【恋と深空】メッセージ・電気工事
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電気工事
メッセージ
マヒルはあなたをつついた
この前くれたあのリンゴのナイトランプ、スイッチはないのか？
どうして急にナイトランプを使うの？
てっぺんの葉っぱの真ん中を押すとつくよ。
今日この辺りで電気工事があって、お前のナイトランプに一晩出動してもらわないといけないんだ。
よく見たらこいつの表情、お前が「絶対役に立つから！」って胸を叩いてた時の表情にそっくりだな。
てっぺんの葉っぱの真ん中を押すとつくよ。
今後非常用のグッズを準備する時は、もっと詳しい説明書をつけておいた方がいいね～
愛情のこもった非常用グッズには、愛情のこもった説明書がセットじゃないとな。
じゃないと電気工事のせいで、暗い場所に長くいることになって、気分まで暗くなっちまうところだった。
箱の中に電池が入ってたはず。セットしたらつくよ。
もしかして、メーカーが入れるのを忘れたとか？
説明書、保証書･･････確認したけど、やっぱり電池は入ってない。
けど大丈夫だ。家にお前のアロマキャンドルがあるからな。今日はこの辺りで電気工事があったんだが、ちょうど役に立った。
そういえば、昔停電した時は、よくキャンドルを探し回ったよね。
火をつけても風で消えちゃうから、片手で覆って守らないといけなかった。
最初はちゃんと守ってたのに、どっちかが面白いことを言ったせいで、
二人とも笑って、キャンドルの火を消しちまったよな。
最終的にはいつも、暗闇の中の怪談大会になってた。
停電の時は、庭に出て涼むのが一番だよね。
まん丸な空の月をぼーっと見てたら、蚊にたくさん刺されちゃったこともあったけど。
敵討ちのために、オレは蚊を何匹か捕まえて、虫除けスプレーをたっぷり「シャワー」してやったな。
最終的にはなんでか、暗闇の中の怪談大会になってた。
そういえば停電の時、誰かさんは怖い話をするのが特に好きだったな･･････
怖くて足を布団から出せなくなったのに、私のこと笑ってたよね！
そんなことあったか？覚えてないな。
けど、キッチンに行く途中にお前がこっそり待ち伏せしてて、驚かされたことはよく覚えてるぞ。
急にいろんな怖い話を思い出しちゃった･･････やめよう！
また自分の想像で怖くなったのか？
どうしても怖かったら、前みたいにビデオ通話をかけてこい。ずっと付き合ってやるぞ。
今回は怖い話はしないから
怖い話をしてあげる･･････
スマホの画面を見て･･････
充電があと18%しかない。確かに怖いな。
予備電源があるから、驚きはしないが。
けど、もしお前が急に目の前に現れたら、驚くかもしれない。
驚きと喜びは紙一重だからな。
今も真夜中だし、なんなら会談大会を始めようよ！
あなたから話して。
昔の記憶が曖昧になって、また勇気が出てきたのか？じゃあオレから話すな。
昔々、寝る時間になっても、なかなか寝ようとしない人がいました。
ある夜、ふとその理由に気がつきました･･････
一覧
| マヒルはあなたをつついた 「この前くれたあのリンゴのナイトランプ、スイッチはないのか？」 | ||
| どうして急にナイトランプを使うの？ | てっぺんの 葉っぱの真ん中 | 箱の中に電池が 入ってたはずだよ |
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| 「どうして急にナイトランプを使うの？」 「てっぺんの葉っぱの真ん中を押すとつくよ。」 「今日この辺りで電気工事があって、お前のナイトランプに一晩出動してもらわないといけないんだ。」 「よく見たらこいつの表情、お前が「絶対役に立つから！」って胸を叩いてた時の表情にそっくりだな。」 | 「てっぺんの葉っぱの真ん中を押すとつくよ。」 「今後非常用のグッズを準備する時は、もっと詳しい説明書をつけておいた方がいいね～」 「愛情のこもった非常用グッズには、愛情のこもった説明書がセットじゃないとな。」 「じゃないと電気工事のせいで、暗い場所に長くいることになって、気分まで暗くなっちまうところだった。」 | 「箱の中に電池が入ってたはず。セットしたらつくよ。」 「もしかして、メーカーが入れるのを忘れたとか？」 「説明書、保証書･･････確認したけど、やっぱり電池は入ってない。」 「けど大丈夫だ。家にお前のアロマキャンドルがあるからな。今日はこの辺りで電気工事があったんだが、ちょうど役に立った。」 |
| 昔は停電したら キャンドルを探した | 庭に出て 涼むのが一番 | 誰かさんは怖い話を するのが好きだった |
| 「そういえば、昔停電した時は、よくキャンドルを探し回ったよね。」 「火をつけても風で消えちゃうから、片手で覆って守らないといけなかった。」 「最初はちゃんと守ってたのに、どっちかが面白いことを言ったせいで、」 「二人とも笑って、キャンドルの火を消しちまったよな。」 「最終的にはいつも、暗闇の中の怪談大会になってた。」 | 「停電の時は、庭に出て涼むのが一番だよね。」 「まん丸な空の月をぼーっと見てたら、蚊にたくさん刺されちゃったこともあったけど。」 「敵討ちのために、オレは蚊を何匹か捕まえて、虫除けスプレーをたっぷり「シャワー」してやったな。」 「最終的にはなんでか、暗闇の中の怪談大会になってた。」 | 「そういえば停電の時、誰かさんは怖い話をするのが特に好きだったな･･････」 「怖くて足を布団から出せなくなったのに、私のこと笑ってたよね！」 「そんなことあったか？覚えてないな。」 「けど、キッチンに行く途中にお前がこっそり待ち伏せしてて、驚かされたことはよく覚えてるぞ。」 |
| 急にいろんな 怖い話を思い出した | 怖い話をしてあげる | 会談大会を始めよう |
| 「急にいろんな怖い話を思い出しちゃった･･････やめよう！」 「また自分の想像で怖くなったのか？」 「どうしても怖かったら、前みたいにビデオ通話をかけてこい。ずっと付き合ってやるぞ。」 「今回は怖い話はしないから | 「怖い話をしてあげる･･････」 「スマホの画面を見て･･････」 「充電があと18%しかない。確かに怖いな。」 「予備電源があるから、驚きはしないが。」 「けど、もしお前が急に目の前に現れたら、驚くかもしれない。」 「驚きと喜びは紙一重だからな。」 | 「今も真夜中だし、なんなら会談大会を始めようよ！」 「あなたから話して。」 「昔の記憶が曖昧になって、また勇気が出てきたのか？じゃあオレから話すな。」 「昔々、寝る時間になっても、なかなか寝ようとしない人がいました。」 「ある夜、ふとその理由に気がつきました･･････」 |
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