【白猫】シュシュ(正月)・思い出
シュシュ・チューチュエ CV:日笠陽子 動物保護団体<シェルター>のメンバー。 夢はおよめさんになること。 |
思い出1
……アラ、包みがされいで素敵ね!
ほら、アイリスと主人公も、遠慮せずに受け取りな。
<<シェルター>―
シュシュが所属する、動物の保護と研究を目的とした団体である。>
ま、緊急の仕事が入れば別だけどねえ。
<シュシュの翼が、煌々と燃えさかる――!>
おかげで、過酷な環境に棲む動物の生態を解明したり、新種の鳥を発見したりすることができた。
あとは、迷子の動物を探したりね。
大いなる力だ。できるだけ動物の為に役立てていきたいと思ってるんだよ。
いまも、役に立ってるわよ~。
思い出2
<豪勢な料理が、ところせましとテーブルに並べられている。
たんとお食べ。主人公、ご飯は大盛りにしといたからね。
<――どれもおいしい!
シュシュはその昔――ヤンチャだった。
荒くれ者が集まる<ソクの島・ブンブン>において、レディース<炎帝>を設立。
島の一角を支配するまでのソクに成り上がった過去があった。
やり過ぎてたねえ……
それを山盛り買い込んで一斉に点火したんだ。……とてつもない爆音だったね。
ありゃ、さすがにやり過ぎてたねえ……
思い出3
<主人公たちは、シュシュと街まで買い物に来ていた。>
今のうちに買い物しとかないとね。休みが終わればまた忙しくなるし。
「新鮮な魚が入ったよー! 正月価格で安くしとくよー!」
「さあさあいらっしゃい! いい肉そろってるよー!」
「それではただいまより、福袋の販売を開始いたします!」
女性客しかいないってことは、中身は服とかアクセサリーなのかねえ?
「こちらお一つ2万ゴールドとなっております!
「いいから早く出してちょうだい!
「今年こそは絶対……!
<店員が福袋を並べ出す。その瞬間――>
「ちょっと! アタシの取らないでよ!」
「何言ってんのよ! 私が先に触ったんだから!」
「引っ張らないでー!」
「くっ…… ! ちょっと! もうありったけ出しちゃって!
「は……はい!!
血が騒ぐね。
アタイにも一つおくれーーー!
***
まさにお祭りって感じで気に入った。アタイ、来年も絶対に買うよ!
思い出4
bわかった。
<――シェルターの新年会が行われていた!
b振り返ってみれば、昨年はシェルターにとって、特に過酷な一年だったように思う。
動物を狙うハンターの活動も活発だったし、保護活動に関連した魔獣討伐任務も非常に多かった。
bもちろんだ。……だが、いい事もあった。そうだな?
t新しいメンバーが入っタイガー!
kミンミンでまんねん♪
mうむ。
bそして今、私たちはまた新たな年を迎えた。
どのような年になるのかはわからないが、みな、これまでと変わらず、真摯に仕事に取り組んで欲しい。
では……乾杯!
kミンミン、遠慮しないでいっぱい食べるでまんねん~♪
mたかぶってきた。
t今日はリーダーのおごりだ。シュシュも思う存分食え。
tリーダーだからな!
***
t新年おめでタイガー! ……ふがー、ふがー……
kいつものことでまんねん。
bでは、そろそろシメる。
kタンタンメンでいいでまんねん?
m大盛り。
b動物たちと過ごしている。
b結局そうかもしれない。
bお前はどうだ、シュシュ。よく休めているか?
bだが、コトというのはそういう時に限って起こるものだ。油断はできないぞ。
ギー。
bむ。
思い出5
ギーギー。
k青龍、こんなとこにどうしたでまんねん~?
bお前たち。――仕事だ。
以前からマークしていた密猟団が動き出した。全員で出動するぞ。
いわんこっちゃない!
***
「ハハハ、大量、大量♪ 綿密に調査した甲斐があったぜ。
なあ、小鳥ちゃんよ? おまえ一匹でどれだけの値がつくか、知ってるか?」
『ピィ~』
「おい、そろそろ引きあげるぞ。」
「なんでっすか? カゴはまだヨユーありますよ?」
「情報が入った。<シェルター>がこの島に向かってる。」
「マジすか……」
「他のチームはすでに戻らせた。俺達も急ぐぞ。」
「そいつらなら今ごろ、アタイの仲間がのしてると思うよ。
情報が古すぎじゃないかい?」
「ウ、ウソだろ……!」
「……<炎帝>か。」
「アタイを知ってるのかい?」
「ゾクの島には俺も世話になった。」
「そうかい。」
「一大レディースのアタマが、今や動物保護団体のメンバーか。」
「そのカゴの中の鳥、獲っちゃいけないって知ってるよねえ?」
「あれだけのワルが、堕ちたもんだ。」
「笑わせるね。堕ちたのはアンタだよ。」
「……憧れだったのによ。」
<シュシュの瞳が、燃える。>
「なら、アンタの全てを懸けないとダメだね。
――かかってきな!」
***
bよし、これで全員だな。
mぐるぐる巻き。
「…………
kリーダー、小鳥ちゃんはみんな無事でまんねん。ケガもしてなかったで~。
「たりめーだろ。傷モンなんて売れねえんだからよ。
t黙れ。
「……潮時だな。
「まっとうに生きるのが辛いからこんな事をしてるんだ。
でもアンタ、『こんな事』って言ったの、自分で気づいてるかい?
「…………
俺は……どうすればいい?
頑張んな。
……なあ。
もう一度、アンタに憧れてもいいか?
思い出6 (友情覚醒)
おっ、イイ男のイイ光、またもらっちゃったね~。
救ったのは動物だけじゃないかもな。
b明けましておめでとう。
b皆への挨拶ついでにな。
b……困らせないでくれ。
b代わりに今日を休みにしたのさ。
***
k着いたでまんねん! いっぱい遊ぶでまんねん~♪
mありったけ楽しむ。
tまずはどこへ行くか? 道なき道を行くもタイガーだ!
bそうだな、まずは……
ギー。
bむ。
b早く遊びたいそうだ。
アタイもだよー!
朝日に煌めく緋色の翼
その他