黄精枸杞牛尾湯・誕生祝い
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ベッドから起きて歯磨きを済ませると、部屋のドアが軽くノックされた。
ドアを開けると、そこに早朝の訪問者の姿はなかった。ドアノブに提げられた
書類入れだけが、確かに突然の来訪があったことを告げていた。
書類入れを開けてみると、中に入っていたのはこの前
黄精枸杞牛尾湯と一緒に作った診察の報告書だった。
報告書の専門用語と格闘していると、通信設備から”ピピ”という音が聞こえた。
開いてみると、黄精枸杞牛尾湯からのダイレクトメッセージで、餐庁で会おうという誘いだった。
僕は報告書を片付け、餐庁へと向かった。
僕が餐庁に到着すると黄精枸杞牛尾湯の姿がそこにあった。
彼は入口に背を向け、テーブルに保温カバーを被せているところだった。
【選択肢】
・声をかける
・彼を驚かせてみる
選択肢
声をかける
黄精枸杞牛尾湯:
「来たのか?これまでのキミの体内時計から、起床時間を推測して、
メッセージを送ったんだ。睡眠の邪魔にはならなかっただろ?
うん、元気そうだ。しっかりと休息が取れたみたいだな。」
彼を驚かせてみる
僕が足音を忍ばせて彼の肩を叩こうとしたそのとき、
彼が先にこちらに振り返り僕を驚かせた。
黄精枸杞牛尾湯:
「うん?俺のことをびっくりさせようとしたのか?
そんな驚いた表情をすることはないだろう。壁から遊走して来たのでなければ、
どれだけ隠したところで足音はするものだ。」
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黄精枸杞牛尾湯:
「ドアノブに提げておいた診察の報告にはもう目を通したか?
何が何だか分からない?良ければ見せてくれ。俺が分析してやろう。」
僕は頷くと、持って来た診察の報告書を彼に渡した。
黄精枸杞牛尾湯:
「日頃の規則正しい食事と合理的な鍛錬のおかげで、キミの体は十分健康なようだ。」
【選択肢】
・あなたが僕専用に作ってくれた食事療法プログラムのおかげだよ
・自分へのご褒美にお腹いっぱい食べるのが待ちきれないよ
選択肢
あなたが僕専用に作ってくれた食事療法プログラムのおかげだよ
黄精枸杞牛尾湯:
「最も重要なのは、キミの意思の力さ。
食事療法と言えばキミに用意してきた物があるんだ。」
自分へのご褒美にお腹いっぱい食べるのが待ちきれないよ
黄精枸杞牛尾湯:
「む……適度に好きなものを食べるのはいいが、それでも暴飲暴食は認められないぞ。
なんだ冗談だったのか……だが、今日のキミに自分を労う資格があることも事実だ。」
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そういうと、彼はテーブルに向かい、被せてあった保温カバーを取り払った。
黄精枸杞牛尾湯:
「これは普段のキミの食事習慣とトレーニング計画を基に準備した、誕生日用の薬膳だ。
ハッピバースデー、○○。
俺たちには互いにやるべきことがあるし、守らなければいけないものがある。
キミは無数の戦いを経験し、つらい場面もたくさん見てきたはずだ。
だけどその度に立ち上がり、戦いの嵐に立ち向かった。
前に進み続けるといい。俺がキミの身体の面倒をみる。
お前が前進する上で後顧の憂いがないように__俺はずっとお前を守り続ける。」