魯肉飯・手紙
半分風雅
主人公名:
空桑にも学校があるんだってな?
申し込む方法を教えてくれよ。前の試験がうまくできなくてさ、補習したいんだ。それと、手紙を届けてくれた太った猫から聞いて驚いたんだけどよ、あの厳めしい顔した子どもが古文の先生で、背の高い男がその弟子だって……本当か?
「おまけ:補習の先生は、あの陰気で妖しい眼鏡野郎は勘弁してほしい。ガマンできなくて殴っちまうかもしれねーからな。」
魯肉飯
同袍同沢
主人公名:
「手紙には煮物の匂いがする上に、猫の爪の研ぎ
跡がある。」
〇〇、数学を教えてくれてありがとな。これからはおれが店を続けてる限り、いつでも魯肉飯を食べに来てくれ。おれがおごるからさ。
「陸吾:なんなんだ!
こんなニオイたっぷりだから、手紙と一緒に煮込み肉かなにかを送ってくれたのかと思ったニャ!」
魯肉飯
以心伝心
主人公名:
○○、謝りたいんだ。でもそれはおれが店で酔って暴れるカニを殴ったからじゃない。おれのせいでお前が心配そうな顔をしたからだ。あのときお前の顔を見て、おれの心に湧いてきたのはある種の……(何か書いていたようだが、削除された)
どう言ったらいいかわからない感情だったんだ。
まあ、心配する必要はないからな。以前も悪いヤツがおれの店で言いがかりをつけてきて、やっぱりおれは拳で追っ払ったんだ。そーゆーことには慣れてるからな。
「おまけ:易牙ってヤツが空桑で暴れてめちゃくちゃにしたって聞いたよ……もしヤツがまた来たら、おれが退治してやるからな。」
魯肉飯
金蘭之契
主人公名:
「この手紙はあなたの空桑学校の引き出しに突っ込んであったものだ。よく見ると、封筒は淡いピンク色である。」
○○、驚かないでくれよ。これはラブレターだ。これまで見たラブレターは、どれもほぼピンク色の封筒に入っていた。だから、卵屋の店主のところでこのピンクの封筒を買った。(陸吾:この手紙のせいで、こいつは吉利エビにあれこれしつこく聞かれてたんだニャ~)
でも実際にペンを持ったら、何を書けばいいかわからなくなっちゃってさ、やっぱ面と向かって話すことにしたぜ!
明日放課後に指定の場所まで……(削除)ごめん、決闘状みたいだな。とにかく明日の午後、農場の水車まで来てくれ。約束だぞ!
魯肉飯