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【白猫】シエラ・思い出

最終更新日時 :

シエラ・スキルニルグ CV:雨宮天
田舎の島で生まれ育った少女。
己の使命のため、一角竜フレイヤと旅に出る。


蒼空の竜騎士
飛行島の思い出 
友情覚醒画像その他相関図


思い出1



<主人公たちが<竜の国>から帰り、しばらくしたある日――

一角竜に乗った少女が、飛行島へと舞い降りた!>


zこんにちは。

fここが飛行島ですか。

シエラじゃない。やっほー♪

zやっほー♪

田舎に帰ったって言ってなかったっけ?

z飛行島に立ち寄ってからでも、遅くはないかなってね。

ふふ、ゆっくりしていってください。フレイヤさんも。

f人間。私の名前を気安く呼ばないでもらえますか?

あ……ご、ごめんなさい……

zごめんなさい。フレイヤって、基本こうだから……許してね。

改めて自己紹介してもいいかしら? 竜の国じゃずっとバタバタしてたから、ろくに話もできなかったし。

私はシエラ・スキルニルグ。田舎から来た、農家の娘よ。

こっちの竜が、一角竜のフレイヤ。私の大切な家族であり、親友なの。

f…………

アタシはキャトラよ。横の二人が、主人公とアイリス。

z竜の国では、色々とありがとう。助かったわ。

気にしないで。アタシたち、面倒事には慣れてるから。

zあら、そうなの。

fキャトラといいましたか? 子猫の割に、たくましいのですね。

へへ~ん♪

z(あら……?)

農家といっていましたね。何を作っているんですか?

zなんでも作るわよ。麦にジャガイモ、キュウリにナスにトウモロコシ……

ホントになんでもね。

zでも、やっぱり一番はサクランボかしら。

フレイヤの大好物なんだっけ?

fええ。

zうちはかなりこだわって作ってるからね。成る実はほとんどが一等級なのよ。

中でも質のいいものは、高級品として大きな島に出荷したりするぐらいで。

赤い宝石<スキルニシキ>とは、私の家のサクランボなのよ~♪

ムム……食べてみたい……!

zおすそ分けしたい所なんだけど、持ってきた分は、もうなくなっちゃって……

f……そろそろ、食べさせて欲しいのですが。

z困ったわ……


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思い出2



zうーん、いい気持ちね~。ふあぁ……

f私の背で昼寝とは、いいご身分ですね。


お二人は、とっても仲がいいんですね。

zもう、ずっと一緒だからね。

ずっとって、どのくらい?

z私が5歳の時からだから……もう10年以上になるわね。

じゃあ、―角竜と農家の少女の出会いを聞いてみようかしら。

きっとドラマティックなんでしょうね~。

zフレイヤはサクランボ泥棒だったの。

ぜんぜんだった!

zうちのサクランボ畑を空から見つけて、降りてきたらしいのね。

で、食べようとしていたところに、私が来たってわけ。

フレイヤ、おこられちゃったんだ?

f構わず、さっさと食べてしまっても良かったのですが……

幼子にしては、妙な迫力がありましてね。

……それに、シエラの家のサクランボは、絶品でした。

zそれ以来、サクランボ欲しさに、居つくようになったのよね~。

そんなに美味しいんだ?

f別格ですね。サクランボは長年食していますが、<スキルニシキ>は世界で一番と言っても過言ではありません。

じゅるり……

zとはいえ、タダであげるわけにもいかないから、ちゃんと働いてもらってるんだけどね。

働く、というと?

zサクランボ畑の警備をお願いしているの。

……サクランボって、けっこう盗られちゃったりするものなの?

z特にうちのはね。両親から聞いた話じゃ、ある年は木をまるまる持ってかれたこともあるんだって。

ひ、ひどい……

zでもフレイヤが来てからは、被害は全く出てないのよ。

fサクランボ畑は、私の寝床でもありますからね。

これ以上ないくらいの番人だもんね……

fそれよりもシエラ。いつになったらサクランボを食べさせてくれるのですか?

あ、そうそう。私、お近づきの印にと思って買ってきたんです。

お口に合えばいいのですが……

zわざわざありがとう! よかったわね、フレイヤ。

じゃ、アタシが食べさせてあげる。はい、あーん。

f…………

zどう?

fイマイチですね。甘みが足りませんし、味に奥行きもありません。

わがままいわないでよ。とうぶんは、それで我慢してちょーだいな。

f仕方がありませんね。

zねえフレイヤ。気になってたんだけど……キャトラヘの態度は、普通なのね?

fええ。子猫ですから。

z…………

私と初めて会ったときは、すごいそっけなかったのに……

fそれは……しょうがないでしょう。

z……なんか、ずるい!


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思い出3



zねえ、アイリス。

なんでしょう?

zこの島って、畑があるのね。ほら、あそこ。

ええ。今は、あまり使ってないようですが……

zわりと荒れてるものね。……うーん、気になるわ。

ちょっと、一緒に手入れしない?


 ***


よーし、やるわよー!

<シエラは慣れた手つきで、土を耕し始めた!>

アリャ。シエラとアイリス、いつの間に?

シエラさん、こんな感じでしょうか!

zおおっ!なかなか上手じゃない!

うふふ♪

<クワを地中深く入れ、土を起こしていくシエラ!>

zいい土ね! けど、耕してあげれば、もっと輝くわ!

慣れたものね、シェラ……! 腰の入り方がプロだわ!

zちっちゃい時から、ずっと手伝ってきたからね。


 ***


はあ、はあ……

z明日はさっと筋肉痛ね、アイリス。

……いい運動になります!

z……こうやって、堆肥を混ぜていくのよ。

作物によっては、微妙に配合を変えたりするんだけど、今回はこれでいいわ。

やっと終わりましたね……!

zまだよアイリス。うねを作らなきゃ。

……ねえ、ちょっと休憩しない?

zそれもそうね。


アンタ、体力あるのねえ。

z農家の娘は、たくましいのよ。クワさばきなら、誰にも負けないんだから!

私が魔獣と戦えるのも、きっと長年の農作業の賜物だと思うの。

f私の力のおかげに決まっているでしょう。

zありゃ、いつの間に。

あのキレイな白い服って、フレイヤの魔力で作られたものなんだっけ。

zうん。あの服、すごいのよ。体が軽くなるし、力もグンと増すの。

それで農作業すれば、楽なんじゃない?

zキャトラ。農家ってのはね、楽をしちゃダメなのよ。

それに、汚れたらもったいないしね。

f汚れてもすぐに落ちますよ。意地っ張りですね、シエラは。

z衿持よ衿持! 農家プライドなの!


あなたは、シエラさん想いなんですね。

fそれが何か?

あ、いえ、その……

z…………


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思い出4



ねえ、聞いてもいい?

z……もしかして、フレイヤのこと?

うん……

フレイヤが人間に冷たいのは、理由があるのよ。

よろしければ、聞かせてくれませんか?

z……フレイヤはね、とても長い年月を生きてきた竜なの。

あのね、みんな。フレイヤはもともと、人間のことが、大好きだったのよ。

ある時、フレイヤは私に話してくれた……


人と仲良くなりたいと自分から話しかけにいくような、すごく社交的な性格だったそうよ。

そして、仲良くなった人間の頼みを、決して断らなかった。

……友だちが、欲しかったの。だから彼女は、みんなの願いを出来るだけ叶えてあげたいと思った。

時には戦争にも参加した。彼女は自分の<友だち>の為に、その力を存分に発揮して戦ったわ。

でも、フレイヤには……いつまで経っても、友だちが出来なかった。

友だちだと思っていたその人たちはみんな、自分を友だちだとは思っていなかった。

<一角竜>フレイヤ――みんなは、その力だけしか、見ていなかった……

フレイヤは、騙され――

裏切られ――

利用され続けた。

それでも、フレイヤは、人間を信じたかった。

人間という種族とは絆を結べるって、信じたかったの。

でも……

フレイヤはとうとう……人間に期待することを、やめた。

そうして、彼女は何も信じなくなった。関わることも、やめた。


z私と出会ったのは、一人で静かに暮らせる場所を探していた、その時だったんだって。

…………

zだから……彼女のこと、悪く思わないであげてね。

……はい。もちろんです。

fシエラ、ここにいましたか。

…………

アタシとは、お友だちになってくれるかな?

f……?

ゴロゴロ~。

<キャトラがフレイヤに甘えだした!>

ゴロゴロ~ン。

f毛づくろいですか?わかりました。

<フレイヤは、キャトラに鼻先を寄せた。>

z……ありがとう、キャトラ。――けどね。

キャッキャッ♪

zフレイヤ、私より心許してない!?ずるいわよーー!


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思い出5



zさて……と。

みんな。私たち、そろそろ行くわね。

故郷の島に、帰っちゃうの?

z充分ゆっくりさせてもらったしね。

……うん。本当に、いい島たった。お世話になりました!

f…………

zさ、行きましょう、フレイヤ。

f本当に帰りたいのですか?

zえ……?

fもっとたくさんの世界を見て回りたい。本当は、そんな風に思っているのではありませんか?

z…………

fはっきり言いなさい。

z……思ってるわよ。

もっともっと、たくさんの島に行って、たくさんの国を見て、色んなことを知りたい。

あなたと一緒に。

f…………

zけれど、それは出来ない。世界を見て回ることよりも、私は、あなたのことが大事だから。

静かに暮らしたいっていうあなたの考えを、尊重したいから。

f遠慮など、することはないのですよ。

z……優しいのね。でも、ダメ。

竜の国で、私はあなたをつらい目に合わせてしまった。嫌なことを思い出させてしまった。

これ以上、あなたの心に傷がつくのは、嫌よ。

f私はあなたが思っている程、弱くはありません。

帰る事などいつでも出来ます。しかし、あなたがこの世界を見、自身の成長の糧とする機会は、今しかないのですよ。

z……その根拠は?

f根拠などありません。ですが、確信しています。

z…………

f……逆ですね。旅立った、あの時とは。



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思い出6 (友情覚醒)



fシエラ。私は何のために、あなたに魂を託したのですか。

zフレイヤ……

f確かに、傷つくこともあるかもしれません。

……しかしこれからは、あなたがずっと、一緒に居てくれるではありませんか。

zうん……

f喜びも悲しみも全て、あなたは私と分かち合ってくれる……そうですね?

zうん……!

fそれに、何よりも――

<フレイヤは、鼻先をシエラの頬に寄せる。>

f我が子の願いなのですから。

zもう。ずるいわよ、それ……

ありがとう、フレイヤ。


 ***


じゃあ……帰らないことにしたのね?

zうん。しばらくは、この広い世界を、たくさん旅しようと思う。

でも、それだけじゃなくてね……

f同胞たちに、会いにゆこうと思います。

ほかの竜たちに?

f彼らがどのように生きているかを、確かめてみたくなりました。

会って話したい事も、たくさんあります。

……知りたいことが、わかるといいですね。

fええ。

zアレッ……フレイヤ……!


f人間。……先ほどの光は、何なのですか?

zとっても、温かかったわね。

あれは、主人公の力……ルーンの光です。

友情の証ってやつよ。まぶしかったでしょ?

f……あなた方にも、少し興味が出てきました。

では、その……よければ、お友だちに……

f……名前を呼ぶ程度なら、良しとしましょう。

はい! ありがとうございます、フレイヤさん♪


<シエラとフレイヤは、どこまでも続く雄大な空を、気持ちよさそうに飛んでゆく。>


zねえ、フレイヤ!

f何ですか?

z世界って、本当に広いわね!




蒼空の絆


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シエラナギ

相関図


竜の国
エクセリア・クルス
ドラグナーにして<竜の国>王家の王女。相棒は白竜ラピュセル
フィーネ
白竜ラピュセルの妹
ゲオルグ・ランディル
竜騎士団の団長を務める歴戦のドラグナー。相棒は火竜カグツチ
セルジュ・ラングレイ
竜騎士団の団長補佐を務める若さドラグナー。相棒は水竜マクリル。
モニカ・ヴォルパート
ドラゴンのソルトに乗る少女。なりゆきで冒険家を始めることに。
シエラ・スキルニルグ CV:雨宮天
田舎の島で生まれ育った少女。己の使命のため、一角竜フレイヤと旅に出る。
竜の里 イーラビーダ
テトラ・ハートカード
前向きな心を持つ、半竜の少女。跨るのは弟のような存在のペンタ。
竜狩り
ナギ・エルスカ CV:千本木彩花
竜狩りの男に助けられた少女。誰かを傷つける行為は苦手。
???
ドラゴン

その他


一周年記念 Divine Dragon’s Saga Story
大願成就!お正月を取り戻せ!in ワイハの島! Story



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