龍須酥・伝記
好感度ボイス
デフォルト
好き嫌い | 占いはただ天命に従うことではない。『人事を尽くして天命を待つ』ことこそが正しい処世術ですよ。 |
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世間話・ 其の一 | なんで私の占いは当たらないのか……もしや私はまだ占いの書を理解できていないのでしょうか? |
賛美 | あなたは頑張っています。必ず立派な空桑の主人になれますよ。 |
世間話・ 其の二 | 占い結果が下卦だったことを伝えたら、どうして相手は不機嫌になったのでしょう? 私に占いを頼んだのはその人だったのに。 |
甘え | その……髪をとかしてくれませんか? |
告白 | 『二人(ににん)心を同じくすれば、その利(り)、金(きん)を断つ。同心の言(げん)は、その香り蘭の如(ごと)し』――貴方とそのような関係になりたい。 |
衣装「気凌太虚」
衣装 | 『造、これ我に非ず。理、玄より応ず。化、これ主なし。数は冥より運ぶ』と言います。私は、天地万物への探索をやめませんよ。 |
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その他のボイスはキャラページに記載しています。
伝記
追憶
龍須酥が化霊したのは清の時代。当時、その制作過程を目にした雍正帝は、のびた砂糖が雪のように白く細く、まるで龍のひげのようだったことから、これを吉兆とし「龍須酥」という名を与えたという。それゆえ、龍須酥は化霊以来欽天監につとめている。
霊後の見聞により、龍須酥は『易経』を読むことを好み、職業上の習慣として日頃から自分のことをよく占っている。そして、その行動は占いの結果を頑なに守っているのだ。朝食になにを食べるか、出かける前にどちらの足を先に踏み出すかまで計算して行動するほどに…ただ、彼の占い結果は事実と、どことなく食い違いがあるようにみえる。
容姿
龍須酥は化霊後は仙人のような容姿をしていて、髪から眉毛までは雪のような銀色で、金色の瞳はまるで星を見透かしているようだ。
誕生してから欽天監に務めていたため、龍須酥は陰陽八卦に対して強烈な趣味を持っている。どこに行っても『易経』を抱え、研究したり、演習したりする。
技能
龍須酥は占いを研究することが好き。精通していないが魂力を持つ食魂だから、彼も五行の術を少し出せる。
戦場では彼は長い髪と袖をなびかし、猛火を召喚して敵を焼き沈黙させる。雷や稲妻も召喚でき、味方のスキル冷却を減少させる。逆巻きの洪水を召喚し、スキル冷却をリセットする。その姿は本当に仙人のようだ。
味
龍須酥は小麦粉、麦芽糖などの原料を使って伝統的な技術で作られる。白くて、細い。口に入ったらすぐ溶けてしまう庶民のスナックである。
作る時はまず麦芽糖を柔化し、何回も折り畳んで長く伸ばす。そして伸びた麦芽糖で圓を作り、餅米粉を入れて細いひげのような飴を伸びる。最後にピーナッツ、ごま、ココナッツ粉などを入れたら完成。
龍須酥を作るコツは伸ばし方で、特別な訓練を受けた料理人だけが龍のひげみたいに作れる。
天性の才
龍須酥は長年一人で欽天監に住んでいるため、正直な彼は義理人情にはあまり明るくない。故に、人の占いをする時は延喜のない言葉をそのまま言ってしまう事がよくある。
五行八卦が好きで、長年『易経』、『梅花易数』などの本を読んでいるが、占いの技術は全然成長していないようだ。いつも自信のある顔で占うが、あまり当たらない……それでも、彼は何十年も占いの結果に従って生きてきた。
絆
占いに千百の方法があり、吾が一番信用できるのは蓍草。
『周易:系辞上』にこういう記載がある:天地万物を象徴する蓍草に五十本あり、使うのは四十九本。これを二山に分けて、任意の山から一本を取り、山三つにする。そして四本を一単位で数える、この四は四季の四、数えて余ったものを閏月として見る。五年に閏月二回あるので、数えて余ったものを一回集まり再度四で数える。奇数五つ、偶数五つ、合わせれば合計の数字がある。奇数の合計が二十五、偶数の合計が三十、天地万物の合計が五十五。これらの変化を読み取り不思議な占いを成す。
このやり方が非常に繁雑なため、集中力が必要になる、心を込めてやるこそ、そこから真意が見える。