【恋と深空】メッセージ・半分のリンゴ
半分のリンゴ
メッセージ
このたいようリンゴとしばらく見つめ合ってたら、ジメジメした気分になってきた。
えっ?あんな小さいリンゴのぬいぐるみに、人をジメジメさせる力があるなんて。
そんなすごい力なの?
どうかな。
こいつの表情がうつった気がする。
もしかして……このぬいぐるみ、ちょっと特別なのか?
不思議な魔法でも使えるのかな?見つめ合うだけで気分がジメジメするなんて
午後クレーンゲーム店にいた時はまだ平気だった。
お前と別れて、こいつと二人きりになった途端始まった気がする。
この半分のリンゴ、何か特別なんじゃないか?
それはさておき、マヒルさんに少しお伺いしたいんだけど。
どんな精神状態で、ぬいぐるみとしばらく見つめ合ってたの?
家に帰ってソファで休もうと思ってたんだけど、ついテーブルの上にいるこいつを見ちまったんだ。
それで気付いたら、ずっと見つめ合ってた。
言葉にしがたい、特別な感覚だった。
わかった。
ほら、そのリンゴ、腰に手を当てて口をとがらせてる様子が、あなたにそっくりじゃない?

鏡の前に行って、お前もこいつと同じ表情とポーズをしてみろ。
どっちの方が似てるか確かめてみる。
その子、すごく可愛いのに。
体がまんまるで、腰に手を当てて口をとがらせてる。
まるでマヒルって名前の上官が誰かに説教してる時みたいな雰囲気だね。
誉め言葉は受け取っとくけど、ちょっと違うところがあるな。
もしこいつみたいにまんまるだったら、マヒル上官はダイエットしないといけない。
どこから見ても……
特別なところは見当たらなかったと思うけど。
強いて言えば、そのリンゴは他のぬいぐるみより表情が生き生きしてるかも。
確かにそうだな。子供の頃にお前を怒らせた時のことを思い出したよ。
お前が口をとがらせた顔にそっくりだ。
機嫌を直してくれるまで、すごく時間かかった
さて、ここで問題です。どうすればその子のジメジメした気分を吹き飛ばせるでしょう?
でも一番大事なのはマヒルの気分を晴らすことかな?
今のところ、こいつの気分を晴らす方法は思いつかない。
けど、マヒルの方なら簡単だ。
前にワンダラーに邪魔された晩飯の埋め合わせをしてくれればいいだけだからな。
その子のジメジメした気分を晴らす方法を思いついた。
砂浜で撮ったあのツーショット写真の横に置いて、私達の笑顔をその子にうつせばいいんだよ。
こいつは半分のリンゴなのに、オレ達が抱き合って楽しそうに笑ってるのを見たら、
もっとジメジメするんじゃないか?

わかった。あなたをジメジメした気分にさせるリンゴなんて、いいリンゴじゃないね。
あなたの気分を晴らすために、私がその子を引き取るよ。
別の方法があるぞ。
もう一つリンゴを取るんだ。それでこのリンゴと合わせて一つにすればいい。
もしかしたらこいつが笑顔になるかもしれない。
一覧
| 「このたいようリンゴとしばらく見つめ合ってたら、ジメジメした気分になってきた。」 | ||
| あの子にそんな力が あるなんて | その症状ってどの くらい続いてるの? | どんな 精神状態だったの? |
|---|---|---|
| 「えっ?あんな小さいリンゴのぬいぐるみに、人をジメジメさせる力があるなんて。」 「そんなすごい力なの?」 「どうかな。」 「こいつの表情がうつった気がする。」 「もしかして……このぬいぐるみ、ちょっと特別なのか?」 | 「不思議な魔法でも使えるのかな?見つめ合うだけで気分がジメジメするなんて 「午後クレーンゲーム店にいた時はまだ平気だった。」 「お前と別れて、こいつと二人きりになった途端始まった気がする。」 「この半分のリンゴ、何か特別なんじゃないか?」 | 「それはさておき、マヒルさんに少しお伺いしたいんだけど。」 「どんな精神状態で、ぬいぐるみとしばらく見つめ合ってたの?」 「家に帰ってソファで休もうと思ってたんだけど、ついテーブルの上にいるこいつを見ちまったんだ。」 「それで気付いたら、ずっと見つめ合ってた。」 「言葉にしがたい、特別な感覚だった。」 |
| あなたにそっくり | すごく可愛い | 特別なところは 見当たらない |
| 「わかった。」 「ほら、そのリンゴ、腰に手を当てて口をとがらせてる様子が、あなたにそっくりじゃない?」 「鏡の前に行って、お前もこいつと同じ表情とポーズをしてみろ。」 「どっちの方が似てるか確かめてみる。」 | 「その子、すごく可愛いのに。」 「体がまんまるで、腰に手を当てて口をとがらせてる。」 「まるでマヒルって名前の上官が誰かに説教してる時みたいな雰囲気だね。」 「誉め言葉は受け取っとくけど、ちょっと違うところがあるな。」 「もしこいつみたいにまんまるだったら、マヒル上官はダイエットしないといけない。」 | 「どこから見ても……」 「特別なところは見当たらなかったと思うけど。」 「強いて言えば、そのリンゴは他のぬいぐるみより表情が生き生きしてるかも。」 「確かにそうだな。子供の頃にお前を怒らせた時のことを思い出したよ。」 「お前が口をとがらせた顔にそっくりだ。」 「機嫌を直してくれるまで、すごく時間かかった |
| どうやってジメジメ した気分を晴らそう | 私達のツーショット 写真の横に置く | 私が引き取る |
| 「さて、ここで問題です。どうすればその子のジメジメした気分を吹き飛ばせるでしょう?」 「でも一番大事なのはマヒルの気分を晴らすことかな?」 「今のところ、こいつの気分を晴らす方法は思いつかない。」 「けど、マヒルの方なら簡単だ。」 「前にワンダラーに邪魔された晩飯の埋め合わせをしてくれればいいだけだからな。」 | 「その子のジメジメした気分を晴らす方法を思いついた。」 「砂浜で撮ったあのツーショット写真の横に置いて、私達の笑顔をその子にうつせばいいんだよ。」 「こいつは半分のリンゴなのに、オレ達が抱き合って楽しそうに笑ってるのを見たら、」 「もっとジメジメするんじゃないか?」 | 「わかった。あなたをジメジメした気分にさせるリンゴなんて、いいリンゴじゃないね。」 「あなたの気分を晴らすために、私がその子を引き取るよ。」 「別の方法があるぞ。」 「もう一つリンゴを取るんだ。それでこのリンゴと合わせて一つにすればいい。」 「もしかしたらこいつが笑顔になるかもしれない。」 |














