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カスミ・思い出

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思い出1


???

……あんたが

飛行島の主ってわけ?


カスミ

私はカスミ。

弓士よ。

一応あいさつしとくわ。


キャトラ

ゆみしって?


カスミ

弓で戦う人のことよ。

それくらいわかるでしょ。


カスミ

魔物の討伐とかだったら

付きあってもいいけど、

それ以外で話しかけないで。


キャトラ

……話すのが嫌いなの?


カスミ

慣れ合うのが嫌なの。

私は勝手にやるから。


キャトラ

わざわざ言いに来るなんて

律儀な子ね。


カスミ

お互いに、嫌な思いは

したくないでしょ。


カスミ

話は終わり。

私は行くから。


キャトラ

ヘンな子ねえ。


アイリス

でもいい人よね。


キャトラ

みんな何もいわずに

勝手やりだすからね……


カスミは目を閉じて、  

静かに祝詞をささげる……


カスミ

かくもかしこきこのはなのひめかみ

もろもろのつみけがれ

まがことをあらわしたまえ


少女の体を、淡い光が包み込む……


光は一瞬強いきらめきを
見せて消えた。    


カスミ

……あり得ない。


カスミ

……<まがごと>の影響が

感じられない……

間違いない。


カスミ

この島は、<かなめ>なんだ。


カスミ

あんた……見てたの?


カスミ

……さっきのは、独り言じゃなくて

祝詞よ。

……ちょっと相談してただけ。


カスミ

誰に……?

……たしかにそうなるわよね。

……誰にも言わない?


カスミ

桜の神様よ……

私の一族の氏神なの。


カスミ

何を相談してたか……?

なんでそんなこと、あんたに

言わないといけないの?


カスミ

私は行くから。

あと、誰かにこのことを

しゃべったら、撃つ。

思い出2


カスミ

かしこみかしこみもうす……


カスミの体を、光が包み込む……


カスミ

(……この島は、

きっと<ひめかみ>様のいわれた

<かなめ>……)


カスミ

(この島にいれば、きっと

<まがこと>の原因に

めぐりあうはず……)


カスミ

あんた…また見てたの?


カスミ

誰にも言ってないでしょうね。


キャトラ

なんのこと?


カスミ

……あんたたちもいたの?

別にいいでしょ。


アイリス

何か、言えない悩みが

あるんですか?


カスミ

あってもあんたたちには

関係ないわ。


カスミ

まったく、なんておせっかいな連中。


キャトラ

言いたくないならいいわ。

それよりお昼一緒にどう?


カスミ

私に気を使う必要なんか

ないから。


アイリス

でしたら、

私たちのことは気にせず、

いっしょにお昼にしましょう。


カスミ

あんたらねえ……まあいいけど。


カスミ

でも、私がいたって

楽しくないと思うけど?


キャトラ

すでにちょっと楽しいけど。


カスミ

ヘンなやつら……


カスミ

……冒険!?

あんたらそんなことのために

この島を使ってるの!?


キャトラ

いけない?


カスミ

だってこの島は……

<かなめ>だって……


アイリス

それってなんですか?


カスミ

なんでもない!


カスミ

ほんっとお気楽……

世界中に<まがこと>が

現れてるっていうのに……


キャトラ

まあハーブティーでも飲んで

おちつきなさい。


カスミ

……ありがとう。

……あ、あと……

お昼、おいしかった。


キャトラアイリス

(やっぱりいい子だ……)

思い出3


キャトラ

ふう、今回の討伐も

無事におわったわね。


アイリス

カスミさん、ありがとうございます。


カスミ

このくらい当然よ。

……それにしてもあんたたち

強いのね。


カスミ

でも、いくら強く立って、

調子にのってたら

怪我するんだからね!


キャトラ

……なんて新鮮な意見かしら。


カスミ

ちょっと、たるんでない?

お気楽にもほどがあるっての!


キャトラ

ねえカスミ。こんどからその調子で

みんなにお説教してあげて。


カスミ

なにそれ、

まるで私がお説教屋みたいじゃん。


キャトラ

それだけ頼ってるってことよ。


アイリス

私も、カスミさんのこと

頼ってます。


カスミ

……バカね。


カスミ

……いついなくなるかも

わからない私なんか、頼っても

バカ見るだけなのに。


キャトラ

えっ、カスミどっかいっちゃうの?


カスミ

……すぐじゃないけど、

いつかはね。


アイリス

だったらそれまで、

仲良くしましょう?


カスミ

…………………………………………

ほんと、お人よし。


カスミ

かしこみかしこみもうす……


カスミの体を、淡い光が包む。


カスミ

……背中をあずける、仲間……?

……あいつらのこと?


カスミ

でもあいつらだって、きっと……

<ひめかみ>様のことをバカにする。


カスミ

……国のやつらみたいに……

あいつら、<ひめかみ>様の

声もきけないくせに。


カスミ

…………だから、私一人でも

やってやるんだ。

思い出4


カスミ

…………なによ。なんなの。


キャトラ

わくわく……


カスミ

フン。いっとくけど、

期待しても無駄だから。


カスミは、朱塗りの杯を
取り出した。     


カスミ

かしこみかしこみもうす……


カスミの体を、輝く花びらが躍った。


すると、空だった杯が、 

見る間に満たされていく。


のどかな香りの甘酒に……


アイリス

すごいですね、カスミさん。


カスミ

すごくないわ。

私が持ってる<甘酒のルーン>の

力だもの。


キャトラ

いつでもどこでも甘酒を出せる

なんて、イイわね。


カスミ

…………甘酒なんて、

今の流行りじゃないでしょ。


アイリス

私は好きです。

甘酒。


キャトラ

ねえ、飲んでいい?


カスミ

飲めば?


カスミは、杯の甘酒を、
人数分の茶碗に注いだ。


キャトラ

いただきまーす。

……おっ、これは……


カスミ

…………………………………………

…………………………………………

…………………………………どう?


キャトラ

オイシイわ。

すごく癒される味。


アイリス

やさしい甘さですね。


カスミ

……【主人公】。

あんたはどうなの?


カスミ

…………………………………………

…………………………………………


カスミ

……そう。

思い出5


キャトラ

なんだかこの前戦ったマモノ、

強かったわね。


アイリス

そうね。ちょっと普通じゃ

なかったかも。


カスミ

たしかにね。

あんなのが増えるなんて

憂鬱だわ。


アイリス

あの魔物が、カスミさんが

いってた<まがこと>

なんですか?


カスミ

あいつは<まがこと>

そのものじゃない。


カスミ

<まがこと>っていうのは、

災いのこと。

……この世ならざるね。


アイリス

(……<闇>……

世界中にその影響が……)


キャトラ

そんなものが……


カスミ

信じられないでしょ。

バカみたいでしょ?


カスミ

……でも私は、聞いたんだ。

…………氏神様から。


キャトラ

それって誰?


カスミ

私の一族がお祀りする神様。

……でも今は、私以外に

声が聞こえなくて。


アイリス

カスミさん……


カスミ

ああ、もう!

そんなのどうだっていい!

放っておいて!


カスミ

……聞こえなかったの?


カスミ

あんたたちの顔見てると、

むかつくの!


カスミ

…………なんであんたたち、

いつもそんな余裕なの?


カスミ

怖くないわけ?

いつか大切なものを失うかも

しれないのに……


カスミ

…………そう、あんたたち、

強いのね……


カスミ

私は弱い……

弱いから、全部自分で被ろうと

してるんだ。


カスミ

こんなんじゃ……

私、氏神さまの声が

聞こえなくなっちゃう……


【主人公】の目の前で、  

輝く花びらが舞っている……


【主人公】は、   

花びらを手に取った。


???

……アノコヲ……

タスケテアゲテ…………

思い出6


カスミ

ルーンが光ってる……?

あんた、一体……


ルーンの輝きは強くなり……

無数の粒子になって周囲に 

飛び散る。        


光の粒子は、輝く花びらとなり、

ひらひらと舞い始めた。    


カスミ

まさか……この世に

お出ましになられるの?


キャトラ

きれいね……


アイリス

本当……


カスミ

……私が頼りないから……?

だから、こいつらに<まがこと>を

なんとかしてもらおうと?


???

ちがいます。


カスミ

えっ!?


キャトラ

なになに、どっから聞こえたの?


???

そもそも私は、貴方に

<まがこと>を祓えなんて

言ってません。


???

……<まがこと>が来るから

気をつけて。と、伝えた

だけです。


キャトラ

アンタ、なにものなの?


氏神

この子の氏神です。

ルーンの力で束の間この世に

顕現できました。


氏神

ありがとうございます。

【主人公】様。


カスミ

氏神様……


氏神

……あなたは、全部一人で

なんとかしようとした。


カスミ

だって、みんな氏神様のことを

信じてくれなくって……!


氏神

えらかったわね。カスミ。

でも……もう一人でがんばる

必要はないの。


カスミ

でも、私が……


氏神

あなたには、頼れる友達が

いるでしょ。


カスミ

友達……?


氏神

私はいつでも、あなたを

見守っています……


光の花びらは、消えた……


カスミ

……氏神様の声が聞こえる私は、

ずっとまわりに気味悪がられてた。


カスミ

だから、氏神様の役に立てると

思うと、うれしくて……


カスミ

……バカみたいね。

私、子供だった。


キャトラ

これからどうするの?


カスミ

前と同じ。私は<まがこと>を

祓ってみせる。

……一人でもね。


アイリス

カスミさん。

私たちも一緒です。


キャトラ

……悪いことが起こるってのも

気になるからね。


カスミ

…………ほんっとに、

お人よしね。あんたたち。


キャトラ

そうかもね?


カスミ

……好きにすれば?

……私も好きにするけど!


カスミ

――――…………。


カスミ

……なんでもない。

討伐にいくんでしょ?

ほら、さっさと支度する!

コメント (カスミ・思い出)
  • 総コメント数2
  • 最終投稿日時 2015年06月29日 19:42
    • 冒険者さん
    2
    2015年06月29日 19:42 ID:d0e536jf

    もっとデレてもいいのよ

    はよ!はよ!!

    • 冒険者さん
    1
    2015年04月30日 15:51 ID:q6co8pb1

    なるほどツンデレか

新着スレッド(白猫プロジェクトwiki【白猫攻略wiki】)
ゲーム情報
タイトル 白猫プロジェクト
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014年07月25日
    • Android
    • リリース日:2014年07月13日
カテゴリ
  • カテゴリー
  • RPG(ロールプレイング)
ゲーム概要 ド迫力のバトルシステムで白猫の新たな冒険を体験しよう!

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