雪霽羹・梅影探踪
花を大切に
雪霽羹が育てた花が美しすぎて、予期せぬ客を呼び寄せた――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
若
「碗蓮の花は光を喜び、火鶴の花は陰を喜ぶ……」
「この火鶴の花を日陰のところに移動させて、一緒に水をあげるの?」
雪霽羹
「そうですね。手伝ってくださって本当に助かりました」
「前に貴方からもらったシャワーヘッド、上品で可愛らしくて、とても気に入っていますよ」
雪霽羹の草花の世話を手伝っていると、近くの花畑からガサガサと音が聞こえた。
仮面人参が大きな花束を抱えながら、慌てて逃げようとしている――
若
「花を盗みに来たのか?待て!」
戦闘
VS 仮面人参×4
「ププ、ププププ……」
若
「雪霽羹の花があまりにきれいだったから、こっそり何本か摘んで持ち帰ろうとしただって?」
雪霽羹
「なるほど、そういうことですね」
「お花が好きな人はみんないい人だと思いますよ。次は、こっそり摘んだりせずに、直接わたくしに言って下さい。手元のお花、そのまま持ち帰っても構いませんよ」
「ププ~」
雪霽羹
「しかし……」
「見てごらん、花を摘む時にコツがあるんですよ」
「こんなふうに無暗に花を折ると、たくさんの花を踏んでしまい、お花たちが長く生きられなくなってしまいますよ。そうしたら可哀想ではありませんか」
「ウプーーウプププ……」
雪霽羹
「泣かないで。今ならまだ助ける方法があります」
「ププ?」
雪霽羹
「申し訳ないと思うなら、これからお花の水やりと草むしりを手伝ってください。いいですか?」
「プ、プププ!」
若
「すごいなぁ、子分一人できたようだね……」
花吹雪の思い出
会食の時、皆で花言葉ゲームを始めたが、雪霽羹はとても上手のようだ――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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太白鴨
「みんなそろってるな。
こんな縁起の良い場で酒を飲まないなんてあるか?
飛花令で遊ぼうぜ!」
「俺は東柏、郭執事とちょっと飲んでくる。
子供は茶でも飲んで、あそこでいい子にしてみんなと遊んでな」
雪霽羹
「それはいい考えですね。
わたくしもご一緒してもいいんですか?」
「ここに蓮の花がありますよ。 お花でも回して遊びましょうか」
しばらく飲み、みんな少し酔った顔をしている。太白鴨が回数と「花」の字のルールを決めた。最初の人が言った詩の最初の文字は「花」で、次の人は2文字目が「花」の詩でつなぎ、それを繰り返す。
何回か回ると、手中の飛花令の回るスピードもだんだん速くなっていく……
東坡肉
「花咲くとこを見なければ人は容易く老いる」
太白鴨
「名花傾國、兩つながら、相ひ歡こぶ」
雪霽羹
「樹頭より花は落ち未だ成陰に成らず」
東坡肉
「花、花……ああ、頭に出てこない、参ったな!」
若
「まさか雪霽羹がこんなにすごいだなんて。
白琊といい勝負だったよ!」
雪霽羹
「はは。昔よく酒を飲んで遊んだことを思い出しましたね。そのため、花に関する詩には少し詳しいんですよ」
「わたくしも少し酔ったみたいです。皆さんここでゆっくり遊んでください。わたくしは風にあたってきます」
雪霽羹は相変わらずやさしい笑顔だが、なぜか目は赤くなっていた。
彼のことちょっと心配になって僕は追いかけた――
雪霽羹
「○○ですか、わたくしなら大丈夫ですよ。
ただ今日の光景を見て、昔の知人を思い出してしまって……」
体の任意の位置に触れる
触れ合い
頭に触れる(彼の涙を拭いてあげる)
雪霽羹
「○○にこんな姿を見せてしまって、本当に申し訳ありません」
「今日の事はわたくしたちの秘密ですよ。他の人には内緒にしていただけませんか」
体に触れる(彼を抱きしめる)
雪霽羹
「あったかい……」
「夜であっても、今はまるで温かい太陽に包まれているようですね。ありがとう、○○」
手に触れる(彼の行炉を受け取る)
雪霽羹
「明かりを灯してくださるのですか?」
「別にこんなことをしなくても、貴方がここにいてくれるだけで、わたくしは安心できます」
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若
「あの人はもういないけど、空桑のみんなはずっとあなたのそばにいる。離れ離れになったりしないよ」
僕に慰められ、雪霽羹の表情から悲しみの色が段々消え、いつものやさしい微笑みが戻った。
彼はうなずき、僕の手を引いた。
雪霽羹
「さあ戻りましょう、○○。
ずいぶん長い間席を外したんですから、皆さんきっと心配してくるんでしょう」
「さっきの約束、忘れないでくださいね。」
流灯の数々
雪霽羹と一緒に食事をした後、彼に散歩することを誘ったが、彼は嫌がっていたようだ。その理由とは――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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若
「お腹いっぱい……あなたの所でご飯を食べると、いい匂いの花に囲まれて、本当にいい気分になったな」
雪霽羹
「気に入ってくれるのなら、もっと頻繁にいらっしゃってはどうですか?」
若
「そうしよう。さっきはいっぱい食べたから、お腹はパンパンになってたな。ちょっと散歩して、食べた物を消化しないと。
雪霽羹も一緒に行く?」
雪霽羹
「すみません。わたくしは遠慮しておきます。もし散歩に行くなら、わたくしの行炉を持っていってください」
若
「実は知ってるんだ。最初に水を引き入れて花の水やりをしやすいよう、川の近くの部屋を選んであげたんだけど、夜になると真っ暗になるから、あなたはこの時間帯にあんまり出かけないよね」
【選択肢】
・でも今日は、絶対に外にでなきゃいけない
・でも今日は、外に出てみようよ
選択肢
でも今日は、絶対に外にでなきゃいけない
雪霽羹
「フフ、わざと怖い顔をしていますね」
「何かサプライズでもあるんですか? その様子を見れば、簡単にわかります……」
でも今日は、外に出てみようよ
雪霽羹
「○○、わたくしを側に居させたいんですか?」
「わかりました。確かに普段は一人で夜に出掛けることはあんまりないんですが、貴方と一緒ですから、それほど怖くないと思っちゃいますね」
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春巻
「若様、雪霽のお兄さん――」
雪霽羹と一緒に川辺に行くと、遠くで春巻が手を振っているのが見えた。
真っ暗だった川の水面にたくさんの蓮花の灯が浮かび、流れる水の光と互いに照り映え、まるで夢の世界のように美しい。
雪霽羹
「これは……わたくしのために作ってくださいましたか?」
春巻
「若様が雪霽のお兄さんは暗闇が怖いって聞いて、手芸サークルのみんなと一緒に雪霽のお兄さんのために川の灯を作りました。これで夜の川も明るくなりますね」
「雪霽のお兄さんからきれいな花をたくさんもらって、わたしもこの蓮花の灯を雪霽のお兄さんにあげたいです」
雪霽羹
「春巻ちゃん、ありがとうございます」
「貴方が作ってくださった花灯、とっても気に入りましたよ」
若
「明日も、散歩に誘ってもいいか?」
雪霽羹
「ええ。こんなに美しい花灯があるんですから、もちろん無駄にできませんね」
「春ちゃん、明日手芸サークルのみんなと一緒においで、あなたたちにお花をさし上げたいです」
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