牡丹燕菜・伝記
好感度ボイス
デフォルト
好き嫌い | 偽燕菜だって?……フッ、もし本物以上に有名になれば、どっちが本物か区別がつかなくなるんじゃないかな? |
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世間話・ 其の一 | 燕窩糸(えんかいと)? わたしは、燕窩糸を調理するのは下手だから、他の者を探したほうがいいよ! |
賛美 | あなたは『若』としてなかなかの器量を持ち合わせているけど……他者を軽々しく信用しなければもっと評価が高くなるよ…… |
世間話・ 其の二 | 若は奉仕される側でしょ? どうして四六時中そんなに忙しいのかな? |
甘え | まさか、牡丹より好きな花なんてないよね? |
告白 | わたしのことが好きなら、ハッキリそう言ってほしいね。わたしも、あなたのことが好きだからさ。 |
衣装「天姿国色」
衣装 | 『鮮やかな衣裳を纏い、人々の羨望を―身に受ける』これこそが『牡丹』のあるべき姿。だが、わたしが欲しいなのはこれだけじゃないよ…… |
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伝記
追憶
牡丹燕菜が化霊したのは唐武周の時代。元はごく普通の伶人で、洛陽水席の御筵で武則天と面識を得た。後に祥瑞の兆しを宿した彼の慈悲無き手腕で物事を処理する姿勢が武則天に重視され、太傅の身分で王宮を出入りするようになった。
牡丹燕菜は「偽燕菜」という呼称を嫌っていたため、御膳の影響力を利用して牡丹燕菜を水席料理のメインにまで仕立て上げた。一時期その名声は燕の巣をも超え、全国各地に広まったという。
容姿
化霊した牡丹燕菜は武皇の贔屓を受け、宮廷に住んでいる。牡丹をこよなく愛しているため、常に牡丹を飾りとして身に着けている。後に太傅の座まで上り詰めた彼だが、未だに伶人だった頃の体形と容貌を維持している。両足にかけてある鈴の輪と指先のネイルが一番の特徴だ。
牡丹燕菜は音楽に精通しており、手に持っている七弦琴が一番のお気に入りであるため、常に懐に入れて持ち歩いているという。
技能
牡丹燕菜の武器は彼がまだ伶人だった頃に使っていた琴だ。弦を軽く鳴らせば、形のない力が相手を死に追い込むーー波譎雲詭な朝堂の上でも、波乱万丈な戦場の上でも、彼はずっとそうしてきたのだ。
琴の音には彼の魂力が込められており、柔らかく淑やかに聞こえる旋律は静かに殺気立つ。攻撃したターゲットのHPが低いほど、与えるダメージは大きくなる。音の世界に浸った牡丹燕菜は戦うほど威勢が増し、ターゲットが重傷になると自身のスキルCDをリセットすることもできる。
味
牡丹燕菜は洛陽燕菜と呼ばれることもある河南料理であり、昔から洛陽水席のトップの座に居座る。料理の上には鮮やかな牡丹が置かれており独特で美しい。
料理方法だが、まず大根の千切りを蒸す。胡椒などの調味料を入れてかき混ぜて、出来たのは「素燕菜」と呼ばれる。その後、火が通った鶏肉の千切り、ナマコの千切り、イカの千切り、タケノコの千切りなどを熱湯にくぐらせ、鶏スープに入れて茹でる。そして「素燕菜」をスープ皿に入れて、鶏肉の千切りなどの食材をきれいに並べて再び30分間蒸す。最後に牡丹の形をした卵黄糕をスープの上に飾ったら完成。
天性の才
牡丹燕菜は艶やかで麗しい外見を持っているが、その性格は殺伐としており、決断に迷いなど一切ない。太傅の座に居るため、彼は常に用意周到で何事にも動じず、その場の雰囲気と他人の表情を読むのを得意としている。
牡丹燕菜は実力至上主義で、武皇の英明と武勇に敬意を持っており、出身や性別で成功や失敗を論じるのは間違っていると信じている。そのため、彼の前で女性または伶人を嘲笑うような言動を起こせば、彼の容赦なき手腕をこの身で味わうことになるだろう。
絆
「好き嫌いが、手記から人に知られるのはまずいだろう。
だが……若、お前が知りたいなら、お前から俺に聞いてきたらどうだ?」