【白猫】レーラ(クリスマス)・思い出
クリスマスのバイオリニスト レーラ・カーラ cv.行成とあ ダークエルフの音楽家。 奏でるバイオリンはクリスマスを盛り上げる。 |
2016/11/30
クリスマス公演への軌跡
思い出1
メリークリスマス……
メリークリスマス♪レーラさん。
はあ……
あ、あの……
なにかあったんですか?
ごめんなさいね……クリスマスにため息なんかついて……でもね、オーディションに落ちたんですもの……仕方ないわ……
オーディション?
私……バイオリニストとしてもっとステップアップしなきゃと思ったの……それでオレリアに名のある音楽隊を紹介してもらったんだけど……結果はお察しのとおり……
そうだったんですね……
わかるわ……そのブルーな気持ち……
どうしたの猫ちゃん?
さっきね……窓が凍ってて開かなかったから、とっさにお湯をかけたの……
そしたら……びっくりするくらいヒビがはいっちゃったの!
そりゃもうヘレナに怒られたわ!
そ、それはいろいろとへこむわね……
だからお願いレーラ……アタシをなぐさめて……
急にそんなこと言われても……あ、じゃあこういうのはどうかしら?
<レーラはバイオリンで美しい音色を奏ではじめた>
お、おお……心が洗われる……
……元気でた?
うん!とっても感動したわ!
ふふ、そんな大げさな。
レーラさんにも笑顔が戻りましたね♪
笑顔……か。そう……よね……
音楽隊がなによ……ひとりでも多くの人が、元気になれたなら……それでいいじゃない……
…………よし!決めた!!!
これから私は旅に出る。クリスマスなのに落ち込んでいる……そんな悲しい人たちを……このバイオリンで、元気づけてあげるのよ!
そういうことならアタシも手伝うわ。一宿一飯の恩義ってやつよ。
……ありがとう。猫ちゃん。
私たちは部屋の飾りつけの手伝いがあるので、お留守番しますね……
💧
<こうしてレーラは、猫をお供にクリスマスの冒険に出かけた>
思い出2
どこかに落ち込んでいる人はいないかしらね……
あ!?あれを見て!
…………
う、馬!?
ヒヒーン……
なんだかうなだれているわね……
ふむふむ。そう、それは残念ね……
えっ、なに?
あなた、馬の言葉がわかるの?
まあね。星たぬき語にくらべたら
動物の言葉を訳すなんて簡単よ。
そ、そう……で、なんて言ってるの?
えっと。
『荷車を引いていたら突然、目の前に蛇が飛び出してきて……』
ヒヒン……
『驚きのあまり積荷をひっくり返してしまい、ご主人様が下敷きに……』
ヒヒヒ、ヒン……
『そのことで激怒したご主人様は銃を発砲し、私を森へと追いやったのです』
だってさ。
なんとまあ……
これはもう、アレで元気にしてやるしかないわね。
というわけで、レーラ。得意のバイオリンを聴かせておやりなさい!
え、でも、馬に音楽がわかるのかしら……?
大丈夫よ。猫のアタシが保障するわ。
わ、わかったわ……よし!
<レーラはバイオリンの演奏を馬に聴かせた>
…………
あら?
ヒヒヒ~ン♪
『感動した!悩みが吹き飛んだ!』だってさ。
ほんと?よかった……ん?
ヒヒ~ン、ヒンヒン。
ふむ、そう。アタシたちの力になりたいのね。
だったら一緒にいこうじゃない!
ええっ!?
いいじゃない。仲間は多いほうが楽しいわよ。
ヒヒ~ン♪
まあ、それもそうね。それじゃあ、行きましょう。
<こうしてレーラは、猫の他に馬をお供にくわえたのだった>
思い出3
だいぶ積もってるわね……みんな、足元には気をつけて。
おっけー♪
ヒヒーン♪
あら?あそこにいるのは……
…………
い、犬?なんだか落ち込んでるわね……
クゥン……
ふむふむ。そういうこと……
なんて言ってるの?
『僕は牧羊犬として、羊の群れを誘導してきたんだけど……』
キュゥン……
『最近、足を痛めちゃって……羊がいうことを聞かなくなっちゃったんだ……』
クゥ~ン。
『このままじゃきっと、ご主人様に迷惑をかける……そう思って僕は、牧場を去る決心をした……』
そう……だったの……
ヒヒーン!ヒンヒン!
ど、どうしたのお馬さん!?
アンタの演奏で、この犬を元気にしてやってほしいそうよ。
……わかったわ。まかせて。
<レーラは犬のために精一杯バイオリンを奏でた>
…………
ワンワン♪
あはは、こ、こらくすぐったいわ。
まあでも、元気になってよかったわ……
ハッ、ハッ、ハッ、ハッ……
えっ?なに?
アンタの力になりたいんだってさ。
ま、またこの展開なの!?
クゥ~ン……
まったく……そんなつぶらな目で見つめられたら断れないわよ……
いいわ。私についてきて。
ワンワン!
ヒッヒィーン!
そうこなくっちゃ!
<こうしてレーラは、猫と馬、そして犬をお供にくわえたのだった>
思い出4
思い出5
思い出6 (友情覚醒)
聖なる旋律 レーラ・カーラー
その他
相関図