挑発回復を活用すべし
挑発回復を活用すべし
ブレヒロのバトルに欠かすことのできない挑発ユニットは耐久力が高くてなかなか厄介な存在だ。そんな挑発ユニットを攻略する挑発回復戦術をご紹介。
目次
挑発回復戦術の共通項
まずはここでご紹介する戦術の共通理解として必要な事項を確認しておこう。
挑発を回復するユニットが最初に動くこと
挑発回復戦術は、敵チームの挑発ユニットの役割を無効化して一気に攻撃を仕掛けようというものだ。
すなわち、挑発を回復するユニットがその効果を発揮して、その後に強力な攻撃を仕掛けるという順序が大事だということ。
そのためにも挑発回復役のユニットは敏捷値を高く設定することが大切になるぞ!
列攻撃と相性抜群!
挑発を回復してしまえば自分の思い通りに攻撃をすることが出来る。ということは、列攻撃スフィアとの相性は抜群ということだ。
挑発ユニットさえ何とかしてしまえば、一気に敵を殲滅できる可能性があるのが挑発回復戦術ということになる。
挑発回復をすることが出来るユニット
挑発回復戦術は敵の挑発を回復するBBを撃てるユニットが必要となるぞ。
現在、ブレヒロで挑発回復が出来るユニットは以下3体だ。
創樹神皇ランセル | 雪獅神シグネス | 樹神仙オグロ |
---|---|---|
クラリオスエンヴァー 戦闘開始後の初行動時、100%の確率で1度だけ発動 全ての敵味方の毒、怪我、弱体、雑念、虚脱、重圧、病気、麻痺、呪い、挑発状態を回復する 後列の味方の行動値を100%の確率で200アップ 後列の敵を80%の確率で2ターン、重圧状態にする 最も攻撃が高い味方を100%の確率で3ターン、挑発状態にする 最も攻撃が高い敵を100%の確率で3ターン、挑発状態にする | モルテアニマ 行動時、70%の確率で1度だけ発動 1ターン、最も敏捷が低い味方の攻撃を20%アップ 1ターン、最も防御が低い味方の魔攻を20%アップ 正面の敵に攻撃120~140%のダメージ 正面の敵の挑発状態を回復する | 翠法魔旋 戦闘開始後の初行動時、100%の確率で1度だけ発動 最も防御が高い敵に魔攻100%のダメージ 最も防御が高い敵の挑発状態を回復する |
本記事に関連する部分を赤字にしてあるが、これだけではなかなか説明が難しいので各ユニットごとに解説をしてみたい。
ランセルの場合
LLユニットだけあってBBの効果が凄まじく多いが挑発に関してはこうだ。
「敵味方共に最も攻撃が高いユニット1体が挑発状態になる」
要するに、事前に何体も挑発ユニットを編成していても最も攻撃が高いユニット1体ずつが挑発ユニットになってしまうということ。
挑発という状態異常の回復と付与が同時に行われるという他に類を見ない効果となっているぞ。
行動値アップ効果がカギ
ランセルのBBには「後列の行動値を200アップ」という効果があり、ほとんどの場合ランセルが行動した直後に後列ユニットが行動出来るようになる。
ということは「後列に最も攻撃が高いユニットがいる編成」というのはランセルのBBを利用して攻めやすい編成であるということがご理解いただけるだろう。
覇炎剣ダンデルガを始めとする攻撃や魔攻を上げるタイプのスフィアの多くは正面に攻撃をするため、後列に最も攻撃が高いユニットが配置されている場合は、ランセルBBから後列ユニットのアタックという流れが非常にスムーズになるぞ。
ランセルに対する防御策
敵のランセルに挑発の回復と付与をされてしまうことによって自軍が不利にならないようにするための一つの方法に「自軍の挑発ユニットの攻撃力を一番高くしておく」という方法がある。
例えば管理人がタイトルマッチでよく使う防衛編成を見てみよう。
この編成は挑発ユニットである黒闇の真騎神マグルスの攻撃力が一番高くなっているため、敵の編成にランセルがいたとしてもBBの効果によって挑発ユニットが入れ替わらないという編成になっている。
これによって耐久力の高いマグルスが結果的に挑発ユニットになるため、当初の狙い通りに戦えるというワケだ。
また、最も攻撃力が高いユニットを前列に配置するというのも、自軍の後列ユニットの行動値をアップする効果を持つランセル編成に攻めにくくさせる対策の一つだ。
シグネス・オグロの場合
Epicのシグネス、Rareのオグロとレアリティが異なるが、最も注目すべき相違点は BB発動率の違い と言えるだろう。
シグネスは行動時70%、オグロは戦闘開始後の初行動時100%という設定になっている。
一見すると100%発動出来るオグロの方が優れているように見えるかもしれないが、どちらが優れているかは目的の違いによって変わってくるぞ。
攻撃のオグロ
BB発動率の違いは受け攻めの特徴に繋がってくる。
オグロは100%発動するがこれは「必ず狙い通りの動きをする」ということだ。
相手の挑発を回復して、その後に強力な攻撃を浴びせようというのがこの戦術のコンセプトなので、とにかく挑発を確実に回復できることが肝要だ。
そのため、発動率が100%のオグロというのは攻撃を仕掛ける時の編成に向いていると言えるだろう。
防衛のシグネス
では逆にシグネスはどうだろうか。
70%という発動率は「確率の揺らぎをもたらす」という特徴がある。
言い換えれば「確実に狙い通りの動きをしないリスクを対戦相手に押し付ける」という特性があると言えるワケだ。
戦術というのは自分の思い通りに動くように仕向けるのが鉄則であるし、ブレヒロのメインコンテンツであるタイトルマッチなどは敵の防衛編成を見定めて攻略するのが上達の肝だ。
しかしそこに確率によって行動パターンが異なる要素を入れ込むことで対戦相手を惑わすことが出来る。
この点においてシグネスは非常に厄介なユニットであると言えるだろう。
挑発回復戦術の期待値
ランセルは敵味方共に強制的に挑発ユニットを1体にしてしまう特性があり、またシグネスはそもそも発動率が70%ということで攻撃戦に向かないので本項での議論からは除外し、オグロについて少し考察してみよう。
前提として挑発の仕様を理解しておくことが必要になるため、復習が必要な場合は こちら から挑発の仕様を確認しよう。
敵の挑発ユニットが1体の場合
敵の挑発ユニットが1体の場合、
①挑発ユニットが最も防御が高い場合
②挑発ユニット以外のユニットが最も防御が高い場合
という2パターンによって確率が異なる。
①挑発ユニット=最も防御が高い
挑発ユニットが最も防御が高い場合、オグロBBのフォーカスが100%挑発ユニットに向くということになるため、確実にオグロのBBが挑発ユニットにHitし、100%の確率で挑発を回復することが出来る。
②挑発ユニット ≠ 最も防御が高い
挑発ユニット以外のユニットが最も防御が高い状態だと、オグロBBの本来のターゲットは挑発ユニットではないため、75%の確率でしか挑発を回復することが出来ないということになる。
敵の挑発ユニットが2体の場合
敵の挑発ユニットが2体の場合でも考え方は同じなので、①と②のパターンに分けて期待値を計算してみよう。この場合は自軍もオグロを2体編成している状況を考えよう。
①挑発ユニット=最も防御が高い
結論を先に言ってしまえば、このパターンは81.25%の確率で2体の挑発を回復することができる。
厳密には全4パターンの場合分けの確率を計算するのだが、当wikiは学習塾ではないのでそれは割愛しようw
②挑発ユニット ≠ 最も防御が高い
こちらも同じく結論だけ言うと70.3125%の確率で2体の挑発を回復することができる。
このケースでは最も防御が高いユニットが挑発ユニットではないため、単純にオグロBBが2発とも75%の確率で挑発に引きつけられた時に2体の挑発を回復する結果となるワケだ。
まとめ
今回の解説記事は非常に長い。
(本当に申し訳ない・・)
挑発は仕様が複雑ゆえに習得するまでの苦労も多い。
ただ・・
伝説の召喚老カモガワもこう言っている!
大変だからこそ、習得した時に大きな力の差になる。
それが挑発だということを感じていただければ、きっと伝説の召喚師になれるはずだ。
なお、オグロを使った挑発回復戦術については管理人のYoutubeチャンネルでも解説しているので、ラジオ感覚で聞いていただくのも良いかもしれない。
注)大変申し訳ないが下記動画の挑発2体のケースの解説にて、防御力数値を見間違えている関係で説明があべこべになってしまっているが、戦術の要素解説としてはそのまま聞いていただいて差し支えないものと思っている。
BFH DOJOトップへ