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太白鴨・誕生祝い

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作成者: ユーザー09683
最終更新者: 皮蛋納豆丼

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???

「フ……」


そのとき、窓の外からかすかな笑い声が聞こえてきた。花びらが舞い落ちる中で、ある人影が木の上から部屋に飛び込んだ。


眩しい剣光が目の前に閃くと、一本の花が剣身に乗せられて僕の前に差し出される――


太白鴨

「ハッピーバースディ……と、言うべきだよな?」

「〇〇、この木において最も綺麗な一輪だ。受け取れ!」


【選択肢】

・花だけ?

・びっくりした!

選択肢

花だけ?

太白鴨

「はーっははは!なかなか率直だな!」

「ではこちらも率直に答えてやろう――花だけじゃない!」


びっくりした!

太白鴨

「はーっははは!本当に面白いやつだな!」

「いつもは大変な目にあっても顔色一つ変えないというのに、こんなことで驚いただと?」

「で?びっくりさせたのは剣か、それとも花か?」


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太白鴨

「受け取れ!俺からの誕生日プレゼントだ――」


太白鴨の手のひらに何もないと気づいた瞬間、差し出した腕を彼に掴まれた。


そして彼はもう片方の手で口笛を鳴らすと、一匹の駿馬が遠くから駆けてくる。

手綱を握って馬に乗った彼は、僕を引きずって乗せた――


【選択肢】

・誘拐だ!

・痴漢だ!

選択肢

誘拐だ!

太白鴨

「はっ、別に手足を縛ったわけではない、逃げたいのなら好きにしろ!」

「怖いのか?なら暴れてないで俺の腰をしっかり掴め!」


痴漢だ!

太白鴨

「はっ、その痴漢の腰にしがみついてるのはどこのどいつだ?」

「さあ、これ以上暴れるな。馬から落ちたら大変だぞ。」


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走り続ける駿馬は、ついに花が咲き乱れる場所に止まった――


太白鴨

「どうだ?一本では足りないと言うのなら、千本万本くれてやろう!」

「ほう?空桑にこんな場所があるとは知らなかったのか?」

「はっ、お前の世界は小さいな!

 俺についてくれば、もっといろんな景色を拝めるぞ!」

「うぅ、話ばかりして飲みたくなってきた……

 うん?俺のため酒を持ってきたの?」

「――」

「はーっははは!実に愉快!

 こんないい日に花と酒に囲まれていると、詩興がいくらでも湧き上がる!」

「では今日と言う日と、この逢瀬のために……詩を読もう!」



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