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オスクロル(王冠)・思い出【白猫プロジェクト】

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ストーリーまとめ



オスクロル・ラス・カサス CV:茅野愛衣
冒険家ギルドの支部を広める元魔王。
甘すぎる性格は、徹底したとき力となる。


思い出1



<キングス・クラウン>の戴冠式が終わり、

新たなる力を手に入れたオスクロルが、飛行島へとやってきた。


こんにちはみなさん。その節はどうもありがとうございました。

いえ、私こそ、お役に立てたならよかったです♪

そのせつって?

きゃ、キャトラ!?戴冠式のことよ!?色々準備とかもしたじゃない!?

たいかんしき……?

ふふふ♪とっても楽しいパーティーでしたよキャトラちゃん♪

あー! パーティー!そう言ってくれたら一発でわかったわよー!

……ともかく、オスクロルさん、あれからお変わりないですか?

ええ、元気一杯ですよ♪新たな力も授かりましたし……

……変わった、ということなら、その前に、もっと色々ありましたから……

その前……?

むむ……どんどん思いたしてきたわ。

たしか、あの王冠は精霊で、その精霊が試練を課してきたって話だったわよね?

ええ……

どんな試練だったの?

…………

……オスクロルさん……?

……すいません。みなさんには、包み隠さず全てをお話ししましょう。

……ごくり……


あれは私が、冒険家ギルドを広めるために、辺境の島を訪れた時のことでした――


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思い出2



……砂の島・カルクーフはすぐ近くだけれど……

この島には……聞いていた通り、冒険家ギルドの支部もなさそう。

だけど、人は住んでいるって話だし……よぉーし……!がんばらなくちゃ……!


 ――


え……!?

貴様が<選ぼれし者>か。フン。こんな小娘が?

王冠が……しゃべった……?

我に誤りなどあり得ぬ。……仕方ない。

我は精霊カジャ。貴様に力を与えてやる。

いえ、結構です。

ぬう!?

初めまして、カジャさん。ええと、たぶん私は、<選ばれし者>ではないかと思いますよ。

心当たりも特にありませんし……どなたかと、間違われているのでは?

あと、私、こう見えても魔の血が流れていますので、小娘というわけではないかと……

まあ、それはいいですね、すみません、ともかく……

見ず知らずの方から、謂われのない力を頂くことは…………せっかくですが……

我の力を得れば、何もかも思いのままだ。それを聞いても拒むか?

ええと……そう簡単に、何でも叶ってしまうのも、正しいことではない気がしますし……

それに……先程も申し上げました通り、受け取る理由がありませんから。

……くっくっくっく……

どうしました?あ、もしアレでしたら、これからやるお仕事が終わった後に、また――

――ハハハハハハ!


 ――


……とつぜん、どうしたんだろう……?

考えていても、わからないよね。

自分のお仕事をしなくっちゃ。まずは村を探しましょう。


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思い出3



着いた……けど、思った通り、冒険家が立ち寄るような雰囲気じゃないわね。

きっと魔物への備えも弱いわ。教えてあげなくっちや。

世の中には、みなさんを助けるお仕事があるんだってことを。


!!

あ、こんにちは。

魔物!!

あ、違いますよ!私、見た目は少し羽なんかありますが――

誰かー! 魔物がー!

!?


初めまして、私はオスクロルと――

ひいつ!? なんだこいつ!?

南の村を襲った魔物の親玉か!?

え!?

この村も滅ぼすつもりか!おのれええええ!!!

女と子供は村の奥の森へ!みんな逃げろ!

待ってください!?みなさん、怯えないで!私は魔物じゃありません!

ひ、ひいいいっ……!!

なんておぞましい鳴き声だ……!みんな、気を強く保て!男は戦うんだ!

!? 鳴き……声?


――!!!!!!


うわああああああ!!!

恐怖に駆られて逆上した男が、クワを振るってオスクロルに飛びかかる!

馬鹿者!?

――あうううっ!!

ひい……ひい……!

違います……!私は、魔物では……!

ダメだ、効いておらん!

話を聞いてください、私がここへ来たのは、みなさんに……!

やめろ……殺さないでくれ……!

そんなことしません!どうか、お願い、怖がらないで、私の話を聞いて――!

うわああああ!!!


つぅっ!?

父ちゃんから離れろ!このバケモノ!!!

……!!!



おお……!

た、助かった……

二度と来るなあ!……へ、へへ、へへへ……

……うぅ…………うわああああ~ん!!!



 ***



……こんな……!……どうして……!

……うう……!


あああああああああ……!


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思い出4



異形の姿へ変貌したオスクロルは、それでもそれから、幾度もその村を訪れた。


みなさん、こんにちは♪とってもいいお天気ですね♪

で、出たあ!!

性懲りもなく!男たち、武器を取れ!村にはー歩も入れさせるな!

…………


何度も、何度も――


おいしそうな木の実がたくさん生つてたんです♪あそこの森は豊かですね♪

また来たぞーっ!!

お前の弱点はわかってんた!くらえーっ!

少年の投けた石が、ゴツツ、と、オスクロルの頭部に当たる。

…………

へ、へへっ……! どうだ!

やれやれ……無茶するなよ……



みなさん!危ないところでした!近くの山に、魔物が巣くっていて!

でも、ご安心ください!すでに私が――


今日はー段と猛っているぞ!

手負いか!?

ひ、ひい……!!!

来るな、来るなーっ!!!

……違います……


――違うって、言ってるじゃないですかあ!?

うわああっ!?

なんでわからないんですかあ!?

あうううっ!

お、おい!?

痛い……痛いよお……

私は守りに来たんですよお!?みなさんを! 魔物から!

それを……それを……!


オスクロルから噴き出す炎が、村ごと周辺を焼き尽くす……


――もう、いいです――

こんなに言っても、わかんないならっ!


アハハハハハ――!


 ***



――はっ!?……夢……?


…………


何故震える。暁闇の魔王よ。

あなたは……

薄々勘づいておろう。貴様の姿を変えたは我よ。

…………

貴様には魔の血があろう。それをぬるま湯の中で、抑えているだけのこと。

貴様は恵まれていたのだ。

人は愚かだ。同じ行いをしようとも、外見だけで、評価し、非難する。

…………それを私に教え、どうしようと?

力を求めよ。

…………

しかし、貴様の甘さは称賛に値せぬでもない。

前もって夢でも見なくば、現実となったことであろう。

貴様はそれを食い止めたのだ。

…………

今一度だ 力を与えてやる。

燃やし尽くせとは言わぬ。だが、想いの無力も痛感したであろう。

智恵を使え。決断せよ。想いだけでどうにもならぬ時に、力を以て解決するは至極当然の原理。

力を求めよ。恐怖にて、村を支配するのだ。それから、ギルド支部でもなんでも建てればよかろう。

結果は同じだ。


…………いえ、いりません。

……ほう。


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思い出5



まだ無駄な真似を続けるのか?

私は無駄だと思ってません。

甘い上に頑固とは。救いようがないな。



みなさん、こんにちは♪お元気ですか?風邪とか引いていませんか?


 「…………」

……あら……?

 「……が……! ……げろ……!」


村の奥の方から……?

ぬるい魔物ばかり相手にしていたせいで、警備が甘くなっていたな。

――まさか!?

フン。



 ***



この避難所を狙うとは……!

卑劣な魔物どもめ!女子供を、早く逃がせ!

あうっ!ひっ……!?

ああっ!?

やめろーつ!!


え……!?

化け物が……!?

みなさんすいません……!こうならないように、していたつもりだったのですが!

ガアアアアッ!!!

ううっ!?……このぉっ!!!

グウウウウウッ!?

なんだ? 化け物同士が……?

なんでもかまわん!今のうちに!

グウウウウウ……!

あなたがこの辺りのヌシですね。村の人たちには、指―本触れさせません!

無益なことを。

静かにしていてください!

いいのか?

ああああっ!?

ひ……ひぃ……!

背中が斬られそうだから、教えてやろうと思ったのだが。

…………

…………


グガアアアアアッ!


どうする? 何を庇い、何と戦う?

村人を庇い、魔物と戦います!

その村人も攻撃してくるぞ。

だからなんですかっ!

…………

そんなこと。どうだっていいでしょう!私は私が守りたいから戦うんです!

黙っててください!!!

…………



くくくく……!


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思い出6 (友情覚醒)



「!? この光は……!? まるで”あの人”の……」

「及第点をくれてやるぞ、小娘。」

「え……?」

「そうでなくてはつまらん。

自分の命など構わんと、投げ捨てられるくらい頑固でなくてはな。」


「――我は精霊カジャ。我が試練を乗り越えし<選ばれし者>よ――

――汝に力を授けん――!」

「!!」


 ***


これ……は……?

呆けている場合か!眼前の敵を見据えよ!

!!

――我は暁闇の魔王オスクロル――闇に染まりし自然ならざる魔獣よ――

――安息の闇に沈め――!

グウアアアア……!


今の……私が……?

図に乗るな。我が手を貸してやったのた。ほんの一部だがな。

カジャさん……


みなさん……

あんたは、さっきの……?

化け物じゃ……なかったの……?

…………

! ふぅ~! ようやく解放されました!

闇にとりつかれてたのかしら……記憶がぜんぜんなくって……

おい。

初めまして。私はオスクロル、冒険家です。

冒険家ギルドの支部を各地に設立するため、旅をしております。

お困りごとはありませんか?

……フ~~~……


…………村を救ってくださいまして、ありがとうございます。オスクロル様。

そんな! 様だなんて!私の方こそ……ご迷惑かけていませんでしたか?

……ううん、そんなことない……

そうですか?

……ごめんなさい……

……え? どうかしました?

す、すみませんでした……あのときは、無我夢中で……!

……ごめんなさい……

……すまなかった……

……みなさん……!……いいんですよ!


……やれやれ……我の眼も、曇ったものだな……



 ***



……と、そういったわけで、私はカジャさんのお力をお借りすることになったんです。

アンタは……まったく……! どこまでおひとよしなのよ!国宝級ね! まったく!

(こ、こくほう……!?)


いやあ……そうですね…………でも……

これは私の身勝手なんです。誰にも傷ついて欲しくない。みんなが幸せになって欲しい、って……

それは立派かもしれないけどね!<みんな>には、アンタも含まれるわ!

無理して体壊したりしたら、アタシ、泣いちゃうんだから!ウェーンウェンとね!

ふふふ……♪ ありがとう、キャトラちゃん♪


……オスクロルさん。こんなことしか言えませんが、改めまして、おめでとうございます。

ありがとうございます♪これからも、よろしくお願いしますね♪


ウィーンウィン!

よくぞ見破ったわね。今のはウソ泣きよ。ま、これからもよろしくね♪

はい♪



頑固で柔和な慈しみ

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相関図


ソアラ
オスクロル・ラス・カサス
ファナ・ステージア
ひょんなことから賢者となった女性。知識も智恵も、そこまでではない自覚がある。
カルロス

その他



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