ディオニス・思い出
ディオニスの思い出とボイス
思い出1
――貴公に問う。貴公らは他国への
侵略の意図はあるか。
キャトラ
いきなり来てなんなのよアンタ!
質問に答えよ!
アイリス
私たちはルーンを探して旅を
していますが、侵略はしません。
キャトラ
そうよ!なんでアタシたちが
そんな事しないといけないのよ!
それは失礼した。非礼を詫びよう。
キャトラ
あれ、意外とあっさり
引き下がった。
申し遅れた。俺はディオニス。
この島が戦力を集め、他国への
視察を繰り返して行っていると聞いて
確認をしに来た。
キャトラ
アンタ、随分豪華な身なりだけど
どこかの偉い人?
国王だ。
キャトラ
へぇー。
アイリス
ようこそいらっしゃいました、
国王様。
ほう、貴公ら。俺が国王と知っても
全く動じぬのだな。
キャトラ
ここには他にも偉い人とか
いるからね。
ほう、やはりこの島は各国の
注目の的なのだな。
もう少し視察を続けようと思うが、
構わんな?
アイリス
はい、ごゆっくりどうぞ。
うむ。ではそうさせてもらおう。
どのような人材がいるのか、
楽しみだ。
思い出2
アイリス
あの、ディオニスさん。
ディオニスさんって国王……
ですよね?
うむ、そうだが……
どうかしたのか?
アイリス
王様が国を離れて……
大丈夫なのですか?
政は他の者に任せている。
それに、争いの種になりそうな
ものは全て排除してある。
問題ない。
ただ、何かあった際に民を
守ることができないのは
気がかりではあるがな。
アイリス
民を……守る?
民を守るのは王の責務。
それだけではない、オレの視界に
入る者はすべて守る。
それが俺の信条だ。
キャトラ
それってアタシたちも?
無論だ。俺の目の前で
傷つくなど絶対に……
――! 伏せろ! アイリス!
アイリス
えっ? は、はい!
ディオニスは伏せたアイリスの
上に覆いかぶさった。
キャトラ
……何してんの?
上からどんぐりが落ちてきたのだ。
怪我はないか? アイリス。
アイリス
は、はい。大丈夫です。
ありがとう……ございます?
キャトラ
どんぐりじゃ怪我しないわよ!
危ないところだったな。
だが無事で何より――
危ない! 伏せろ!
………
アイリス
今のは……いったい何が……?
うむ、木の葉が落ちてきたのだ。
怪我はなかったか?
キャトラ
ただの過保護だった。
思い出3
アイリス、キャトラ。
すまんが質問がある。
アイリス
どうしました?
この島に、腕の立つ武具職人は
いるだろうか?
キャトラ
武具職人……バロン?
アイリス
そうね。バロンさんという
武器の加工をしている方がいます。
工房に行ってみてはどうですか?
ほう、そうか。では一度顔を
出してみることにしよう。
アイリス
武具が必要なんですか?
うむ、鎧を改良する案が
思いついたのだ。
それが実現できるか、確認を
したくてな。
キャトラ
鎧……って今着てるやつ?
そのままで充分なんじゃないの?
鎧としての機能は充分だが、
若干動きづらい部分があってな。
それを改良したいのだ。
ここの連結部分を守る箇所を
取り外したいのだ。だがそれを
すると防御面で劣ってしまう……
そこで外側から連結部分を
覆う形にし、かつ関節に触れない
ようにすればいいのではないか……
だがそれを行うにはかなりの腕が
必要になる。俺の要求に応えて
くれる職人が必要なのだ。
キャトラ
……なんかよくわかんないけど、
職人が必要なことだけわかった。
あとは材質もな……硬いだけなら
どうとでもなる。しかし極限まで
軽量化し、かつ防御力も維持、と
なるとなかなか難しい。
参考までに俺の鎧コレクションを
持ってくればよかったな。
その方が話は早かったか……
キャトラ
鎧マニアっぽい、ってことも
わかった。
思い出4
うぐぐ……
キャトラ
どうしたの?
なんか辛そうだけど。
鎧を着たまま寝ると、体が
痛くなってしまうのだ……
キャトラ
だったら脱ぎなさいよ。
そういうわけにはいかん。
いかなる時であっても、危険が
及ぶ可能性は考慮しなければ。
寝ていたから守れなかった、という
言い訳は通用しないからな。
だから鎧を脱ぐわけにはいかん。
アイリス
えっと、盾を使ったりしては
いかがでしょう?
盾か、あれは便利ではあるが
移動を阻害されてしまうのでな。
あまり好かないのだ。
キャトラ
好き嫌い優先か!
もっと体に合った形に鎧を改良する
必要があるのかもしれん、と
考えているところだ。
キャトラ
とっても効率悪いわよそれ。
だがそれには時間がかかるからな。
鎧を着た上からマッサージが
できる人材はいないだろうか?
キャトラ
それは魔法でも使わなきゃ
無理なんじゃ……魔法?
アイリス、治せるんじゃない?
治せるのか?!
ならばぜひともお願いしたい。
アイリス
魔法で肩こりとかは治せないから、
私じゃ力にはなれないと思います。
ごめんなさい。
キャトラ
そうよね。それができたら
マッサージ師として稼げるし。
……仕方ない。
ここは素直にストレッチを
欠かさないようにして予防せねば。
キャトラ
いや、脱ぎなよ。
思い出5
キャトラ
あら? どうしたのディオニス、
どっか出かけるの?
ああ、長らく世話になったが
そろそろ国に帰ろうかと思う。
ここではずいぶんと良い経験を
させてもらったが、やはり俺は
国王。国は心配なのでな。
アイリス
そうですか……残念です。
キャトラ
気をつけてね。
ああ、世話になった。感謝する。
また機会があれば――
その時、強い風が一吹きした。
アイリス
きゃっ!
キャトラ
痛い痛い! 目にゴミが入った!
キャトラ!
くっ、何ということだ……
俺の目の前で、痛い思いを
させてしまうとは……!
キャトラ
だ、大丈夫よ。
すぐゴミはとれるし。
相手は自然の脅威だったとはいえ、
守る事ができなかった……
何という不覚……
アイリス
あの、ディオニスさん……
そんなに気にしなくても……
猫一匹守れなくて国が守れるか!
それでは俺は、国王失格だ……
民に合わせる顔が無い……
キャトラ
いや、だから考えすぎだって。
アタシもう平気だし。
俺は……これからどうすれば
いいのだ……
思い出6
この光はなんだ……
こ、これは……俺が何者かに
守られている、そんな感覚だ……
これはお前の光なのか、
主人公……?
俺が、守られてしまったのだな……
アイリス
ディオニスさん。私たちだって
必要な時はディオニスさんを
守ります。仲間、ですから。
そうか……俺だけで全てを守るには
限界がある。それは薄々感じていた
事なのだ。だが、一人でなければ
その限界はより広いものとなる。
貴公らのおかげでそれに気づく事が
できた、ありがとう。そして
主人公、俺と共に
防衛隊を結成しよう!
先ほどの失態は教訓として胸に
刻み込んでおこう。だが、俺は命ある限り
守り続けてみせる!
キャトラ
いや、さっきのは無理だったし。
そんなことはない!
自然の脅威であろうが、俺の前で
誰かが傷つくのは黙ってはおれん!
鎧に<強い風が吹くと自動的に
巨大な壁を作る機能>があれば、
守ることはできるはずだ!
キャトラ
非現実すぎじゃないかな……
……さすがにそれは無理だと
してもだ、まだまだ俺の力と
鎧の改良は必要だな。
……主人公、
すまんがもう少し、この島に
俺を置いてはもらえないだろうか?
人を守り、国を守る。
民から『鋼鉄の名君』と称される
俺にはもっと守る力が必要だ。
その力を、ここで……
身に着けたいのだ。
感謝する。
では早速、鎧の改良プランを
練らなければ!
キャトラ
せめて実現可能なプランに
しなさいよね。
バロン
そうだな。私とてどんな要求でも
応えられるわけではない。
お、御大!
キャトラ
おん……たい?
バロン
だが、お前の発想力には
一目置いている。
いつでも相談には乗るぞ。
何と心強い! 御大の技術力ならば
叶わぬものは何もない!
じっくりお付き合い願いたい!
アイリス
いつの間にか仲良くなってたのね、
ディオニスさんとバロンさん。
キャトラ
無茶な要求ばっかりしていないと
いいけど……
アイリス
でも、いい鎧ができるといいね。
ボイス
状態 | ボイス |
---|---|
キャラ詳細画面 | 俺がお前を守ってみせよう |
Lvアップ | 守りの力で! |
スキル | 雑兵よ、去れ! |
交代時(入) | 下がってろ! |
交代時(出) | 任せたぞ |
クエスト開始時 | 鋼鉄の名君、参る! |
クエスト中放置 | 遅れをとるなよ |
クエストクリア時 | これが鉄壁の守りだ! |
戦闘不能時 | 守り…きれなかったか… |
タウン1 | 気を張るのは俺だけでいい |
タウン2 | ん!?鎧の改良案が浮かんだぞ! |
タウン3 | 新しい鎧がほしいな |
タウン4 | 俺が守ってみせよう |
タウン5 | またつまらぬものから守ってしまった… |
攻撃1 | ハァッ |
攻撃2 | フンッ |
被ダメ1 | 何ともないッ |
被ダメ2 | グァッ |
被ダメ3 | ヴッ |
協力待機 手を振るorお辞儀 | 俺が守ってみせよう |
協力待機 バンザイ | ハッハッハッ |
協力中 土下座&頭を抱える | 何だと… |
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