮なく言っちゃいましょう兄ぃ。ヒヨリ姉さんが<打ち出の小槌>でどんな願いも叶えてくれるみたいなんで。
g よし! ならばあれだ!
…………
……なんだ?
a 知りませんよ!いきなり願いを忘れたんですか?
g 持て!もうすぐで思い出せそうだ。
k 苦戦しているようだね……それならヒヨリさん。僕の願いを先に聞いてくれるかい?
h ええよ~。
k 世界中に放置された未完成の建物をここに集めてほし――
g 思い出したぞ!
h おお~、そいつはよかこった~。
g ……で、なんだ?
a だから知りませんよ!
k …………
h ん~?願いは~?
g ……しばし待て。
k それなら僕の願いを先に言うね。
未完成の建物をここに――
g 思いっ! ……だからなんなんだ!?
a ついにひとりでボケツッコミっすか!
k …………
a いい加減にしてくださいよ兄ぃ!そんなんだったら俺の願いを叶えてもらいますよ!
k あ、待って、僕が先に……
g むっ!思い出したぞ!余に飯を……
h おお~、みんないっぺんにくるん~?
ええよ~、まとめて叶えてやんよ~。
a 兄ぃの記憶を――
k 未完成に――
g するのだ!
h あい~。兄ぃの記憶を未完成にするんよ~。
えいや~ほいさ~。
a だああああ!?その願いキャンセル!小槌、振るのストォォップ!
h ええ~?もう叶えてしもうたよ~。
g …………
k ギュスターヴさんの顔が真っ白に……
a そんな……兄ぃ……
g ……アグリオスよ。
a はい……
g ……余の飯はまだか?
a って、いつもの兄ぃー!!
story おめでとう
b 弔い師クラニィ・スクレットと、呪術師メリド・メジルタルね。
c あなたは……ベルメルさんでしたね。
m たしかルーンナイトって言ったかい?キミも呼ばれたんだね。
b ええ。今回もよろしく。
c はい。よろしくです。
m ああ、よろしく~。
b ……でも、こうなるとはね。これが新しい大会の結果、か。なるほど。
よかったわね、ふたりとも。
c ……よくわからないのですが、なにがよかったんでしょう?
m 僕にもなんのことだか、さっぱりだよ。
どういうことなのか説明してくれないかい?
b 説明もなにも、この状況をみればわかるでしょ
c 状況……ですか?
b ええ。あなたたち二人が、ここにいるということは、つまり――
呪術を怖がる人や、骨好きに引いたりする人が、少なかったということでしょ?
m c !
b だから、よかったわねって言ったのよ。
c ……そういうことでしたか。気づかせてくれてありがとうございます。
m みんなに呪術がこわくないよって伝わったんだね……これは嬉しいね。すごく嬉しいよ!
c 私も、みなさんが骨好きになってくれたなら嬉しいです。
b ……骨を好きになったかどうかは、わからないけどね……
g ふ~む。あまりクラニィを目立たせるのは、どうかと思っておったが……
これは少々、考えを改めておく必要があるかもしれぬな。クラニィよ。
c ……なんでしょう、ゲンコツ。
g 良い機会だ。この大会を通して多くの者と、交流を持つとよい。
c そうですね。私も骨好き仲間を増やしたいと思います。
m 僕も呪術が怖くないよって、もっと知ってもらわなきゃ。
b ま、いいんじゃない。私もルーンナイトに相応しい人材を見つけておこうかしらね。
さて、それはそれとして……そろそろいいかしら。
c はい。こちらは異存ありません。
m そうだね。始めようか――僕たちの大会をね。
b ええ。お互いに手加減抜き。本気の、いい勝負にしましょ♪
story 秋といったら
k みんな聞いてくれ!秋といったらスポーツ!読書!そして――
食欲だ!!!
l はい?
k というわけで、焼き芋の準備をした! そこの落ち葉を見てくれ!
i くんくん……わー、美味しそうな匂いがする♪
でも、火の勢いが強すぎるような……
l 落ち葉が乾燥しているせいね。これじゃ、芋を上手に蒸すことができないわよ。
i へー、詳しいね?
l まあ、これでも一応エルフだし。森での生活の知恵ならなんとなく……
k うーむ、なるほどな。これはもうあれだな。火を消すしかあるまい!
i あ、それならまかせて!スプラッーーーシュ!!
l い、いえ、そこまでしなくていいのよ。落ち葉を湿らすくらいで……
あー、聞いてないし……
i ふう……消火完了っと……
k へっくしょい!
うう……体が寒い……そして重い……
i どうしたの?
k さっきの水でシッポの火が消えそうでな……このままだと死ぬかもしれん……
i ええっ!?変な体質!
l まったくもう……シッポに火をつければ体調は戻るのよね?
ならちょっと待ってて、準備するから。えっと…………綿はあるからいいとして……
i なに拾ってるの?木の棒に板?それでなにするの?
l こうやって木の棒を板の上で回すとね、摩擦で火が生まれるの。
i すっごーい!そんなことできるんだ!
l ぼさっと見てないで、あなたも手伝って!ほら、棒を素早く回すのよ!
i う、うん!てやあああああ!
…………
……
k 助かった!礼を言う!
i いい運動になったよ。
k なるほどな!やっぱり秋といったらスポーツかもしれんな!
l なんでそうなるのよ……
k というわけで、このまま会場まで走るぞ!
i えっ、待って……あたしも走る!
l 二人とも元気ね……
…………
芋……食べたかったな。
story
a わ~~~~!!
t どうよチャンアル?オレのスピード、パネェっしょ?
a チタお兄ちゃん、すご~い! ねね、もっとやって~!!
t ウェ~~~イ!しっかりつかまってけろっちゃ!
a わ~~~い!!
e あらあら、すっかり仲良しになって。
e チタって意外と世話好きなのね。
n ぱくぱくぱーく。ぱくぱーく。ぱくぱくぱくぱく。
k そうですねえ……平和でなによりです。
e ところでカガリさん?その、仙女の島・<センレイ>固有の金魚ですが……
k はい?
e お気をつけあそばせ。私利私欲の為に狙う人間は少なくないと聞いておりますの。
k あら、そうなんですねえ……きんさん、迷子になってはいけませんよ。
n ぱ……ぱく!!
e それから、エリザさん?
e あ、あたしもなにか……!?
e ……<ヴェンデルス>家……わたくし、うわさを聞いた事がありますの。
なんでも、あなたのお父上は――
t シメはバク宙からのドーーン!!
a あはは~♪ ……たのしかった~!!
t オレらもはやマブダチだし、いつでもかまちょっちょ!
a イェ~~~イ!
e ありがとね、チタ。アルと遊んでくれて。
……それでリュゼーヌ、父上のうわさって……?
e ……うふふ、また今度にいたしますわ。
a なんのはなし~?
n ぱくぱくぱく。ぱくぱ~く。
t まー要するにアレっしょ、バトるのヤメてオールで鍋パしよっつう話だべ?
k うーん……チタさんは難しい言葉をお使いになられるのですねえ……
t 言葉って難しいよねー。
e チタさん、革命の方はどうかしら? あなた、優秀な斥候らしいですわね。
これもうわさですが……<かの国>に探りを入れているとか。――何かが、始まりそうですわね?
t サーセン姐さん! レボのアレソレうんぬんはガチな秘密のミツバチハチ子なんで!
e (意味がわからないわ……)
e ……そろそろ時間ですわね。
k 行きましょう、きんさん。……念を押しますが、迷子にならないでくださいね?
n ぱ~く!
e ……父上が何だったのかしら……
a きょうもげんきにゴシニジュー!!
t ……パイセン、見ててくださいよ!今回も革命ブチかましていくんで!
#include(ストーリー用 mark,)
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