「夢寐の傾城」みおぎ_include
属性補正
炎属性
53%
水属性
190%
風属性
100%
光属性
100%
闇属性
100%
モデル
ストーリー
メルク「そういえば、
みおぎさんはやまぶきさんと文通してると聞いたのです。」
メルク「どんなお話をするのです?
もしよければ教えてほしいのですよ~。」
みおぎ「そうね……、」
みおぎ「あの方は意外と純粋な方でいらっしゃって、
この間の手紙では、
空はどうしてこんなに蒼く美しいのだろう、と。」
メルク「みゅ~、ロマンチックなのですよ~。
(きっと、この同じ空の下にお前がいるからだ、
……という意味なのですね……)」
みおぎ「そこでわたくしは、わたくしも詳しくは存じ上げませんが、
外つ国の研究結果では、光の加減がどうにも関係があるらしい
……と、お返しいたしました。」
メルク「どうしてそうなったのですよ!?
そして、みおぎさんは思った以上に物知りなのですよ……!」
みおぎ「いえ、殿方と会話するにあたり、相手の方が
つまらないと思うような見識しかもっておりませんと、
この仕事は務まりませんので。」
みおぎ「恐れながら、
わたくしの知っていることをお教え申し上げ……。」
メルク「そ、そうなのですよ……。
問題はそこではないと思うのですが、
大変なお仕事なのですよ……。」
みおぎ「……そうでも、ないのです。
実は、わたくしは子供の時分から、
勉強というのものがしてみたかったのです。」
みおぎ「そして、ゆくゆくは、
子らにものを教える先生になってみたかったのです。」
みおぎ「……おやじ様に拾われてから、
いろんな書物を読ませていただきました。
字も教えていただきましたし、碁も将棋も……。」
みおぎ「だから、
こうして勉強したことを誰かにお教えできて、
とてもうれしいのです。」
メルク「それはよかったのですよ……!
(でもそれって、
やまぶきさんは寺子屋の子供扱いなのですよ……?)」
メルク「そ、そういえば、みおぎさんは
やまぶきさんのアプローチをどう思っていたのですよ……?」
メルク「その、やまぶきさんのやり方は、えっと、
ちょっと個性的というか……、普通とは違うと思うのです!」
みおぎ「そうね、確かに手紙を1日50綴りほど渡されたり、
櫛を部屋に入りきらぬほど贈られたり、
ほかにもいろいろ贈り物をいただいたりしました。」
みおぎ「少々、度の過ぎてしまう方なのでしょうね。」
メルク「少々どころじゃないと思うのですよ……。」
メルク「でも、受け取らなかったと聞いたのですよ。」
みおぎ「ええ……。
……でも、これだけは、受け取っていたのですよ。」
メルク「手紙、なのです……?」
みおぎ「……メルクさまだけに特別にお教えいたしますね。
耳を近づけてくださいますか?」
メルク「……?」
みおぎ
メルク「そ、そうだったのですよ?」
みおぎ「……。」
メルク「(よ、よかったのですよ、やまぶきさん!)」
メルク「(正直、歌のセンスよくわからないし、
いろいろやりすぎてて、
みおぎさんに引かれてないか心配してたのですよ!)」
メルク「(……でも、本当によかったのですよ……)」
備考
入手方法
ダイヤスカウト