ギャラクティカ版プリムラ・思い出
ギャラクティカ版プリムラの思い出とボイス
思い出1
プリムラ
あっ!みなさん、こんにちは!
アイリス
えっ!?あの、えっと……
いらっしゃい、プリムラちゃん。
プリムラ
はい。おじゃましてます。
アイリスおねえさん。
キャトラちゃんも。
キャトラ
ふむふむ……
アタシたちの名前も知ってるし、
ニセモノじゃないみたいね……
プリムラ
あ、あの……
プリムラはニセモノじゃなくて、
ホンモノのプリムラ……だよ?
キャトラ
そのおどおどした感じ!
アンタ、ホンモノね!
プリムラ
よかった……わかってもらえて……
キャトラ
こっちもホッとしたわ。
プリムラが元気に挨拶とか、
ホントにニセモノかと思ったわよ。
プリムラ
えっとね、あいさつは元気よく、
大きな声でっていわれたの。
プリムラ
そうした方が、声をかけられた方も
気持ちいいわよって、
せんぱいが教えてくれたから。
キャトラ
ほうほう。
それを実践してたわけね。
プリムラ
うん。最初は声出せなかったけど、
いっぱい練習したの。
プリムラ
ちゃんと出来たらクラスのみんなも
わたしにあいさつしてくれて……
とってもうれしかったな……
キャトラ
なるほどね。うん。
よかったじゃない♪
アイリス
私も、さっきみたいな
元気なプリムラちゃん、
いいと思うわ。
プリムラ
うんっ。ありがとう。
アイリス
……プリムラちゃん、
すごくいい笑顔。
プリムラ
え?!あ、あぅ……
えっとえっと、へんじゃなかった?
アイリス
全然そんなことないわ。
ステキな笑顔だったもの。
キャトラ
ちょっと心配してたけど、
安心したわ。
プリムラ
あんしん?
キャトラ
そうよ。アンタ大人しいし、
勉強のこと大変そうだったし、
自信も無さげだったしね。
キャトラ
だけど、そんな顔できるなら、
今はジュージツした
学園生活おくってるんでしょ。
プリムラ
充実かどうかはわからないよ……
わたし、おばかさんだから、
今でもお勉強は難しいし……
プリムラ
でも、おともだちやせんぱいが、
わたしにたくさん教えてくれるの。
プリムラ
だからちょっとずつだけど、
お勉強もわかってきて。
今、毎日がすごく楽しいよ。
キャトラ
それがジュージツしてるって
ことよ。
プリムラ
そうなの?
キャトラ
そうなのよ。
アイリス
プリムラちゃん、よかったね♪
プリムラ
あ、えっと……
はい♪
思い出2
キャトラ
それで今日はどうしたの?
またなんか宿題でも出た?
プリムラ
ううん。宿題じゃないよ。
プリムラ
だけど、もう一回、飛行島のこと
調べたいって思ってきたの。
キャトラ
ふ~ん。調べるのはいいけど、
でもアンタ、ちゃんとできるの?
プリムラ
え、えっと……がんばります!
キャトラ
そんなんで大丈夫かしらねぇ。
アイリス
それでなにを調べたいの?
プリムラ
えっと、魔法のこと。
キャトラ
それって、
もう調べたんじゃなかった?
プリムラ
うん。でも前のは……
ぜんぜんダメダメだったから……
プリムラ
わたしは学園のみんなみたいに、
難しい魔法をみつけたりは
できないけど……
プリムラ
でも……もっとちゃんと
魔法のことを理解したいの。
プリムラ
そしたらもっと魔法を、
上手に使えると思うから……
キャトラ
なるほど。これも勉強ってことね。
いいわ。好きなだけ調べなさい。
プリムラ
いいの?
キャトラ
いいわよ。
このアタシが許可するわ!
アイリス
プリムラちゃん。必要なら私たちも
お手伝いするわね。
プリムラ
ありがとうございます!
プリムラ
○○おにいさん、
アイリスおねえさん、
キャトラちゃん……
プリムラ
やっぱりみんなやさしくて、
わたし、うれしいです♪
キャトラ
さて、それじゃ、
どこのなにから調べるの?
プリムラ
えっと……ちょっとまってね。
プリムラはポケットの中から
小さな手帳を取り出した。
アイリス
それは?
プリムラ
わたしの学習帳なの。
プリムラ
みんなに教えてもらったことを
忘れたりしないように、
この手帳にメモしてあるんだよ。
キャトラ
ほうほう、それは感心ね。
プリムラ
どんなことも正しく理解するには、
順序が大切だって、
せんぱいが言ってたから。
プリムラ
でも、順番とか考えかたとか……
わたし、頭良くないから
一回で覚えられなくて……
キャトラ
いいじゃない。
そのためのメモなんだし。
アイリス
そうね。あやふやで覚えるよりも、
正確でいい方法だと思うわ。
プリムラ
あ、ありがとうございます。
えへへ……
…………
……
???
…………
思い出3
アイリス
あれ……プリムラちゃんね。
キャトラ
なんか楽しそうに話してるわね。
会話を終えた様子のプリムラが、
○○たちを
見つけて、駆け寄って来た。
プリムラ
おはようございます!
キャトラ
おはようさん。
朝から元気いいわね。
アイリス
プリムラちゃん、さっき楽しそうに
お話してたみたいだけど、
なにを話してたの?
プリムラ
魔法勉強のことで、せんぱいに
アドバイスをもらってたの。
アイリス
アドバイス?
プリムラ
魔法を使うための集中の仕方や、
ちょっとしたコツとかだよ。
プリムラ
教科書に書いてある通りじゃ、
やりにくいこともあるって。
キャトラ
その様子なら、
いいアドバイスもらったみたいね。
プリムラ
うん。学園でも有名な
せんぱいなんだけど、
ときどき教えてくれるの。
プリムラ
おかげで、ちょっとだけだけど
魔法が上手になったと思うんだ。
キャトラ
勉強だけじゃなくて、
魔法もがんばってるわけね。
キャトラ
で、どれくらい上達してるの?
プリムラ
えっと、えっと……それは……
キャトラ
わかんないならいいわ。
かわりにアタシへ
魔法をかけてみなさい!
プリムラ
え、キャトラちゃんに?……あ!
もしかしてキャトラちゃん、
どこかケガしてるの?!
アイリス
えっ?!キャトラっ!?
キャトラ
ううん。
ケガも病気もしてないわよ。
プリムラ
ほんと?
キャトラ
ホントよ。
プリムラ
そっか……よかった……
アイリス
……もう、キャトラったら……
おどろかせないで……
キャトラ
ごめんごめん。
ちょっと言葉が足りなかったわね。
アイリス
キャトラ、さっきのは
どういうつもりだったの?
キャトラ
ほら、アタシってばアイリスに
けっこう魔法かけて
もらってるでしょ。
アイリス
そうね……カニカマの食べ過ぎで、
すぐにお腹壊すもんね。
キャトラ
ごめんなさい……
キャトラ
だけど、おかげで回復魔法を
受けることにおいては、
アタシの右に出るヤツはいないわ!
キャトラ
そんなアタシなら、
プリムラの魔法を受ければ、
その腕前くらい簡単にわかるわけ!
プリムラ
わぁ……キャトラちゃん、
すごいんだね!
キャトラ
さぁ!アタシにアンタの実力を
見せてみなさい!
プリムラ
うん。やってみる!
いくよ?
キャトラ
きなさい!
――あぁ~そこそこ……うん。
じわじわくるわねぇ~
アイリス
……キャトラ。
プリムラちゃんの魔法を、
マッサージ代わりにするのは――
…………
……
???
…………
思い出4
ハルカ
ねぇ、みんな……
ちょっと話があるんだけど……
時間ある?
キャトラ
ハルカじゃない。
大丈夫だけど、なに?
ハルカ
ここにプリムラがきてるでしょ?
あの子だけど……どんな感じ?
キャトラ
なによ、コソコソして……
喧嘩なら、ちゃんと謝んなさいよ?
ハルカ
してないわよそんなこと!
失礼ね!
キャトラ
じゃあ、なによ?
ハルカ
なんていうか……
ちょっと、懐かれすぎてて……
今、距離とってるのよ。
アイリス
プリムラちゃんとですか?
ハルカ
……うん、そう。
前から目をかけてて、
いろいろ教えてあげてきたから――
ハルカ
『ハルカせんぱい』って
慕ってくれてるのよ。
キャトラ
ほうほう。でも、
アンタが面倒をみるなんてね。
ハルカ
私も頭良くなくて苦労したから、
なんか他人事の気がしなくて……
ほっとけなかったのよ。
キャトラ
へ~。
それは懐かれるのもわかるわ。
アイリス
あの……それはいいことじゃ
ないんですか?
ハルカ
慕ってくれるのは嬉しいわよ。
だけど、私の後ばっかり
追いかけてるのもよくないのよ。
ハルカ
それだと、あの子の視野が
とても狭くなっちゃうから。
キャトラ
なるほど……
いろいろ考えてんのねぇ……
ハルカ
当然でしょ!
プリムラは後輩で、いい子だし!
わざわざ失敗してほしくないわ!
アイリス
……ハルカさんも、
そういうことがあったんですね……
ハルカ
まぁね。だからあの子が自分から、
周りの人に関われるように、
私はこっそり距離をとったのよ。
アイリス
それなら成功ですね。
私たちのところにも来ましたから。
キャトラ
……あれ?上手くいってるなら、
アンタは近くにいない方が
いいんじゃない?
ハルカ
そうだけど、でもちゃんと
やれるか心配じゃない!
プリムラ
あっ!ハルカせんぱい!
ハルカ
あ、あぁ、プリムラじゃない。
コッチにきてたのね。
知らなかったわー。
プリムラ
はい。みなさんに、
いろいろ教わりたくて。
ハルカ
そう。いいことだわ。それじゃ、
私は用事があるからいくわね。
プリムラ
え……あの、ハルカせんぱい――
ハルカ
早く一人前になれるように、
がんばんなさいね!
プリムラ
……はい。
…………
……
アイリス
……ハルカさん……
キャトラ
なに考えてるかはわかったけど……
なんていうか、極端すぎだわね……
アイリス
プリムラちゃん、大丈夫かしら……
キャトラ
どうかしらねぇ……
思い出5
プリムラ
…………
キャトラ
あぁ……わかりやすいくらいに、
落ち込んでるわねぇ……
プリムラ
キャトラちゃん……みなさんも……
アイリス
……大丈夫?
プリムラ
…………わたし……
ハルカせんぱいに
嫌われちゃったのかな……
キャトラ
あぁ~……
そんなことないと思うわよ?
アイリス
私もハルカさんは、
プリムラちゃんのことを
大切にしてると思う。
プリムラ
でも、わたし……少し前から、
ハルカせんぱいに避けられてる
みたいだから……
キャトラ
(ハルカ、アンタ
ばれちゃってんじゃない!)
プリムラ
え?
キャトラ
ううん。なんでもないわよ。
キャトラ
でもほら、ハルカだし、
そんなことないんじゃない?
プリムラ
そうかなぁ……前はもっと、
たくさんおしゃべりしてた
気がする。
プリムラ
それにわたしからだけじゃなくて、
ハルカせんぱいの方から、
声をかけてくれて……
アイリス
そうなの?
プリムラ
……うん。わたしが困ってると、
いつも声をかけてくれたの。
プリムラ
勉強が難しかったり、
魔法が上手に出来なかった時も……
プリムラ
『しかたないわね』って言って、
わたしができるまで
付き合ってくれたの。
プリムラ
だけど今は……
わたしがあいさつすると
それだけでどこかに行っちゃう……
アイリス
……プリムラちゃん……
プリムラ
だからきっと……
わたしがハルカせんぱいに、
なにかしたんだと思うの……
プリムラ
でも、それがなんなのか
わからなくて……
プリムラ
謝りたいのに、
なにを謝ったらいいのか
わからないの……
キャトラ
あぁ……へんな方向へ
こじれちゃったわねぇ……
アイリス
どうしようキャトラ……
キャトラ
これ、解決策はひとつでしょ……
○○!
思い出6
プリムラ
あ……これ
○○おにいさんの
ルーンの光……え――?
ルーンの光はキラキラと輝き、
ひとつに集まると、建物の
影にいた人物を照らし出した。
ハルカ
え、ちょっと!?なにこれ!!
眩しいじゃない!
キャトラ
ハルカ、話聞いてたんでしょ。
なら、プリムラになんか
言う事があるんじゃない?
プリムラ
あの……ハルカせんぱい、
わたし……わたし……グス……
ハルカ
わっ!?ちょ、ちょっと、
泣かないでよ!?
プリムラ
で、でも、わたし、
ハルカせんぱいに嫌われて……
ハルカ
違うから!嫌ってないから!
どっちかというと……
悪いの私だから!
キャトラ
ま、そうよね。
全部アンタのせいよね。
ハルカ
わかってるわよ!でも、
プリムラが嫌われたって
考えてるとは思わなかったのよ!
プリムラ
ハルカせんぱい……
なら、どうして……
ハルカ
えっと……その、ね。アレよ。
……私みたいになって
ほしくなかったっていうか……
プリムラ
で、でも、わたし……
ハルカせんぱいみたいに
なりたいと思ってます……
ハルカ
それは嬉しいけど、
プリムラにはもっと……
いろいろと成長してほしいわけ。
プリムラ
せいちょう……ですか?
ハルカ
そうよ。私ばっかりじゃなくて、
もっと周りと仲良くして、
いろいろ学ぶの。
ハルカ
私はそういいうとこ失敗したから、
同じことになってほしくないのよ。
プリムラ
そうだったんだ……だから、
ハルカせんぱいは、
わたしのこと……
ハルカ
……不安にさせて悪かったわ。
後輩を泣かせるなんて先輩失格ね。
プリムラ
そんなことないです。
ハルカせんぱいは、
しっかくなんかじゃないです。
プリムラ
だってわたしに、たくさんのことを
教えてくれました。
プリムラ
プリムラは、嬉しいです。
やっぱりハルカせんぱいが、
わたしの一番のせんぱいです。
ハルカ
い、一番……
そ、そこまで言われたら、
私もムゲにはできないわね!
キャトラ
ずいぶん慕われてるわねぇ。
ついさっき後輩を
しょんぼりさせたくせに。
ハルカ
やめてよ!
今だけ、ちょっと忘れてたいの!
ハルカ
さてと、私を一番だっていうなら、
プリムラの面倒は、これからも
私が見てあげないといけないわね!
プリムラ
……いいんですか?
ハルカ
もう心配しないで、
私を追いかけてくるといいわ!
プリムラ
っ、はいっ!
ハルカせんぱい!
よろしくお願いします!
キャトラ
やれやれ、お騒がせな先輩後輩ねぇ。
アイリス
ふふ……よかったわね。
プリムラちゃん。
プリムラ
そうね。
ま、めでたしめでたしってことね。
ボイス
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被ダメ3 | |
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