浪花東星斑・梅影探踪
目次 (浪花東星斑・梅影探踪)
物語 一歩三算
浪花東星斑と楚夷花糕が庭で碁を打っている。見に行ってみよう――
◆主人公【女性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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ん?あっちにいるのは、郎教授と楚さんみたい。テーブルを運んで向き合って座っている。チェスでもしているのかな。
すごく集中しているようなので、邪魔しちゃいけないと思い、近づけずにいた。
しばらくして、どうやら決着がついたようだ。
楚夷花糕
「我の負けだ。」
浪花東星斑
「優れた計算能力ですね。初めてでこんなに出来るのはすごいですよ。」
郎教授はチェスがうまいの?楚さんに勝つなんて。
と、盤面を見た。
若
「あれ、これは?」
六芒星で描かれた盤には2色の駒を置かれ、それぞれに数字が書かれている。
浪花東星斑
「これはダイヤモンドゲームですよ。」
「両方の10個の駒がそれぞれ1つのブロックを占めます。計算によって駒を進め、一方が相手陣営の10個のスペースを埋めることで、得点が計算されるんです。最後はその得点の大小を比べ、勝敗が決まるわけです。」
「囲碁ほど複雑ではありませんが、暇な時に頭の体操をするのにはいいかもしれません。」
若
「やってみていい?」
楚夷花糕
「このゲームのルールは少し複雑だ。
最初は見物していた人も、少し経つといなくなっていった。」
確かにとても複雑だった。郎教授はその説明にたっぷり時間を割いてくれたが、
いまひとつよくわからなかった。
【選択肢】
・とりあえずやってみる
・分からない点について詳しく聞いてみる
選択肢
とりあえずやってみる
若
「とりあえずやってみよう。後で分からないことがあったら、また聞くから。」
楚夷花糕
「まぁ。」
楚さんと一つずつ、模索しながら対局を始めた。
楚夷花糕
「ん?そこは進めないはずだ。」
若
「あ、ごめん。1行違えた。」
間違えた駒をあわてて正しい位置に戻したが、それまで考えていたことをすっかり忘れてしまった。
その後は完全に、その場しのぎの打ち方になってしまい、予想通りの惨敗に終わった……
浪花東星斑
「あの、私と基礎を練習してから、他の人と本格的に対局した方がいいですよ。
郎教授にすべてのルールを理解するまで聞いたが、その後の大局でもほとんど勝てなかった。
分からない点について詳しく聞いてみる
郎教授は私の疑問一つひとつ根気よく答えてから、対局を始めてくれた。
若
「でも、いきなり郎教授と対戦なんて。いきなりラスボスに挑戦するようなものだよ。」
浪花東星斑
「手加減はしませんよ。」
一手一手慎重に打ち、必死に頭の中で計算を繰り返したが……
結果は惨敗だった。
郎教授は、申し訳なさそうな顔で何か言おうとしたが……
若
「もう一回!」
浪花東星斑
「!」
郎教授は驚いた表情でこちらを見たが、やがて穏やかな笑顔を見せた。
浪花東星斑
「始めましょう。」
物語 謎の海図
郎教授を手伝って資料を整理していると、偶然、謎の海図を発見する……
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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若
「郎教授、来たよ。」
先日、郎教授と一緒に資料を整理する約束をした。一足先に書斎に着いていた彼は、すでに各種書類を分類し始めていた。
浪花東星斑
「あそこに古い物が積んでいますから、適切な場所に分類してください。」
郎教授に指示された場所に行き、さまざまな段ボール箱に入った古い品々を確かめた。
幾何学の本、古い測量道具……あれ、これは?
中身が明示されていない書類袋を開くと、海図の山が出てきた。
その中に1枚、ひときわ目立つ……
【選択肢】
・これは誰が描いたの?ずいぶん下手だけど
・この海図、どこかで見たことあるような……
選択肢
これは誰が描いたの?ずいぶん下手だけど
この海図、どこかで見たことあるような……
浪花東星斑
「忘れん坊さんですか?」
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郎教授はニコニコ笑っている。
浪花東星斑
「それは、君が初めて描いた海図ですよ。」
若
「くっ……」
よく思い出してみると、確かにそんな記憶がある気がする。
若
「昔は、こんなにみっともない絵を描いていたんだね。」
浪花東星斑
「君の今の製図技術は、かなり進歩しています。覚えてないのも無理はないでしょう。」
若
「こんなみっともない絵を、どうしてまだ持っているんです?」
浪花東星斑
「記念に残しておくのも悪くないでしょう?」
若
「こんな黒歴史、捨てちゃった方がいいよ!」
浪花東星斑
「それはダメです。私の貴重なコレクションですから。」
郎教授はそう言って、海図を取り上げた。
若
「郎教授…」
懇願するように、彼を見る。
浪花東星斑
「はいはい、他の方が見つけられない場所にしまいますから。それならいいでしょ?」
若
「ぜっかいに秘密!他の人には見せないでよ。」
浪花東星斑
「ちゃんと秘密は守りますよ。とにかく、やりかけの仕事をやっつけてしまいましょう。」
そう言って郎教授は、再び机の上の、資料の仕分けに専念し始めた。
整理仕事を続けながら、郎教授の動きをこっそり盗み見ていた。しかし海図をどこに隠したのか、最後まで分からなかった……
触れ合い 星坂の牽情
郎教授は今日、牽星坂の作り方を教えてくれるという。うまくいくといいのだけれど……
◆主人公【女性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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浪花東星斑
「来てくれたんですね。材料は用意しましたよ、あっちのテーブルの上にあります。」
郎教授の指さす方を見ると、確かにテーブルの上にボードと縄、そして見取り図があった。
浪花東星斑
「まずお手本を見せましょう。」
郎教授はボードを1枚持ち上げた。
浪花東星斑
「このように、見取り図の通りにまず切断線を描き、それに沿ってボードを切ります。手を切らないよう、気をつけてください。」
郎教授は見取り図を見ることはなく、線を引いたり、ボードを切ったりする作業に集中していた。
手元に集中しすぎているせいで、耳の後ろから、細い一束の髪がボードの上に垂れているのに気づいていないようだ。
うっかり切ってしまったら大変だ……
体の任意の位置に触れる
触れ合い
頭に触れる(髪を掻き上げてあげる)
浪花東星斑
「~♪~♪」
若
「あなたが髪を切らないか心配。こんなきれいな赤い髪、切るのはもったいない。」
浪花東星斑
「そんなに気に入ってくださるなら、少しプレゼントしてもいいですよ。」
そう言いながら郎教授は、本当に手にしていたナイフでやや細めの一束の髪をとり、その場で切って渡してくれた。
浪花東星斑
「どうぞ。」
若
「くっ……」
彼がこんな大胆なことをするとは。受け取った髪を持ったまま、しばらくその場で呆然としてしまった。
浪花東星斑
「ほんの少しですから、問題ありません。」
体に触れる(彼をトントンとたたいて気づかせる)
若
「郎教授、髪が坂の上に垂れてますよ。」
彼はその一筋の髪を耳の後ろに掻き上げると、こちらを見上げてにっこり笑った。
浪花東星斑
「ありがとうございます。」
手に触れる(彼の手元の動きを止める)
浪花東星斑
「そんな風に手を出すのは、とても危険です。」
若
「ごめん……でも髪が垂れてるから。」
彼はハッとした様子で、しばらくしてから、髪を耳の後ろへと掻き上げた。
浪花東星斑
「注意してくれるのはありがたですが、君の指の方が大切ですよ。」
「さ、牽星坂の作り方を学びに来たんでしょ?そこに座ってください。実際に作ってみましょう。」
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郎教授のそばで、午後ずっと作業に没頭し、なんとか牽星坂を完成させた。
若
「郎教授のものほど上手じゃないね。」
浪花東星斑
「技術は習うより慣れろです。今度またここで練習すれば大丈夫ですよ。」
若
「じゃあ、今回、郎教授が作った牽星坂は……」
浪花東星斑
「そうですね、君にあげます。」
若
「へへ、ありがとう、郎教授!」
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