東璧龍珠・伝記

好感度ボイス

デフォルト

衣装「真理審判」

衣装「飛鷹巡軍」

その他のボイスはキャラページに記載しています。

伝記

追憶

　　東璧龍珠が化霊したのは唐の時代。しばらく泉州の仏寺にいたことがあり、その勤勉さから彼を弟子に望む僧侶のもとに弟子入りをはなした。身元を引き受けてくれたことに恩義を感じた東璧龍珠は、しばらく仏法の修行をしていたが、次第に自分の中の考えと合わないことに気づき始める。

　　ある日、寺の仏像が盗まれる事件が発生した。東璧龍珠は持ち前の眼力と機転の利く頭脳を駆使し、ついに犯人を捕え、事件を解決した。犯人を捕まえた瞬間、彼はようやく自分のやりたいことを悟ったのだ…

容姿

　　化霊後の東璧龍珠は、威風堂々とした唐の武官姿。裾には龍の紋章が刺繍され、官帽や胸元、帯には金色の宝珠がちりばめられた服を身にまとっている――その宝珠は、まるで東璧龍珠という料理のかたちそのものだ。

　　しかし、なによりも目を奪うのは、金色の輝くその瞳だった。人の心を見抜き、あらゆる暗黒を見透かすかのような瞳だ。彼の本体である食材が、貴重な東璧リュウガンだから、その目は優れた暗視能力を持っており、犯行現場の手がかりを容易につかむことができる。

技能

　　東璧龍珠の武器は鎖をつけた唐刀。長年行動を共にしてきた年期ものにもかかわらず、いまでも鋭く冷たい光を放っている。彼は、刀の鎖を使って敵を閉じ込め、さらに馬上から刀を振るい、相手に大きなダメージを与えるのだ。

　　そして、彼の金色の鋭い瞳は、天から与えられたもうひとつの武器。敵の急所に的確に命中させ、ダメージが倍増する。

味

　　東璧龍珠は福建泉州の伝統的な料理。その主な材料は、古刹開元寺の東璧リュウガンであり、シイタケ、クログワイなどが添えられている。調理することで、黄金色の宝珠のようになり、皮はパリパリし、あんはおいしくてジューシーに仕上がるのだ。

　　リュウガンはタネを取り除き、あんはエビとシイタケを細かく切ったものに調味料を加える。個人の好みにより、エビの代わりに豚肉やカニを使ってもいい。タネを取りのそいたリュウガンにあんを詰め、小麦粉と卵黄液をつけて、パン粉をまぶして油で揚げる。黄金色になるまであげれば、完成だ。

天性の才

　　かつての関内遊騎大将軍、今の安西大都護府司馬、大唐の名捕吏である東璧龍珠は、小さなことにこだわらないように見えるが、鋭い目と緻密な頭脳を持っている。獲物を求める孤高の狼のように犯人の足跡を追い、僅かな手がかりさえ掴めば、決して手をゆるめない。

　　実際、東璧龍珠が追い求めているのは、心の正義であり、そのためには大きな犠牲を払う覚悟でいる。道徳家気取りで、わざわざ高潔な人間を演じようとはしなかったが、その正義は常に彼の心のなかにあり、簡単には揺るがない。

絆

　　6月6日　今日、空桑は太平無事だ。記録者――東璧龍珠。

　　6月9日　余湘が徳州に変装し、丁季を騙して見回りをさせようとしたが、左手の人差し指を丸める仕草は徳州のくせとは異なるため、その場で見抜かれてしまった…実につまらない。記録者――東璧龍珠。

　　6月11日　焼乳豚が台所でぼや騒ぎを起こした。証人も物証も揃っている…愚かなことだ。記録者――東璧龍珠。

　　6月13日　農場にいる青いとさかの雌鳥が産んだ黒い斑点のついた卵がなくなってしまった。調査の結果、現場には不可解な記号の羅列が残っているだけだった…面白い、必ずこの記号の背後にいる黒幕をあぶり出してやる！記録者――東璧龍珠。

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