浪花東星斑・手紙
半分風雅
主人公名:
<封筒の口は高い封蝋で丁寧に封され、中にはきれいに折りたたまれた手紙が入っていた>
空桑の万象陣を使わせてくれて、ありがとうございます。傍観者として歴史を記録するだけではありますが、これは歴史研究者にとっては極めて大きな恵みです。これから私の助けが必要なことがあれば、ぜひご遠慮なく。それと、君の仲間として、どうしても伝えなくてはならないことがあります。それは、万象陣の力は強大で、人を誘惑しやすいということ。誰もが歴史に畏敬の念を抱いているわけではありません。時空を超えて、歴史を改ざんしようとする者は、昔からいます。警戒を強め、悪者に利用されないようにしてください。
郎東星
同袍同沢
主人公名:
<今回の封筒は、蠟で閉じられてはいなかった。便箋には美しい飄銀の紙が使われ、手紙を出した相手の気配りがうかがえる>
海上で計測して、海図を作るのは簡単なことではない。あんなに劣悪な海上での生活の中、お前は文句も言わずについて来てくれた。お前も俺も、海や歴史に対し、言葉では表せない憧憬の念があるのか、それともお前には別の目的があって、この変幻自在な海に隠されているだけなのか……
いずれにせよ、お前と知り合えたことは光栄なことだ。お前がいれば、俺の旅はもっと楽しくなる。でもお前は、俺が浴びるように酒を飲む姿に、不思議なほど興味を持っているようだな。
郎東星
以心伝心
主人公名:
<これまでの手紙と比べて、この手紙の筆跡は少し乱れていた。何だか大変な状況の中で書かれたもののようだった>
今回はお前に嘘をついて、1人で海に出ることにした。俺はお前の仲間でいることに慣れてしまったようだ。これは俺にとって、いいことではない。お前の優しさを利用して、無理やり困難なことをさせるわけにはいかない。これまで俺は1人でやってきた。これからもそうすべきだ。
<便箋にはインクのしみがついていた。筆跡も読み取りにくい>
少し酒を飲んだ。酔うほどではない。だが船がずっと揺れていて、ちょっと悪酔いしたようだ。お前と一緒に冗談を言い合っていた日々が懐かしい。
たぶん俺は、もうすでに後悔し始めているのだろうな。
郎東星
金蘭之契
主人公名:
<手紙には方位磁石の針がついていた>
二度とお前に黙って単独行動はしないと約束したものの、ここで築いた俺の言葉は大幅に低下したようだな。
今後、この方位磁石はお前に保管してもらおう。
地に墜ちた信頼が、わずかでも回復することを祈って。
今やお前と俺の心は同じ小船につながれている。
この小船に船長はいない。俺たちはのんびり船に座って星を数えながら、これからの目標や、向かうべき道について話し合うこともできる。とにかく、俺はもうお前を1人にはさせない。
郎東星
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