白湯鍋魚・梅影探踪
物語 画境の遠足
開始前のあらすじを記載
◆主人公【男性/女性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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【選択肢】
・選択肢1
・選択肢2
選択肢
選択肢1
選択肢2
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触れ合い 円満な絵巻
絵巻を整理していた時、私は白湯鍋魚を主人公にした絵を描いてやることにした……
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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若
「まあいいか……この山のほうは、なんとか調整出来たし。」
僕はいくつかの宮女桶と刺繍の宮絹を整理して、隣の棚の方へ進んだ。ここは乃瑜の絵の保存庫で、彼が大事にしているものが何点も保管されている。
白湯鍋魚
「〇〇、本当にありがとう!あなたが手伝ってくれなければ、これだけのコレクション……整理に2日、3日はかかったと思う。」
若
「いやいや、たくさん貴重な作品を見れて、僕も嬉しいよ。」
「えっ?この棚は…」
よく見ると、この棚の中のコレクションは、唐の時代のものではないようだ。一部の衣服や装飾、おもちゃは、僕もよく知っているものだった……
白湯鍋魚
「ハハハッ……この棚に入っているのは、空桑のみんなからのプレゼントだよ。もちろん、貴重な瞬間を記録した僕の絵もあるが。」
乃瑜は絵巻を1つ取り出した。その中には、妖怪市の宴会で、みんなが笑っている場面が描かれていた。絵にはあの時の雰囲気が見事に描き込まれていて、一瞬、あの時の食神就任を祝う宴に戻ったような錯覚すらあった。
ただ、よく見ると、この賑やかな宴会図には、1人欠けていた。
白湯鍋魚
「ほら、ここに置いてあるのは全部、この桃源郷、空桑に来てからの大切な思い出だよ。」
絵巻を最後まで見終わって気づいた。この絵を描いた乃瑜が、絵の中に登場していないという事実を。
若
「乃瑜、君はいつも僕たちのことばかり記録している。でも、僕たちは家族だよ。
絵巻には空桑にいるみんなが描かれているのに、君だけが描かれていないのはどうして?」
白湯鍋魚
「えっ?〇〇、えっと……」
若
「僕も絵の練習をしてるんだ。君の絵も描けるよ。乃瑜、こっちに来て。」
白湯鍋魚
「それはうれしい。それじゃあ、お言葉に甘えて。」
体の任意の位置に触れる
触れ合い
頭に触れる(回想の選択肢)
体に触れる()
手に触れる(乃瑜のポーズを決めてあげる)
僕は乃瑜の手を取って、Vの形にした。しかし実際に絵筆をとってみると、この手の感じは、僕にはまだ描くのが難しすぎることに気づいた……
白湯鍋魚
「随分筆を止まっているけど、〇〇、ポーズを変えようか?」
若
「えっと、そうだね……もっと自然に立つほうがいいかも。」
白湯鍋魚
「ハハハッ、分かった。じゃあ、まっすぐ立つ感じにするね。」
ようやく準備が整った。僕は画材を手に取り、丁寧に描き始めた。午後の時間をまるまる使って、描いては直し、描いては直し、なんとか完成させた。そして緊張しながら、乃瑜に完成した絵を手渡した。
白湯鍋魚
「〇〇、すごくうまくなったね~」
若
「本当?やったぁ!」
白湯鍋魚
「でも、僕たけじゃちょっと……少しだけ加筆するね!」
そう言って白湯鍋魚は、彼の隣に、僕の生き生きとした姿を描き足した。絵の中の僕は、彼のそばに立ち、とても楽しそうに笑っている。ただ、この2人の絵のレベルの差が……
若
「こうして絵の上の2人が並ぶと……力量が明確だね……」
白湯鍋魚
「こつこつ練習すれば、いつかは僕と同じように描けるようになるさ!〇〇、絵を習いたくなったら、僕のところに来るといいよ~」
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ステージ 話が合わない
白湯鍋魚が、餐庁でスケッチをしていたところ、理不尽な絵の押し売りに出くわす……
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
白湯鍋魚
「後世の宴席やごちそうも、なかなか多彩だね!小舟宴の絵の参考資料がまた増えた!」
若
「乃瑜が描く美食も、ますます本物に近づいてきたね。この料理の絵なんて、絵じゃなくて、本物の料理が置いてあると錯覚するほどだよ!」
白湯鍋魚
「昔より腕を上げたかもね。空桑には美や絵が分かる食魂がたくさんいるから、僕も彼らからいろいろ教えてもらったんだ~」
僕と乃瑜が餐庁に座って新しい作品について話していると、突然、派手な服を着た太った青年が僕たちのそばを通り過ぎて行った。
彼は振り向くと、僕たちの机の上の絵を見た。彼は目を輝かせ、急に大声でわめきだした。
御曹司
「この絵はすごい!俺が買った!」
彼は偉そうに、机の上に銭袋を投げつけた。乃瑜が断るはずがないとでも思っているか、その態度はひどく傲慢だった。
若
「お客さん、この絵は売りものでは――」
御曹司
「完成した絵を、売らない道理があるのか?」
僕が話終わる前に、彼はまた喋り出し、僕の言葉を遮った。我々の態度がどうも気に障ったらしく、いきなり手を伸ばし、乃瑜の手から絵巻を奪い取ろうとした!
白湯鍋魚
「どこの愚か者だ?こんな下品に騒いで僕の美意識を穢すのは……
その薄汚れた手を離しなさい。僕の大切な絵が汚れてしまう。」
御曹司
「こいつ……こんな大金をくれてやるんだ。粋がるなよ!」
白湯鍋魚
「あなたの金など欲しくはない。この絵を貧しい絵師に無償で贈るのは構わないけど、あなたのような品位の欠片も無い俗物には絶対にやらないよ!」
御曹司
「なんだと、貴様……無礼者が!!お前たち、さっさと奴の絵を奪い取れ!」
どこかの御曹司らしき青年は、乃瑜の言葉に対し、顔を真っ赤にしてこちらを指さして叫んだ。その命令の声が届くか届かないかのうちに、彼のそばにいた何人かの男たちが、僕たちに勢いよく向かってきた!
若
「乃瑜、気をつけて!」
戦闘
VS 鉄金剛×3
僕は乃瑜と一緒に、その御曹司と彼の部下たちを、なんなく制圧した。徳州扒鶏がすぐに現場に駆けつけ、彼らを空桑警務部へと引っ張って行った。
若
「ふぅ……なんとか解決したね。乃瑜、絵は大丈夫だった?」
白湯鍋魚
「心配しないで。あんな無礼な奴らに僕の絵を触れさせるものか。」
乃瑜が絵巻を広げると、美妙なる宴会図が再び僕の目に飛び込んできた。清らかな川面の波が、豪華な船を揺らしている。絵の中に描かれた人々は、今にも動き出しそうなほど生き生きとしている。
さっき乃瑜が、絵を贈るという表現を使ったので、少し気になって訪ねてみた。
若
「ところで、乃瑜……本当に貧しい絵師に絵を贈ったことが?」
白湯鍋魚
「もちろんさ!特に宮廷を離れてからは、時代に埋もれた絵師に多く出会った。彼らの家は貧しいが、才能、技巧、知性、どれをとっても一級だった。」
「僕にとっては、美を知り、絵を解する心がある人が、できるだけ多くいて欲しいと思っている。そういう人と会話が弾むと、よく絵を一枚、プレゼントするんだ。」
「実のところ、この絵を売らないのは、あの御曹司が凡人だからという理由だけではない。あなたに贈ると、ずっと前から決めていたからだ。」
「あなたは美の大切さを重々承知している。それに、僕をこの夢の桃源郷に連れて来てくれた恩人だからね!」
そう言って眉を上げ、明るい笑顔を浮かべた乃瑜は、僕が気づかぬうちに、手をそっと絵巻を握らせた。
白湯鍋魚
「この空桑は、風水的には本当に良い土地だ。自由気ままに生活でき、全てが単純で……邪魔者が入らなければ、今日はもう一枚くらい、絵を描きそうだったのにな……」
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