ショートストーリー投稿板 コメント一覧 (31ページ目)
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冒険者さん
33962015年07月31日 07:42 ID:cb73q8iqはじめまして、今回初投稿するものです。
今回自分の好きなキャラのゼロキスとリーゼロッテで作りたいと思ってます。
どうか温かい目で見てくださるとうれしいです…
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冒険者さん
33952015年07月27日 00:04 ID:cv3r8760これにて第2話終了です。長かったですね....お疲れ様でした。
ちょっと中途半端になってしまいました....申し訳ない。
はぁ....ゼロキスよ....もしかしてハゲひいちゃったから来なかったのか?リンプイもユイもキャロもレンファもひいたのに。アナタもし来てたらピンパチームにはいれたのよ。
さてさて、次回第3話は妖夢編です。お礼を言いに行きたいエシリアははたしてゼロキスに会えるのでしょうか。
こうご期待!(不安定な投稿ペースです、ご了承ください)
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冒険者さん
33942015年07月26日 23:59 ID:cv3r8760かつて、自分の事を我が子のように想い、愛してくれた博士を救えなかったビート。
あの時の悔しさは今でも忘れてはいない。
だがそれ以上に、治療すれば助かる命がたくさんあることを、主人公と出会って知った。
博士の命を救えなかった罪悪感から自分を見失っていたビートを助けてくれたのは、主人公でありアイリスでありキャトラであり、また飛行島の仲間たちなのだった。
だからこそビートは〝飛行島の仲間は僕が守る〟といつも心に決めているのだ。
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冒険者さん
33932015年07月26日 23:58 ID:cv3r8760「ビート!」
「ビートにーに、どうだった?」
「キララは無事かしら?」
「みんなでキララちゃんの無事をお祝いしたいの!」
女の子4人に詰め寄られてタジタジになりつつもビートは答える。
「大丈夫ですよ、傷もそれほど深くなかったのですぐに元気になります」
「よかったぁ〜!ありがとう、ビート!」
「さすがはビートにーに!」
「じゃあ早速祝賀会の準備ね!」
「踊り練習しなくちゃ!」
嬉しそうにはしゃぐ女の子4人を見て、ビートも笑顔が溢れた。
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冒険者さん
33922015年07月26日 23:57 ID:cv3r8760「キララ、大丈夫かな〜」
アジトの治療室の外では、エシリアとコヨミ、レンファ、キャロの4人が待っている。
大怪我をしたキララはビートに治療してもらっている。
「キララねーねなら....大丈夫だよ....」「キャウン....」
「元気になったらお祝いしよ!」
「うん!」
「一緒にチェスしたい!」
「キャロいつもそればっか〜!」
「チェス好きなんだもーん」
必死になって場を明るくしようとする4人の前に、影がさした。
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冒険者さん
33912015年07月26日 23:54 ID:cv3r8760ゼロキスの決めゼリフはアンドロイド3機のエンジン音とエシリアの叫び声によって消されてしまったのだ。
「エシリア!」
「大丈夫!?」
そして全員の注意がエシリアに移る。
誰にも構ってもらえなくなったゼロキスは独りぼそっと呟いて、音もなく去った。
「....今日はやっぱりもうダメだ....」
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冒険者さん
33902015年07月26日 23:53 ID:cv3r8760「そうだったのね」
「ここまで連れてきてくれてありがとう」
「いえいえ、そんな、僕はただ....」
「?」
ゼロキスは一旦呼吸を整えると、ばちこん!とウインクをしながら、
「可愛く美しく可憐な女性の笑顔が見たいだk」
―キーーーーーーン!!!
「キララ〜っ!」
言えなかった。
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冒険者さん
33892015年07月26日 23:52 ID:cv3r8760こんな状態じゃどんなに小さい魔物でも敵わないと思って応戦しようとしたらミュータントガルーダとガウラムカデがこの娘を襲おうとしたので慌てて抱えて、この島にたどり着いたわけです。
あのピンクの髪の女の子が残した僅かなソウルを感じ取って来たんですけどね。」
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冒険者さん
33882015年07月26日 23:51 ID:cv3r8760「僕がメルリン島の外れの森に散歩に行ったら、この娘ともう一人ピンクの髪の女の子が歩いてきたんです。
だけど、何も知らない様子だったからこの先は魔物の巣窟だから近寄らない方がいいよって声をかけようとした矢先にこの娘がジャガーに襲われそうになって。
慌てて弓を構えたとき、ピンクの髪の女の子が鍵みたいな武器から光るトランプを出してジャガーを怯ませたんですよ。
僕はそれにびっくりしちゃって、その場から逃げたんですけど、戻ったらそのトランプの女の子はいなくなっててこの娘だけぐったりした様子で座り込んでたんです。
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冒険者さん
33872015年07月26日 23:50 ID:cv3r8760一方、アジトの外。
キャロとエシリアがチェスをしていたところに人集りが出来ている。
コヨミ、レンファ、キャロ、主人公にアイリスキャトラはもちろんのこと、鬼族のシュラとキサラギ、幸運の神ガレア、魔法学園の学年主任イザベラその他大勢いた。
その中心には、キララを抱えたゼロキスがいる。
「キララねーね!?」
「何があったのかしら?」
「教えてくれるかな?」
コヨミとイザベラとキャロがゼロキスに聞く。
「実は....」
ゼロキスはキララをガレアに預けながらゆっくりと語り出した。
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冒険者さん
33862015年07月26日 23:49 ID:cv3r8760―侵入者発見、侵入者発見。直チニ現場ニ直行セヨ
「え〜!?侵入者〜?」
「....恐らく....魔物か....」
「この格好で行くの....恥ずかしいよぉ....」
「キャハッ!そんなこと言ってる暇ない!」
「そうですね!エシリアさん、僕にしっかりつかまってて!」
「わかった〜!」
ビートはエシリアをお姫様だっこすると、背中のエンジンを起動させる。
それに倣って、リカも背部エンジンを起動。
ユイも肩と後頭部を覆うエンジンを起動させた。
「行きます!」
ビートの掛け声とともに、アンドロイドと少女は神速でアジトの廊下を飛んで行った。
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冒険者さん
33852015年07月26日 23:48 ID:cv3r8760「あれ、どうしたんだろ〜?」
「キャハ!」〈サーチモード〉展開シマス
「何が....」〈サーチモード〉展開シマス
「新しい人かな〜?」〈サーチモード〉展開シマス
アンドロイドから発せられる機械ボイス。
そのボイスはやがて、同時に同じ言葉を発した。
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冒険者さん
33842015年07月26日 23:46 ID:cv3r8760「何があったんですか?」
「あのね、さっきエシリアとキララの二人でメルリン島の外れの森に冒険に行ったの」
「それで?」
「二人であちこち見ながら歩いてるうちに奥の方まで行っちゃってね、」
「....まさか」「キャハ!キララ危ないかも!」
「生き残ってた蝶に気づかなくてキララが散々バフかけられたジャガーにひっかかれたりしたの〜!」
「急ぎましょう!」「キャハッ!破壊する!」
「ユイもお願い〜!」
「わかりました!僭越ながらお手伝いさせていただきます!」
「こっちだよ〜!」
エシリアがメカニカルルームの扉を開けたとき、リアムが切羽詰まった顔で走り去った。
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冒険者さん
33832015年07月26日 23:45 ID:cv3r8760―――バァンッ!
ビートの台詞を止め、盛大に扉を開けたエシリアが息せき切って飛び込んでくる。扉に背を向けていたビートが吹っ飛ばされる。
「ビート〜!お願い!....あれ?」
「...いたた....あの、わかりました....けど、僕たちのメンテナンスが終わってk」
「キララが大変なの〜!」
その一言で、ビートもリカもユイでさえも動きを止めた。
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冒険者さん
33822015年07月26日 23:44 ID:cv3r8760所変わってメカニカルルーム。
ここには、ハイスペックなアンドロイドが3人いた。
この飛行島の主治医ビート・パナーシア。
掃除役の破壊担当リカ・ブレナン。
そして新しく来た、羞恥の感情が組み込まれたアンドロイドのユイ壱式。
3人は、メンテナンスのためにメカニカルルームにいた。
「さてと!リカ、ユイさん行きますよ!」
「キャハッ!いつでもいいよ!」
「うう....恥ずかしいよぉ....」
「ユイさん、ここには僕たち3人しかいませんから恥ずかしいもなにm」
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冒険者さん
33812015年07月26日 23:42 ID:cv3r8760「リアム〜!」
「....おっ?なんだエシリアか!どうした?そんなに慌てて」
「ビートどこ〜?」
「は?ビート?あいつならリカとユイと一緒にメカニカルルームに入ってくところ見たぞ。30分くらい前。メンテナンスじゃね?」
「ありがと〜!」
リアムにお礼を言うと、足早に去っていった。
「....エシリアの奴、何をあんなに慌ててんだ?」
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冒険者さん
33802015年07月26日 23:41 ID:cv3r8760「あっ!コヨミ〜!」
森での戦いから15分後。
ビートとコヨミに救援を頼みに飛行島にやっとこさ戻って来たエシリアはコヨミを見つけた。
「エシリアねーね!....あれ?キララねーねは?」
「あとで話すよ〜!それより、ビートどこ〜?」
「たぶんユイねーねとリカねーねと一緒かな?」
「ありがと〜!」
実際には答えになってないのだが、そんな細かいことに構っている時間はない。
エシリアはアジトの中に駆け込んだ。
ふと右を見ると、部屋から黒い鎧の少年―リアムが出てくるところだった。
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冒険者さん
33792015年07月26日 23:41 ID:cv3r8760お久しぶりです。1ヶ月ほど前にゼロキスとキララのお話でも書こうと思い立って第1話を載せたものです。cookie削除したらID変わってしまいました。なぜだ。
ちなみにゼロキスは来てくれませんでした....限定化してくれ....今後も仕事あるんだろ....
ちなみにその二、欲しかったダーさん来てくれました。ありがとうリンプイパワー!
さて、ゼロキスとキララの恋愛話第2話です。
相変わらず駄作ですがよろしくお願いします⊂( っ´ω`)っ
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あれから数週間後…の続き
33782015年07月25日 20:40 ID:t4ur4wzbブランシュ「そこで通常ガチャ回して双剣とエクセリア様を狙うのですが、キャロさん、ゲオルグさん、サワワさん、ユイさん、リスリーさん、ラヴィさんという結果に…」
ヴィルフリート「む、ウォリアーが二人増えたか…」
エシリア「これでウォリアーさ10人だね!」
シュバルツ「頼む…双剣かエクセリア、どっちかでいい…来てくれ」
島リセットやって、もう5島normal終わりそう…
でる気がしないぜ(白目)
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あれから数週間後…
33772015年07月25日 20:29 ID:t4ur4wzb7月25日現在
シュバルツ「…」
コヨミ「なんかにーに、真っ白だね?」
フローリア「無理もありません…夏ガチャではセリナさんは出てこず、果てには2連続でエドガルド様が出て…」
リリエル「うわぁ…」
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冒険者さん
33762015年07月24日 04:18 ID:ij5rmo6qご一読いただき感謝いたします。
想定していたより長くなってしまいました。
頭の中のイメージを言葉で表現するのは、難しくて面白いです…!
また思いついた時にでも、ふらりと書いてみたいな、と思っておりますので
今後ともよろしくお願いいたします。
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冒険者さん
33752015年07月24日 04:07 ID:ij5rmo6q「私としたことが…、こうなることは目に見えていたはずなんだがな…。」
僅かな後悔を感じながら去ろうとしたイリアの背中へ
「…ぼく、嬉しかったよ!ほんとうだよ!…ありがとう!」
メロディアの偽りの無い本心が暖かな風を送った。
祭典を華々しく彩っていた花火もすっかり静まりかえった夜空のキャンバスを見上げながら
「こういった場も、たまに訪れる分には悪くないのかもな。」
イリアの心には小さくも力強い幸せが芽吹いていた。
~Fin~
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冒険者さん
33742015年07月24日 04:06 ID:ij5rmo6qアンナの心には幸せが溢れ出した。─溢れ出してしまった。
ぷるぷると身震いをし始めたアンナ。
「しまっ─」
イリアの制止は紙一重で間に合わず
「かーわーいーいーでーすーわー!」
「わあああぁ!?」
アンナはまたもやメロディアを抱き締めてしまった。
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冒険者さん
33732015年07月24日 04:04 ID:ij5rmo6q「ふわぁ~」
たくさんの冒険家が周囲にいることさえ忘れてしまったかのように
メロディアの顔には余す所なく満足感が溶け出していた。
イリアの突然の行動とメロディアの明らかな変化に
驚きを隠せないでいたアンナだったが、少し震えた指先でメロディアの喉元を撫でた。
そこにはいつにも増して愛らしいメロディアの顔があった。
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冒険者さん
33722015年07月24日 04:03 ID:ij5rmo6q「えっと、それは…その…」
自信の無さを見せつつも、かと言って逃げることもしない
メロディアの決意を感じ取ったのか
「ふっ…いいだろう。」
ほんの一瞬、口もとだけに確かな微笑みを映してイリアは
アンナとメロディアのもとへ歩み寄り、
「遊びかどうかは私の知ったところではないが、見本ならある。」
淡々とそう言ってメロディアの喉元に指を添えて撫で始めた。
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冒険者さん
33712015年07月24日 04:01 ID:ij5rmo6qメロディアは自分の真横でキョトンとした顔をしているアンナと
静寂を体現したようなイリアを交互に見て、
声に出そうとした寸前で躊躇することを何度か繰り返したあと
「ぼく、こうやって遊んでもらえるのはいやじゃないよ。
でもね、おねえちゃんとは…他にも、遊んでみたくて…」
「どんな遊びでも構いませんわ、どんな遊びがよろしいのかしら?」
徐々に小声になっていくメロディアの発言を聞き逃さず
アンナは優しさと数輪の好奇心を咲かせた目でメロディアを見ていた。
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冒険者さん
33702015年07月24日 04:00 ID:ij5rmo6q「本心を伝えることで深まるもの…
おまえはどこかでそれを理解しているように見えるんだがな。」
月夜にも似た瞳でメロディアを見つつ、イリアはどこか安心感を抱かせるように呟いた。
会場の喧騒の中に容易く飲まれてしまうほどの声であったが
メロディアの心に響かせるには充分なものであった。
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冒険者さん
33692015年07月24日 03:58 ID:ij5rmo6q「そろそろ落ち着いたらどうだ。」
深夜よりも黒い鎧に月と星を散りばめたような神秘的な髪をなびかせた騎士、
イリアは静かにアンナへ告げた。
「あら?」
ようやく注目の的となっていたことに気付いたアンナはこほん、と
一つ咳払いをし抱き締めている体勢は変えないまま力だけ緩めていった。
「おまえ…」
イリアはアンナの腕の中で困惑色に染まったメロディアを視界に捉えた。
メロディアはイリアの貫くような鋭い視線に一度は緊張感を身体中に巡らせたものの
自身を強く抱き締めていたアンナの力が緩んでいることに気付き
イリアに対する緊張感も徐々に解放させていった。
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冒険者さん
33682015年07月24日 03:57 ID:ij5rmo6q周囲の視線を瞬く間に浴びることとなってしまった猫の半獣メロディアは
状況が飲み込めず戸惑っていた。
「えっと、あの、おねえちゃん、ちょっ─「やわらかな毛並み!
ピンと立った耳!トパーズのような瞳!しなやかな尻尾!
なんて可愛らしいのかしら!」
自身の好きなものを愛でている最中のアンナは相手に発言の隙を与えない。
それは可愛がる対象のメロディアとて例外ではなかった。
誰も彼女を止めることはできないのだ。─ただ一人を除いては。
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冒険者さん
33672015年07月24日 03:56 ID:ij5rmo6q数多くの冒険家が集まる記念式典。
その豪奢な会場の装飾にも劣らない、きらびやかなドレスを身にまとった
セイクリッド家の令嬢、アンナは半獣の少年を発見するや否や忽然と姿を消してしまった。
まさしく一瞬と表現できそうな速さで彼女は半獣のもとへ移動し
「可愛いですわー!」
再び彼女を視界に入れたときには既に半獣に抱きつき恍惚の表情を浮かべていた。
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冒険者さん
33662015年07月24日 03:55 ID:ij5rmo6q初めまして。first anniversaryにおける
アンナ・メロディア・イリアのやり取りがとても興味深かったので
色々と妄想してみました。
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罪帽紫苑
33652015年07月22日 23:05 ID:ab9lebob「こう…ですか…?」
顔を寄せてきたプリムラにありがとうと言い、プリムラの可愛らしく柔らかな頬に自分の唇を優しく押し当てた。その瞬間、プリムラの顔は真っ赤に染まった。
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罪帽紫苑
33642015年07月22日 22:58 ID:ab9lebobずっと私のことを看病してくれていたようだ。…昔、プリムラを看病していたときの事を思い出した。必死になって泣きべそをかきながらもプリムラの病気を治そうとしていたあの頃の自分を。今のプリムラを見ていると昔の私に似ているのかもしれない。
「せんぱい…?」
プリムラの首をかしげている姿に悶えそうになった。
あれは反則だ。可愛すぎる。
「どうかしましたか…?」
私は何でもないわと答え、少しか顔を近くによせてほしいと伝えた。
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罪帽紫苑
33632015年07月22日 22:44 ID:ab9lebob下の続きです。
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罪帽紫苑
33622015年07月22日 22:40 ID:ab9lebob…そうだ、思い出した。最近十分に休まないで勉強していたんだった。疲れがとれてなかったからその分今日にどっときたわけか。
「せんぱい…無茶はだめですよ…」
可愛い後輩にそう言われてしまっては何も言い返せない。それにプリムラは自分をここまで運んでくれたのだろう。私よりも小さいのに、大変だったのだろう。
「せんぱいが…目を覚ましてくれて…本当に…よかった…」
泣きじゃくる後輩を撫でながらありがとうと言うとプリムラの頬は少し赤く染まった。
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罪帽紫苑
33612015年07月22日 22:31 ID:ab9lebob気が付くと私はベッドに横になっていた。同時に体に重りが吊られてるような感覚がきた。
だるい。思うように体が動かない。自分はいつものように白魔術に使う薬草を取りにいっていたはず。ふと横を向くと最愛の後輩であるプリムラが泣いていた。
「せんぱい…!よかった…」
プリムラ?どうして泣いているの?
「おぼえて…ないんですか…?」
薬草を取りにいったことまでは覚えている。その後…その後は…頭がくらくらしてそこから…わからない。
「せんぱい、苦しそうにたおれてたんですよ…?」
たおれていたのか、私は。
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罪帽紫苑
33602015年07月22日 22:19 ID:ab9lebob初投稿です。ハルカとプリムラの話を一つ書こうと思います。駄文になりますがご了承くださいませ。
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冒険者さん
33592015年07月18日 20:10 ID:saadh4iu今回はここまでです!!
読んでくださり、ありがとうございました!!
週一投稿を目標にしていたのに、間があいてしまいました!!
すみません…
そしてまた忙しくなるリアル!!
次の投稿も遅れるかもしれません…
ちなみに私はあーんされるなら、サワワちゃんにしてもらいたいです。どうでもいいですね!!
次回もよろしくお願いします!!
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冒険者さん
33582015年07月18日 20:06 ID:saadh4iuこのあーんのせいで「ザックとフランが付き合っている」という噂はさらに広がる。
しかしこの噂のせいで、ある問題が起きてしまうのはもう少し先の話である。
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冒険者さん
33572015年07月18日 20:05 ID:saadh4iu「好きな人にやられていると思うでござるよ!!さぁ!!」
好きな人にやられているからこんな状態なのだ。
フランはそんなこと考えもしなかっただろう。その証拠に今にも笑いだしそうだ。
ザックは一口で洋梨を頬張った。
「ボナペティでござるか?」
「はい…」
「やっぱり洋梨が一番でござるね!!」
「そうだな…」
ザックは恥ずかしさと、嬉しさで押しつぶされそうになった。
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冒険者さん
33562015年07月18日 20:04 ID:saadh4iu「あーんしてください…」
「フッフッフ!!それでいいでござるよ!!」
仕方なくザックはあーんを選んだ。
あんなキザで告白じみたことを言うくらいならこっちの方がましだと考えた。
何がフッフッフ!!だ。可愛すごるぞコノヤロー。
「はいザック殿!!あーん」
ザックは再び口元に洋梨を近づけられた。もう後戻りはできない。
「ちくしょう…俺にもっと金があれば…」
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冒険者さん
33552015年07月18日 20:02 ID:saadh4iu「フラン…どっちもやらないっていうのは…」
「明日からセッシャがお昼ご飯を食べる姿を黙って見ているでござるか?」
「それは…」
「ザック殿に食べ物を買うお金がないことをセッシャは知っているでござるよ?」
弱いところを突かれてしまってはどうしようもない。
ザックは考え込み、ようやく決断をした。
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冒険者さん
33542015年07月18日 20:01 ID:saadh4iu「なんでだよ!!」
またフランに振り回されてしまうザック。
「まぁまぁ、そう慌てなくても大丈夫でござるよ。この洋梨はセッシャが美味しく…」
「わかった!!わかった!!昨日の昼からなんも食ってねぇんだよ!!」
「じゃあ選ぶでござる~どっちにするか」
悩んだ。正直どっちも嫌だ。
フランにあーんされるか、さっきの「俺の中じゃ…(以下略)」を言わされるか。
ザックの中では究極の二択だ。
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冒険者さん
33532015年07月18日 20:00 ID:saadh4iu…と言いかけた。
「何でもねぇよ…」
「なんでござるか?聞きたいでござるぅ~!!」
「何でもねぇってば!!洋梨よこせ」
フランの膝下にある洋梨が入ったタッパーを取ろうとしたが、すかさずフランに奪われる。
「あぁ!!俺の昼飯が!!」
「選ぶでござる…」
「はぁ!?」
「あーんされるか、さっきの続きを言うか選ぶでござる!」
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冒険者さん
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冒険者さん
33512015年07月18日 19:58 ID:saadh4iu「ザック殿は?クラスで言われたりしたでござるか?」
「俺か?『お幸せに!!』とか、『可愛い彼女羨ましい!!』とかいろいろ言われな…」
ザックも悪い気はしていなかった。むしろ堂々とクラスメイト(主に男子)に自慢してやりたいくらいだ。
「セッシャ可愛いでござるか?」
「可愛くなかったら告白されたり、追っかけられたりしないだろ?自信持てよ!それに…」
「それに?」
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冒険者さん
33502015年07月18日 19:57 ID:saadh4iu「そういえばフラン」
「なんふぇごひゃるか?」
フランの口には洋梨が詰め込まれていた。
「男子とかになんかされたりしたか?」
「うーん…特に何も無かったでござる!!」
洋梨を飲み込みフランは嬉しそうに応えた。
朝の手繋ぎ登校(多分それだけではない)の効果は適面だったようだ。
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冒険者さん
33492015年07月18日 19:55 ID:saadh4iu「あぁ…ザック殿!」
口元の洋梨をひょいっと手でつまみ、ザックは口の中に放り込んだ。
「相変わらずうまいな、フランの洋梨」
「恥ずかしいでござるか?ザック殿?」
「そこまでやる必要ないだろ」
「そうでござるね」
本音を言えばザックの精神がもたない。
フランが「恋人のフリ」作戦にここまで積極的になっているのには驚いている。
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冒険者さん
33482015年07月18日 19:52 ID:saadh4iuところ変わって昼休み。
「ザック殿、はい!!あーんでござる」
ザックとフランは学園の中庭で昼食を摂っていた。
ここでは多くの生徒が昼休みを過ごしている。つまり、ラブラブっぷりを見せつけられるのに最適な場所でもある。
「ひっ…一人で食えるっつーの…」
フランの手には綺麗に皮が剥かれた洋梨。
そしてその洋梨はザックの口元にある。
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冒険者さん