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テオドール・思い出

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テオドールの思い出とボイス



思い出1

主人公

(!)


キャトラ

やっほー、テオドール!

来たわね!


テオドール

ご機嫌うるわしゅう、マイレディ。


キャトラ

あいかわらず

かっこつけてるわね!


アイリス

キャトラ、ダメだよ。


テオドール

気にしなくてもいいよ、アイリス。

女性に対して紳士的に

対応するのは当然だからね。


テオドール

それに、かっこつけていると

思われてしまう私が

まだまだ未熟なだけさ。


キャトラ

そういう謙虚なところは、

ひょーかに値するわ!


アイリス

あのあと、テオドールさんは

どうしてたんですか?


テオドール

え……? あのあと……?


キャトラ

露骨にテンション落ちたわね。


テオドール

今も私はレオンたちと……

行動をともにせざるをえない状況に

なっていることを否定することが

できないこともなくもなく……


キャトラ

海賊になったってことでしょ?


テオドール

いくら麗しのマイレディ

キャトラでも、その発言は

看過できないな。


テオドール

私は誇り高きグラナドス家の三男。

純然たる大貴族の

テオドール・グラナドスだ。


テオドール

その私がよもや海賊になるなどと、

私が許しても天が許さん。


キャトラ

でも、家には

帰ってないんでしょう?


テオドール

合武グラナドス流合戦礼法の開祖。

ムモン様は、己が故郷を出る際、

両親におっしゃったそうだ。


テオドール

『男が家を出たら、

二度と帰らないと思え!』


キャトラ

堂々たる家出宣言ね。


テオドール

ムモン様も高貴な身だったそうだ。

だが、家の力に頼らず一人で

生きていくという固い意志を

持っていたという逸話だ。


テオドール

当然、私も家を出たからには

二度と帰らず、己が力で大業を

成し遂げる。そういう心持ちさ、

マイレディ。


キャトラ

でも、アンタ、お尋ね者じゃない。


テオドール

あれは誤解だ!

私は正義を成しただけなのに!

この世界は狂ってる!


キャトラ

アンタの実家って貴族なんでしょ?

なんか誤解を解く権力とか

あるんじゃないの?


テオドール

私だって偉大なるグラナドスの

人間だ。

自分の汚名くらい自力で

そそいでみせるさ!


テオドール

それに……

いろいろあってね、

今はまだ父とは会えないんだよ。


主人公

…………


テオドール

まあ、とにかく私は無実の罪で

お尋ね者だ。

しばらく身を隠したい。


テオドール

できれば、この飛行島で

世話になりたいんだ。


キャトラ

いいわよ。

レオンからも頼まれてるし。


アイリス

テオドールさん、

よろしくお願いします。


主人公

(♪)


テオドール

ありがとう、感謝するよ。

これからしばらくよろしく頼む。

思い出2

テオドール

合武グラナドス流合戦礼法。

弐之型──


(※キラーン)


(※──フッ!)


テオドール

──無想斬月。


主人公キャトラアイリス

!   !    !


キャトラ

テオドール、なにしてんの?


テオドール

やあ、キャトラにアイリス、

主人公、

毎日の稽古だよ。


アイリス

テオドールさんの剣って

ものすごく速いですよね。


テオドール

貴族の男児たるもの、

強くなければならない。

心身ともにね。


キャトラ

アンタが強いのは認めるわ。


テオドール

マイレディ、褒めないでくれ。

私はまだまだ未熟者。


キャトラ

でも、やっぱりかっこつけてると

思うのよね。

戦ってる時でさえ。


テオドール

え……?

褒めからのダメ出し?


テオドール

待ってくれ、キャトラ。

私の心は今、褒められることに

対する準備。

いわゆる謙遜モードに入っている。


テオドール

今は私の剣を褒めてくれればいい。

その後、謙遜から入った私が、

君たちを褒める。

社交界での嗜みだぞ。


キャトラ

残念ね、テオドール!

ここは社交界じゃないし!

ついでに疑問があるの!


キャトラ

なんで流儀の名前とか技の名前とか

いちいち口にするの!?


キャトラ

アンタ、

絶対かっこつけてるでしょ!


テオドール

君は表面的なものしか見ていない。


キャトラ

ほほう、堂々と言い返すとは、

意外な反応ね。

言い訳を聞こうじゃない!


テオドール

合武グラナドス流合戦礼法とは、

その名のとおり、

合戦での礼節という概念に

重きを置いている。


テオドール

戦場で武将が

名乗ることがあるだろ?

あれの延長上で流名を名乗り、

可能ならば技名も伝える。


キャトラ

名前や流名を名乗るのはわかるけど

技名はいらないんじゃない?


テオドール

斬られる者への最後の手向けが

技の名なんだ。

ただ斬られるより、

すごい技で斬られたほうが

なんとなく納得できるだろ?


キャトラ

納得できるかは知らないけど、

わからなくもないわね。


テオドール

技の名は敵への慈悲であり、

倒した者への手向けだ。


テオドール

だからこそ、

合武グラナドス流合戦礼法では、

絶対に技名を伝えるんだよ。

仮にただの一撃でも、

即興で技の名を考え、口にする。


テオドール

ただかっこつけてるわけじゃ

ないんだよ、キャトラ。


キャトラ

でも、かっこいいとは

思ってるでしょ?


テオドール

…………


テオドール

……否定はしない。


主人公

………

思い出3

テオドール

壊せ、壊せ、壊せぇぇぇぇっ!


主人公キャトラアイリス

!   !    !


アイリス

テオドールさんの声!?





テオドール

こんな世界、ぶっ壊してやるぁっ!


キャトラ

いったい、どうしたってのよ!


ヤナギ

…………


アイリス

ヤナギさん、

なにがあったんですか?


ヤナギ

知らん!


クウ

副長がヤナギさんに稽古を

頼んできたんだ。

そしたら、ヤナギさんの空手で

副長が負けた。


キャトラ

負けてテンパったってこと?


クウ

わからない!

気づけば、ああなってた!


テオドール

もう嫌だぁぁぁぁっ!


(※ドガーン!!)


キャトラ

ぎにゃー!
誰かクラウディア、呼んできてー!


クラウディア

呼ばれたような気がしましたが、

どうかしましたか?


キャトラ

いいとこにいたわね!

テオドールがまた壊れちゃったの!

アンタの歌で止めて!


クラウディア

♪~


テオドール

……!!


テオドール

…………


テオドール

はっ!

私はなにを……

また壊れていたのか……


クラウディア

副長さん、大丈夫ですか?


キャトラ

なにが理由で、アンタ、

テンパったのよ?


テオドール

え……?

いや、話したくない……


クウ

ヤナギさんに負けたんだ!

ボロ負けだ!


テオドール

くっ……!


キャトラ

やっぱりくやしかったのね。

でもね、だからって

テンパるんじゃないわよ。


テオドール

いや、わかってる。

自分が未熟なのは百も承知さ。

だが、私の使える技が

全てかわされたんだぞ!


テオドール

これでも腕には自信があったんだ。

だから、あまりにもショックで……


クウ

それがヤナギさんの空手だ!


ヤナギ

…………


テオドール

空手……?

あれが空手なのか……?


ヤナギ

…………


テオドール

……で、弟子にしてください!


ヤナギ

ジャケットをかけろ!


テオドール

はいっ!


クウ

ジャケットかける!

ジャケット着る!

ジャケット捨てる!


テオドール

ジャケットかける!

ジャケット着る!

ジャケット捨てる!

え、捨てる!?

これ、私のジャケットなんだが……


ヤナギ

たため!


テオドール

はい! たたんで捨てます!!


キャトラ

あらためて思うんだけど……


キャトラ

ヤナギさんって何者?


クラウディア

さあ……


主人公

…………

思い出4

テオドール

…………


キャトラ

あら、テオドール、

元気ないけどどうしたの?


テオドール

……ヤナギさんの言ってることが

よくわからないんだ。


主人公

…………


アイリス

クウちゃんは

教えてくれないんですか?


テオドール

いや、教えてくれるんだが、

クウも時々、なにを言ってるのか

わからないことがある。


テオドール

以心伝心というのだろうな。

あれこそ師弟愛だ。


キャトラ

ヤナギさんのことは

そんなに深く考えても無駄よ。

基本、よくわかんないから。


テオドール

だが、あの強さからは学ぶことが

多い。私もこの<壊れルーン>の

力を制御できるようにならなければ

ならないしな。


キャトラ

アタシが思うに、

アンタって心技体(しんぎたい)のうち、

心だけが弱々なのよ!


アイリス

(キャトラが武道を

語り出した……!?)


キャトラ

心を鍛えなさいな、心を!

そういう修行、

アンタの流儀にないの!?


テオドール

ないことはない……

が、それで心が

鍛えられるかどうか……


キャトラ

やってみなさい。

アタシが見てあげるわ!


テオドール

わかった。

では、やってみよう。

こほん。


テオドール

今宵、この逢瀬のために

この身も心もあなたに

差し出そう、マイレディ。

君は太陽、私は月。

君に照らされなければ

輝くことのできない哀れな存在。


テオドール

麗しき我が君よ。

今だけその瞳に私だけを映してくれ。

その胸を私への愛で満たしてくれ。

私を輝かせてくれ、愛しき君よ……


キャトラ

なにそれ……


テオドール

これが心を鍛える稽古だ。

歯の浮くようなセリフを

ひたすら女性に向けて

発し続ける。


キャトラ

たしかにいろいろ鍛えられそうね。

言われるほうも……


テオドール

ちなみに私の父は、

この稽古中に母を射止めている。


キャトラ

事故みたいな出会いね。


テオドール

最初はそういう出会いだが、

今も仲睦まじい二人だよ。

私も夫婦となるなら

二人のような関係がいい。


テオドール

とはいえ、私はこの稽古によって

心が鍛えられるという理屈が

理解できないんだ。


キャトラ

普通に恥ずかしいでしょーが!

言うほうも、言われるほうも!


テオドール

美しい女性に愛を語る。

それを恥じる必要はないと思うんだ。

その情熱を届けようと思えば、

自然と詩的な表現が増えるだろ、

普通。


アイリス

普通じゃないです。


テオドール

え?

ま、まさか、アイリスに

否定されるとは思わなかったよ。


キャトラ

アンタって、けっこう天然よね。


テオドール

そうだね、キャトラ。

たしかに私は天然の貴族だ。

気品というのは隠しても

漏れ出してしまうものなんだな。


キャトラ

うん、そうね。

そういうとこよ。


主人公

………

思い出5

テオドール

…………


キャトラ

あらあら、また元気のない顔ね。

ヤナギさんとの修行、

うまくいってないの?


テオドール

ああ、キャトラか……

修行はうまくいってないが

大丈夫だよ。


主人公

(?)


アイリス

それ、手紙ですか?


テオドール

ああ、知人に調べ物を

頼んでいたんだ。

その報告だよ。


キャトラ

それで元気がないの?


テオドール

え? いや、そんなことはないさ!

私はいつでも優雅で泰然さ。

ハハハ、

これからお茶でもどうかな?


キャトラ

そうね、つきあってあげるわ。

普段なら断るけど、

アンタ、元気ないし。


テオドール

ありがとう。

素敵なお嬢さん。


キャトラ

でも、そういうのはいらないわ。

猫だけど鳥肌が立つの!


アイリス

テオドールさん、大丈夫かな?


主人公

…………


…………

……

クウ

副長は大丈夫なのか!?


主人公

(!)


キャトラ

あら、クウ、どうしたの?

テオドールが、

また壊れたのかしら?


クウ

壊れてはいない。

だが、最近、元気がないんだ。


ヤナギ

…………


クウ

ヤナギさんも気にしてる。


ヤナギ

知らん!


キャトラ

ちょっと話を

聞きにいきましょうか。


主人公

………!


…………

……

テオドール

はあ……


クウ

副長! 元気がないぞ!


テオドール

やあ、クウじゃないか。

どうしたんだい?


キャトラ

アンタの元気がないって

クウとヤナギさんが心配してるのよ。


ヤナギ

してない!


テオドール

すまないが、私個人の問題だ。

君たちに話すことはなにも──


レオン

うるせぇぇぇっ!


テオドール

ぎゃあっ!


(※ドカッ!)


(※バタッ)


キャトラ

レオン! どこから来たの!?


レオン

屋根の上からだ!

話は聞かせてもらったぜ、副長!

ごちゃごちゃ言ってねーで話せ!


レオン

いいか、副長、クルーは家族だ。

副長の問題はクルー全体の

問題なんだよ!


レオン

お前が吐くまで俺はお前を

ぶん殴る!

おら、吐きやがれ!


テオドール

拷問かよっ!

クルーは家族じゃないのか!?


レオン

言葉の綾に決まってんだろ!


テオドール

最低だなお前!


キャトラ

落ち着きなさいなー!


テオドールレオン

!     !


キャトラ

心配してるのはわかるけど、

レオンはやりすぎよ!

テオドールはテオドールで

一人で抱え込んでんじゃないわよ!


テオドール

…………


レオン

話せよ、副長。

俺とお前は呉越同舟、一蓮托生、

竹馬の友……

お前は絶対、逃がさねぇ……


テオドール

め、目が怖いぞ、レオン……

まあ、いい。わかった。

話すよ。


テオドール

私が所属していた船団が、

海賊行為をしていたことがある。

抗議をしたら殺されかけた。


テオドール

その時、軍の海賊行為を

私の父が認めていると聞いてな。

いろいろ調べていたんだ。


テオドール

──事実だった。


主人公

…………


テオドール

私は今でも父を尊敬している。

剣の師として紳士として……

それが根底から崩れた。


テオドール

父は私に正義を成せと

常におっしゃっていた。

なのに、どうして……


テオドール

私にはもう、なにが正しいのか

わからない……


主人公

…………

思い出6


キャトラ

主人公、

光って元気つけてあげて!


(※主人公がひか――)


レオン

くたばれやぁぁぁっ!


(※ドカッ!)


テオドール

ごはっ!

だから、いきなりなにをする!?

いい加減、私も剣を抜くぞ!


レオン

うるせぇっ!

こまけーこたー

どうでもいいんだよ!


テオドール

無茶苦茶言うな!


レオン

いいか、よく聞け、副長!

俺はよ、お前のバカ正直なとこが

気に入ってんだ。

副長には嘘がねぇ。


レオン

だからよ、お前のなかにある正義を

俺は疑ってねー。

お前はすげー奴だ。

まっすぐで、つえー貴族だ。


レオン

お前の親父がなにしてよーが、

そこは変わんねーだろ。

つーか、そんな親父のことで

変わっちまうなら、お前は俺にも

嘘ついてきたってことになるぜ?


テオドール

…………


レオン

泥の中で咲く花も花だろ?

花の価値は変わんねーよ。


レオン

お前の親父がなんであれ、

お前はお前だ!

俺がお前を信じる!

だから!

今のお前を信じて突き進め!


テオドール

……君は本当にいけ好かない男だ。

愚かなくせに時々、

正しいことを言う。


レオン

船長が正しくなきゃ、

誰もついてこねーからな。


テオドール

はあ……

まったく厄介な話だ。


キャトラ

元気、出たみたいね。


テオドール

まあね。

問題は解決してないが、

自分の心は定まった。


テオドール

父がなにをしていようと

私は私の信じる正義を成すよ。


テオドール

もし、その先に

父が立ちふさがるのだとしたら、

私は……


テオドール

…………


テオドール

……その時に決めるしかないな。


主人公

(?)


テオドール

父の話を聞かねばわからないことも

ある。

それに、今はバカな船長の面倒を

見ることで忙しい。


クウ

それに空手の修行もな!


テオドール

そうだな。

ジャケットの稽古をするか。


テオドールクウ

ジャケットかける!

ジャケット着る!

ジャケット捨てる!


キャトラ

元気出たみたいね。


レオン

あいつら、

おもしろそうなことしてんな。

俺にも空手、教えてくれよ、

ヤナギさん。


ヤナギ

…………


ヤナギ

…………


ヤナギ

帰る!

ボイス

状態ボイス
キャラ詳細画面
Lvアップ
スキル
AS1
AS2
交代時(入)
交代時(出)
クエスト開始時
クエスト中放置
クエストクリア時
戦闘不能時
タウン1
タウン2
タウン3
タウン4
タウン5
攻撃1
攻撃2
被ダメ1
被ダメ2
被ダメ3
手を振る/お辞儀
バンザイ/ハイタッチ
土下座/頭を抱える
温泉

【キャラ説明】
海嘯の島レバルトの貴族グラナドス家の三男。
合武グラナドス流合戦礼法皆伝の腕前を持つ。

【プロフィール】
本名:テオドール・グラナドス (cv.松風雅也)
二つ名:[航海士貴族]→[海賊貴族]
種族:人間 (職業:海賊(仮))
所属:イグナシオ海賊団副長

関連キャラ

同時期登場キャラ

パイレーツシンフォニア 2019/3/15


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ゲーム情報
タイトル 白猫プロジェクト
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014年07月25日
    • Android
    • リリース日:2014年07月13日
カテゴリ
  • カテゴリー
  • RPG(ロールプレイング)
ゲーム概要 11/8より『吉田沙保里』コラボが開催!白猫世界に霊長類最強女子現る!!

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