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【黒ウィズ】アヴィン・シュミット

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作成者: にゃん
最終更新者: にゃん

アヴィン・シュミット
2015/03/13



バックストーリー



──冒険と探求のある異界。

その遥か空の上を、アヴィン・シュミットが駆け抜ける。

雲海を裂くように突き進み、澄み渡る青空に向かって飛翔する。


高高度滑空戦術騎盤──「スカイドミネイター」。

盾のような形状をしたそれは、乗り手の意のままに空を飛び、さらに強力な防護シールドの展開機能を備えた古代文明の叡智の結晶である。今、アヴィンはスカイドミネイターに騎乗し、"奴"を探して大空を駆け巡っていた。

「……見えたぞ、"奴"だ!」

遥か前方の虚空に、人の姿をした巨大な"何か"が雲の上を浮遊している。

それは膨大なエネルギーを帯びた大槍を構え、今まさに地上へ投げ放とうとしていた──!

「っ! やらせるか! 最大加速!」

凄まじいエネルギーの放出と共に急加速し、前方の目標に向かって砲弾のごとく飛び出すアヴィン。

目標の名は「ブリューダイン・ギア」。

現代に蘇った古代の決戦兵器であり……アヴィンの罪の象徴である。


かつてアヴィンは、考古学者の父と共に訪れた古代遺跡でスカイドミネイターを発掘し、さらには遺跡の深奥に続く隠し扉を発見した。その深奥に封印されていた古代兵器こそ、あのブリューダイン・ギアであった。当時何も知らなかったアヴィンは、好奇心からブリューダインの封印を解いてしまう。そして、覚醒したブリューダインは、荒ぶる神のごとく遺跡を破壊し尽くした。

アヴィンは、偶然にもスカイドミネイターの防護機能に守られ、辛うじて難を逃れたが、彼の父親は破壊の余波に巻き込まれ、重傷を負ってしまう。その後もブリューダインは、世界各地で大嵐のごとき猛威をふるい、恐るべき災禍として人々を震撼させた。

「くそっ! 全部俺のせいだ……俺が奴を止めなければ……!」

天空を自在に駆る飛行ユニットを持つブリューダインに対抗できるのは、ブリューダインと同じ飛行ユニットを搭載したスカイドミネイターしかない。アヴィンはスカイドミネイターのコアユニットを解析し、その使い方からブリューダインの対抗戦術に至るまで研究した。そしてアヴィンは、ブリューダインを破壊すべく、スカイドミネイターと共に蒼穹の彼方へと旅立ったのだ。


そして今、ついにアヴィンは因縁の敵、ブリューダインと再び相まみえた。

対するブリューダインは、アヴィンを視界に捉えるや否や、手にした黒鋼の大槍を投げ放つ!

「当たるかっ!」

空を切り裂く勢いで飛来した大槍を、アヴィンはその規格外の機動力を活かして見事に回避する。虚空に投げ出された大槍は、まるで意思を持つかのように再びブリューダインの手に戻っていく。

するとブリューダインは、大槍を構え、今度はアヴィンに真っ向から突撃したのだった。

「正面対決で来るか……上等だ。最大加速で一気に突き抜ける!」

アヴィンは一筋の彗星となり、猛烈な勢いで接近する鋼鉄の怪物を迎え撃つ。


未来を拓く希望と、過去より来る亡霊が、互いの命運をかけて、今、激突する──。





人物紹介
画像説明登場日
アウラ・アマタアウラ・アマタ
アスモデウス・トビトアスモデウス・トビト2014/04/11
ルルベル(邪神)ルルベル(邪神)2014/06/21
ズローヴァズローヴァ・ヤガダ cv.遠藤大智
クオンクオン・リムセ
リュコスリュコス・ヴォーダン
ブリューダイン・ギアブリューダイン・ギア
──全てを、破壊する。
2015/03/13
アヴィン・シュミットアヴィン・シュミット
くそっ! 全部俺のせいだ……
俺が奴を止めなければ……!
2015/03/13
ザラジュラムザラジュラム2014/06/21

関連ストーリー
 Blader
Demon's Blader
アウラ vs アスモデウス
Divine Blader
ルルベル vs ザラジュラム
Dragon's Blader
Heretic Blader
クオン vs リュコス
Tempest Blader Story
アヴィン vs ブリューダイン
Dragon's Blader ZERO
Demon's Blader Dark Inferno

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