ナギ・思い出
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ナギの思い出とボイス
思い出1
???
こ、ここが飛行島か……
無理かなと思ったけど、
案外、平気……
(主人公「!」)
キャトラ
あら、誰かいるわね。
アイリス
あなたは……
ナギ
ナギです。
ナギ・エルスカです。
アイリス
たしか竜の国に行った時……
ナギ
あ、あはは……
あの時はいろいろあったね。
ナギ
それで、その……
今日は挨拶をしようかと……
キャトラ
ふ~ん。
キャトラ
どうして、
ちょっとオドオドしてるの?
ナギ
えっと、その……
緊張してると言うか……
キャトラ
別に緊張する必要ないわよ?
ナギ
その、実は高いところが苦手で……
ナギ
飛行島は広いから
大丈夫なんだけど……
ナギ
それでもやっぱり高いところに
いるんだなぁ、とか考えちゃうと
緊張が……
キャトラ
高所恐怖症ってやつね!
ナギ
うん、そういうこと……
キャトラ
そんなんで、
よく飛行島まで来れたわね。
アイリス
なにに乗って来たんですか?
ナギ
飛行艇だよ。
キャトラ
怖くないの?
ナギ
密閉された室内なら、
窓に近づかない限り、
どうにか平気。
ナギ
だけど、甲板は無理かな……
キャトラ
アンタ、そんなんでやってけんの?
ナギ
それは、あたしも
まずいんじゃないかと思ってる。
ナギ
だから、飛行島で
高いところに慣れればと!
キャトラ
でも、広いから平気なんでしょ?
ナギ
そうなんだよね……
もっと揺れたり、
不安定になったりしないかな?
キャトラ
そんなこと、
できるわけないでしょ。
アイリス
え?
できるよ。
キャトラ
できるの!?
(主人公「!」ナギ「!」)
アイリス
なんちゃって。
キャトラ
アイリスが言うと
冗談に聞こえないのよ。
アイリス
なんちゃってがなんちゃってかも?
ナギ
えええっ!?
キャトラ
もうやめてー!
アタシまで怖くなってくるわ!
思い出2
ナギ
ちょっといいかな?
キャトラ
なにかしら?
ナギ
高所恐怖症を克服したいの!
ナギ
この先のことを考えると
このままだとダメだと思うし……
ナギ
せっかく飛行島にいるんだし、
普通の平地より、
高さへの耐性をつけられる気が……
キャトラ
なるほど、
高地トレーニングってやつね。
アイリス
(それはちょっと違う気が……)
キャトラ
いいわよ。
このキャトラコーチが、
アンタの高所恐怖症を
克服させてあげるわ!
ナギ
よろしくお願いします!
コーチ!
…………
……
キャトラ
さあ、飛行島の
端っこまで来たわよ!
アイリス
ナギさん、大丈夫ですか?
ナギ
だ、だ、だ、だいじょばない!
キャトラ
どっちよ!
ナギ
だ、だ、だいじょぶ!
あたし、がんばる!
アイリス
それでキャトラ、
ここでなにをするの?
キャトラ
チキンレースよ!
(主人公「!」)
キャトラ
どっちがより端っこまで近づけるか
勝負するの!
ナギ
…………
アイリス
ナギさん、顔、真っ青ですよ。
無理なら……
ナギ
だ、だいじょぶです。
これくらいの荒療治じゃないと
きっと克服できないと思うから。
キャトラ
安心なさい。
ナギには命綱をつけてあるわ。
落ちても大丈夫だから。
ナギ
ひゅう……
アイリス
(ナギさんが変な呼吸に……)
キャトラ
さあ、アタシと勝負よ!!
(※キャトラが走り出す)
ナギ
ま、待って!
(※ナギが追いかける)
アイリス
大丈夫かな?
ナギ
こ、コーチ!
思いのほか
風が強くありませんか!
キャトラ
端っこは、こんなもんよ!
ナギ
コーチは命綱ないんですけど、
大丈夫なんですか?
キャトラ
アタシの心配は無用よ。
アンタこそ、そんな四つん這いで、
ちっとも前に進んでないじゃない。
ナギ
こ、コーチだって
四つん這いじゃないですか……
キャトラ
アタシは猫だから当然でしょーが。
キャトラ
ほらほら、
もっと先に行っちゃうわよ♪
ナギ
う、うぅ……
も、もう無理です。
だって、すぐそこに
空じゃないですか!
キャトラ
命綱あるんだから大丈夫よ。
その時、突風が吹いた。
(キャトラ「!」)
キャトラの体が風にあおられ、
舞い上がり――
キャトラ
ぎにゃー!
アイリス
キャトラ!
(主人公「!」)
大空へと――
ナギ
ダメ!
放り出される前にナギが駆け寄り、
キャトラを抱きかかえた。
キャトラ
し、死んじゃうところだったわ!
キャトラ
ありがとう。
ナギ……
ナギ
う、うぅ……
キャトラ
ナギ?
目を開けなさいな。
ナギ
こ、怖くて目が開けられない。
こ、ここから動けない。
ナギ
うわ~~~~~ん!
こわ~~~~い!
キャトラ
ぎにゃー!
助けて、アイリス!
主人公!!
その後、
主人公によって
二人は救出された。
思い出3
ナギ
あれ?
みんなしてどこ行くの?
キャトラ
魔獣を倒しに行くのよ。
アイリス
ギルドからの依頼なんです。
暴れてる魔獣がいるらしくて。
ナギ
ふ~ん、そうなんだ。
あたしも手伝おうか?
キャトラ
あら、いいの?
ナギ
これでも腕には
自信があるんだよね。
ナギ
よっ!
はっ!
やあっ!
(主人公「!」)
アイリス
すごい……
あんな大きな武器を
軽々と……
キャトラ
やるじゃないの!
ナギ
でしょ?
だから役に立つと思うよ。
キャトラ
それじゃあ、お願いできるかしら?
…………
……
ナギ
迷った……
ナギ
しかもはぐれた……
ナギ
はあ……
どうして、あたしって
いつもこうなんだろ?
ナギ
へこんでてもしかたがないや。
早くみんなと合流しないと……
ナギ
ま、魔獣!
大量の魔獣が雄叫びをあげて
暴れていた。
ナギ
(これが依頼にあった
暴れてる魔獣……)
ナギ
(みんなと合流?
それとも、あたし一人で……)
(※ウッホがナギに気づく)
ナギ
気づかれた!?
ナギ
た、戦わないと!
(※ナギがウッホの攻撃をかわす)
ナギ
い、いくぞ!
ナギ
(かわしてばっかじゃダメだ……)
(※ナギがアクーアの攻撃をかわす)
ナギ
(な、殴れない……
かわいそうだよ……)
…………
……
(※夜)
キャトラ
ナギ、どこに行ったのかしら?
アイリス
あれ見て!
(主人公「!」)
ナギの周りで大量の魔獣が
倒れていた。
キャトラ
一人で倒しちゃったの!?
ナギ
倒してないよ……
攻撃をかわし続けてたら
相手が疲れちゃったみたいで……
アイリス
眠ってる魔獣もいるね。
(ナギ「!」)
(※アクーアがナギについてくる)
ナギ
おい、こら、ついてくるなって……
キャトラ
アンタ……
なつかれたの?
ナギ
いつの間にか……
キャトラ
すごいじゃない!
ナギ
すごくなんか、ないよ……
(※ナギが離れる)
(アクーア「!」)
ナギ
だから、ついてくんなって!
キャトラ
どうしちゃったのかしらね?
(主人公「?」)
思い出4
ナギ
はあ……
キャトラ
どうしちゃったのよ?
元気ないけどさ。
アイリス
あの魔獣は?
ナギ
群れに帰した。
キャトラ
でも、すごいわね。
魔獣に懐かれるなんて……
ナギ
…………
(主人公「?」)
ナギ
誰かを傷つけるのが怖いんだ。
それが敵でもさ……
ナギ
殴ろうとすると、
かわいそうだって思っちゃう。
アイリス
優しいんですね。
ナギ
違うよ。そんなんじゃない。
弱くて臆病なだけだ。
ナギ
さっきだって、
先にあたしの体力が切れてたら、
死んでたかもしれない。
ナギ
あたしが敵を倒せなかったせいで
仲間が傷つけられるかもしれない。
キャトラ
でも、誰も傷つけずに勝つのって
けっこう大変よ。
ナギ
運が良かっただけだよ。
本当に運が……
(主人公「?」)
ナギ
……あたしの故郷は
ドラゴンに襲われた。
ナギ
みんな目の前で殺されて、
あたしも殺されかけた。
ナギ
あのドラゴンはさ、
泣き叫ぶあたしをつかんで
空に飛び上がったんだ。
ナギ
まるでオモチャみたいに
放り投げられた。
怖かった、本当に……
キャトラ
…………
ナギ
あたしが生きてるのは
竜狩りに助けられたからだ。
ナギ
あの人は本当に強かった。
あたしにも、あの力があれば、
みんなを守れたかもしれない。
ナギ
だから必死で努力した。
強くなりたくて……
ナギ
みんなの無念を晴らしたくて……
でも、結局、あたしは
ダメなんだ。
ナギ
情けないよ、本当に……
ナギ
ごめん。
ちょっと一人になってくる……
思い出5
ナギ
はあっ!!
ナギの一撃が大木を
両断した。
ナギ
(ドラゴンを倒すための技。
結局、
ドラゴンに使えなかったな……)
ナギ
(別にいいんだ。
自分の選択に後悔はない)
ナギ
(でも、その選択だって
ただ逃げた結果なら違う)
ナギ
(あたしは、どうしたら、
もっと強くなれるんだろう……)
女の子
うえぇぇぇぇん!
(ナギ「!」)
女の子
うえぇぇぇぇぇん!
ナギ
こんな夜にどうしたんだ?
女の子
ひっく!
うえぇぇぇん!
ナギ
大丈夫だよ。
なんにも怖くないから……
ね?
女の子
ひっく!
ママが……
ナギ
ママがどうした?
女の子
ママが逃げろって……
魔獣が来たから……
(ナギ「!」)
(※町に大量の魔獣がいる)
キャトラ
ぎにゃー!
アイリス
バーンナップ!
(※主人公が魔獣に攻撃する)
ナギ
そんな……
ナギ
あたしのせいだ……
あたしが魔獣を
倒せなかったから……
(※ウッホがナギと女の子に気づく)
(ナギ「!」)
ナギ
危ないから離れるんだ!
女の子
嫌だ!
怖い!
ナギ
(これじゃあ、よけられ……!)
(※ウッホが攻撃する)
ナギ
くっ!
女の子
怖いよぉ!
キャトラ
ナギ!
うしろよ!!
思い出6
(※主人公が光る)
(ナギ「!」)
ナギ
(前と後ろ!?
同時に攻撃を受けきれない――)
ナギ
(傷つけるのは嫌だ……)
ナギ
(でも、この子を傷つけられるのは
もっと嫌だっ!!)
ナギ
はああっ!!
(※ナギがウッホとゴーレムを倒す)
女の子
お姉ちゃん……
ナギ
ごめんね、少し離れてて。
女の子
でも……
ナギ
大丈夫、絶対、あたしが守るから。
今度は必ず――
(※マッチョバードが近づく)
ナギ
はああっ!!
…………
……
ナギ
はあ、はあ、はあ……
キャトラ
ナギ、大丈夫?
ナギ
やっぱり痛いね……
アイリス
どこか怪我したんですか?
ナギ
違うよ。
誰かを傷つけるのは
あたしも痛いから……
ナギ
でもさ、それを抱えていくのが
強さなんだと思う。
ナギ
優しさと弱さは違うんだ。
……これで少しはあの人みたいに
強くなれたかな?
(※民衆が集まる)
アイリス
森に逃げてた人たちが
戻ってきたね。
ナギ
(今度は守れた。
今度は守れたよ、みんな)
女の子
お姉ちゃん!
ありがとう!!
ナギ
どういたしまして。
女の子
ねえ、お姉ちゃん、
ついてきてよ。
ナギ
どこに行くの?
女の子
お礼に
あたしのとっておきの場所、
教えてあげる!
…………
……
女の子
ここ、あたしの秘密の場所!
ナギ
うわぁ……
綺麗だなぁ……
バラがあたり一面に
咲き乱れていた。
女の子
お姉ちゃんに、これあげるね。
少女がナギの髪に
バラの花を差す。
女の子
あたしもお姉ちゃんみたいに
なりたい!
女の子
あたしもお姉ちゃんみたいに
綺麗で強くなりたい!
ナギは少女の頭を撫でる。
ナギ
君なら、あたしよりも
強くなれるよ。
ボイス
状態 | ボイス |
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タウン3 | |
タウン4 | |
タウン5 | |
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攻撃2 | |
被ダメ1 | |
被ダメ2 | |
被ダメ3 | |
手を振る/お辞儀 | |
バンザイ/ハイタッチ | |
土下座/頭を抱える | |
温泉 |
【キャラ説明】
竜狩りの男に助けられた少女。
誰かを傷つける行為は苦手。
【プロフィール】
本名:ナギ・エルスカ (cv.千本木彩花)
二つ名:[新人竜狩り]→[憧れを目指す少女]
種族:人間 (職業:元竜狩り)
所属:竜騎士団
年齢:16歳
出身地:狩人の島・ヴェナート
人間関係: 友達→シエラ
命の恩人→ジルベール
先輩→モニカ
同時期登場キャラ
~蒼空の竜騎士Divine Dragon's Tale~ 2018/1/31
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