正定八大碗・誕生祝い
共通
(ここに内容)
早朝、顔に柔らかいものが触れるのを感じ、深い夢から目覚めた。目を開けると、正定八大碗の玉碗仙霊に、顔をポンポン叩かれていた。時刻はちょうど8時だ。
こちらが目を覚ましたのを見ると、仙霊は小さな手で、こちらの指を引っ張ってきた。外に連れ出したいようだ。それに促されるまま、餐庁までやってきた。
ドアを開けると真新しい八仙卓があった。その上には真っ白な陶磁器と白玉製の箸が置かれている。
【選択肢】
・この陶磁器、くれるの?
・これ、食べてもいいの?
選択肢
この陶磁器、くれるの?
正定八大碗
それはあんたが、この陶磁器の種類と、使用されている装飾法を覚えているかによるな。」
「前にも教えたろう。この真っ白な釉薬のように、綺麗さっぱり忘れてしまったとは言わせないが?」
これ、食べてもいいの?
正定八大碗
「ああ、あんたが望むなら遠慮なく、この空桑で初めて陶磁器を食べた人間になるといい。北国の冬の鉄柵よりも甘いらしいぞ。」
共通
正定八大碗
「博物館の子供たちから、誕生日は必ずケーキを食べるものだと聞いたんだ。」
「だから、あんたのためにケーキを作ったのさ。ん?ひょっとして食べさせてほしいのか?」
「陶磁器」が口元に運ばれてきた途端、クリームとフルーツの香りが鼻腔をくすぐった。そこで初めて、これがケーキなのだと気づいた。
【選択肢】
・本物そっくりだね!
・また、からかうつもり!?
選択肢
本物そっくりだね!
正定八大碗
「おれはあんたの師匠だぞ。腕前は言うまでもないはずだろ。初めて作ったものだが、あんたのような食のプロを騙せるとは思ってもみなかったよ。」
「驚きと感動が入り混じってるって感じだな。あんたの瞳を見てると、このケーキを完成させた時よりも達成感がある。」
また、からかうつもり!?
正定八大碗
「ん?からかってんじゃない、サプライズだ。約束しよう、それはちゃんと食える。」
共通
正定八大碗
「ひとまず味見してみてくれ。どうだ?気に入ったか?」
「ケーキの生地やデコレーションを作るのは、膳具を作るのと同じで面白いもんだな。まあ初めての仕事だったから、まだまだ改善の余地はあるが。」
「せっかく目の前に未来の食神がいるんだから、もっと美味しいケーキの作り方を教えたいもんだな。」
「そうだ、これもやるよ。」
彼は卓上の「白玉製の箸」を手に取る。それは白玉のかんざしだった。彼が髪に挿しているものと似ているが、それ以上に艶があって真っ白だ。
正定八大碗
「ハッピーバースデー、〇〇。」
「おれはあんたの師匠だが、おれたちは師弟であると共に友人でもある。これから毎年の誕生日を迎えるたび、あんたが成長していくことを期待しているよ。」
-
【食魂】えび餃子(えびぎょうざ)【食物語(しょくものがたり)】すみません、夏皎(かこう)も人間名だと思います。
- 3
- 2023年07月29日
-
【食譜】一品豆腐(いっぴんどうふ)【食物語(しょくものがたり)】>>3 いーえ!気付いて下さりありがとうございました。 良い料理…
- 4
- 2023年05月06日
-
質問掲示板3-12
- 865
- 2023年04月23日
-
【食魂】女児紅(じょじこう)【食物語(しょくものがたり)】外出(農場)台詞 「この新しく作った嫁入り衣装は、洗って干した…
- 6
- 2023年04月06日
-
粽・伝記情報提供ありがとうございます!反映させていただきました。>>1
- 2
- 2023年04月05日