ウマルスのメルリン島案内イベント Story
開催期間:1/28 16:00 ~ 2/6 15:59
メルリン島の新モンスターに挑め――!
Story <……>は真実のヒント
ヒヒィ~ン!
……お待たせしました。
……我が名はウマルス。
私は王子であり、勇者であり、英雄。
手短に生まれを語らせて頂きたい。
遥か古の時代、神と馬とが争った。
馬族は勝利し、寛大に神を赦した。
それに感激し神が力を譲渡したのが
私の祖先ウマラビヌス帝であった。
しかし権力に溺れた彼は……
……よそう。
私が語るべき真実は、
他にも山ほどある。
……この<メルリン島>を
進むにあたり、
以下の点に留意して頂きたい。
……砂時計がある。
衝撃を与えることで、
束の間道が開けるだろう。
……道々に咲く純白の花に
刺激を与えると……
……仮に『SP』としよう。
SPが回復する。
……緑の沼。
こちらは足を踏み入れると、
SPが奪われてしまう。
……また、地中に埋まる鳥。
断末魔の叫び声は、
聞いた者の力を封じてしまう。
……あるいは姿を隠すカメレオン。
眼前で迂闊に
実力を発揮してしまうと……
…………
……島の雰囲気に惑わされ、
油断しては
思わぬ損害を被るだろう。
では、私のあとに
ついてくるのだ。
ヒヒィ~ン!
Story 黙して語らぬ馬、ウマルス
ヒヒィ~ン!
いかがだっただろうか。
さきほどは少し
しゃべり過ぎてしまった。
寡黙を常とする私らしくもなく。
なんだろうか?
なぜ私が、寡黙とはいえ
人語を話せるのか、
聞きたいというのか。
ふむ。
事情を語るは一瞬だ。
ほんの一言分時間を頂こう。
語るも馬、語らぬも馬。
そんな歌が流行ったのは、
幾万年も昔のことであるという。
まどろみながら聞いていた
それを歌う乳母の声は、
いまでもありありと思い出せる。
歌いつつ紡がれた物語。
押さなかった私には真とも偽とも
つかなかったが、おそらくあれは――
――真実の歴史だったのだろう。
昔話に似せてたくみに隠し、
乳母は伝えようとしていたのだ。
私が生まれた運命。
背負いし宿業。秘められし力……
そもそも私の父と母が出会ったのは
のちに<ロンシャンの戦い>と
呼ばれた戦役の最中で――
………………
…………
……