年年有余・梅影探踪
笑い闘値の特訓
年年有余が笑いの闘値が低いことに悩んでいる。彼は私に協力を求めて、この問題を解決する特訓を行って欲しいと――
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
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若
「あなたはコメディー番組の司会を務めた時に⋯笑ってしまったの?」
年年有余
「⋯はい」
「ほら、笑いのツボが浅いと、仕事の将来性にも響いてしまうのですよ⋯
どうか僕を助けてください!」
若
「それってつまり⋯
えっと、笑いのツボが浅すぎるから、特訓してほしいと?」
年年有余
「はい。
控え室でよく考えてみたんです。永遠にこの問題から背を向けるつもりなのか、と」
「答えは否一恐れを知らず、挑戦し続け、努力してこの障害を打ち破ることができた時こそ、僕は完璧な司会となり、明日に向かえるのです!」
【選択肢】
・話はすこし余裕を持った方がいい!
・ぱちぱちぱち――!!
選択肢
話はすこし余裕を持った方がいい!
年年有余
「僕がほらを吹いていると思っているのですか⋯
その言葉で気付きました。人は夢を見ながらも、確実な努力を重ねていかなければ!」
「無駄口はこのぐらいにして、僕は実際の行動で自分を証明しますよ。ぜひご期待ください!
ぱちぱちぱち――!!
年年有余
「ありがとうございます!情熱的な両手を差し伸べてくれて、嬉しい限りです!この拍手に込められた深き愛情は、司会たる僕への最高の励ましですよ!
「僕は最高の状態と戦う精神を持って、今後の特訓を続けます。ぜひご期待ください!」
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若
「⋯えっと。まずは使えそうなダジャレの本を探してくるよ!」
若
「はい、白先生からダジャレ集を借りてきたよ。一つ目から読んでいくから――絶対に我慢してね!」
…
……
年年有余
「ははははは、はははははは、はははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははは!!!」
青団子
「あれ?年兄さん、なんだか最近元気がありませんね?」
糖葫芦
「それはね!年兄さんが昨日、わかからあるダジャレを聞いて、丸一日ずっと笑ってたんだ。夜中になっても止まらないから、寝ることもできなかったんだって!」
青団子
「本当ですか?面白いダジャレだったんですね」
糖葫芦
「いや⋯面白いかと言われるとそうでも⋯まあ、わたしもよくわかんないんだけどね!だってまだ言い終わっても無いのに、年兄さんがいきなり笑い出して、止まらなくなったんだもん!」
青団子
「う〜ん⋯楽しくなりやすいのも、大変みたいですね!」
普及大使
普通に道を歩いていたら、突然年年有余が現れた。標準語を普及する理由で私を連れて行って、早口言葉の練習をさせた。
◆主人公【男性】の場合◆
(逆の場合の差分は募集中)
年年有余
「さあ、一緒に読んでください――」
「客が柿食や飛脚が柿食う飛脚が柿食や客も柿食う
客も飛脚もよく柿食う客飛脚」
若
「え?もう一度お願いできる?」
麻婆豆腐
「…客が柿――」
「いや待て、これは何をするつもりだ?」
年年有余
「お二人ともごきげんよう。空桑では今、『標準語を話そう』イベントを開催しております!」
「標準語宣伝大使の僕は選手を探していまして。流暢に僕が出した早口言葉を言えたら、番組スタッフから精選されたシークレットプレゼントがもらえますよ――
準備はよろしいですか?」
麻婆豆腐
「ちっ!わしは参加するとは言っていないぞ!
用事があるから、ほかの人に当たれ!」
年年有余
「この麻婆豆腐選手は以前も僕たちの番組に出演したことがありますが、全部失敗に終わっています。今回は優勝することが出来るのでしょうか?」
麻婆豆腐
「なんだこの司会は?口は達者のようだが、耳は悪いようだな!
わしは、さ、ん、か、し、な、いと言っているんだ――言葉がわからんのか?」
「この前も急にわしをつかまえて、無理やり言わせただけだろうが!また同じようなことをするなら、容赦しないぞ――!」
若
「豆児、冷静に!カメラが回ってるんだよ――」
戦闘
VS 麻婆豆腐
年年有余
「よし、この部分はカットしましょう。
それか、楽しい音楽とピンク色のフィルターでもつけましょうか。きっと問題はありませんよ、安心してください」
若
「…何か変なこと言ったよね」
年年有余
「さあ、次の選手は特別ですよ!
僕たちがよく知っている、そして愛している空桑の若さま――〇〇!」
「彼はどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか?一緒に確かめましょう!」
若
「うぅ……」
年年有余
「楽しい時間はいつも短いものです。また皆さんとお別れする時間になりました。
番組の最後に、皆で番組のスローガンを叫びましょう――標準語を上手に話し、世界の人と友達になろう!」
「番組を視聴していただきありがとうございました!皆の友達、年年有余でした。
また明日お会いしましょう!」
鵠羹
「若、お戻りになられましたか…
ん?こんなに大きな箱を持って、どうされたんです?」
若
「ん?ああ、これは…景品だよ」