【白猫】お正月版ヒナの思い出とボイス

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お正月版ヒナの思い出とボイス

思い出1

ヒナ

あけましておめでピヨ。

アイリス

あけましておめでとう、

ヒナちゃん♪

キャトラ

あけおめ、ヒナ！

ヒナ

パパのところに遊びに来たの。

アイリス

主人公のことは

まだパパなんだね……

ヒナ

ピヨ？

だって、パパはヒナのパパだよ？

ママ。

アイリス

私がママになってる！？

ヒナ

マーチングバンドしてたら、

ママがたくさん増えた。

アイリスもヒナのママ。

アイリス

（どうやら、

変な癖がついちゃったみたい……）

キャトラ

ねえねえ、

アタシはアタシは？

ヒナ

キャトラ。

キャトラ

なんでじゃー！！！

アイリス

マーチングバンドは順調なの？

ヒナ

うん、今日はお休みなの。

キャトラ

そっちの方もいい感じみたいね。

ヒナ

＜さえずりの力＞のことも

ちょっとずつ分かってきた。

ヒナ

バーバ、こっちだよ。

バーバ

コッコッココココッ。

ヒナ

バーバも

『あけましておめでとう』って

言ってるの。

バーバ

ココココ……

ヒナ

あ、そっか。

ヒナのフルーピョが光った！

バーバ

『はじめまして。

ヒナちゃんのおばあちゃんの

バーバでございます』

ヒナ

ヒナの＜ピヨピヨのルーン＞の

光を浴びれば、鳥さんとも

お話ができるようになるの。

バーバ

『いつもヒナちゃんが、

お世話になっております』

アイリス

あら、

ご丁寧にありがとうございます。

バーバ

『こんなものしかございませんが

よろしければ、

皆さんで食べてくださいな』

バーバは主人公に
ナッツを手渡した。

ヒナ

ねえ、バーバ。

ヒナも食べていい？

バーバ

『ええ、ヒナちゃんの分もあるから

たんとお食べ』

ヒナ

うん、ありがとバーバ。

アイリス

あ、それじゃあ私、

お茶淹れてきますね♪

バーバ

『あら、お嬢さん。ありがとうね』

ヒナ

ん～。

殻が固いの。

パパ、とって。

バーバ

『これヒナちゃん、

自分でもできるでしょう？

ご迷惑おかけしたらダメですよ』

ヒナ

ううん。

ヒナ、パパが剥いたのがいいの。

ヒナ

パパ、ありがと。

バーバ

『ごめんなさいねぇ。

ヒナちゃんが甘えてしまって』

キャトラ

う～ん。どうなんだか……

ヒナ

パパ、お茶熱いのフーフーして。

キャトラ

どうなんだかねぇ……

バーバ

『……ハァ』

ヒナ

えへへ、

パパ、ママ、ありがと。

思い出2

ヒナ

――――――♪

ヒナが
＜フルーピョ＞を演奏している。

ヒナ

ちちち、ちち。

ぴぴぴぴぴ。

小鳥たち

ちちっ、ちちちち♪

キャトラ

ヒナー、ご飯よ～！

ヒナ

うん、わかった。

ヒナ

――――――♪

ヒナ

うーん。

ここの音をもっと高く――

アイリス

ヒナちゃーん。

ご飯冷めちゃうわよー。

ヒナ

うん、あと少ししたら行く。

ヒナ

――――――♪

ヒナ

ぴっぴぴ～ん。ぴぴ～ん♪

バーバ

『皆様にご迷惑をかけて

ごめんなさいねぇ……』

キャトラ

うん、わかってる。

悪い子じゃないんだけどね。

バーバ

『バーバが

甘やかしすぎたのかねぇ』

キャトラ

よしわかった。

ここはキャトラさんが

一肌脱ごうじゃないの！

ヒナ

――――――♪

キャトラ

やっほー、ヒナ。

ヒナ

ピヨ？

キャトラ

新年ってのはね、

家族孝行するものなのよ？

ヒナ

家族孝行？

キャトラ

そう、

今年もよろしくって気持ちを込めて

喜ばれることをするの。

ヒナ

家族孝行したら、バーバ喜ぶ？

キャトラ

もちろんよ。

ヒナ

……ヒナ、家族孝行する。

キャトラ

そのいきよ！

思い出3

ヒナ

バーバ、ヒナ家族孝行しに来た。

バーバ

『おや、ヒナちゃん、ありがとう。

洗濯物を畳むから

少しだけ待っててくれないかい』

ヒナ

うん、わかった。

キャトラ

頑張って、ヒナ！

アイリス

大丈夫かな、ヒナちゃん。

キャトラ

平気よ。

バーバもきっと、

家族孝行するヒナに安心するわ♪

ヒナ

バーバ、お洗濯終わった？

バーバ

『ごめんね、ヒナちゃん。

バーバはお風呂も

沸かしてきますからね』

ヒナ

バーバ、家族孝行。

バーバ

『もう少し待っていておくれ』

ヒナ

うん。

ヒナ

もう大丈夫？

バーバ

『ええ。お待たせ、ヒナちゃん』

ヒナ

じゃあ、ヒナ

バーバのために演奏するね。

バーバ

『ありがとうヒナちゃん。

演奏の前に

おやつにしましょうかねぇ……』

ヒナ

ありがとう、バーバ。

ヒナ

えへへ、

それじゃあ聴いててね♪

バーバ

『ヒナちゃん、

口元のクリーム拭いてあげるわね』

ヒナ

んっ…………

バーバ

『はい、綺麗になりました』

ヒナ

じゃあ、吹くね♪

ヒナ

――――――♪

バーバ

『また上手になったねぇ。

ヒナちゃん偉いですよ』

ヒナ

えへへ♪

じゃあ、もっともっと吹くね♪

ヒナ

――――――♪

ヒナ

――――――♪

バーバ

『いいお歌だったよ、ヒナちゃん』

ヒナ

うんとね、じゃあ次は、

マーチングバンドでやってた

曲を――

キャトラ

ぎにゃー！

キャトラ

ストップストップ！
アンタたちいつまでやってんのよ！

ヒナ

でも、家族孝行を……

バーバ

『バーバは、

いっぱいお歌聞けてよかったよ』

ヒナ

ヒナも

いっぱい演奏できてよかった。

キャトラ

そういうことじゃないでしょ。

思い出4

ヒナ

バーバのお手伝いをする。

キャトラ

シャンとするのよ！

ヒナ

今度こそ家族孝行。

キャトラ

気合い入れていきなさい！

ヒナ

うん。

バーバ

コココココッ！！！

ヒナ

あれがバーバの雑巾がけ！

キャトラ

あんな短い足で器用なもんね……

バーバ

『ふう、綺麗になりましたね』

キャトラ

ヒナ、まだ布団が出しっぱなしよ！

ヒナ

うんっ！

ヒナ

んしょ……

んっ…………重い！

アイリス

待ってヒナちゃん！
その押入れは！

ヒナ

ピヨッ！！！

アイリス

お布団が押し込められているから

開けちゃダメ……

キャトラ

あーあ、遅かったわね。

バーバ

『あらあら、大丈夫かい。

ケガはないかい』

ヒナ

うん。

バーバ

『ここはバーバがやっておくから

ヒナちゃんは遊んでおいで』

キャトラ

あっちゃー……

これは失敗かなぁ……

バーバ

コッコッコッコッコ♪

ヒナ

あれがバーバのみじん切り！

バーバ

『あとは煮えるのを待つだけかね。

バーバ特製カレーの出来上がり』

ヒナ

うん、わかった。

キャトラ

何が！！！？

ヒナ

家族孝行。

辛味がたりない。

キャトラ

ちょっと、待ってよぉ！

アイリス

あれ、ヒナちゃんが持ってるのって

ラーウェイさん特製の

デンジャラスソース！！

ヒナ

えい。

ヒナ

ぴよっ！！！！

アイリス

けほっ、けほっ……

目にしみる。

バーバ

『あらあら、大丈夫かい！』

ヒナ

……バーバ、ごめんなさい。

バーバ

『いいんだよ、ヒナちゃん。

晩御飯ダメになっちゃったね。

バーバが買ってくるから、

少し待ってておくれ』

ヒナ

ううん。

ヒナ

ヒナが買いに行く。

家族孝行、する。

バーバ

『本当かい？　ヒナちゃん』

思い出5

ヒナ

じゃあ、行ってくるね、バーバ。

バーバ

『気をつけて行ってくるんだよ。

お財布はちゃんと持ったかえ？』

ヒナ

うん、大丈夫。

キャトラ

隣町に行くだけだし平気でしょ。

アイリス

メモはお財布に入れたからね♪

ヒナ

ありがと、

パパ、ママ、キャトラ♪

バーバ

『――あら、

待っておくれヒナちゃん』

ヒナ

ピヨ？

バーバ

『メモに書いたのとは別に、

鍛冶屋さんから

お鍋を受け取ってきておくれ』

ヒナ

うん、わかった！

ヒナ

行ってきます。

キャトラ

よし、それじゃあ

アタシたちも行くわよ！

キャトラ

気づかれないように尾行すんのよ！

ヒナ

おじさん、

にんじんと玉ねぎください。

商人

あいよ、新鮮な野菜が入ってるよ！

ヒナ

ありがピヨ♪

商人

一人でおつかいかい？

ヒナ

うん。バーバに家族孝行。

バーバ

『……ヒナちゃんも

大きくなったんだねぇ……』

アイリス

マーチングバンドの練習も

頑張ってますしね。

バーバ

『バーバは嬉しいよ』

ヒナ

ここで最後。

待っててね、バーバ。

バロン

いらっしゃい。

珍しいお客さんだな。

どうかしたのか？

ヒナ

ピヨッ！！

バロン

おや？

どうした、そんなに震えて。

外はまだ寒いのか？

ヒナ

ピ……ピピ…………

バロン

ほら、暖かいココアだ。

飲んで温まるのだぞ。

ほう、ほう、ほう。

ヒナ

ピイィ……

アイリス

ヒナちゃんの様子がおかしいわ！

キャトラ

どうしちゃったのよ！

バーバ

『ヒナちゃん、

あんなに大きな猫を見るのは

初めてなものですから、

怖がってるんですよ。』

ヒナ

あ、……あの、

バーバのおつかいでその……

鍋っ、受け取りに来まぴたっ！

バロン

ああ、バーバ殿の。

少し待っていてくれ。

ヒナ

ピヨォ……

バーバ

『ヒナちゃん……』

バロン

ふむ、いい仕上がりだ。

３０００Gいただくぞ。

ヒナ

ピ……

バーバ

『どうしましょう！
鍋の分のお金を
渡し忘れてしまいました！』

アイリス

うそっ！

バーバ

『ああ、早くお金を
渡しに行かないとヒナちゃんが！』

キャトラ

ダメよそんなの！

ヒナだってここまで一人で

頑張ってきたのに！

アイリス

主人公、

お願い！

ヒナ

ピヨォ……

思い出6

バーバ

『待っておくれ！』

アイリス

見て！　ヒナちゃんが
何かしようとしているわ！

バロン

そんなに震えてどうしたんだ？

ヒナ

……バーバに喜んでもらう。

バロン

どうしたんだ？

ヒナ

お金……ないから。

バロン

なんだ、そんなことなら

後からバーバ殿に――

ヒナ

それはダメっ！

ヒナ

ここでヒナが演奏するから……

だから……

バーバ

『ヒナちゃん……』

バロン

……なんだ、そういうことか。

バロン

いいだろう。

演奏してみてくれ！

アイリス

ヒナちゃん、

よく勇気を出せたわね。

ヒナ

――――――♪

――――――――♪

バーバ

『……ヒナちゃん、

強くなったねぇ……』

…………

……

ヒナ

ただいま、バーバ。

バーバ

『おかえりなさい、ヒナちゃん』

ヒナ

材料と鍋。買ってきた。

バーバ

『ありがとう、ヒナちゃん。

よく頑張ったねぇ』

ヒナ

うん。

ヒナ

バーバ。

ヒナ、ちゃんと家族孝行できた？

バーバ

『ええ。

ヒナちゃん、バーバは嬉しいよ』

キャトラ

よく一人で頑張ったわね♪

ヒナ

みんなが、

ずっと見ててくれたから。

アイリス

え、それって……

バーバ

『気づいていたのかい？』

ヒナ

うん、出発の時からずっと。

ヒナ

だからね……

みんなが見ててくれたからね、

ぐずっ……、ヒナ、頑張ったんだよ。

バーバ

『そうかいそうかい、

よく頑張ったね』

ヒナ

それでね……

恐くてもね……

うえぇ～～ん！！！

バーバ

『ヒナちゃん、

ヒナちゃんは

バーバの自慢の孫だよ』

…………

……

バーバ

『ヒナちゃん、ちり紙持った？

寒くないようにするんだよ』

ヒナ

うん。

アイリス

あら、ヒナちゃんお出かけ？

ヒナ

うん、バロンパパの鍛冶屋に。

キャトラ

あんなに恐がってたのに

なついちゃってねぇ……

ヒナ

もう平気。

バロンパパは優しい。

ヒナ

パパ、みんな。

行ってきます。

ボイス

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