鬼火緑・手紙

最終更新日時 : 2023/02/17 20:36

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作成者：皮蛋納豆丼

最終更新者：皮蛋納豆丼

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目次 (鬼火緑・手紙)

半分風雅
同袍同沢
以心伝心
金蘭之契

半分風雅

主人公名：

私の絵画展にやっと人が来てくれました！みんな、山の洞穴の絵を見て、よくわからないけどすごいと思う、と言ってくれました。フフッ、人にほめられるとうれしいな。絵を描き続ける原動力になります！

たぶん、若様だったら、私の絵がわかるでしょうね！新しい絵が完成したら、ぜったい最初に見せてあげます！

小緑

同袍同沢

主人公名：

最近兄弟が１人増えました。鬼城麻辣鶏が言うに、彼と私は赤色と緑色で、名前にはどちらも「鬼」の字が入っている。だから異父異母の兄弟だと。彼は私より先に化霊したから、彼が私の兄貴というわけです。私も納得して、彼を兄貴と呼ぶことにしました。

兄貴は私に、同じくパーマをかけろと勧めました。パーマにすると、もっと元気が出るそうです。若様は私にもパーマが似合うと思いますか？それとも何か別のおすすめの髪型があります？

＜手紙の一番下に雄鶏が歩いている絵が描いてあった。デザインは異様だが、なんとも不思議な鬼城麻辣鶏になっている＞

小緑

以心伝心

主人公名：

＜手紙の一番上に、蛍光塗料で山の絵が描かれていた。だが山の中に何があるかは、まったく見えない＞

実家に帰りましたが、そこは大きく様変わりしていました！以前の村は観光農村になっていて、旅行客がたくさんいました。私と記念撮影をする人もいたんですよ！

知っていますか？かつての私に関する言い伝えが、今では旅行客を呼び込む物語になっていて、私が住んでいた洞穴も観光スポットになっているんです！

洞穴の壁画の成り立ちを研究する人までいました。

でも、彼らが作った物語は、私の絵にはまったく不釣り合いです！

この地とは、すっかり疎遠になったような気がしました！馴染みのあったものは全て、私が知る姿ではなくなった。でも今の私は、ようやく本当の家を手に入れたんです。つまり、あなたがいる場所、そこが私の家です！待っていてください、すぐに帰ります！

＜真ん中にイラストが描いてある。よく見ると小人が山道を歩いている＞

＜手紙と一緒に山の幸も届いた＞

小緑

金蘭之契

主人公名：

おかしなことに、最近何を描いてもあなたのことを考えてしまいます！我に返ると、私の絵にはあなたばかり。鍋を振るあなた、アヒルにエサをやるあなた、値切るあなた……いろんなあなたを描いたのに、あなたの本当の姿は、到底描けないと思うことがあります。私の目の中のあなたは、光り輝いているからです。全身がキラキラしていて、さらに私の心も温かくしてくれます！その光は、色とりどりに光り輝き、温もりのある光。私の鬼火が１万種類の色を作り出せるとしても、どの色であなたを描けばいいか分かりません。

こんな気持ちは何を呼べばいいのでしょう？あなたのことを考えながら何枚か絵を描くと、なんとなく、分かってきたような気もするのです。だから、私は今の気持ちを素直に描くことに決めました。この激しく、温かく躍動する感情を、あなたに伝えます！あなたならきっと私の絵がわかるでしょう。

＜手紙には１枚の絵が添えられていた。それはピンクの小人と赤緑の小人だった。その大小２人のまわりを、赤い絵具で描かれた、ごつごつしたハートマークが囲んでいた＞

小緑

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