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白猫プロジェクトwiki【白猫攻略wiki】

ショートストーリー投稿板 コメント#3295

  • 9
  • 9年まえ
  • 1人が閲覧中
    • 冒険者さん
    3295
    9年まえID:e4wpaft7

    お待たせしました。

    完全富樫病の作者ですが、またちまちま書いていきます。

    シャロン×クライヴ

    ソフィの国編になります。

    では、また宜しくお願いします!

ショートストーリー投稿板 #3295の返信コメント

    • 冒険者さん
    3304
    9年まえID:e4wpaft7

    >> 3295

    「……?どうかされましたか、皆さん」

    小首を傾げるソフィに、クライヴ達は苦笑いを浮かべながら、何でもないよ。と返した。

    「そうですか。でも、可愛いですよね、エドっぴー!私、大好きなんですよ!」

    「そ、そうだね」

    「はぁ……出来ればその海賊さまにお会いしたかったです」

    そんな話をしながらも歩き続けると、一向の前に立派な氷の城が現れたのだった。

    • 冒険者さん
    3303
    9年まえID:e4wpaft7

    >> 3295

    「「「「エドっぴー人形?」」」」

    「はい!その昔、奴隷商船に乗せられていた我が国の民を、救っていただいた海賊さまがいらっしゃいました。我が国ではその海賊さまへ感謝の意を表すため、彼をモチーフにしたキャラクターを作りました。それがエドっぴーです!」

    「……そ、そうか」

    ソフィの言葉に、クライヴ達は小さく頬をひくつかせる。

    • 冒険者さん
    3302
    9年まえID:e4wpaft7

    >> 3295

    「綺麗な街並みだな」

    「そうですね。自然と共に生きる。先人たちの知恵を感じます」

    「なぁ、見てみろよ。これ、見覚えないか?」

    「……これは」

    小さな出店で売られている土産物を、カルディナがクライヴに見せる。

    「お父様に、似てないか?」

    「確かに」

    「言われてみれば面影が」

    「それはエドっぴー人形ですね!!」

    • 冒険者さん
    3301
    9年まえID:e4wpaft7

    >> 3295

    「氷を使った街並み……綺麗だな」

    「ねぇ、ソフィ。氷で家なんか作って寒くないのか?」

    「はい。寒くありません!寧ろ、中は非常に暖かいです」

    「へぇ……そりゃすごいや」

    ソフィの言葉に、シャロンは感心したように頷く。

    「では、私の皆さん!父が居る城へ向かいましょう!」

    • 冒険者さん
    3300
    9年まえID:e4wpaft7

    >> 3295

    「着いたか……」

    「流石に疲れたよ」

    それから歩き続けること、一時間。クライヴ達はようやくソフィの国へとたどり着く。

    あまりの疲労から、面々は街の入り口に座り込んでしまう。

    「皆さんお疲れ様でした!ここが私の国ー氷の国ーです」

    真っ白な雪と氷を使い、家や街灯を作っている。

    自然と暮らす知恵を感じさせられる街並みだった。

    • 冒険者さん
    3299
    9年まえID:e4wpaft7

    >> 3295

    「おぉ……灯りだ」

    「はぁ……ようやくか」

    疲労の色濃いため息を吐きながら呟く面々に、ソフィが振り返る。

    「皆さん、頑張って下さい!あともう少しです!!」

    そう言ったソフィの顔は、疲労困憊の表情ではなく笑顔だった。

    「……負けられないな」

    「あぁ……そうだな」

    負けず嫌いな面々は、彼女に負けじと街の灯りを見据えながら歩き始めた。

    • 冒険者さん
    3298
    9年まえID:e4wpaft7

    >> 3295

    「……にしても、これはキツイな」

    「あぁ……雪がかなり脚にくる」

    「普段の鍛練がなければ、無理でしたね」

    「ま、アイリスとキャトラは留守番で正解だったわね」

    慣れない雪路に悪戦苦闘しながらも、クライヴ達はソフィの進んだ道を辿っていく。

    「だが、俺たちよりも大変なのは先導するソフィだな。流石は雪国で育っただけはあるな」

    感心するクライヴ達の前に、うっすらと街の灯りが見えてくる。

    • 冒険者さん
    3297
    9年まえID:e4wpaft7

    >> 3295

    「おかしいって、なにかあるのか?」

    「……はい。確かに、私の国は非常に寒い国です。しかし、今この時期にこれだけの寒波がくるのは異常です」

    険しい表情のまま、ソフィはクライヴへと顔を向ける。

    「クライヴさん、城へ急ぎましょう。父ならば詳しい話を聞けるはずですから」

    「わかった」

    クライヴがそう言って頷いたのを確認すると、ソフィは皆へと向き直り、

    「私の国はここから北へ向かった先です。先導しますので着いてきてください」

    そう言って白銀の大地を歩き始めた。

    • 冒険者さん
    3296
    9年まえID:e4wpaft7

    >> 3295

    「へぇ、ここがソフィの国か……ずいぶんと寒いんだな」

    飛行島を開けた場所に着陸させたクライヴ達は、ソフィの国に足を踏み入れる。

    そんな彼等を出迎えたのは、白銀に染まった大地と、極寒の吹雪であった。

    「確かにこれだけの寒さなら、飛行島の冬なんか大したものじゃないな」

    防寒着に身をくるみながらも、シャロンとクライヴは身体をブルリと震わせる。

    しかし、そんな彼等以上に険しい表情を浮かべていたのは、

    「……おかしいです」

    ソフィであった。

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ゲーム情報
タイトル 白猫プロジェクト
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カテゴリ
  • カテゴリー
  • RPG(ロールプレイング)
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