桃花粥・誕生祝い
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桃花粥
「フ……君の部屋の壁は高いな。まぁボクは、軽功が上手いからさ、簡単に入れたけどね」
【選択肢】
・どうしてきたの?
・ドアは鍵を掛けてなかった?
選択肢
どうしてきたの?
「『踏雪不見痕, 凌波微若塵』。もちろんこのボク・桃花公子は、この素敵な香りに誘われた!」
「うん、今回は賢いね。それより、あなたが送ってくれた桃花香水……どうかな? ん? そんなに近づいて、どうしたの?」
「……まあいいさ。今日は君の誕生日だしな。遊侠は優しく、気前よく、だ……」
ドアは鍵を掛けてなかった?
「軽功で入ったって言ったろ! 『軽功』だよ! 武侠小説の達人たちが正門から入ってくる様を、君は見たことあるとでも?」
「……まあいいさ。遊侠は、君と争う気はない」
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「誕生日パーティーをやっているのだろう?君の誕生日のために、三壺桃の花の露を持ってきたよ!」
「誕生日はプレゼントをもらって、お願い事をする――これが今の流行らしいな……」
「よし、君の願い事は何だ? この『桃花公子』力を尽くしてやるぞ?」
【選択肢】
・赤い糸を見て
・美容の秘密を教えて
選択肢
赤い糸を見て
「ねえ、君も世間の男女と同じなのか……
まあ、今日は君の誕生日だから、特別に見せてやろう――」
「君の赤い糸は…..プ――
ああ、笑ってなんてないぞ、本当に、誓うよ!」
「ゴホン、真実を教えるのは…ボクの修行に影響が出るから、ごめん」
「でもね……君の赤い糸は、何本あっても、結局最後は君とボクが……ううん!何でもない」
「いいかい、縁というのは天が決めるから、人には言えないのさ。どうしても知りたいなら、来年の誕生日に教えてあげるよ、どう?」
「だから、来年の誕生日もボクだけを誘ってくれよ!約束したぞ!」
美容の秘密を教えて
「フン、いい願いだね。いいかい!
桃花秘密:桃花三钱、桃汁三钱、露水四钱、のり状にさせて、これを顔に塗る、朝晩一回ずつね」
「効果はあるのかって? ボクを見てくれ。風流で顔も桃花みたいに若くて、これはどう考えても桃花秘密の効果だろう」
「遊侠が信じられないの? この椅子に座って、待っててよ。スキンケアの材料を探しに行く、すぐ戻るから」
「今日はラッキーだな。君は誕生日だから、ボクがエステをしてあげる。○○頭を上げて、目を瞑って、動かないで――」
「うん、君の肌は綺麗だけど、遊侠より少し悪い。ほんの少しだけね……。あ、動くなよ。桃の汁が目に入るから気をつけて。もう少しだから……うん、もういいぞ」
「顔が三月の桃花みたいに若々しく生き生きしている。まさに誕生日パーティーの主役の顔だ。早く遊侠にお礼して!ん?……来年の誕生日もエステをして欲しい?」
「馬鹿だなあ、誕生日じゃなきゃ駄目なのか?
君は…えーと、ボクにもっと会いに来れば?」