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焼乳豚・物語

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一 星火燎原・壱

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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???

「お父~、お父~! 世界でいっちばんかっこいいお父~、どこにいるの~?」


臘味合蒸

「しっ……叉焼、静かに。若と一緒に映画を見てたんだ」


蜜汁叉焼

「そっか~、だからここは真っ暗で何も見えないねぇ」

「まさか、かわいそうな叉焼は、真っ暗闇の中で、焼乳豚を捕まえるゲームをするの~?」

【選択肢】

・光が必要だね

・目を覆って焼乳豚を捕まえる

選択肢

光が必要だね

焼乳豚

「なっ、まぶしい! 目が、目が、眩しいぞ!」


蜜汁叉焼

「わあ~光が欲しいって思ったらすぐ出てきた。○○おにいちゃんは神様なの?」

「お父、ぼく――」


焼乳豚

「し、静かにしろ! もうすぐお前の偉大なお父の出番だぞ!」

目を覆って焼乳豚を捕まえる

焼乳豚

「わああああ! だ、誰かが我の大事なところを触っているぞ!」

「この天罰之焔・火羽之王・烈火丹心之守護者・永焚者・烈――」


蜜汁叉焼

「烈炎降火のお父だ~。わあ、本当にここにいたんだね~!」

「やっぱり○○おにいちゃんはすごいんだ。覆面ごっこで、すぐ捕まった~」


焼乳豚

「今は罰ゲームの時間じゃない! 叉焼、お前の偉大なお父がもうすぐ映画に出てくるぞ!」

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蜜汁叉焼

「お父の出番が? この映画に?」


映写機がスクリーンに光を反射しているのが見えた。光の中で太陽神鳥がひらひらと飛んでいる。

氏族の人々は、膝をかがめて跪いていた。彼らの中心には、一人の智者が立っており、その者の手のひらで炎が燃え滾っている。


蜜汁叉焼

「うわぁ、まさか……」


臘味合蒸

「こいつは……」


智者は背後から、真っ赤に焼けていた焼乳豚を民の前に放り出してため息をついた。


智者

「半分ほどの集落の生き物は、彼に焼き殺された」

「火打石も…彼に盗まれた」


旅人たち

「外の者を殺して、火打石を返せ!我が族の財産を盗んだんだ、必ず死に晒せ!」


智者

「こんなことが予測できていたら、あの日こいつを救うべきではなかった…泥棒諸帝!」


焼乳豚

「……」


焼乳豚は茫然とした様子で、いきなり立ち上がった。


焼乳豚

「違う、諸帝は泥棒なんかじゃない!」

「凡人たちだろうが…いや、まあいい!」


焼乳豚の後ろ姿を見慣れていれば、こんな慌ただしさと不安を感じることはめったになかった。

彼は、この部屋の光と影を自分から分断すべく、ドアを閉めた。

ドンと音がしたあと、彼の姿は消えてしまった。


蜜汁叉焼

「こんなのウソだよ! おにいちゃん、こんな作り話見ないで!」


担仔麺

「冗談はやめてください! このビデオは九重天ビデオレンタル所から購入したんですよ。偽物だったら300えん支払います!」


臘味合蒸

「ん、担仔麺? なんで来てんだぁ…これまだ見終わってねぇ…」


担仔麺

「契約書には、2時間24分31秒レンタルするって書いてあるから、今取り戻さないといけないんです!」


担仔麺は素早く取り返して、カバンに入れた。


担仔麺

「大丈夫ですよ、残りの部分は説明してあげます~! ただですよ~お金はいらないです~!」


蜜汁叉焼

「わ~!担仔麵おにいちゃんは…いつかお金持ちになれるよ~…」


担仔麺

「伝説によると、元々人間界には火がなくて、人々は生物と果物だけを食べれました。火種を手に入れるために、雷で火をおこしましたが、それでも死んでしまいました」

「その後、人間の決意に神様は感動しました。三足金烏は人間界に行き、集落の頭領燧人氏を、数えきれない宝石のある太陽宮へ連れて行きました」


蜜汁叉焼

「でも、燧人氏おにいちゃんは、宝石を一つも欲しがらなかったの~。ただ、太陽宮の女神・羲和様に、人間界で火種を賜るようにってお願いしたの」


担仔麺

「女神羲和様は彼に感動し、火石を与えました。燧人氏は火石を持って故郷に戻りましたが、ひどい火事が起きてしまいました」


蜜汁叉焼

「そうなの~、火石の力は簡単には扱えないからね! あの火事は、集落の半分まで焼き尽くしたんだ~!」

【選択肢】

・なんで全部知っているの

・ごっそり映画見たの

選択肢

なんで全部知っているの

蜜汁叉焼

「ぼ、ぼくはぜんぶお父に聞いたよ… これはね、ぜんぶお父が経験したことなんだよ」

ごっそり映画見たの

蜜汁叉焼

「見てないよ! ぼくはいい子だから、こっそり映画を見るなんて、そんなわけないよ!」

「これはね…ぼくのお父が話してくれたの~。お父が経験したんだよ、絶対作り話じゃないもん」

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担仔麵

「コホン、コホン――! とにかく、その火事で、燧人氏は一人の異族を救いました」

「でも、異族は火事を利用して、火石を盗もうとしました。しかも火石の力を借りて、あちこちで火事を起こしました」


蜜汁叉焼

「あれ?違うよ、あなたの言ってること、叉焼が知ってることと違うよ~!」

「異族は火を使わなかったんだよ。彼と燧人氏おにいちゃんは仲がいいんだよ!」

「しかも、あれはただの火石じゃないの、あれは――」


陸吾

「火事だにゃ!! 空桑で火事が起きたのにゃ――!」


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二 星火燎原・弐

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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幸い、火事は大ごとにはなっていなかった。わらのあたりで小さなボヤが起きていた。

近くで見てみると、火元には、見慣れた姿があった。


焼乳豚

「うぅ……」


担仔麺

「焼、乳、豚!!きみ、また空桑で火事を起こしたんですか。こ、これは…」

「この3キロのわらは、1つ2.98元で売れるわら箒が作れるんですよ!」


焼乳豚

「貴君たち…来たんだな?」


焼乳豚は訪れた面々を見て慌てた。手の火をもみ消して、まるで言いにくいことでもあるかのようだ。

【選択肢】

・怪我とかしてない?

・あなたの火魔をコントロールしなきゃ

選択肢

怪我とかしてない?

焼乳豚

「…我が心配か?」

「我は大丈夫だ!心配ないぜ!」

「安心しろ、○○。我がちゃんと解決する!羲和女神の言うとおりになっても、我が…皆を守るから」

あなたの火魔をコントロールしなきゃ

焼乳豚

「申し訳ない、我のミスだ。次は、絶対にコントロールして見せる。奴はどんなに凶悪、狂暴、恐怖、凶悪…」


担仔麺

「ついでに、きみの形容詞もコントロールしてくださいよ」


焼乳豚

「大丈夫だ。我を責めたっていい!もう決めたぜ。羲和女神の言うとおりになっても、我が絶対に…空桑を守るから。○○を守るから!」

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彼は体についていた火の粉をはたいた。出かける際、服の裾が焼けていることに気が付いた。


焼乳豚

「○○、貴君も気をつけろよ! もし変な火とか炎を見たら、怖がらずに大声でオレの名前を呼ぶんだぞ!」

「我は、きっと万難を除去して、どんなに遠くても絶対に貴君のそばにくるんだ!」


炎はだんだんと消え、そこには焼け終えた黒いカスだけが残っている。


担仔麺

「焼!乳!豚!」

「きみはまず万難を排して、空桑農場の損失を賠償してください!」


蜜汁叉焼

「あれ、おかしいなぁ~…」

「お父はなんだかおかしいの~、おにいちゃんは気づいた~?」

【選択肢】

・火で傷つくはずがない

・彼のセリフが中二病じみてない

選択肢

火で傷つくはずがない

蜜汁叉焼

「そうなの! お父にとって炎はちっとも怖くないの。普通の炎じゃ、全然傷つかないよ…!」

「でも、お父の腕、ヤケドしてるし…痛そう!」

彼のセリフが中二病じみてない

担仔麺

「そうですよ。せめて「勤倹節約の施行者・精算の王・ケチ主義の守り者担仔麺」みたいな台詞で挨拶をしなければ!」

「まさか、火事のせいで自分のキャラ設定まで忘れちゃったんですか?」


蜜汁叉焼

「ヤケド… 違うよ、私のお父は火で傷がついたことないて一回もない!しかも、ヤケドがあるとか、そんなわけないよ!」

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蜜汁叉焼

「○○おにいちゃん、この火事おかしい… 絶対普通の火事じゃない!」

「あ、あなたは、腕の立つ空桑のわかさまだから、絶対に事件の真相を調べて、空桑を守ってくれるよね…」

「守って…お父…?」




臘味合蒸

「あっ、若を火事の現場に連れて行かねぇなら、もうもう焼乳豚を捕まえるんだなぁ」

「放火は酷い行為だからなぁ。お前らの仲がいいからって、あいつを庇うのはダメだぜ!」


蜜汁叉焼

「ぼくと、お父は…仲がいいだけじゃなくて…」

「ぼくにとっては、とっても、とっても大事な人なの。○○がお父にとって、大事な人であるように…」

「うん?○○おにいちゃん、ずっと地面を見ている、何か手がかりを見つかったの~?」


臘味合蒸

「これは普通の石じゃねぇのか?なんでずっとそれを見つめてんだぁ?」


蜜汁叉焼

「おかしい… このあたりは全部焼き尽くして黒くなった!でも、この石だけ、つやつやしてる…全然焼けてないみたいに」

「あれ!この石、どこかで見たことあるかも…」

【選択肢】

・手で触る

・よく観察する

選択肢

手で触る

表面は非常に滑らかで冷たいが、極めて洗練され磨かれたように、他のものとは全く異なっている。

突然、手の掌が熱くなり、急激にひどい痛みに襲われた。


臘味合蒸

「あっ!なんで石を投げちまったんだよ?大丈夫か?」

よく観察する

蜜汁叉焼

「わかさま、あんまり近づかないほうがいいよ…」


石は、どんなに近づこうと、模様がはっきりと見えなくなっていた。

仙人が完璧に磨いたかのように、もともとの形はもう見えなくなっていた。


突然、熱い風が吹きつけて、全員地面になぎ倒された。

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蜜汁叉焼

「おにいちゃん、気を付けて!」


臘味合蒸

「この石、まさか自分で燃えてんのか!まさか、火石?」


燃えている石の中に、ぼんやりと人の影が動いているようだ。


蜜汁叉焼

「おにいちゃん…この中に、何かいるみたい!」


燃えている石の中に、数千年前の集落の景色が再現された。

あそこは、火龍にでも呑み込まれたかのように、至るところで命が尽き、地獄というのにふさわしかった。


燧人氏

「無理だ…我、我にはできない!!」


族人

「あああ… 痛い、王…早く、火を止めて、阿達を助けてください…!」


燧人氏

「吾は…これは、扱わない…」


巫覡

「王、発言にはご注意ください」

「太陽宮の女神は、あなたが、太陽と月、星のような暖かさと光をもたらすと信じて、火石を与えてくださいました」

「どんな対価を支払おうと、あなたはきっとできます」

「あなたは、我が部族で選ばれた王、天から授けられしリーダー、女神羲和が認めた、人間の王――」


燧人氏

「あああ…」


彼の手には火石が握られている。

生命の脈絡は一本ずつ生え始め、脈拍を持っているかのように、絶えず動いている。


燧人氏

「彼が…我を侵食している…」


火事の現場とそう遠くないところに、一つの黒影が素早く、厚い毛皮が燃えている族人阿達の背中を覆った。

彼の全身の毛髪は乱れ、目には獣のような鋭い光がきらめいている――

彼は、前日、燧人氏が火事から救った異族であった。


焼乳豚

「これは火の力か…」

「阿達、太陽宮に行く道を教えてくれ」


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三 星火燎原・参

◆主人公【女性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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燧人氏

「集落の王は、我は、血、汗、そして人々が生来持っているすべてと引き換えに得たものだ。」

「集落を率いるとき、私は、臆病な気持ちになることはなかった。」

「一人で太陽宮に行くときにしても… 皆のことを考える一心だった…」


焼乳豚

「集落は遠く遠く離れている。」

「だが、彼らはすぐ焼け跡に沿って追いかけてくるから、このあたりの荒野もすべて貴君に焼き尽くされたんだ。」


燧人氏は振り返ると、彼が歩いた道はすべて焼き尽くされており、思わず苦笑いした


燧人氏

「諸帝、 ここまで何が我を支え、 何が我が集落のリーダーたらしめたと思う?」


【選択肢】

・君の力2


選択肢

君の力2


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燧人氏

「吾の力は、自分のすべてのことをコントロールできるから」

「しかし、 火石をもらった瞬間から、 それはすべてなくなった。」

「いつ、どこで燃えているのか? 我を誘導し、 誰を攻めるのか? 彼は、 生命が宿っているかのように、一つずつ我を侵食している。」


彼は、鋭い石槍を焼乳豚に渡した。 その長い石の槍は、何度も磨かれたに違いない。


焼乳豚

「これは……?」


燧人氏

「族人に攻撃する我は、 もう、集落の王ではいられぬ」

「はやく、この戦槍を無駄にしないでくれ!」


焼乳豚は石槍を握り、その矛先は、しっかりと目を瞑っている、智者燧人氏に向けられている。


槍の先端は喉に刺さっている限り、炎により呪われた悪は、本当に終わらせることができる。原因のわからない山火事も起きないし、族人たちは互いに争い合うこともなくなる。...燧人氏という 賢明で、慈悲深いリーダーはいなくなってしまうが。


焼乳豚

「許せ、王!」


ドン、と音が響いた後、火石を握った手のひらに綺麗に切られていた。あの石は、一瞬で手のひらから離れ、暗く赤い光が微かに光っていた。まるで再び山火事を起こすかのように。


焼乳豚

「あの人々には、貴君がいなければならないんだ。」

「お前は我が命を一度救った。もし今、 火の魔物と共に死にたいのなら、我がやってやるぞ!」


火石が荒野に必要なを付ける前に、焼乳豚は飛び散っている火石を拾い、崖を飛び降りた。


斬られて焼かれて、心まで突き刺さるような痛み。その瞬間、彼は空中で火の龍へと変わり、罪の源と戦い燃え尽きた。


三足金鳥

「もし力が金だったら、裏には何が刻まれてると思いますか?」


焼乳豚

「……。」


三足金鳥

「神の力を操る力を求めるなら、その代償を支払わねばなりません。火石を操る物は、必ず劣化に侵される。」


義和

「ふふふ、太陽宮には無数の宝石があるというのに、燧人氏は人間界にないものを欲しています。」

「世間にはこんなにも数多くの種族がいますが…人間だけは、こんなにも欲望深い。」


焼乳豚

「火石を倒す方法はないのか?」


それを聞き、目を輝かせていた陽気な女神・義和は目を細め、不機嫌そうに答える


義和

「もちろんありますよ。」

「あなた方の中に、自らの体で、火魔と戦える頑丈な者がいるのであれば…」

「しかし、火魔を抑えれば終わりというわけでもありません。その者は、孤独の泥沼に陥り、理解されず、愛されず、友もいなくなり、家族や恋人との縁も、なくなるでしょう。」


三足金鳥

「グワグワグワ…!

もし力が金であれば、後ろに刻んだ字はもちろん…」


【選択肢】

・孤独

・代価

選択肢

孤独

三足金鳥

「そう、そう! 今のお前には、この言葉の意味が理解できなくて当然でしょう。」

「グワグワグワ…!

楽しみですね。この小さくて、世間で生き残っている人間という部族…。」


代価

三足金鳥

「まあ、代償の意味があなたにはまだ理解できていないようですが。」

「守りたい人がいても近づけない時や、求めるものがあっても諦めねばならない時に、代償の本当の意味を理解できるでしょう! グワグワグワ…!」


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義和

「焼乳豚ですか?」

「あなたも、もともと生まれるわけのない場所で生まれました。

食魂だから、人間の手本でありなさい。 …人間のように、馬鹿なことをしないでください。」


淵に落ちる前に、焼乳豚の脳裏に、あまりはっきりとしない会話が浮かんできた


燧人氏は、初めて石のナイフを手にしたとき、 四足歩行の生物とは違うということに気が付いた。


どこが違うかはわからなかったが、 その違いは、 心地いいものだった。


燧人氏

「毛皮を着るんだ。

ずっと裸は、夜には無理だ。」

「さっき、なぜずっと森に向かって叫んでいたんだ?」

「空から火が落ちてきたから、 我は民を集めてキャンプに行こう。」

「火は本当にいいものだな…

暖かくしてくれるし、獣を追いやってくれるし、しかも、あらゆるものを明るく照らしてくれる…」

「民に火を持たせたいんだ。 大きな声で光が欲しいと叫んだら、太陽も駆使できる」


焼乳豚

「太陽を…駆使するだと?」

「それは考えもしなかったぜ…太陽を駆使するとはな。この地に住んでいるから、神に応じて生きるなんてしねえ。」


燧人氏

「ははは! すまん。 我は族人によりいい生活をさせたいだけなんだ」


燧人氏

「初めて作った石刀で獣を狩ったときのこと。 この世界をよりよく理解するにはどうするのがよいか、ずっと考えていた。」

「諸帝。点に従い生きる以外に、我らには、可能性があるかもしれない。」

「たとえば、自分の運命を自分に委ね、自らの神となる!…なんてな。」


灼熱の痛みが、焼乳豚のを目覚めさせた。ようやく、自分が食魂で、人間と一緒でないことを思い出した。

しかし、彼に気付かせたのは、人間が生来持っている「欲深さ」と「身の程知らず」であった…

こんな広い世界で生きることは、虫や獣たちとも全く異なる可能性がある。

彼の選択が、永遠の孤独という代償が必要になるとしても。


焼乳豚

「我が運命は、我次第だ!神になど決めさせねえぞ!火魔、その命もらったぜ!」


蜜汁叉焼

「わかさまっ、おねえちゃん!早く起きて!」

「どうしよう、臘味お兄さん!わかさまがこの火石の幻影に引き寄せられちゃって、また火が燃え上がっちゃった。」


臘味合蒸

「これは普通の火じゃねぇ、水でも全然消えやしねぇぞ。俺達は火に囲まれてる、このままじゃ…」


蜜汁叉焼

「あれ、 わかさまがぼくたちを見てるよ…!○○、起きたんだね!ぼくたち、どうしよう?」



【選択肢】

・119番する

・焼乳豚を呼びかける

選択肢

119番する

臘味合蒸

「こんなおかしい火は、管理司の119消防隊でも消せないかもしれねぇ!」


蜜汁叉焼

「○○おねえちゃんがこんなにねばっているから、やってみよう!」


受話器から、馴染みのある安心できる声が届いた━━━


焼乳豚

「もしもし、もしもし!?我は聞いたぞ、貴君らが我の力を欲しているとな!」


焼乳豚を呼びかける

焼乳豚

「誰だ…我に呼びかけるのは…?」

「○○、貴君の願い、聞き届けたぜ!」


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一瞬で、赤みを帯びた金色の影が火の中に飛び込んできた。


焼乳豚

「こんなに灼熱で… 数千年経っても、ちっとも変わらないぜ。」

「ここを傷つけることは、我が許さないぞ!」


焼乳豚

「はああああ━━━!!」


彼の手のひらから、突然一匹の火龍が噴出した。黒い雲を凝縮して、邪火に向かって押し付ける。その勢いがとても猛烈で、もう帰り道がないようだ。

火龍と邪火は何度もせめぎ合い、ついに飲み込まれた。現場には、黒い煙だけがゆらゆらと立ち込めている。

出所不明な石も、 灰になっていた。


焼乳豚

「スー…… スー……」

「おい、○○。 何をここでそんなに長時間とどまってるんだ? 自分で調べに行くつもりだが…」

「この邪火の温度は、明らかに太陽から…」


臘味合蒸

「まさか太陽光の印なのかぁ?何年も昔に、日食があったって族の奴から聞いたことがあるぜ。」

「日食の印は、人間界に散乱して、 世界の混乱を引き起こす。」


焼乳豚

「あ、安心しろ!もしこれが事実だろうが、諸帝はちゃんと調べるぜ!」

「我がいるだけで、 貴君らは…絶対に傷つかないんだぞ。」


話が終わる前に、彼は地面に倒れ込んだ。手のひらの燃えている傷痕が、腕にまで這い上がっている。


焼乳豚

「孤独…」

「我は…ますます孤独になるのか…?」


蜜汁叉焼

「お父、お父!大丈夫?わかさま、お父は火に焼かれてバカになっちゃったの?」


【選択肢】

・ずっとそばにいるよ

・ふむ、焼乳豚はバカだなぁ。

選択肢

ずっとそばにいるよ

焼乳豚

「……!!」

「約束するぞ、○○。」


ふむ、焼乳豚はバカだなぁ

焼乳豚

「……?」


蜜汁叉焼

「おねえちゃん、お父に何を言ったの〜? さっき、突然楽しそうに笑ってたよ…?」


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臘味合蒸

「さっさと焼乳豚は餃子のところに運んじまおう、こいつは重傷を受けたからな!」


担仔麺

「よってらっしゃい、みてらっしゃい!」

「人間の先祖である、燧人集落の高画質歴史ドキュメンタリーフィルムは、文明の起源を象徴しています。最新バージョンが公開されました!」

「作り直された、極秘のエンディングです。こんなのは初めて見たので、びっくりです!」

「異族は火魔に打ち勝ち、温順な火石へと変化して燧人集落に寄贈されました。 それ以来、人間には火を操る文明が受け継がれたのです!

「秘密の結末を聞いた人たちは、支払わないといけませんよませんよ!

一人3.8えん、 空桑の大サービスです。」



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