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桂花酒・伝記

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最終更新者: 皮蛋納豆丼

好感度ボイス

デフォルト

好き嫌い明鏡、湖、そして君たちの瞳……吾の容貌を映し出すもの、すべて好むぞ。
世間話・
其の一
空桑を本当の仙境に変えたらどうだ? 安心するがいい、美が理解できぬ者には、吾の美しさを感じさせれば解決だ。
賛美悪くないぞ、少しは上達したようだな。吾が与えた全力の援助があれば、君が成長する良き薬となるだろう。
世間話・
其の二
改めて考えてみたが、 広寒宮にいるのは少し寂し いな。 ここのほうが・・・・・・ な、 なんでもない!
甘え吾と福公ならどちらが美しい?フッ、答えを聞くまでもない。吾は君の考えを見抜いた――当然、美しいのは吾だ。
告白吾は……君の目に映る面貌(めんぼう)が、一番美しいと認識している。これからも君に、吾を見続けてほしい。

その他のボイスはキャラページに記載しています。

伝記

追憶

 桂花酒は杭州で化霊した。人々は彼の容姿と気質に魅了され、彼を「謫仙人」と呼ぶようになった。そして彼も皆の期待を裏切ることなく、順調に広寒宮に飛び上がり、本物の仙人のようになった。

 月宮を埋め尽くすほどの桂花の霊力が、さらに彼を美しくした。彼自身も、その美しさを誇っており、常に月桂樹の美しさを前面に押し出している。中秋節では、人間界に降り立ち、桂花酒を人々へ送るだけでなく、月桂樹の種を蒔くこともある。彼の贈り物を受けた幸運な人々は皆、彼の魅力に圧倒されたという。


容姿

 桂花酒が化霊した姿は、綺麗で豪華な着物を身に着け、桂枝玉浄瓶を手にしていて、優雅な所作で凡俗離れした感じがある。桂花は彼の象徴であり、美貌の源でもある。そのため、彼はいつも桂枝をかんざしとして挿している。そして着物の裾にも桂花の模様を入れ ている。

 桂花のほかに、月と星の模様も入っていて 、首には星月琉璃玉を付けているので、自分こそがこの星と月の中に存在する広寒宮の主であると言わんばかりだ。



技能

 桂花酒は自分の魅力に強い自身を持ってお り、 酒と桂花は彼の武器である。 戦う時の動 きが無規則に見えるが、 実は一挙一動に完璧 な思慮がある。

 戦場では、 彼は繊細な指先で敵に向かって 柱花酒を振りかけ酩酊状況にさせたり、酒瓶 を傾け味方に酒を分けてあげることができる しかし、彼が一番好むのは月桂樹の上での んびりと横たわり、 袖を振り桂花の花びらを 空に満遍なく舞わせて、 仲間を魅了して戦力 を上げることである。


 桂花酒は江南地方では最高のお酒の一種で、香りが強く甘みがあり、一度飲めばハマってしまうと定評がある。

 桂花酒は秋の金木犀と良質な米酒を合わせ、熟成させている。そうやって醸成した桂花酒は黄金職で爽やかな甘みがあり、桂花の香りも強く、食欲促進や美容の効果もあるため、一年中いつ飲んでもおいしいと老若男女問わず大人気なお酒である。


天性の才

 桂花酒は自身の美しさに自信を持っていて、桂花こそ世界で一番美しい花であり、彼自身も世界で一番美しい人だと信じている。そんな彼は美しいものに少しでも瑕があれば完璧な「仙境」を壊すと激怒してしまう。

 彼のことをよく知らない人は、おそらく彼のクールなオーラに騙されてしまうだろう。仙人たるもの、桂花酒と同じように欲望も感情もない状態でいるべきだと彼を思っているため、つい本性を出して人に親切に接したあとはいつも反省して冷たい素振りを繰り返している。実はとても情熱的で単純な性格なので、プライベートではかわいい一面をのぞき見ることもできる。


 「今日、窓の外の桂花がまた咲いた。天地の霊物の精華は長生きさせる効果があると昔から聞いたことがあるが、この桂花が毎日咲いていることからすれば、おそらく吾の美貌もその霊物の一種であろう。

 しかしこんなに完璧な一日を壊すことがあった。風雅部の凡人は本当に品位がない。美容の大会を開くというのに、この吾を審査員に招かないなんて、センスがなさすぎる。

 今から身だしなみを整えて、新しく作った桂花酒を持って凡人らに会いにいこう……ふっ、仙人の美しさというものを、あの見る目がない凡人らに見せてやるべき時だな。」




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