【白猫】ミステリー版フランの思い出＆ボイス

ミステリー版フランの思い出とボイス

思い出1

フラン

クークー♪

こんにちはでござる～。

アイリス

いらっしゃい。フランさん。

キャトラ

あら、今日は忍者っぽい服じゃ

ないのね。

フラン

オフだから私服なんでござる。

これは花の都の

アラモードでござるよ。

キャトラ

へー。いいわね。

かわいいじゃない。

アイリス

とってもお似合いだと思います♪

フラン

メルシーでござる♪

キャトラ

それで今日はなに？

休みだから遊びに来たの？

フラン

流石キャトラ殿、

スルドイでござる。

フラン

今日はみんなをお誘いに

来たのでござる。

アイリス

なににですか？

フラン

ウィ。これでござるよ。

アイリス

これ……遊園地の招待チケット……

キャトラ

どうしたのよこれ。

フラン

お仕事の報酬に

頭領からもらったのでござる。

フラン

それでよかったら、みんなも一緒に

どうかと思ったのでござるよ。

キャトラ

楽しそうね。オッケー、

付き合ってあげるわよ。

アイリス

ありがとうございます、

フランさん。

フラン

いいのでござる♪

やっぱり、みんなが一緒のほうが

セッシャも楽しいでござるよ。

キャトラ

それじゃ、はやく行きましょ。

フラン

あ、もう少しまって

ほしいでござる。

アイリス

どうしたんですか？

フラン

実は、ほかにも

呼んでいるのでござる。

キャトラ

ふ～ん。誰がくるの？

フラン

それは――来たでござる。

ミカン

みかん食っべよー！

スイカ

スイカ、推参ですっ！！

キャトラ

あぁ、一緒に行くのって、

アンタたちだったのね。

アイリス

あの……リンゴやナップルさんは一緒じゃ……

フラン

それが……お仕事があって、

ふたりには断られたのでござる……

アイリス

そうだったんですね……

スイカ

みなさん！

今日はよろしくお願いしますっ！！

ミカン

とぅ！ はっ！　どうどう？

新しく考えた、カッコイイポーズ！

キャトラ

……これ、ちょっと大変な遊びに

なるかもしれないわね……

思い出2

フラン

ついたでござるー♪

到着でござるよー♪

スイカ

ここが新しい修行場なんですね！

頑張って修行しましょう、

ミカンさん！

ミカン

うん！

カッコいい技も練習しようね！

キャトラ

ちょ、ちょっと、アンタたち！？

ここは修行場じゃないわよ！

ミカン

え？

スイカ

そうなんですか？

キャトラ

そうなんですかって……

フランから言われてないの？

（ミカン＆スイカが「？」）

キャトラ

聞いてないみたいね……

フラン

パードンでござる！

どうやら言い忘れてた

みたいでござる！

キャトラ

まぁ、そんなに

慌てなくてもいいけどね。

アイリス

でも……今日のフランさん、

いつもより落ち着きがないみたい。

キャトラ

なぁに～？　そんなにアタシたちと

遊ぶの楽しみだったわけ？

フラン

ダコール！

とっても楽しみでござる！

キャトラ

す、ストレートに

返してきたわね……

フラン

セッシャ、実はこうしてお友達と、

遊びにいく機会が

ほとんどないのでござるよ。

キャトラ

え、そうなの？

フラン

ひとりでのお仕事が多くて、

あまり里のみんなと、

休みが合わないのでござる。

フラン

それに休みは、体を休めるのが

目的でござる。遊ぶのは

ちょっとだけなんでござるよ。

アイリス

なるほど……

そうだったんですね……

スイカ

わかりました！　今日はみんなで

たくさん遊びましょうっ！

キャトラ

あ、あんたまで、いきなりなに？！

スイカ

フランさんは里の中でも、

とびっきり優秀な忍者なんです。

でも……

スイカ

だからいつもお仕事で忙しくて……

私、今日は誘ってもらえて

嬉しかったんです！

スイカ

修行じゃなかったですけど、

そんなのは小さなことです！

ミカン

あたしも！　あたしも、

姉上に誘ってもたって、

うれしかったよー！

ミカン

だから今日は

たっくさん遊ぼうね！

フラン

スイカ……ミカン……ダコール！

今日はみんなで

遊び倒すでござるよー♪

キャトラ

……なんかアタシたち、

おいてかれた気分なんだけど……

アイリス

いいじゃないキャトラ。

みんなで仲良く楽しみましょ♪

キャトラ

ま、そうね。せっかくなんだし……

アンタたちー！

ちょっとまちなさーい！

思い出3

キャトラ

ほら、何から乗るか

フランが決めなさい。

フラン

セッシャが決めて

いいのでござるか？

キャトラ

誘ってくれたのアンタなんだし、

かまわないわよ。

フラン

で、では……う～ん。よし！

アレから乗るでござるよ！

スイカ

ジェットコースターですねっ！

フラン

やっぱり、一番人気の乗り物から

楽しむでござる！

キャトラ

これ、そんなに人気なの？

あんまりパッとしない感じだけど。

フラン

とんでもないでござる！

このコースターは、スリルと興奮が

満載と言われているでござるよ。

キャトラ

ふーん。スリルと興奮ね。

楽しそうじゃない。

さ、いくわよー♪

フラン

おーで、ござるー♪

アイリス

あ、キャトラ。

私は下で待ってるわね。

キャトラ

アイリスは、のらないの？

アイリス

うん。なんだから、

そうした方がいい気がしてるじゃら。

私のことは気にせずに行って来て。

キャトラ

オッケー。それじゃ、

ちょっと待っててね♪

アイリス

そう言って、キャトラたちは

楽しそうにコースターへと

向かっていきました。

アイリス

だから、この時……私たちはまだ、

この後に怒る悲劇を、

誰も予測していませんでした……

フラン

おーららー♪

とっても爽快だったでござるー♪

スイカ

あのグルグル回転するところは、

乗ってるだけで修行に

なりそうですっ！

ミカン

ミカン、手放しで乗れたよー！

気持ちよかったねー！

キャトラ

……うぅ……うっぷ……

アイリス

……キャトラ大丈夫？

キャトラ

……きもちわるい……なにあれ……

ぐるぐる回りすぎでしょ……

うぇっぷ……

フラン

キャトラ殿？　コースターは

楽しめなかったでござるか？

キャトラ

た、楽しめなくもなかったわよ？

ちょっと回りすぎただけで……

ミカン

次は……あれ！　あれにしっよー！

アイリス

……紅茶カップね。

キャトラ

あれなら、おちつけそうね……

アイリス

そ、そうね。

フラン

それじゃ、

紅茶カップに乗るでござる♪

思い出4

キャトラ

うぅ～……

世界がぐるぐるしてるわぁ……

ミカン

あはは♪　すごい回転だったねー！

もっかい乗りたいなー！

スイカ

コースターに負けず劣らずの

回転でしたっ！

大回転紅茶カップでした！

キャトラ

でしたじゃなーい！　アンタたち、

真ん中のテーブル回しすぎ！

キャトラ

途中で振り落とされるかと

思ったでしょっ！！

フラン

しかしキャトラ殿。

紅茶カップに乗ったら回さないと

『乗った』と言わないのでござる。

ミカン

じょーしきだよ？

キャトラ

どこの常識よ！

フラン

頭領に聞いてきたでござる。

これも修行でござるよ？

キャトラ

今日は遊びにきたんでしょ！

修行は忘れなさいっ！！

キャトラ

……アイリス。このままフランに

まかせてると大変なことになるわ！

アイリス

……もうキャトラが大変なことに

なってるものね……

フラン

キャトラ殿も元気になって

みたいでござるし、次は――

キャトラ

ちょっと休憩にしましょうっ！！

キャトラ

ほら、ゆっくり遊園地を眺めたり

するのもいいんじゃない？

キャトラ

派手な乗り物にのるのだけが、

楽しみ方じゃないと思うわけよ。

フラン

なるほどでござる。

それも楽しそうでござるな！

スイカ

となると……

観覧車はどうでしょうっ！

キャトラ

……いいわね。

それじゃ次は観覧車にいくわよ。

キャトラ

でも、先に言っておくわ！

絶対にゆらすんじゃないわよ！

フラン

わかっているでござるよ♪

…………

フラン

シュペール！　絶景でござる！

ふたりも見てみるでござるよ！

(注：主人公とキャトラ)

キャトラ

提案しといてなんだけど、

アンタ本当に楽しそうね。

フラン

もちろんでござる♪

今日は特別楽しいでござるよ。

キャトラ

そうみたいね。……今のアンタ、

ちっちゃい女の子みたいだし。

フラン

ん？　ちっちゃい女の子……

で、ござるか？

キャトラ

アンタなら、このくらいの景色

見慣れてるでしょ。

キャトラ

なのに、そんなにはしゃいでたら、

オトナには見えないわよ。

フラン

な、なんだか、そう言われるのは

恥ずかしいでござる……あっ！？

キャトラ

どうしたの？

フラン

もしかして、あっちに乗った

スールたちにも、そう思われて

いるかもしれないでござる！？

キャトラ

あー……そうかもね。

フラン

オォ、モンデュ！！

あぁ～もの凄く恥ずかしくなって

きたでござる～！！

キャトラ

ちょ、こら！

ゆらすんじゃないわよ！

フラン

しかしぃ～、しかしでござるぅ～！

キャトラ

今日は遊びにきたんだから

いいじゃないの。

キャトラ

忍者のプライドみたいなの、

わきに置いときなさい。

キャトラ

じゃないと、

楽しめなくなっちゃうわよ。

フラン

そ、それはダメでござる！

楽しめないのはダメでござるよ！

キャトラ

なら、恥ずかしがるのも、

そのへんにしときなさい。

キャトラ

コッチも気にしないから。ただし、

アタシに迷惑をかけない程度にね？

フラン

か、かたじけないでござる。

フラン

では改めて、今日はセッシャ、

はしゃがせてもらうでござる♪

思い出5

フラン

はぁ～……楽しかったでござるな。

アイリス

また遊びにいきましょう。

キャトラ

言ってくれれば、

いつでも付き合うわよ。

フラン

そうでござるな……

でも、ちょっと次は

いつになるかわからないでござる

キャトラ

ほうほう。次に誘いたい

相手でもできたかね♪

フラン

違うでござるよ。次の休みが……

いつになるのか

わからないのでござる。

アイリス

あの……そんなに忙しいんですか？

フラン

そうでござるな……

里に来るお仕事は、

たしかに膨大でござる。

キャトラ

あれ？　でも『里の』だとすると、

全部がアンタの仕事じゃ

ないんじゃないの？

フラン

そうでござるが……

お仕事をまかせてもらえるのは、

名誉なことでござるよ。

フラン

セッシャは忍者！　里のオツトメは

しないといけないでござる。

キャトラ

それは……そうかもだけど……

フラン

キャトラ殿。

キャトラ

……なに？

フラン

アイリス殿、それにシショー。

アイリス

はい……

フラン

今日はありがとうでござる。

とってもとっても

楽しかったでござるよ♪

フラン

セッシャ、ステキな思い出が

作れたでござる。

フラン

これでまた、お仕事を頑張れそうでござる！

思い出6

フラン

シショーの輝き……

いつも変わらず、

あたたかいでござる～。

フラン

楽しかった思い出に、もうひとつ

おまけをもらえた気分でござるよ。

キャトラ

そう。よかったわね。

じゃあ、それは、

アンタの胸にしまっときなさい。

フラン

はいでござる。

キャトラ

で、次はアタシたちが誘うから

覚えときなさいよ。

フラン

ええっ！？

ま、まってほしいでござる。

フラン

セッシャ、さっきも言ったとおり、

いつ時間がとれるのか

わからないのでござるよ……

フラン

だから、せっかく誘ってもらっても、

……応えられないかも

しれないでござる。

キャトラ

それでかまわないわよ。ね？

アイリス

そうね。フランさん、

私たちはそれでかまいません。

フラン

でもそれでは、

みんなに申し訳ないでござる……

キャトラ

いいんだってば。

フランがダメな時はダメで。

キャトラ

どうせ、何度だって誘うんだから♪

フラン

……っ？！

な、なんどでもでござるかっ？！

キャトラ

そうよ。何度だって誘うから、

大丈夫な時に

オッケーすればいいのよ。

アイリス

私たちフランさんに誘ってもらえて

嬉しかったし、楽しかったです。

だから――

アイリス

また一緒に遊びましょ、

フランさん♪

フラン

みんな……メルシー♪

メルシーでござる！

フラン

セッシャもまた、みんなと一緒に

……そうでござるー！！

キャトラ

な、なによいきなり？！

フラン

里のお仕事を全部終わらせれば、

いつ誘ってくれても

大丈夫になるでござる！

キャトラ

まあ……それはそうかもね。

フラン

そうとわかれば、

さっそくお仕事でござる！

フラン

みんな！　セッシャの働き、

みていてほしいでござる！！

アイリス

……フランさん、大丈夫かしら……

無理しないといいけど。

キャトラ

大丈夫よ、今日みたいに、

あのコのまわりは

ミカンたちもいるし。

キャトラ

それにアタシたちもいるじゃん♪

アイリス

そうね♪

ボイス

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