石子饃・手紙
半分風雅
主人公名:
枕の上に重ねた服の上に、一通の手紙が置かれていた。手紙の右上には小さな花が描かれている。
若、衣装は乾かして枕に置いておいた。次出かける時は、天候に注意しろよ。服が濡れるのはしょうがないけど、万が一、風邪を引いたら大事だからな。
子陌
同袍同沢
主人公名:
月餅と糖葫芦に「武狭の英雄譚を聞かせてほしい」とせがまれた。俺はたまたま出会った人を助けてきただけだ。なのに、武狭について何が語れる?
でもあいつら、全然諦めなくってよ。四方を見聞きしてた時の話をしてやったんだけど、想像以上に喜んでくれたよ。
あいつらから、若も話を聞くのが好きだって聞いた。よかったら、俺のところに聞きに来ないか?
次はあいつらと一緒に来てくれ。若がいたら、あいつらと一緒にいても、さほど緊張しなくてすみそうだし、もっと楽しい話を語ってやれそうだ。
石子饃
以心伝心
主人公名:
若は最近いつも浮かない顔をしているな。何か悩み事でもあるのか?もし俺にできることがあれば、何でも言ってくれ!ああ……本当のところ、わかってるんだ。隠し事はできないな。郭から聞いたんだ、若が訓練のことで悩んでること。でも、俺に手伝えることは無いだろうって……
そう言われてしまっても無理ないのかもしれない。その訓練で、俺が手伝えることは殆どないだろうし。でも、ほかにも何か俺にできることがあるはずだ――米を蒸してるから、あとでお菓子を作って持ってくよ。
手紙には、キラキラ光る桜エビと米粒が数粒入っており、爽やかで仄かな香りがする
石子饃
金蘭之契
主人公名:
空桑に来てから過ごした日々を振り返るとよ、当番や喧嘩の仲裁、子どもたちの世話とか、いつも充実してるよ。食魂たちの明るい笑顔を見ると、とても満ち足りた気持ちになるんだ。子推は相変わらずの調子だけど、俺を見かけると樹から降りてきてくれるようになった。とにかく、いろいろいい方向に向かっているみたいだ!
もともと自分の意志でああした生活を送っていたものだと思っていた。でも彼らの笑顔を見るたびに、お前に見てもらいたい衝動に駆られる。こんなことを言うのは、少し恥ずかしいな。そこそこ年を取っているのに、あなたに褒めてほしいのだろうか?
改めて深く考えてみて、なんとなくわかった。俺は誉め言葉が欲しいんじゃない。彼らの笑顔を見たら、お前も笑顔になるだろうと……そう願ってたんだ。お前には、いつだって幸せでいてほしいからな。
だから、困難に遭遇したときには、思い出してほしい。お前を笑顔にするためなら、俺は何だってするってことをな。
石兄さん
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